ファクタリングは、売掛先の信用度が重要です。

そのため、売掛先が個人事業主の場合、資金回収不可となりリスクが高いとして買取を拒否されることも。

しかし、全てのファクタリング会社が個人事業主を売掛先とする債権の買取を拒否するわけではありません。

今回本記事では、売掛先が個人でも利用可能という事実に加えて、注意点やおすすめの会社について解説します。

ファクタリング審査に通過するポイントや審査が緩い業者の有無もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

ファクタリングは売掛先が個人でも利用できる！個人事業主・個人債権

冒頭でもお伝えした通り、売掛先が個人でもファクタリングは利用可能です。

しかし、個人でも審査に通る属性の方と通らない属性の方がいます。

ここでは、それぞれの属性について解説します。

• 屋号を持つ個人事業主なら利用可能
• 屋号を持たない個人なら利用不可

屋号を持つ個人事業主なら利用可能

売掛先が個人事業主として開業届を出し屋号を持っているのであれば、ファクタリングを利用できる可能性があります。

ただし、ファクタリングの審査対象は主に売掛先の信用度です。

個人事業主は法人よりも信用度が低いため、審査に落ちやすいという事実は変わりません。

特に、その売掛先との初回取引で利用する場合、取引実績がないので審査通過はより厳しくなります。

もちろん、初回取引であっても売掛先の信用度に問題がなければ利用は可能なので、検討してみると良いでしょう。

屋号を持たない個人なら利用不可

売掛先が個人事業主として開業届を出しておらず、屋号を持っていないのであれば、ファクタリングは利用できないでしょう。

仮に申込ができたとしても、屋号を持たない個人が売掛先だと「個人事業主として資格がない」と判断されて審査で落とされます。

もし、ファクタリングを利用したいのであれば、売掛先が個人事業主か法人になっている売掛債権を買取してもらってください。

売掛先が個人でもファクタリング審査に通過するポイント！緩いところはある？

売掛先が個人事業主の場合は、以下のポイントを押さえて申し込むと良いでしょう。

• 売掛先が個人事業主OKとしているところ
• 売掛先との取引実績を用意する
• 支払期日が近い売掛債権を用意する

まず、あなた自身は売掛先の信用度を高く評価していても、ファクタリング会社が個人事業主を不可としている場合はNGです。

必ず、売掛先が個人事業主でもOKの会社を選ぶようにしてください。

なぜなら、法人のみ対象となっているファクタリング会社では、どんなに信用度が高い個人事業主でも審査に通らないからです。

次に、売掛先が個人事業主の場合は、過去の取引実績を用意してください。

過去の取引実績を提示すれば、「この個人事業主はしっかりと支払いをしてくれる」とわかってもらえて審査に通りやすくなるでしょう。

最後に、ファクタリングでは支払期日が近い売掛債権の方が良いとされています。

理由は、期日が長いとその間に売掛先が倒産するリスクが高いからです。

一般的に、支払期日が2ヶ月以上ある場合は審査で不利になると言われています。

必ず2ヶ月以内の売掛債権を用意するようにしてください。

ちなみに、ファクタリングはビジネスローンよりも審査に通りやすいとされていますが、決して審査が緩いわけではありません。

審査が緩いと謳っている会社は、違法な貸付を行う危険な業者の可能性が高いので利用しないようにしてください。

売掛債権が個人事業主でもOKのファクタリング会社ならペイトナーファクタリング！請求書のみ

前述の通り、売掛先が個人事業主の場合、利用できるファクタリング会社が限られます。

また、利用者が法人か個人事業主か明記している会社は多いですが、売掛先の属性を記載している業者はあまりありません。

そのため、どこのファクタリング会社なら売掛先が個人でもOKなのかわからないでしょう。

そこでおすすめするのが「ペイトナーファクタリング」です。

フリーランス・個人事業主向けにサービスを展開しており、個人間取引でも対応してくれる珍しい会社です。

ここでは、ペイトナーファクタリングの特徴について解説します。

• 個人間の取引の売掛債権でもOK
• 提出書類が3点と少ない
• 入金まで最短10分とスピーディー

【ペイトナーファクタリングの詳細はこちらから】

個人間の取引の売掛債権でもOK

ファクタリング会社の中には、個人事業主やフリーランスでも申込可能としている業者は多数あります。

しかし、売掛先が個人の場合は利用できないケースがほとんどです。

その点ペイトナーファクタリングなら、売掛先が個人事業主でもOKとしています。

利用者と売掛先の両方が個人事業主でも申し込めるので、個人間取引をしている方の強い味方となってくれます。

提出書類が3点と少ない

ペイトナーファクタリングの申込で必要となる書類は、以下の3点です。

• 請求書
• 本人確認書類
• 実態確認資料

また、2回目以降の利用であれば、売却したい請求書のみの提出でOKです。

必要書類が少ないので、申し込みに手間と時間を取られる心配がありません。

入金まで最短10分とスピーディー

ペイトナーファクタリングは、申込から入金までのスピードが最短10分と業界トップクラスの早さを誇ります。

即日で資金調達したい方にとっては非常に心強いサービスとなっています。

ただし、営業時間が平日10時〜19時となっており、時間外に申し込んだ場合は翌営業日以降の入金になるので注意してください。

個人事業主におすすめのファクタリング会社おすすめ！個人向け・即日対応ならここ

利用者が個人事業主というだけなら、利用できるファクタリング会社が多数あります。

ここでは、個人事業主として利用を検討している方に向けて、おすすめの会社を5つご紹介します。

• QuQuMo
• ビートレーディング
• ラボル
• トップ・マネジメント
• FREENANCE

QuQuMo

「QuQuMo」は、法人・個人事業主・フリーランスを対象にサービスを展開しているファクタリング会社です。

手数料は1％〜と業界最低水準を誇っているので、圧倒的な低コストで資金調達できます。

また、買取可能額の上限と下限がないため、少額から大口まで幅広い資金調達に対応してくれます。

入金スピードも最短2時間と早いので、急ぎの方の要望にも応えてくれるでしょう。

【QuQuMoの詳細はこちらから】

ビートレーディング

「ビートレーディング」は、債権に関する資料（請求書、注文書等）と通帳のコピー（2ヶ月分）の2点があれば申し込めるファクタリング会社です。

申込はパソコンやスマホから行えて、書類提出もLINEかメールから可能なので、オフィスにいながら手続きが完了します。

書類提出後は最短30分で買取額を提示し、契約から最短2時間で買取金額を入金してくれます。

ただし、売掛先が個人事業主の場合は申し込み不可なので注意してください。

Q：利用できない業種などはありますか？

A：売掛先が法人であればどのような業種でもご利用いただけます。

売掛先が個人事業主の場合でもご利用いただける場合もございますので、お気軽にお問い合わせください。

引用：ビートレーディング「よくある質問」

利用者が個人事業主なら問題なく申し込めるので、検討してみると良いでしょう。

【ビートレーディングの詳細はこちらから】

ラボル

「ラボル」は、フリーランス・個人事業主向けとしてサービスを展開しているファクタリング会社です。

独立直後や新規の取引先でも業種・職種問わず利用できるので、他社で断られた方でも買取してもらえる可能性があります。

また、面談や決算書、入出金明細、契約書等の準備といった面倒な工程はありません。

オフィスにいながら申込〜入金までできるので、忙しい方でも無理なく利用できるでしょう。

【ラボルの詳細はこちらから】

トップ・マネジメント

「トップマネジメント」は、買取可能額が30万円〜3億円という少額から大口の資金調達まで幅広く対応しているファクタリング会社です。

設立期間や赤字決算に関係なく買取を検討してくれるので、事業実績に自信がない方でも安心して申し込めます。

また、介護報酬債権や診療報酬債権、工事請負代金債権といった珍しいファクタリングにも対応しています。

創業13年という確かな実績を誇るファクタリング会社なので、信頼性ある業者で買取してもらいたいならトップ・マネジメントを検討してみると良いでしょう。

【トップマネジメントの詳細はこちらから】

FREENANCE

「FREENANCE」は、「GMOインターネットグループ株式会社」を親会社に持つ、「GMOクリエイターズネットワーク株式会社」が運営するサービスです。

その名の通りフリーランス・個人事業主向けにサービスを展開しているファクタリング会社なので、個人事業主の方でも問題なく利用できます。

また、「あんしん補償」というフリーランス向け所得補償サービスを用意しています。

怪我や病気で働けなくなった際に、最長1年間の所得の補償が受けられるので、個人事業主の方なら手厚いサポートが受けられるでしょう。

【FREENANCEの詳細はこちらから】

売掛債権が個人事業主でファクタリング審査が通らない場合の対処法

最後は、個人事業主の方でファクタリングの審査に通らない場合の対処法を2つご紹介します。

• 支払い.com
• ビジネスローン

支払い.com

「支払い.com」は、予定してる銀行振込による支払いをクレジットカード決済に変更して、支払期日を最長60日後に先延ばしできる新しいサービスです。

申し込みはパソコンやスマホから最短1分で行えて、スムーズに手続きが進めば1日後には支払先に振込を実行してくれます。

あなたが用意すべき書類は決済に使うクレジットカードのみです。

面談や審査を受けたり、本人確認書類や決算書等の書類も不要なので、誰でも気軽に申し込めるでしょう。

また、振込名義人を任意で変更できるので、支払先に支払い.comの利用がバレる心配がありません。

手数料は一律4％に固定されているので、希望額が少額ならファクタリングよりも低いコストで資金調達できる可能性があります。

【支払い.comの詳細はこちらから】

ビジネスローン

ビジネスローンは、事業者の資金調達としては最もポピュラーな選択肢です。

必要書類が多く、審査もファクタリングより厳しいといったデメリットはあります。

しかし、個人事業主の方でも受け入れてくれる金融機関は存在しており、中には特別な事情を考慮して柔軟に対応してくれるビジネスローンが存在しているのです。

その金融機関というのが、独自審査を導入している中小消費者金融。

銀行等が融資を見送った事業者に対しても、柔軟に審査してくれて最適な借入プランを提案してくれます。

個人事業主の方でも利用できる金融機関が多数あるので、申し込む前から「個人事業主に貸してくれるわけない」と諦めるのではなく、ぜひ一度相談してみてください。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

まとめ

ファクタリングは売掛先が個人事業主でも申し込めます。

しかし、売掛先が個人事業主でもOKとしているファクタリング会社は、「ペイトナーファクタリング」くらいしかなく選択肢がほとんどありません。

ただし、利用者が個人事業主でも大丈夫なファクタリングが多数あります。

以下のファクタリングなら、個人事業主の方でも利用できるので、資金繰りを改善したい方は検討してみてください。