乾燥肌におすすめの対策は?うるおいを守る6つの対策を解説

何をしても乾燥肌が改善せずに困っていることはありませんか?「スキンケアで乾燥肌を改善したい」「乾燥肌になる原因をまずは知りたい」と思っている方も多いことでしょう。

乾燥肌は、日々の予防とスキンケアで改善が期待できます。決して難しいことではありませんので、ぜひ今日からでも乾燥肌の対策を始めましょう。この記事では、乾燥肌に効果的な対策について詳しく解説します。

この記事の監修者

並木まき

美容のプロ

一般社団法人時短美容協会代表理事。時短美容家をはじめとする有識者として女性誌媒体等に連載・執筆多数。 保有資格を活かし美容にまつわる監修も数多く手がけている。元市議会議員として行政サービスや社会問題にも精通。 最近は美容と福祉をつなげる活動を精力的に行なっている。
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乾燥肌の原因

肌が乾燥する原因には、大きく分けて外的原因と内的原因の2つがあります。どちらか一方だけが関係していることもありますが、両方の原因が絡み合って乾燥肌になっているケースも少なくありません。では、具体的にどのような原因で乾燥肌になるのか、詳しく見ていきましょう。

乾燥肌の外的原因

外的原因としては、主に湿度やスキンケアなどが挙げられます。冬になると、肌の乾燥を感じる方が増えるのではないでしょうか。これは、湿度が低下することで肌の水分が蒸発しやすくなっているためです。エアコンを使用するとさらに湿度が低下しやすいため、肌が乾燥しやすくなります。

また、誤ったスキンケアも肌を乾燥させる原因です。洗顔時に肌をゴシゴシこすったり、洗浄力が強すぎる洗顔料を使ったりすると、肌の表面を覆っている角質層や必要な皮脂までも取り除かれてしまい、乾燥しやすくなります。角質層や皮脂は肌のうるおいを守るために必要なもののため、ある程度は残しておかなければなりません。

乾燥肌の内的原因

内的原因としては、肌の保湿力の低下が挙げられます。肌には自らうるおいを保とうとする働きがありますが、何らかの影響でこの働きが低下すると乾燥肌を招きやすくなります。

肌の水分を保つ要素には、皮脂や角質細胞間脂質、天然保湿因子(NMF:Natural Moisturizing Factor)などがあります。これらの要素が肌を満たすことで、うるおいが保持されるのです。

しかし、バリア機能が乱れると、角質層のすき間から水分が蒸発し、乾燥肌を招きやすくなります。バリア機能が乱れるのは、ターンオーバーの乱れや紫外線ダメージなどが原因です。

間違ったスキンケアや空気の乾燥も原因となります。つまり、乾燥肌の内的原因には、外的原因も深く関わっているのです。

日々の乾燥肌予防とスキンケアの方法

「一日でも早く乾燥肌を改善したい」と考える方もいるかもしれませんが、乾燥肌を改善するのには少し時間がかかります。

肌のターンオーバーには少なくとも28日はかかると言われているため、毎日じっくりと乾燥肌対策を行うことが大切です。ここでは乾燥肌の予防法と正しいスキンケアの方法について紹介します。

うるおいを保つためのスキンケア

乾燥肌の対策をするために大切なのが、自分に合うスキンケアを行うことです。スキンケアは、洗顔やクレンジングから始まります。洗った後の肌がつっぱらない洗顔料を選びましょう。

洗浄力が高すぎる洗顔料を使うと、肌の保湿に必要な成分まで洗い流してしまうこともあるので注意してください。洗顔する回数は朝と夜の1日2回を目安にとどめておきます。洗顔料をよく泡立てて、肌をこすらないように汚れを落としていきましょう。

クレンジングも同様に、肌が乾燥しやすいものは避けます。マスカラや口紅などはポイント用のメイク落としを使い、ゴシゴシこすらなくても落ちるようにしておくのがおすすめです。

洗顔後は、肌にうるおいを感じるまで化粧水をなじませます。乳液やクリームを使ってふたをするように肌のうるおいを封じ込めましょう。

日々のケアの習慣の見直し

乾燥肌が気になる方は、生活習慣の見直しも行いましょう。まずは質の良い睡眠を取るように心がけます。睡眠中は肌のターンオーバーを促す働きのある成長ホルモンが多く分泌されるため、良い睡眠を取ることがとても大事なのです。

入浴は、就寝する2~3時間前に済ませます。寝る直前に入浴すると、体温が下がり切らずに寝付きが悪くなるので注意してください。明るい光は体内時計を遅らせてしまうため、寝る前に強い光を浴びるのは避けます。カフェインを摂取するタイミングにも気をつけましょう。人によってカフェインの作用時間は異なりますが、就寝の5~6時間前には摂取を避けることが推奨されています。

このほか、食事面に気をつけることも大切です。肌の健康維持に役立つビタミンAやビタミンBを摂って肌をいたわりましょう。

入浴方法

入浴方法を間違えると乾燥肌を招く原因になります。乾燥肌を招く原因となりやすいのが、長湯です。お湯に長時間つかることで肌を保湿するために必要な皮脂や保湿成分が失われやすくなります。とくに熱いお湯に長時間入ると乾燥しやすくなるので要注意です。

入浴するときはお湯の温度をぬるめに設定し、できるだけ長湯しないようにしてください。お湯の温度は40度以下が良いとされています。顔や体を洗うときは、洗浄力が強すぎないものを使用してください。乾燥肌用や敏感肌用の洗浄料(ボディソープ)を使うと良いでしょう。

ナイロン製のボディタオルは泡立ちが良く使いやすいですが、肌をゴシゴシこすって刺激を与えてしまうので、日常的に使用するのには向いていません。

エアコンの使い方と季節ごとの対策

エアコンは、冷房を使っている場合も暖房を使っている場合も空気が乾燥しやすいので注意しましょう。冷房は、暖かい空気を冷たく変化させるときに空気から水分を奪うため、湿度が下がり、暖房は部屋の空気を暖めることで相対湿度を低下させるため、空気を乾燥させます。このようなエアコンの性質も相まって、エアコンを使っているときは冷房でも暖房でも加湿器も一緒に使いましょう。エアコンに加湿機能がついている場合は、そちらを利用しても構いません。夏に加湿器を使うとじっとりして不快に感じる方は、肌が乾燥しないようにミスト状の化粧水をこまめに使いましょう。加湿器がない方は、濡らしたタオルを干したり、部屋に霧吹きをしたりする方法も効果的です。

睡眠方法

乾燥肌とターンオーバーには密接な関係があります。睡眠不足の状態が続くと、ターンオーバーのサイクルが遅くなるのをご存じでしょうか。ターンオーバーのサイクルが遅くなると肌が生まれ変わるのに時間がかかるようになります。すると、次第にバリア機能が失われて肌の水分が蒸発しやすくなるのです。これは、睡眠不足によって成長ホルモンの分泌が妨げられることが関係しています。成長ホルモンは、肌の生まれ変わりや健康維持にも大切な役割を果たす物質です。入眠後3時間くらいすると、成長ホルモンが活発に分泌されるようになります。そのため、入眠直後に深い睡眠を取ることが大切です。そのためには、寝る前にスマートフォンを見ないようにしたり、夜食を食べないようにしたりすることを意識しましょう。

バランスの良い食事

肌は食べたものの影響を受けることもあります。乾燥に負けない肌を作るためには、バランスの良い食事を摂ることが大切です。肌の材料となるたんぱく質、肌の健康維持に役立つビタミンAやビタミンB、ターンオーバーに関係している亜鉛などを積極的に摂りましょう。

たんぱく質は肉や魚、大豆製品などに多く含まれています。ビタミンAはレバーやほうれん草、ビタミンBは豚肉やにんにく、亜鉛は牡蠣や卵に多く含まれています。これらの食材を食事に取り入れる意識をしながら、足りない栄養素はサプリメントで補ってみましょう。

乾燥肌対策は毎日続けることが大事

乾燥肌になる原因は、エアコンによる湿度の低下、間違ったスキンケアなどが挙げられます。乾燥肌を改善するためには、正しいスキンケアを行ったり、生活習慣を見直したりして適切な対策をすることが大切です。

乾燥肌が気になる方は、この記事で紹介した方法をぜひ試してみてください。

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2022.11.21

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