JALカードVisaは、国際ブランドでVisaを選択したJALカードを指します。国際ブランドはいくつか選べますが、初めての1枚ならVisaがおすすめ。この記事では、JALカードVisaの基本情報から審査までを徹底解説します。

JALカードVISAの4種類を徹底比較

Visaは世界シェアNo.1の国際ブランド。そんなVisaのJALカードにも複数のクレジットカードが存在します。ここでは4種類のJALカードVisaについて紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①JAL普通カード

JAL普通カードは、JALカードVisaの中で最もベーシックなクレジットカード。年会費2,200円と非常にお得ながらも、日常の買い物でJALマイルを貯められます。

通常のポイント還元率は0.5%とあまり高還元率ではありませんが、オプションサービスであるショッピングマイルプレミアムに加入すると、還元率を1.0%にすることが可能。

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電子マネーのSuicaやPASMO・WAONと組み合わせることで、ポイントの二重取りもできますよ。

②JAL CLUB-Aカード

JAL CLUB-Aカードは、JALグループの飛行機利用時や、航空券購入時にJALマイルを貯めたい方向けのカード。普段利用でマイルを貯めるなら年会費の安いJAL普通カードと互角ですが、飛行機の利用が多い方はJAL CLUB-Aカードがおすすめです。

JAL CLUB-AカードでJALグループの飛行機を利用すれば、通常のマイルに加えてさらに25%の追加マイルがもらえます。JALの航空券購入でお得にマイルが獲得できるJALカードを探している方は、JAL CLUB-Aカードを申し込みましょう。

③JAL CLUB-Aゴールドカード

JAL CLUB-Aゴールドカードは、ポイント還元率が1.0%と高還元率なうえに、旅行特典が充実したクレジットカード。JALの飛行機利用や航空券購入でもポイントがお得に貯まります。

国内主要空港ラウンジが無料で利用できたり、旅行保険が家族分まで付帯したりと、ゴールドカードならではの充実した特典が魅力です。ボーナスマイルも充実しており、効率よくマイルが貯まりますよ。

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ハイスペックなJALカードを探している人におすすめの1枚です。

④JALカードnavi

学生に最もおすすめなのがJALカードnavi。在学中は無料で持てるうえ、マイル還元率も常に脅威の1%以上です。航空券を最大6割引でマイルと交換できるのもお得ポイント。在学期間中はマイルの有効期限も無期限なので安心です。

旅行にたくさん行きたい学生は、申し込み必須のカードとまで言えます。学生であればなるべく早めに発行して、卒業旅行のためのマイルを貯めてみてはいかがでしょうか。

20代の方はJAL CLUB ESTがお得

JAL CLUB ESTは20代限定のJALカード。JAL普通カードと年会費が同じなのにも関わらず、通常のポイント還元率が高く、ボーナスマイルも充実しています。

特筆すべきが、JALグループ国内線の利用時に、年間5回までサクララウンジが利用できる点です。ゆったりとしたソファーやフリードリンクのサービスなど、多彩なサービスが受けられるのは嬉しいですね。

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20代の方は発行して損なしのクレジットカードです。

JALカードVISAの3つのメリット

ここでは全てのJALカードVisaに共通する、3つのメリットを紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①世界中で利用できる

JALカードVisaの国際ブランドは、名前の通りVisaです。Visaはクレジットカード加盟店数で世界シェアNo.1を誇る国際ブランド。

主に7つある国際ブランドのうち、Visaは世界で50%近くのシェア率となります。日本国内でも海外でも加盟店が多いため、カード利用で困ることはないでしょう。

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Visaのクレジットカードを持っていない人は、支払いの幅を広げるためにも1枚はVisaのカードを持っておくのがおすすめです。

②タッチ決済に対応している

JALカードVisaはタッチ決済に対応しているため、支払いがスムーズに完結します。タッチ決済とは、電子マネーのように端末にカードをかざすだけで支払いが完了するサービスであり、暗証番号の入力がいりません。

タッチ決済は日本のみならず、海外でも展開されており、アメリカやカナダ・シンガポール・韓国などでは主流の支払い方法となります。よく海外に行く方は、使う機会も多いでしょう。

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支払いがスムーズに完了するうえに、不正利用やスキミングのリスクも防げますよ。

③ボーナスマイルが獲得できる

JALカードVisaを保有していれば、入会搭乗や搭乗ごとなど、様々な場面でボーナスマイルが獲得できます。カード種別ごとの獲得ボーナスマイル一覧は、以下の通り。

入会搭乗ボーナスとは、カード入会後初めての搭乗時にプレゼントされるボーナスマイル。毎年初回搭乗ボーナスは、入会搭乗ボーナス獲得の翌年以降に、毎年最初の搭乗時にプレゼントされるボーナスマイルです。

特にマイルが貯まりやすいのが搭乗ごとのボーナスマイルであり、JAL CLUB-Aカード以上のカードでは、25%もの追加マイルが獲得できます。JALの飛行機をよく利用する方は、嬉しい特典ですね。

JALカードVISAの2つのデメリット

メリットの多いJALカードVisaですが、強いて言うならデメリットも2つあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①特典がJCBに劣る

JALカードは国際ブランドをJCBに選択可能。JALカードのJCBは、JALカードVisaに比べて特典が豊富です。

例えば、JAL普通カードにも海外での購入品が年間最高100万円まで補償される「ショッピングガード保険」やJCB加盟店の予約や観光に関する問い合わせ窓口の「JCB PLAZA」が挙げられます。

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海外でのカード利用を視野に入れている場合はJALカードVisaが使い勝手抜群ですが、国内での利用が中心になる方はJCBの方がより多くの特典を受けられるでしょう。

②VISAに対応していないJALカードがある

Visaには対応していないJALカードがいくつかあります。以下のカードはJCBでのみ発行可能なので、国際ブランドでVisaを選択できない点がデメリット。

これらのカードを発行したい人は、国際ブランドをJCBに選択しましょう。

JALカードVISAの審査基準

JALカードVisaに限らず、クレジットカードの審査基準はベールに包まれています。審査通過に必要な年収や勤続年数などはカード会社のみぞ知る情報。

しかし、カードの申し込み対象や審査の口コミから、ある程度の予測を立てることができます。ここでは、JALカードVisaの審査について種類ごとに紹介します。

審査基準はカードのランクで異なる

JALカードVisaの審査基準は、カードのランクによって異なるのが大前提。一般的にステータス性の高いゴールドカードやプラチナカードなど、ランクが上がることによって審査難易度は上がると言われています。

この記事の中で紹介したJALカードVisaの中で最も審査ハードルが高いと考えられるのが、JAL CLUB-Aゴールドカードです。審査に自信のない方は、下位カードを申し込んでみるのも一つの手ですね。

JAL CLUB-Aゴールドカードのみ、対象年齢が20歳以上である点に注意しましょう。また、JALカードnaviは学生限定のクレジットカードです。

審査に通りやすくなるコツ

クレジットカード審査に通りやすくなるコツは、以下の通り。一般的に、収入を増やしてカード会社から信頼を得るのが重要ですが、今すぐに対策できる点もいくつかあります。

申し込みの際の情報に誤りがあると、本人確認が行われずに審査に落ちてしまうこともあるでしょう。また、キャッシングを0円に設定するのも審査が不安な方には試してもらいたい方法です。

複数のカードに同時に申し込まない点ですが、同時期に複数のカードに申し込むと「経済的に困っている人」と認識されかねません。審査に自信がない方は、上記の3つを試してみましょう。

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キャッシングとは、クレジットカードを使って現金を引き出せる機能のことですが、多額のキャッシング枠を設定すると審査に落ちやすくなるとも言われています。

JALカードVISAに関するよくある質問

最後に、JALカードVisaに関するよくある質問をまとめます。

明細の確認方法は？

明細の確認方法は、以下の2つがあります。

MyJALCARDとは、手持ちのJALカードの基本情報やサービスの登録情報、利用状況などをインターネットで確認できるサービス。ログインすれば明細も確認できます。

専用窓口は、カード裏面の電話番号です。電話で問い合わせれば月の利用状況や明細をすぐに確認できます。

会員サイトのログイン方法は？

会員サイト「MyJALCARD」は、以下の2つを入力すればログイン可能。

JMBお得意様番号は、自分が保有するJALカードの表面に記載されている数字7桁、もしくは9桁の番号です。パスワードは会員登録時に登録しますが、忘れた場合でもワンタイムパスワードを入力すればログインできます。

JALカードVISAの締め日はいつ？

JALカードVisaの締め日は毎月15日。支払いは翌月の10日です。

しかし、10日が土日祝の場合は翌営業日が支払い日となります。

JALカードVISAならタッチ決済が使えて便利

JALカードVisaは、飛行機の搭乗だけでなく普段の生活でもJALマイルが貯まるクレジットカード。国際ブランドがVisaなので、世界各地で利用できます。

さらに、Visaはタッチ決済が利用できるため、支払いで暗証番号を入力する必要がありません。これらの理由から、初めてクレジットカードを発行する方は、まずはVisaのJALカードがおすすめです。