アンケートでわかる光回線の不満点は?戸建てとアパート別の解決法を紹介!

自宅にネット環境を構築するうえで便利な光回線ですが、はじめて導入を検討している人はわからないことだらけではないでしょうか。

光回線を選択する際は料金プランや通信速度など、さまざまな項目を比較することになりますが、光回線の契約歴がない人は具体的な注意点がわからないと考えます。

そこで今回は光回線を契約しているユーザーへのアンケート結果をもとに、さまざまな悩みに回答していく記事を執筆しました。

実際に光回線ユーザーが抱えている悩みと対策に目を通しておくことで、初心者でも適切な光回線選びができるようになるでしょう。

これから光回線を導入しようと考えている人は、ぜひ本記事を読んだ後に光回線を比較してみてください。

【この記事でわかること】
・既存ユーザーが感じる光回線への不満点
・不満点に対する考察とその解決策
・光回線の乗り換えとそのハードルについて

なお、本記事では通信回線系情報サイト「WiFiの極み」が実施したアンケート「自宅のインターネット回線について、利用サービスや支払い料金、回線速度、不満点等を調査」を参照しています。

この記事を書いた専門家

山田アキラ

ネット回線のプロ

小学5年生でガラケーを与えられて以来、最新端末や各社料金プランへの関心が尽きないケータイオタク。多数のメディアにおいて通信系の記事を担当。「ネット回線はコスパがすべて」をモットーとするファイナンシャルプランナー有資格者。

契約している光回線への不満点

アンケートによると光回線ユーザーで「不満点がない」と回答した人は、戸建てタイプで全体の34.9%、マンションタイプで全体の41.8%です。

つまり、6〜7割のユーザーは契約中の光回線に対して何らかの不満を抱えているということがわかります。

ユーザーが回答した「光回線への不満点」は上の画像のとおりですが、これらの不満を考察することでこれから契約する人の役に立つと考えます。

以降ではそれぞれの不満点についての考察と解決策を紹介するので、光回線の導入を検討中の人は参考にしてみてください。

通信が不安定・繋がらなくなる

戸建てと光回線でほぼ同じ割合の人が「通信速度が不安定」という不満を感じています。

またマンションプラン契約の場合が、この悩みがもっとも多い不満となっているようです。

この原因を理解するには、まずマンションの光回線がどのようにして各部屋に供給されているか理解しなければなりません。

マンションの光回線は電柱から共有部分へと引き込まれ、そこから各部屋に分配されています。

ひとつの光回線を住民全体で分け合って使用しているため、利用者が多いとどうしても回線が混雑し、通信速度が不安定になってしまうのです。

残念ながら、マンションプランを契約する限りこの問題に対する有効な解決策はありません。

唯一、電柱から直接我が家に光回線を引き込み、戸建てプランで契約することが根本的な解決策です。

ただしマンションプランとは別の敷設工事が必須であり、オーナーの理解を得られるかがハードルになってきます。

またマンションプラン特有の低料金であるメリットを失うことになるため、あまりおすすめできません。

一方、戸建てで通信速度が不安定になる場合は、独自回線を持つ「auひかり」や「NURO光」または「電力会社系光回線」に乗り換えることで解決する可能性があります。

戸建て・マンションともに、いつもは繋がるのに繋がらなくなるという場合は、回線の混雑が原因であることがほとんどです。

山田アキラ

\ワンポイントアドバイス/

マンションプランは基本料金が安いという大きなメリットがありますが、残念ながら通信速度が不安定になるデメリットを解消する有効な方法がありません。
戸建てプランの場合は独自回線への乗り換えで改善する可能性が高いので、ぜひ試してみてください。

月額料金が高い

「月額料金が高い」という意見は戸建てで1位、マンションで2位という多くの人が抱える不満です。

光回線を契約し続ける以上この悩みを解決するには、より安いプロバイダに乗り換える方法しかありません。

光回線の月額料金はプロバイダによって異なるので、乗り換えることで月額1,000円以上抑えられることも珍しくありません。

以下の表は、フレッツ光回線を利用した光コラボ事業者の月額料金を比較したものです。

プロバイダ基本料金(戸建プラン)基本料金(マンションプラン)
ドコモ光5,720円4,400円
ソフトバンク光5,720円4,180円
So-net 光 プラス6,138円4,928円
GMO光アクセス4,818円3,773円

これらは全てフレッツ光回線を利用しており、品質にほとんど差がないにも関わらず月額料金に大きな差があります。

筆者自身も光回線を契約していますが、つい最近もよりお得と判断したプロバイダに乗り換えを行なったばかりです。

一度契約すると放置してしまいがちな光回線ですが、毎月支払う固定費には敏感でありたいものです。

山田アキラ

\ワンポイントアドバイス/

最近はコンセントに繋ぐだけのホームルーターが普及していますが、月額料金は戸建てプランの光回線と同じなので注意してください。
ホームルーターはその手軽さから月額料金が安いイメージですが、実際はそうではないのでより性能の良い光回線がおすすめです。

通信速度が遅い

通信速度の遅さを改善したい場合、まず確認したいのは光回線の契約プランです。

光回線はプランごとに最大通信速度が定められており、その通信速度以上に高速で利用することはできません。

最近の主流は1ギガプランですが、ひと昔前に契約したままの人は100メガプランなど、最大通信速度が遅いままの可能性があります。

これが原因である場合は、1ギガプラン以上に変更するだけで、劇的に通信速度が改善するでしょう。

これから光回線の契約を検討している人は、少なくとも1ギガプラン以上の契約を強くおすすめします。

一方で契約プランが高速なのに通信速度が遅い場合は、以下のようにさまざまな要因が考えられます。

  1. マンションやアパートの配線方式の問題
  2. WiFiルーターが古い
  3. LANケーブルが古い
  4. WiFiの電波が弱い

1は私たち個人でどうこうできる問題ではありませんが、2〜4に関してはすぐにでも改善できます。

たとえばLANケーブルだけみても規格次第では、伝送速度が最大100Mbpsである恐れもあるのです。

昔に購入したWiFiルーターやLANケーブルを使い回している人は、最新の規格に対応しているか確認してみましょう。

山田アキラ

\ワンポイントアドバイス/

光回線は「ONU(終端装置)→LANケーブル→WiFiルーター」を経由してスマホやPCに届きますが、各ポイントで回線速度にロスが発生します。
このロスを最小限に抑えるためにも、LANケーブルやWiFiルーターなどの機器を見直してみましょう。

料金プランがわかりにくい

アンケートをみると、約1割の人が「料金プランのわかりづらさ」に対して不満を抱いていることがわかります。

シンプルに決められた料金を支払うだけならこの意見は出ないので、段階制プランが原因だと考えられるでしょう。

段階制プランとは「12ヵ月目までは〇〇円」「12〜24ヵ月目までは〇〇円」のように、契約期間が長くなるにつれて月額料金が高くなるプランです。

このようなプランは契約当初の月額料金が安く、また契約時の割引やキャンペーンも相まってお得に感じてしまいます。

しかし3年以上経過したあたりから通常料金に切り替わることで、月額料金が高額になってしまうのです。

このような月額料金の変動が、「料金プランのわかりづらさ」という不満として現れているのではないでしょうか。

解決策としては、月額料金がずっと変わらないプロバイダに乗り換えることです。

たとえば「GMO光アクセス」は、月額料金がずっと定額でかつ割安であるシンプルな料金プランを提供しています。

山田アキラ

\ワンポイントアドバイス/

「一度契約さえすればしばらく見直さないだろう」という思考が透けて見えるので、個人的には段階制プランが嫌いです。
初心者の人ほど契約後の見直しを疎かにしがちなので、乗り換えを繰り返したくない人は定額制のプロバイダをおすすめします。

WiFiが届かない

「WiFiが届かない」という不満は、アパートやマンションよりも比較的広い戸建てで多くみられます。

しかし、WiFiが届く範囲は「家の広さ」と「WiFiルーター」の性能で決まるので、プロバイダが原因ではありません。

またこの問題は、WiFi中継機を設置することで簡単に解決します。

WiFi中継機とは名前のとおりWiFiの電波を拡大するための機器で、安いものだと3,000円台から購入できます。

WiFiの電波状況は実際に使ってみるまでわからないものですが、中継機で解決できるのでそこまで心配する必要はないでしょう。

山田アキラ

\ワンポイントアドバイス/

筆者は実際に戸建てでWiFi中継機を設置していますが、これなしの生活は考えられません。
どんなに高性能のWi-Fiルーターでも必ず限界があるので、「電波は届かないもの」と割り切って中継機の設置を検討してみてはいかがでしょうか。

サポートが不親切

トラブルや疑問が生じた際に利用するサポートセンターの品質に関する不満もわずかにみられました。

初心者の人ほど利用する機会が多いので、サポートセンターの対応にストレスを感じる場合は乗り換えを検討しましょう。

電話サポートは時間帯によって混雑し繋がりにくいことがあるので、チャットやメールなど複数の連絡手段を備えているプロバイダが安心です。

各社のサポート体制は公式サイトから確認できるので、申し込み前に一度はチェックしておきましょう。 

契約前にサポート品質を確認するのは難しいですが、SNS等による既存ユーザーの口コミを参考にしてみてください。

山田アキラ

\ワンポイントアドバイス/

カスタマーサポートには、残念ながらあまり光回線に詳しくない人も在籍しています。
担当者の対応に不安を感じる場合は、担当者の変更を申し出るのもひとつの方法です。

現在の光回線から乗り換える予定はあるか

戸建て・マンションともに6〜7割のユーザーが何らかの不満を抱えていると前述しましたが、乗り換えの「予定があるか」という問いに約8割が「予定なし」と回答しています。

つまり最初に契約した光回線は、たとえ不満があっても実際に乗り換えるまでには至らないという人がほとんどなのです。

それでは不満があるにも関わらず「乗り換えない」選択をしているのはなぜか、その理由を見ていきましょう。

現在の光回線から乗り換えない理由

現在の光回線に不満があるにも関わらず乗り換えない人のほとんどが、「解約や乗り換えが面倒」という理由でした。

たしかに慣れない光回線の解約・乗り換え手続きは面倒ですが、固定費の節約や使い心地を上げるために頑張りましょう。

大手キャリアから格安SIMへの乗り換えや保険の見直しなど、光回線に限らず固定費を見直すには手間がかかり面倒です。

しかし一度手続きさえ終わらせてしまえば、以降は自動的に節約を続けてくれるようなものなので費用対効果は高いといえます。

今から光回線を導入する人は、なるべく乗り換えをしなくていいように慎重に検討するとよいでしょう。

山田アキラ

\ワンポイントアドバイス/

光回線は実際に使ってみるまでわからないことも多いため、最初の1回目で文句なしのプロバイダと出会えることのほうが少ないでしょう。
実際、筆者も5年間で3回の乗り換えを経て今のプロバイダに落ち着いています。
面倒だからと放置していても現状は変わらないので、不満があれば乗り換えに踏み切るのをおすすめします。

まとめ

今回は実際に光回線ユーザーに行ったアンケート結果をもとに、「光回線への不満点」を深掘りしていきました。

それぞれの不満点に対する解決策を提案していますが、特に今から光回線を契約する人に参考にしてほしいと考えます。

光回線は一度契約すると乗り換えない人が多いので、最初の1回目は慎重に検討しましょう。

そして光回線の契約後に何らかの不満が募った時は、ぜひ本記事を読み返して解決策を探ってみてください。

この記事をシェアする

この記事を書いた人

山田アキラ

小学5年生でガラケーを与えられて以来、最新端末や各社料金プランへの関心が尽きないケータイオタク。多数のメディアにおいて通信系の記事を担当。「ネット回線はコスパがすべて」をモットーとするファイナンシャルプランナー有資格者。

この記事を読んだあなたへのおすすめ