アイフルと言えば大手消費者金融です。貸付は「貸金業法」に則って行われています。貸金業法で利用者のネックとなっているのが「総量規制」ですよね。

総量規制とは年収の3分の1を超える借入を禁止する法律で、「希望額いっぱいまで借りれない……」「3分の1を超えてしまったけど追加の借入をしたい」と悩んでいる方も多いでしょう。

結論を言ってしまうと、アイフルで総量規制オーバーでも借りれた人は存在します。

今回本記事では、アイフルが総量規制以上でも借りれる事実について解説します。

また、アイフル以外で総量規制以上借りる方法についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

※1：ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。

【アイフルの貸し付け条件・詳細はこちら】

アイフルは総量規制オーバーでも借りれる？借りれた口コミありはどこ？

まず、アイフルで総量規制以上借りるにはどうすれば良いのか、その方法について解説します。

また、同じアイフルでも総量規制オーバーは不可となる場合があるので、それについても見ていきましょう。

• メイン商品の「キャッシングローン」は総量規制以上が不可
• おまとめローンの「おまとめMAX」なら総量規制以上でも借りれる
• 借り換えローンの「かりかえMAX」なら総量規制以上でも借りれる

メイン商品の「キャッシングローン」は総量規制以上が不可

まず、アイフルがメイン商品とする「キャッシングローン」では、総量規制以上の借入ができません。

なぜなら、消費者金融が提供する通常のキャッシングは、総量規制の対象だからです。

これは貸金業法によって定められたルールなので、いかなる手段を講じても年収の3分の1を超える金額は借りられません。

とはいえ、アイフルのメイン商品であり、独自の審査で柔軟に貸付をしてくれます。

今は総量規制オーバーでも、その分を返済すれば新たな借入は可能なので、その際はアイフルに相談してみると良いでしょう。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

※1：ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。

【アイフルの貸し付け条件・詳細はこちら】

おまとめローンの「おまとめMAX」なら総量規制以上でも借りれる

アイフルには、複数の借入を一本化するおまとめローン商品の「おまとめMAX」があります。

このおまとめMAXであれば、総量規制の対象外なので総量規制以上の借入が可能です。

この事実については、アイフルの公式サイトでも明記してあります。

Q：総量規制中ですが、おまとめMAX・かりかえMAXは利用可能ですか？
A：おまとめMAX・かりかえMAXは総量規制の例外商品ですので、お申込み可能です。
引用：アイフル「よくあるご質問」

以上のように、「おまとめMAX・かりかえMAX」なら総量規制以上の借入ができるとしています。

では、おまとめMAXとはどのような商品なのでしょうか？

例えば、あなたが以下のような形で3社からお金を借りていたとします。

仮に、すでに年収の3分の1ギリギリまで借りていたとしても、アイフルのおまとめMAXなら、3つの借入を1本にまとめてくれるというわけです。

そして、借入額が100万円を超えると金利は最大15.0％になるので、次のような借入状況となります。

このように、毎月の返済額を1万6,000円も減らせます。

ちなみに、おまとめMAXはすでにアイフルで契約している方しか利用できません。

もし、新規でアイフルの総量規制対象外商品を利用したい場合は、次にご紹介する「かりかえMAX」を検討してください。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

※1：ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。

【アイフルのおまとめMAXはこちらから】

借り換えローンの「かりかえMAX」なら総量規制以上でも借りれる

アイフルの「かりかえMAX」も、おまとめMAXと同様に総量規制対象外です。

この事実については、前述の通りアイフルの公式サイトで明記してあります。

また貸金業法を確認しても、おまとめローンが対象外であるとする文言が記載されています。

このように、おまとめローンは総量規制の対象外であり、アイフルのかりかえMAXも該当しています。

ちなみに、仕組みは基本的におまとめMAXと同じです。

複数の借入をアイフルに一本化して、毎月の負担額を減らしたり、返済の手間を簡素化したりできます。

違う点と言えば、おまとめMAXはすでにアイフルで契約している方を対象とし、かりかえMAXはアイフルで契約していない方を対象としていることです。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

※1：ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です。

【アイフルの貸し付け条件はこちら】

アイフルカードローンは総量規制以上でもOK｜それ以外で借りる方法は？

前述の通り、アイフルではおまとめローンのように、今ある借り入れを一本化するといった商品なら総量規制以上の借入ができます。

しかし「おまとめローン以外の方法で借りたい」、または「アイフルのおまとめローンの条件が合わなかった」という方も多いでしょう。

そこでここからは、アイフル以外で総量規制オーバーでも借りられる方法について以下で解説します。

• 目的別ローン
• 銀行系カードローン
• アイフル以外のおまとめローン

目的別ローン

まずは、目的別ローンなら総量規制以上の借入ができます。

目的別ローンとは、住宅ローンや自動車ローン、教育ローンといった決められた目的に使うお金を借りられる商品です。

これらの商品であれば、総量規制以上の借入ができると定められています。

不動産購入のための貸付け（いわゆる住宅ローン）自動車購入時の自動車担保貸付け（いわゆる自動車ローン）高額療養費の貸付け有価証券を担保とする貸付け不動産（個人顧客または担保提供者の居宅などを除く）を担保とする貸付け売却予定不動産の売却代金により返済される貸付け
引用：日本貸金業協会「総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります」

このように、住宅ローンなどは年収の3分1を超える借入ができます。

これは、当然と言えば当然ですよね。

数千万円はする住宅の購入代金を借りるのに、「年収の3分の1まで」と規制されたら、世の中の大半の人が家を買えなくなります。

そのため、住宅ローンなど資金使途が明確なものについては、総量規制の対象外となっているのです。

上記は住宅ローンを例に挙げましたが、自動車ローン、医療ローン、楽器ローン、学費ローンなども目的別ローンです。借りるお金の使い道が決まっている方は、目的に合うローンがないかチェックしてみましょう。

銀行系カードローン

次に、銀行系カードローンは総量規制以上の借入ができる可能性があります。

というのも、総量規制は「貸金業法」で定められたルールであり、順守しているのは消費者金融などの貸金業者です。

それに対して銀行は、「銀行法」と呼ばれる法律があり、そちらを順守して運営されています。

そのため銀行は、法律上は総量規制の対象外なのです。

ただし、銀行でも自主規制を設けているところがあり、年収の3分の1を基準としているところがあります。

つまり、法律上は総量規制以上のお金を借りられるが、現実は銀行でも年収の3分の1を超える借入はできない可能性があるわけです。

とはいえ、多少であれば個人の事情など考慮してくれる可能性があるでしょう。

【銀行カードローン関連記事】

銀行カードローン審査ゆるいのはどこ？極甘審査ファイナンスがあるのかも解説

アイフル以外のおまとめローン

最後に、アイフルのおまとめローンが総量規制の対象外なので、当然、他の金融機関が提供するおまとめローンも総量規制以上の借入ができます。

ただし、アイフルをはじめとするおまとめローンを利用するには、いくつかの条件をクリアする必要があります。

総量規制の「例外貸付け」に該当する「借換え」であるための条件（一部・概要）
借換えの対象となる債務は、貸金業者からの借入債務全般。銀行からの借入債務や、親族・知人などからの借入債務は対象になりません。「借換え後」の金利が、借換え前の金利を上回らない。返済方法は、約定に基づく返済により段階的に残高を減らしていくことを要件とする。1か月の負担額について、借換え後の負担額が、借換え前の負担額を上回らない。担保・保証に係る要件について、借換え後の条件が、借換え前の条件より厳しくならない。
引用：日本貸金業協会「総量規制にかかわらず、お借入れできる貸付けの契約があります」

そして、おまとめローンによって一本化しても、今より返済条件が良くならない場合は利用できません。

つまり、現状より毎月の返済額が減るなど、利用者の負担が軽くならないと駄目というわけです。

とはいえ、返済額が増えるなど条件が悪くなるとわかったうえで、おまとめローンを利用する方はいないでしょう。

返済がつらいと思ったらおまとめローンで一本化

前述の通り、おまとめローンを利用すれば、金利を低くできる可能性があり、毎月の負担を軽くできるかもしれません。

また、おまとめローンは現状より良い条件にならないと契約できないため、利用した結果「前より負担が大きくなった……」といったケースはほとんどありません。

消費者金融の中には、おまとめローンをメイン商品として掲げているところや、おまとめローンだけを取り扱っているところなどがあります。

以下の3つなら、おまとめローンについて親身になって相談に乗ってくれるので、チェックしてみると良いでしょう。

金融機関	借入上限枠	年率	特徴
中央リテール	500万円	年10.95～13.0％	金利が低め
首都圏キャッシング	800万円	年7.3％～15.0％	審査が柔軟
デイリーキャッシング	600万円	年8.5％～14.5％	融通がきく

総量規制対象外なら住信SBIネット銀行カードローンもおすすめ

画像：住信SBIネット銀行「カードローン」

前述の通り、銀行系カードローンなら総量規制の対象外です。

自主規制によって、年収の3分の1を超える借り入れを不可としている銀行がある一方で、個人の事情を考慮して柔軟に対応してくれる銀行もあります。

実際、金融庁が行った調査によると、銀行の8割以上が年収の2分の1を上限としていると回答しています。

そして「住信SBIネット銀行」は、まさに柔軟な審査をしてくれると定評のある銀行です。

年収の2分の1を上限としている可能性が高く、総量規制の対象であるアイフルをはじめとする消費者金融で断られた方でも、お金を借りられるかもしれません。

また、銀行カードローンだけあって金利は消費者金融よりも低めです。

少しでも低金利で借りて毎月の負担を減らしたいなら、住信SBIネット銀行カードローンを利用してみてください。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

【住信SBIネット銀行カードローンはこちらから】

総量規制以上借りる場合に注意したいこと

最後は、総量規制以上のお金を借りる際に注意すべき点について解説します。

• 返済計画を立ててから利用する
• 違法業者に騙されないようにする
• 必ずしも総量規制以上の借入ができるわけではないと理解しておく

返済計画を立ててから利用する

総量規制以上のお金を借りる場合は、必ず返済計画を立ててから契約するようにしてください。

というのも、そもそも年収の3分の1以上は借りられないという法律は、利用者の負担を考慮してのルールです。

そのため、総量規制以上の借入は本来かなり大きな負担となります。

返済計画なしに返していくことは難しいので、必ず契約前に計画を立てるようにしてください。

「知るぽると」などの返済シミュレーションを使えば、毎月いくらの返済額になるのかわかるので、それを活用してみると良いでしょう。

違法業者に騙されないようにする

次に、お金に困っている人は違法業者に付け込まれやすいので注意してください。

特に、消費者金融なのに「総量規制以上でもOK」などと掲げているところは危険です。

法律を無視している可能性が高く、法外な利息を要求してきたり、強引な取り立てを行ってきたりする恐れがあります。

お金を借りる際は、必ず金融機関の評判などを調べるようにしてください。

必ずしも総量規制以上の借入ができるわけではないと理解しておく

最後に、総量規制以上の借入ができる商品であっても、絶対にお金を借りられるわけではないと理解しておいてください。

どのローン商品でも、必ず厳しい審査をクリアする必要があり、金融機関が「今の状況だと返済は難しいだろう」と判断すれば融資してもらえません。

特に、総量規制以上の借入は負担が大きく、審査に落ちる可能性が非常に高いでしょう。

過度な期待はせずに申し込むようにしてください。

そして、審査に落ちた場合は今の負担でも大きいと判断されたという意味なので、まずは目の前の返済に集中するようにしましょう。

まとめ

今回は、アイフルが総量規制以上の借入が可能か解説しました。

アイフルには、「おまとめMAX」ち「かりかえMAX」というおまとめローン商品があり、この2つであれば総量規制以上でも借りられます。

しかし、おまとめローンはあくまでも、現状の借入を整理して負担を軽くするだけの商品です。

新たな借入には利用できないので、その場合は銀行カードローンを検討する必要があります。

ただし、総量規制以上のお金を借りる際は返済計画を立てて、それに沿って返せると確信を持ってからにしてください。

【アイフルの貸し付け条件・詳細はこちら】