【2025年最新版】アメックス・ゴールド・プリファードの特典一覧|ホテル優待や空港ラウンジを本音レビュー

アメックスカードの中でも注目度が高い「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード(以下、アメックス・ゴールド・プリファード)」。2025年の最新特典には、ホテル優待や空港ラウンジのほか、日常使いでも得するサービスが多数含まれています。

しかし、年会費が高額であることから「持つ意味ある?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。この記事では、2025年最新の特典内容を一覧で紹介しつつ、「使える特典・使いづらい特典」を本音レビュー形式でまとめました。検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

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アメックス・ゴールドカードの特典一覧【2025年最新】

画像:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

アメックス・ゴールド・プリファードは、「日常のちょっと贅沢」を叶える特典が充実した1枚です。
2025年現在、ポイントプログラムはもちろん、ホテル・空港ラウンジ・レストランといった幅広いジャンルで優待を受けられます。

ここでは、アメックスゴールドの代表的な特典を7つのカテゴリーに分けて紹介します。

①基本特典(ポイント還元・ボーナスポイント)

アメックス・ゴールド・プリファードでは、カード利用100円ごとに1ポイントが付与され、通常の還元率は約0.3〜1.0%程度となります。


さらに、対象加盟店での利用時には、100円につき3ポイント(通常1ポイント+ボーナスポイント2ポイント)が貯まり、最大で3%相当の高還元となるのが特長です。

貯まったポイントは、クレジットカードの支払いに充てたり、楽天ポイントなどの他社ポイントに交換することが可能で、交換レートは0.5〜1.0%程度になります。

また、アメリカン・エキスプレスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード(通常年間参加費3,300円)」に無料で登録できるため、マイルへの移行やポイント払いの交換レートが通常より優遇されるのも大きな魅力です。

年会費年会費39,600円(税込)
家族カード2枚目無料
3枚目以降19,800円(税込)
ポイント還元率1.0%〜3.0%(ANAマイルに交換した場合)
追加カード家族カード、ETCカード
国際ブランドAmerican Express
申し込み対象20歳以上で本人に安定した継続収入のある方

※1:一度でもアイテムと交換すれば、通常3年間の有効期限が無期限*になります。(ポイントは会員資格を喪失した場合無効となります。2004年4月1日以降のアイテム交換が対象。ANAアメリカン・エキスプレス提携カードなどの一部提携カードは適用外。)

②最大110,000ポイントを獲得できる豪華な入会特典

アメックス・ゴールド・プリファードには、最大11万ポイントがもらえる豪華な入会特典が用意されています(※2025年6月時点の内容)。

現在の入会特典は以下の通りです。

  • 入会後3ヶ月以内に合計50万円のカード利用で 20,000ポイント進呈
  • 入会後6ヶ月以内に合計100万円のカード利用で さらに80,000ポイント進呈

この2つの条件を満たすことで、合計100,000ポイントが獲得可能。さらに、100万円の利用分には通常ポイントとして 10,000ポイント(100円=1ポイント)も付与されるため、最大110,000ポイントが手に入る計算に。

これだけで、年会費3年分相当になるのでお得です。

旅行や大きな買い物を控えている方なら、比較的無理なく条件を達成できるボリューム感といえるでしょう。

③ホテル優待(アメリカン・エキスプレス・トラベルの魅力)

アメックス・ゴールド・プリファードは、旅行好きにうれしいホテル優待が充実しています。
特に注目なのは、フリー・ステイ・ギフト。年間200万円以上のカード利用でプレゼントされる、国内対象ホテルで使える「1泊2名分の無料宿泊券」がプレゼントされます。

対象施設は高級ホテルから人気の観光地ホテルまで幅広くラインナップ。宿泊券の配布時期や対象ホテルは年ごとに変わる場合があるため、最新情報をチェックしながら計画を立てるのがおすすめです。

さらに、継続特典としてアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインでの予約で使える10,000円分のトラベルクレジットもプレゼント。

また、アメックス会員専用の優待プログラムを利用することで、部屋のアップグレードやアーリーチェックイン、レイトチェックアウトといったサービスが受けられることもあります。

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④空港ラウンジ特典(国内・海外の対応状況)

アメックス・ゴールド・プリファードには、国内外の空港ラウンジを無料で利用できる特典が付帯しています。
対象となるのは、成田・羽田・関空などの国内主要空港のラウンジをはじめ、ハワイ・ホノルルの「ダニエル・K・イノウエ国際空港」など。同伴者1名まで無料です。

さらに、通常は年会費がかかる「プライオリティ・パス」への無料登録が可能で、年2回まで対象ラウンジを無料で利用できます(※3回目以降は1回あたり35米ドルの利用料が発生)。

国内線・国際線を問わず、フライト前に静かで快適な空間で過ごせるため、出張や旅行の多い方には特に重宝される特典です。

無料ドリンク、Wi-Fi、電源、新聞・雑誌などのサービスが受けられるラウンジも多く、利便性も高いのが魅力です。

⑤グルメ・レストラン優待(コース料理1名分無料など)

アメックス・ゴールド・プリファードの「ゴールド・ダイニング by 招待日和」では、高級レストランで、所定のコース料理を2名以上で予約すると、1名分のコース料金が無料になります。対象となるのは、国内およびシンガポールの約250店舗におよぶ厳選された高級レストランです。

たとえば、

  • 東京・青山のフレンチ「青山エリュシオンハウス」
  • 銀座の名店「日本料理 銀座いしづか」
  • 大阪vrai de vrai CHEZ HIRO
  • 福岡鉄板焼きレストラン「Steak house Medium Rare」

など。

旅先の高級レストランも対象店舗に含まれているため、旅行中の食事をお得に楽しめるのも大きな魅力です。専用サイトからの事前予約すれば、特典が適用されるので手間もかかりません。

さらに、高級レストラン予約サイト「ポケットコンシェルジュ」を利用して予約・決済すると、20%のキャッシュバック(年間上限1万円)も受けられる特典もあります。

ちなみに、スターバックス カードへのオンライン入金で20%のキャッシュバックの特典もお得。普段使いから記念日や会食など、ちょっと贅沢をしたい場面での利用にもぴったりです。

⑥充実した保険

クレジットカード選びで見逃せないのが「保険の充実度」。
アメックス・ゴールド・プリファードには、旅行時や日常生活で役立つ補償が多数付帯しています。

以下が主な保険内容です:

  • 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高1億円
    旅行中の病気・ケガ、賠償責任などを幅広くカバー。
  • 国内旅行傷害保険(利用付帯):最高5,000万円
    公共交通機関や宿泊施設利用中の事故に対応。
  • ショッピング・プロテクション:年間最高500万円まで補償
    国内外でのカード利用で購入した商品が、破損・盗難などの損害を受けた場合に適用されます(購入日から90日以内)。
  • スマートフォン・プロテクション:年間最大5万円まで修理代を補償
    購入から3年以内のスマートフォンが破損した場合に補償されます。※カードで通信料金を支払っていることが条件。
  • オンライン・プロテクション:インターネット上の不正利用に対し、原則全額補償
    ネットショッピングでの不正利用による損害にも対応しています。

上記以外でも、海外旅行中に航空便の遅延や乗継便に搭乗できなかった場合、その影響で発生したお食事代や宿泊費などの臨時出費が補償される補償もあります。

旅行から日常の買い物、スマホのトラブルやネットのセキュリティまで、幅広くカバーしてくれるのがアメックス・ゴールド・プリファードの魅力です。

⑦家族カード・追加カード特典

アメックス・ゴールド・プリファードでは、家族カードを2枚まで年会費無料で発行できます。
家族カードの利用分も本会員のポイント口座に合算されるため、家族で効率よくポイントを貯められるのが魅力です。

さらに、特典内容は本会員とほぼ同等。たとえば:

  • 国内外の主要空港ラウンジを、家族カード会員も無料で利用可能
    同伴者も1名まで無料となります。
  • プライオリティ・パス(スタンダード会員)を無料で発行可能
    年2回まで、世界各国の空港ラウンジを無料で利用できます(3回目以降は有料)。
  • 旅行傷害保険が付帯(利用付帯)
    海外・国内ともに、最高5,000万円まで補償されます。
  • 家族カードでの買い物も保険の対象に
    ショッピング・プロテクションやリターン・プロテクションなど、本会員と同様の補償が適用されます。
    ※ただし、スマートフォン・プロテクションは家族カードでは対象外です。

家族カード1枚で、旅行・買い物・ラウンジ利用など幅広いメリットが享受できるのは、アメックスならではの強みです。

アメックス・ゴールド・プリファードのメリットとデメリットを解説!持つ意味とは?

アメックス・ゴールド・プリファードは特典が豊富な一方で、年会費も高めに設定されています(年会費:39,600円・税込)。そのため、「本当に元が取れるの?」「自分にとって必要なのか?」と迷う方も多いでしょう。

とはいえ、前述のとおり、同カードには年会費以上の価値を感じられる特典が多数用意されています。実際の利用シーンを通して、そのコストに見合う、あるいはそれを上回る恩恵を実感できる機会が多いのも大きな魅力です。

たとえば、年間200万円以上の利用でプレゼントされる高級ホテルの無料宿泊券。1泊2日、2名分の宿泊と朝食が無料なので、利用するホテルによっては年会費に匹敵する価格をペイできます。

また、家族カードは2枚まで年会費無料で発行可能です。追加コストなしで、本会員とほぼ同等の特典が利用できるのは、大きなメリットといえるでしょう。

プライオリティ・パスも無料、高級レストランの1名分無料もお得度の高い得点です。メインカードとして利用し、公共料金やサブスクリプションなど、日常の支払いもカード決済にまとめることで、ポイントがどんどん貯まります。

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アメックス・ゴールド・プリファードは必要ない?デメリットとは

アメックス・ゴールド・プリファードには多くのメリットがありますが、一方で注意すべき点もあります。
まず、基本のポイント還元率は0.5%と平均的なため、「ポイント重視」でカードを選ぶ方にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。

ただし、特約店での利用やマイル移行などを活用することで、実質の還元率を引き上げることは可能です。

とはいえ、毎月の利用額が少ない方や、旅行・外食の機会があまりない方にとっては、年会費39,600円(税込)の元を取りづらいという点がデメリットになり得ます。

また、年間200万円以上の利用で得られる無料宿泊特典を活用できない場合、コスパに疑問を感じる人もいるでしょう。

持つ意味があるかどうかは、特典をどれだけ活用できるかに左右されます

まとめ|アメックス・ゴールドは「使い倒す」人向けのカード

アメックス・ゴールド・プリファードは、高級レストランの利用や出張・旅行が多い人にこそ真価を発揮するカードです。

ホテル優待や空港ラウンジ、グルメ特典などをしっかり活用できれば、年会費以上のリターンを得られる可能性も十分にあります。

一方で、利用頻度が少ない方や日常的な支出がメインの方には、ややオーバースペックに感じる場面もあるでしょう。

特典をフル活用できる人にとっては、持つ価値のある一枚。自分のライフスタイルと照らし合わせて、「本当に必要なカードか」を見極めることが大切です。【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの詳細はこちら

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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