ファクタリングの見積もりは相見積もりで手数料をチェック!おすすめの会社6選を紹介

資金繰りに悩む事業者にとって、ファクタリングは頼りになる資金調達方法の一つ。

ファクタリングは売掛債権を譲渡することで現金化できるため、取引先からの入金を待たずに早期に現金を手に入れられます。

しかし、ファクタリングを利用する際には手数料がかかるので、場合によってはより資金繰りが悪化してしまう可能性もあります。

そうならないためには、相見積もりをとり、手数料などを事前にチェックしておくことが重要です。本記事では、相見積もりがおすすめな理由と手数料について詳しく解説します。

あわせて、おすすめのファクタリング会社を6つ紹介するので、資金調達の際に参考にしてみてください。

【おすすめの請求書・注文書ファクタリング】

個人事業主向けビートレーディング2%~
トップ・マネジメント1.5%〜12.5%
ペイトナーファクタリング10%
建設業者向け日本中小企業金融サポート機構1.5%〜10%
けんせつくん5%~
アクセルファクター2%~

ファクタリングの見積もりは「相見積もり」がおすすめ

ファクタリングを利用する際には、少しでもよい条件で現金化できるように、相見積もりをとるのがおすすめです。

ファクタリング会社や利用条件などによって、手数料の金額が異なるためです。

一般的に、手数料は売掛債権の買取額に手数科率を掛けて計算します。例として、5,000万円の売掛債権を買い取ってもらう場合で考えてみましょう。

手数料率が10%では500万円ですが、20%では1,000万円となり、手数料に500万円もの差が出てしまいます。

売掛債権の譲渡後は、手数料を引かれた分が入金されるため、手数料が低いほうが手に入れられる現金は多くなります。少しでも手数料が安いほうが資金繰りも安定するでしょう。

さらに、相見積もりをとることによって、よりよい条件で契約できる可能性があります。

複数社からの見積もりを提示すれば、ファクタリング会社が契約をとるためによい条件を示してくれるかもしれません。

また、相見積もりをとると各会社の契約内容を把握でき、悪徳業者を見つけやすくなります。残念ながら、ファクタリング会社のなかには悪質な業者も潜んでいるのが実情です。

売掛債権を担保にして融資しようとしたり、明らかに高い手数料を設定したりする業者には要注意です。金融庁でも注意喚起しているので、十分に気を付けてください。

ファクタリング手数料についてチェック

ファクタリングを利用する際には手数料がかかります。前述したように、手数料によって会社の負担が大きく変わるため、チェックは欠かせません。

ファクタリングを利用する前に、手数料の相場・計算方法・上限および消費税について確認しましょう。

ファクタリング手数料の相場

ファクタリング手数料は、契約の種類によっても異なります。ファクタリングには主に「2社間ファクタリング」と「3社間ファクタリング」の2種類があります。

それぞれの違いと手数料の相場を下表にまとめたので、参考にしてみてください。

2社間ファクタリング3社間ファクタリング
仕組みファクタリング会社と利用会社の2社間で取引するファクタリング会社と利用会社に売掛先も加えて取引する
手数料の相場売掛金の10%~30%売掛金の1%~10%
メリット売掛先にファクタリングの利用を知られない2社間ファクタリングよりも手数料が安い
デメリット3社間ファクタリングよりも手数料は高い売掛債権の買取までに1週間以上かかる

ファクタリングは、手数料以外にも費用が発生する場合があります。債権譲渡登記が必要な場合は、5~10万円程度の登記費用が発生します。

債権譲渡登記は必須ではありませんが、2社間ファクタリングでは求められるケースも少なくありません。

さらに、ファクタリング会社によっては手数料とは別に基本料金や事務手数料などがかかる場合もあるので、事前にかかる費用を確認しておきましょう。

ファクタリング手数料の計算方法

ファクタリング手数料は、買い取る売掛債権に対して1回あたりにかかる金額です。手数料は売掛債権の買取額に手数科率を掛けて計算します。

500万円の売掛債権を10%の手数料で譲渡すれば、500万円×10%で50万円を手数料として支払います。

ファクタリング手数料の上限・消費税は?

ファクタリング手数料に上限はありません。なぜなら、ファクタリングは融資ではないため、利息制限法が適用されないからです。

また、ファクタリング手数料に消費税はかかりません。ファクタリングは売掛債権を「譲渡」することによって現金を得る仕組みなので「消費」には当てはまらないからです。

実際に、国税庁では「金銭債権の譲渡」を非課税取引として公表しています。

個人事業主におすすめの請求書・注文書ファクタリング3選

注文書ファクタリングとは、仕事を受注した時点の注文書でまだ受け取っていない代金を現金化できるサービスです。

仕事完了の前にファクタリングを利用できるので、請求書ファクタリングよりも早期現金化が期待できます。

ここでは、個人事業主におすすめのファクタリング会社を3社紹介します。

  • ビートレーディング
  • トップ・マネジメント「ペイブリッジ」
  • ペイトナーファクタリング

①ビートレーディング:注文書・請求書ファクタリング

画像引用:ビートレーディング

入金まで最短2時間というスピーディーな取引が期待できるのが、ビートレーディングです。

必要書類も売掛債権に関する資料(契約書・請求書など)と通帳のコピー(表紙付2か月分)のみ。提出後に最短30分で審査が完了するスピードが魅力です。

オンライン契約も選択できるため、忙しい個人事業主も自宅や事業所から取引できます。

手数料2%~
買取金額の上限無制限
入金スピード最短2時間(※)
オンライン完結可能
利用対象者法人・個人事業主

※お申込みの時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

ビートレーディング詳細はこちらから

②トップ・マネジメント「ペイブリッジ」:注文書ファクタリング

画像引用:トップ・マネジメント「ペイブリッジ」

トップ・マネジメントの「ペイブリッジ」は、広告・IT関連事業者専門の資金調達サービスです。業界事情に精通したスタッフによる柔軟かつスピーディーな審査が強みです。

相談や要望、審査から買取までオンライン完結できるので、店舗に出向く時間がない人も利用しやすいでしょう。

「即日に行えるシステム体制」を整えていることから、即日面談・即日買取が期待できます。

手数料0.5%~
買取金額の上限3億円
入金スピード最短2時間(※)
オンライン完結可能
利用対象者法人・個人事業主・フリーランス

※お申込みの時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

トップ・マネジメント「ペイブリッジ」詳細はこちらから

③ペイトナーファクタリング:請求書ファクタリング

画像引用:ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリングでは、請求書を最短10分で現金化(※)。会員登録後に請求書をアップロードすれば、最短10分で審査結果がメールで届きます。

平日10時〜18時の営業時間内であれば、審査完了とともに入金が同時に行われるため、待ち時間はありません。

専用口座の開設不要・個人間の取引でも利用可能といった手間のかからない点もメリットです。

手数料10%(固定)
買取金額の上限100万円
入金スピード最短10分(※)
オンライン完結可能
利用対象者法人・個人事業主・フリーランス

※お申込みの時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

ペイトナーファクタリング詳細はこちらから

建設業におすすめの請求書・注文書ファクタリング3選

建設業は先行するコストが大きく、工事施行後の支払いが多いことから、資金繰りが難しい業種の一つといわれています。

そのため、売上の回収までに時間がかかる建設業には、ファクタリングの活用が適しているといえるでしょう。ここでは、建設業におすすめのファクタリング会社を3つ紹介します。

  • 日本中小企業金融サポート機構
  • けんせつくん
  • アクセルファクター

①日本中小企業金融サポート機構:請求書・注文書ファクタリング

画像引用:日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構は、財務局及び経済産業局の認定を受けた支援機関です。ファクタリングでは珍しい非営利団体のため、手数料は1.5%〜と低く設定されています。

最短30分で審査が完了し、最短3時間の入金が可能なので、スピーディーな資金調達が期待できます。買取金額に下限も上限もなく、少額・高額どちらの調達も可能です。

手数料1.5%~
買取金額の上限上限なし
入金スピード最短3時間(※)
オンライン完結可能
利用対象者法人・個人事業主

※お申込みの時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

日本中小企業金融サポート機構詳細はこちらから

②けんせつくん:請求書・注文書ファクタリング

画像引用:けんせつくん

けんせつくんは、建設業界専門のファクタリング会社です。建設業界の経験者であるスタッフが担当してくれるので、安心して利用できます。

「開業したばかり」「赤字決算」「銀行からの借り入れがある」などの不安を抱えている人も利用可能です。

スマホ1台で、全国どこからでも調達可能。最短2時間で資金調達できるため、急に入金が必要になった際にも対応できます。手数料も業界最安水準の5%〜です。

手数料5%~
入金スピード最短2時間(※)
オンライン完結可能
利用対象者法人・個人事業主

※お申込みの時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

けんせつくん詳細はこちらから

③アクセルファクター:請求書・注文書ファクタリング

画像引用:アクセルファクター

アクセルファクターは、累計契約数11,000件、申込総額350億円を超える取引実績があります。独自基準を採用しており、審査通過率は93.3%を超えています。

即日入金にも対応しているため、最短2時間での入金が可能です。業界初の「早期申込割引」を行っているのも嬉しいポイント。

60日前に申し込めば手数料が2%割引され、さらにお得に利用できます。

手数料2.0%~
買取金額の上限上限なし
入金スピード最短2時間(※)
オンライン完結可能
利用対象者法人・個人事業主

※お申込みの時間帯により、入金が翌日以降になる場合があります。

アクセルファクター詳細はこちらから

まとめ

ファクタリングを利用する際には、相見積もりをとって手数料を事前にチェックしましょう。悪徳業者にファクタリングを依頼することのないよう、十分に注意してください。

資金繰りにお悩みの事業者は、本記事で紹介したおすすめのファクタリング会社をぜひ候補に入れてみてください。

【おすすめの請求書・注文書ファクタリング】

個人事業主向けビートレーディング2%~
トップ・マネジメント1.5%〜12.5%
ペイトナーファクタリング10%
建設業者向け日本中小企業金融サポート機構1.5%〜10%
けんせつくん5%~
アクセルファクター2%~

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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