注文書ファクタリング!注文書で融資?審査・個人事業主・フリーランス・融資との違いなど

ファクタリングを検討中「注文書ファクタリングが利用できる業者はどこ?」「審査は厳しい?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

注文書ファクタリングは、請求書ファクタリングよりも早く資金化できるのがメリットです。

しかし取り扱っている業者が少ないため、どこを利用するべきか迷ってしまいますよね。

本記事では注文書ファクタリングを利用できるおすすめ業者を紹介します。

注文書ファクタリングの手数料や審査にも触れているので、資金調達の方法に悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。

注文書ファクタリング!注文書で融資?手数料など解説

そもそもファクタリングとは、事業者が保有する売掛金を売却して資金調達を行う手段です。

請求書等を売却することで資金化するため、金融機関からお金を借りる「融資」とは異なります。

そして注文書ファクタリングは、名前の通り注文書を売却して資金を調達するサービスです。

通常ファクタリングの買取対象は請求書であるため、資金化まで時間にかかることも少なくありません。

しかし注文書ファクタリングを利用すれば、成果物の納品前であっても資金調達できるのでお急ぎの方に最適です。

ただし、注文書ファクタリングは、基本的に利用者とファクタリング業者で取引する2社間ファクタリングとなります。

2社間ファクタリングは売掛先を通さず完結できるのが強みですが、「3社間ファクタリング」よりも手数料が高い傾向があります。

また、取り扱っている業者が少ない、個人事業主が利用できないといったケースもあるのがデメリットです。

注文書ファクタリング業者を探すときは、手数料の金額や利用対象者を確認しておきましょう。

注文書があれば利用できるファクタリング業者おすすめ!フリーランス・個人事業主もOK

注文書があれば利用できる、ファクタリング業者はそう多くありません。ここではおすすめの業者を3社厳選して紹介します。

  • ビートレーディング
  • GMO BtoB 早払い
  • 株式会社トップ・マネジメント

本章を参考に特徴などを比較し、自分に合ったファクタリング業者を探してみてください。

ビートレーディング

出典:ビートレーディング

ビートレーディング」は累計買取額1,170億円を突破しており、実績豊富なファクタリング業者です。(※2023年9月時点)

ビートレーディングでは以下のファクタリングを取り扱っており、自分の希望に合わせて利用できるのがメリットです。

  • 請求書ファクタリング
  • 注文書ファクタリング
  • 介護報酬ファクタリング
  • 診療報酬ファクタリング

法人・個人事業主ともに利用可能で、最短2時間のスピード入金にも対応しています。

資金繰りに困っている事業者はぜひビートレーディングの利用を検討してみてください。

入金スピード最短2時間
手数料2社間:4%~12%3社間:2%~9%
利用可能額要相談(3万円~7億円までの買取実績あり)
必要書類請求書・注文書等通常のコピー(2ヶ月分)申込内容によっては追加で書類が必要なケースあり
利用対象者法人・個人事業主

【ビートレーディングの詳細はこちらから】

GMO BtoB 早払い

出典:GMO BtoB 早払い

GMO BtoB 早払い」は、GMOペイメントゲートウェイが運営する法人向けのファクタリングサービスです。

GMOペイメントゲートウェイは、東証プライム上場企業であるGMOグループであり、信頼が高く安心して利用できるでしょう。

GMO BtoB 早払いはオンラインだけでなく、ファイナンス業務専任の担当者による対面サポートも実施しています。

初めてファクタリングを利用する事業者や、オンラインのみのやりとりに不安がある人にもおすすめです。

入金スピード最短2営業日
手数料1.0%~
利用可能額100万円~1億円
必要書類決算書(2期分)審査依頼書(GMOペイメントゲートウェイ所定のフォーマット)証憑類(請求書・見積書・注文書・発注書等)
利用対象者法人のみ

【GMO BtoB 早払いの詳細はこちらから】

株式会社トップ・マネジメント

出典:株式会社トップ・マネジメント

株式会社トップ・マネジメント」は「顔が見える安心感」と「至誠」をコンセプトにしているファクタリング業者です。

ファクタリングを利用する際は機械的にやりとりするケースも多く、不安に感じる人もいるでしょう。

トップマネジメントでは、利用者の安心感や信頼を第一に考え、ホームページ上で営業担当者全員の顔写真とプロフィールを公開しています。

また、取り扱う機密情報は国際規格のISO27001による厳重なセキュリティで保護されており、安全性が確保されています。

ファクタリングに対して「怖い」「怪しい」というイメージがある人でも、信頼して取引ができるでしょう。

入金スピード最短即日
手数料2社間:3.5%~12.5%3社間:0.5%~3.5%
利用可能額売掛先1社に対しての上限:1億円買い取り上限総額:3億円
必要書類決算書証憑類(請求書・見積書・注文書・発注書) など※詳細はお問い合わせください
利用対象者法人・個人事業主※見積書・受注書・発注書ファクタリングは設立から半年以上、月商500万円以上の法人のみ

【株式会社トップ・マネジメントの詳細はこちらから】

請求書があれば利用できるファクタリング業者おすすめ

請求書ファクタリング業者のおすすめは以下の3社です。

  • QuQuMo
  • ペイトナーファクタリング
  • ラボル
  • フリーナンス

これらのファクタリング業者は法人だけでなく個人事業主でも利用できます。

資金繰りに悩んでいるなら、ぜひ検討してみてください。

①QuQuMo

QuQuMoは、面談不要・オンラインで簡単に手続きができ、申し込みから入金まで最短2時間のスピード対応が魅力のファクタリングサービスです(※)。

必要書類は「請求書」と「通帳」の2点のみ、面倒な書類は不要です。時間・手間をかけずスピーディーに資金調達したい方に最適でしょう。

買取可能額に上限はなく、少額から高額まで柔軟に対応してくれるので、法人だけでなく個人事業主でも利用しやすいのがポイントです。

事務手数料は不要、手数料は1%〜と業界トップクラスの低水準を誇るため、手数料や無駄な経費を抑えたい方も検討してみてはいかがでしょうか。

手数料1%~
買取可能額制限なし
入金スピード最短2時間(※)
必要書類請求書、通帳
利用対象者法人・個人事業主・フリーランス

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

QuQuMoの詳細はこちら

ペイトナーファクタリング

出典:ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリングは、入金スピードの早さが強みのオンライン型ファクタリングサービスです。

営業時間内の申し込みであれば最短10分で審査が完了し、審査完了と同時に入金されます。

また、書類はすべてPDFでアップロードして提出するため、印刷や郵送の手間も不要なのがメリットです。

すべてオンライン上で完結できるので、急いで資金調達をしたい事業者におすすめです。

また、手数料はどの利用者も一律10%で、かかるコストを事前に把握できます。

初めてファクタリングを利用する方にも向いているでしょう。

入金スピード最短10分※営業時間内(平日10:00〜19:00)
手数料一律10.0%
利用可能額最大100万円※初回申請可能額:25万円
必要書類請求書身分証明書(顔写真付き)実態確認資料(以下のいずれか1点を任意で提出)サイトURL口座入出金履歴
利用対象者法人、個人事業主

【ペイトナーファクタリングの詳細はこちらから】

ラボル

出典:ラボル

ラボルは東証プライム上場企業セレスの100%子会社が運営する、安心安全のファクタリングサービスです。

最低利用金額は業種や職種を問わず1万円からとなっており、少額利用に特化しています。

独立直後や新規取引先でも利用可能なので、他社でファクタリングを断られてしまった人も使いやすいでしょう。

決算書等は一切不要かつ、手数料は一律10%でシンプルなのも魅力です。

入金スピード最短60分
手数料10.0%
利用可能額1万円~
必要書類請求書本人確認書類エビデンス(以下から1点以上を提出)請求確認メール・SlackLINEやChatworkなど、取引先担当者との連絡履歴取引先からの過去の入金履歴押印済みの発注書や契約書通帳のコピー その他取引を証明するエビデンス
利用対象者法人、個人事業主

【ラボルの詳細はこちらから】

フリーナンス

出典:フリーナンス

「フリーナンス」は個人事業主・フリーランスに特化した資金調達サービスです。

審査は最短30分で完了し、即日払いも可能なので、請求書が手元にあればすぐ利用できるのがメリットです。

急な出費や経費の立て替えなど、幅広い用途で活用できます。

フリーナンスは、ファクタリング以外にもフリーランスのお金に関するさまざまなサービスを提供しています。

業務中のミスや事故による損害補償やケガ・病気の備えなどをトータルサポートしてくれるので、ぜひ登録しておきましょう。

入金スピード最短即日※当日16時半までの承認の場合
手数料3.0~10.0%
利用可能額1万円~
必要書類請求書エビデンス取引先へ請求書を送付したことが確認ができるメール・チャットなど取引先が請求書を受領済みであることを確認できるメール・チャットなど
利用対象者法人、個人事業主

【フリーナンスの詳細はこちらから】

注文書ファクタリングの審査は厳しい?通過ポイントを解説

注文書ファクタリングは、取引先への納品物提出前に資金調達が可能な手段です。

請求書ファクタリングに比べて未回収リスクが高くなるため、審査が厳しい傾向があります。

注文書ファクタリングの審査で重視されるのは以下3つのポイントです。

  • 取引先・利用者の信用力
  • 支払期日までの期間
  • 注文書の金額

これから注文書ファクタリングを利用する人は、事前に審査についても把握しておきましょう。

取引先の信用力

注文書ファクタリングでは、売掛先(取引先)の信用力を重視して審査します。

信用力の高い企業であるほど倒産や未払いのリスクが小さいため、審査に通過する可能性が高くなるでしょう。

公的機関や大手企業から発行された注文書は、比較的審査に通りやすい傾向があります。

支払までの期間

ファクタリングの申し込みから、売掛金が支払われるまでの期間が短い注文書ほど、審査に有利になる可能性があります。

ファクタリングの審査では、申し込みから売掛金支払までの期間が長いほど、回収不能リスクが高いと判断されます。

一般的に注文書ファクタリングでは、6ヶ月以内に納品・支払いの売掛債権を対象としているケースがほとんどです。

注文書の金額

ファクタリングの審査では、注文書記載の金額も重視されます。

金額の大小だけでなく、利用者の規模と受注金額のバランスを見ている業者もいます。

一般的には、注文書の金額が小さいほど回収不能リスクは低くなり、審査で有利になる可能性があるでしょう。

しかし金額が低すぎるとファクタリング業者の利益が望めないため、逆に不利になるケースもあるようです。

少額でファクタリングを利用するときは「ラボル」「フリーナンス」など1万円から買い取ってもらえる業者がおすすめです。

まとめ

注文書ファクタリングは、注文書を売却することにより、納品物の請求前でも資金調達ができる手段です。

ただし2社間ファクタリングになるため、請求書ファクタリングよりも手数料が高く、審査も厳しい傾向があります。

資金繰りの状況や利用希望額などに合わせて、自分に合ったファクタリング業者を選びましょう。

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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