カードローンの借り換えを検討中で
「どこに申し込んでいいかわからない」
「ろうきんや銀行で借り換えできる?」
「審査が不安」
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
借り換えローンはおまとめローンとも呼ばれ、返済負担が軽減されるサービスです。しかし借り換えは審査が厳しいため、通過ハードルが高め。審査に不安を抱えるなら、中小消費者金融がおすすめです。
本記事では、カードローンを借り換えるデメリットを解説し、審査が甘い借入先、中小消費者金融がおすすめな人の特徴を解説します。
借り換えローン・おまとめローンおすすめ!審査甘い銀行はどこ?審査通らない・落ちた方におすすめ
先述したとおり、カードローンの借り換え審査は、通常のローンより厳しい傾向にあります。そこで、「審査が甘い借入先を選びたい」と考える方も多いでしょう。
結論から言えば、下記の中小消費者金融がおすすめです。
実質年率 | 上限枠 | |
首都圏キャッシングサービス | 年7.3%~15.0% | 800万円 |
フクホー | 年7.30%~15.00% | 200万円 |
この2社は、柔軟な対応が魅力で、借り換え・おまとめローンの実績が豊富です。銀行やろうきんのような機械的な審査は行わず、一人ひとりの状況を見て判断してくれます。
大手や銀行に落ちた人への融資実績もありますので、審査に自信がない人やスムーズに借り換え審査に通過したい人におすすめできます。
首都圏キャッシング:高額おまとめローンにも対応
「首都圏キャッシング」は、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県在住者対象のおまとめローンです。貸金業法に基づくおまとめローンなので、年収の3分の1以上の借入でも申し込みできます。
融資額は100万円〜800万円まで、担保・保証人は必要ありません。対象地域は限られていますが、柔軟な審査と高額融資が期待できますので条件を満たす方にはおすすめの借入先です。
申し込みから融資まで、来店不要のWEB完結。最短即日融資も可能ですから、「今月の返済が苦しい!」という方にもおすすめできます。
《首都圏キャッシングの特徴》
- 東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県対象
- 柔軟審査
- WEB申し込みなら来店不要
- 担保・保証人なし
- 融資額最大800万円
- 貸金業法に基づくおまとめローン
利用限度額 | 100万円~800万円 |
貸付利率(年率) | 年7.3%~15.0% |
返済期間 | 30年以内、360回以内(1ヶ月単位) |
担保・連帯保証人 | 不要 |
対応エリア | 東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県 |
必要書類 | 免許証・保険証・所得証明 |
消費者金融・ローンのフクホーは借り換えも対応
大阪市浪速区に拠点を構える「フクホー」は、創業50年の中堅消費者金融です。
用途自由なフリーローンで人気の会社ですが、借り換えにも対応しています。
金利は最大15.00%、上限額は200万円で借入日から最長10年以内の返済で借りられます。全国どこからでもWEBで申し込みOK、来店不要で契約可能です。
関西圏にお住まいの方なら審査が優遇されますので、さらにおすすめ。
少額の借り換えやおまとめローンを検討している方に向いています。
商品名 | フリーキャッシング |
融資額 | 200万円まで |
使途 | 自由 |
貸付利率 | 7.30%~15.00%(実質年率) |
遅延利率 | 20.00%(実質年率) |
返済方式・期間・回数 | 元利均等返済方式 |
担保・保証人 | 原則不要 |
ろうきんでカードローンの借り換えはできる?デメリットは?
カードローンの借り換えは、利息負担を軽減できることや、複数の借金を一本化して返済管理を楽にすることがメリットです。
しかし、下記のように注意すべきデメリットもありますので、利用前にチェックしておきましょう。
- ろうきんや銀行で借り換えはできるけど審査が厳しい
- 返済計画を誤ると総支払額が今より増える可能性がある
ろうきんや銀行で借り換えはできるけど審査が厳しい
カードローンの借り換えは、ろうきんや銀行、消費者金融などで申し込みできます。
ろうきんや銀行は低金利なので、借り換えに成功すると利息負担を大幅に削減することが可能です。しかし、借り換えローンの審査はそもそも厳しく、さらに低金利となると通過するのは狭き門です。
低金利にこだわりすぎると、「審査に通過できない」という事態に陥ってしまいますので、注意しましょう。
【おまとめローンの審査通過難易度】
ろうきんや農協 | ★★★★★ |
大手銀行 | ★★★★ |
地方銀行 | ★★★ |
大手消費者金融 | ★★ |
中小消費者金融 | ★ |
返済計画を誤ると総支払額が今より増える可能性がある
借り換えローンは今より低い金利で借り換えることで、利息や毎月の返済負担を軽減することが目的です。
特に毎月の返済額を下げて、生活に余裕を持ちたいと考える方も多いのではないでしょうか。給料が入っても、ほとんど返済に充てるような生活では、将来に不安を感じますよね。
借り換えローンなら金利が下がりますので、利息負担を減らすことが可能です。完済までの期間も改めて設定し直せるため、長めのプランを組んで、毎月の返済額を少なくしようと考える方もいるでしょう。
しかし、あまりに減らしすぎると返済期間が長期になりその分金利が増えてしまいます。
完済時の総支払額が、今の借入先より多くなる可能性があるため注意が必要です。
借り換えする際は、今の返済額より少し少ないくらいに設定し、早めに完済を目指しましょう。
カードローンの借り換え300万、200万の返済シミュレーション
カードローンの借り換えについて、「金利が下がるだけでどのくらい利息に差が出るのだろう」と疑問に思う方もいるのでは?
そこでここからは、300万円、200万円借り換えた場合の返済シミュレーションをご紹介します。
200万円を、借り換えた場合の返済シミュレーションです。
金利 | 返済期間 | 毎月の返済額 | 利息 | 総支払額 |
15%(アイフルで借入) | 60ヶ月 | 48,000円 | 841,489円 | 2,841,489円 |
↓各金利で借り換えた場合のシミュレーション | ||||
13% | 60ヶ月 | 45,504円 | 730,360円 | 2,730,360円 |
12% | 60ヶ月 | 44,489円 | 669,340円 | 2,669,340円 |
10% | 60ヶ月 | 42,494円 | 549,640円 | 2,549,640円 |
300万円を借り換えた場合の返済シミュレーションです。
金利 | 返済期間 | 毎月の返済額 | 利息 | 総支払額 |
15%(アイフルで借りた場合) | 60ヶ月 | 72,000円 | 1,262,256円 | 4,262,256円 |
↓各金利で借り換えた場合のシミュレーション | ||||
13% | 60ヶ月 | 68,259円 | 1,095,540円 | 4,095,540円 |
12% | 60ヶ月 | 66,733円 | 1,003,980円 | 4,003,980円 |
10% | 60ヶ月 | 63,741円 | 824,460円 | 3,824,460円 |
上記のように、アイフルで借りた場合と比べると、利息に20万円以上の差がでています。金利が下がれば下がるほど、利息が減ります。
カードローンの借り換えで中小消費者金融がおすすめな人
審査が柔軟な中小消費者金融は、カードローンの借り換えにおすすめですが、中には合わない人もいます。
条件や目的が合わないまま借り換えしても、メリットは得られませんので注意したいところです。
中小消費者金融がおすすめなのは、下記のような人なので、ご自分の条件に合うかどうかチェックしてみましょう。
- 200万円や300万円を4社や5社に分けて借り入れている人
- 高い金利で借りている人
- 銀行や大手消費者金融の審査に通らない人
200万円や300万円を4社や5社に分けて借り入れている人
中小消費者金融の借り換えは、4社や5社に分けてバラバラに借りている人におすすめです。利息制限法では、100万円以上の借入に対する上限金利は、15%までと定められています。
しかし、100万円以下は18%が適用されます。そのため、バラバラに借りているだけでも無駄な利息が発生しているのです。
A社:50万円B社:50万円C社:50万円D社:50万円 | それぞれに金利18%が適用される |
1社で200万円 | 100万円以上なので金利15%が適用される |
続いて、毎月の返済額と利息を比べてみましょう。
金利 | 返済期間 | 毎月の返済額 | 利息 | 総支払額 | |
4社で200万円借りた場合 | 18% | 58回 | 52,000円 | 1,000,000円 | 3,000,000円 |
1社で200万円借りた場合 | 15% | 58回 | 49,000円 | 814,214円 | 2,814,214円 |
※アイフル返済シミュレーション使用
このように、同じ金額を借りているにもかかわらず、利息に大きな差が生じています。
複数ある借入先を一本化すれば、返済管理も楽になるのでおすすめです。
高い金利で借りている人
他社で総量規制の上限金利ギリギリの金額で借りている人や、リボ払いの返済が苦しい人は、「首都圏キャッシングサービス」など、中小消費者金融がおすすめです。
他の中小消費者金融では、金利が19%を超える場合もあります。そのような借入先から何社も少しずつ借りている場合、余計な利息がかかってしまいます。
一本化することで、利息負担を軽減できるでしょう。
銀行や大手消費者金融の審査に通らない人
銀行や大手消費者金融では、4社以上の借り換えに消極的ですから、複数社の借入がある人は、審査に通らない人も多いでしょう。
中小消費者金融は、銀行や大手消費者金融の審査に通らない人をターゲットにしていますので、おすすめできます。
何らかの理由で、他社の審査に通らない人は、下記の3社に相談してみましょう。
実質年率 | 上限枠 | |
首都圏キャッシングサービス | 年7.3%~15.0% | 800万円 |
フクホー | 年7.30%~15.00% | 200万円 |
「首都圏キャッシングサービス」は安定した収入があれば、アルバイトやパートでも申し込みできます。
【関連記事】絶対通るおまとめローン!ブラックOKで審査激甘なところは?審査通過のポイント解説
カードローンの借り換えを成功させるための注意点
先述したように、カードローンの借り換えは通常のローン審査より厳しくなります。少しでもスムーズに借り換えできるよう、下記の点に注意しましょう。
他社借入状況や申し込み内容は正直に伝える
申込みするときは、年収や他社の借入状況などを正確に、正直に伝えましょう。
年収を高く偽ったり、他社借入を少なく申告しても、信用情報を照会すると全てバレてしまいます。
借り換えでは収入証明を提出するため、年収を偽ることはできません。
このような行為は信用がなくなり、審査に落ちてしまうでしょう。
どんな状況でも、正直に伝えることが大切です。
収入証明を用意しておく
上述したように、借り換えでは収入証明の提出が必要です。
審査の段階で提出を求められるので、あらかじめ用意しておくとスムーズです。
《収入証明》
下記のいずれか1つ
- 給与明細書(直近2ヶ月以内)
- 課税証明書
- 源泉徴収票
- 確定申告書
同時に何社も申し込みしない
借り換えローンは、1社ずつ申込みしましょう。
同時に何社も申し込むと、信用情報でその事実がわかるため、「多重債務の恐れあり」「他社の審査に落ちたのはなぜかな?」など、懸念されてしまいます。
短期間で複数社申し込むと、「申込みブラック」という状態になり、全ての審査に通らなくなるため注意しましょう。
申込みブラックの情報が信用情報から消えるのは、6ヶ月ほどかかります。
まとめ
カードローンの借り換えは「利息が高くて元金が全然減らない」「複数の借入に困っている」という方におすすめです。
金利が低くなるほど利息負担を軽減できますが、その分審査も厳しくなるため、低金利のろうきんや銀行は通過しづらいデメリットがあります。
「4社以上の借入をまとめたい」「大手の審査に自信がない」という方は、本記事にご紹介した中小消費者金融をおすすめします。条件に合うかどうか、下記の3社をチェックしてみてください。
実質年率 | 上限枠 | |
首都圏キャッシングサービス | 年7.3%~15.0% | 800万円 |
フクホー | 年7.30%~15.00% | 200万円 |