学生のクレジットカードの作り方を分かりやすく解説!おすすめや注意点も紹介

大学生になればクレジットカードを持ち始める方が多くいます。手元に現金がなくても買い物ができるため、学生には嬉しい1枚ですよね。この記事では、学生がクレジットカードを作る手順やおすすめカードについて紹介します。

この記事の監修者

高橋

クレットカードメディア編集長

今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!

学生でもクレジットカードは作れる!

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学生でもクレジットカードは作れます。多くのカードで申し込み条件が18歳以上からとなるため、大学に入学したばかりの学生も申し込み可能です

若い頃からクレジットカードを持つと利用実績が積めるため、将来ゴールドカードやプラチナカードなどのステータス性の高いカードを目指す場合にも有効。

カードの支払い延滞をせず適切な利用実績を積めば、今後新たなカード審査を受けるときにも審査に通りやすくなる場合があります。

編集長

早速、学生におすすめのクレジットカードを発行したい方は、以下のリンクよりカード説明欄まで移動してみましょう。

学生のクレジットカードの作り方!5つの手順を解説

ここでは、学生がクレジットカードを作る手順や申し込みの流れを紹介します。

  1. 申し込みに必要な物を準備する
  2. インターネットから申し込む
  3. 必要項目を入力する
  4. 入会審査を受ける
  5. カード到着

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①申し込みに必要な物を準備する

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クレジットカードを作る際には、申し込む前に必要な物を揃えておけば発行までの流れがスムーズになります。事前に以下の2つを用意しておきましょう

  • 本人確認書類
  • 銀行口座情報

本人確認書類は運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどが該当します。顔写真が記載されている物であれば、どれを選んでも問題ありません。

学生で運転免許書やパスポートを持っていない場合であれば、健康保険証や住民票などの現住所が確認できる物も本人確認書類として認められますよ。銀行口座情報は、引き落とし用の口座を設定するために必要です。

②インターネットから申し込む

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クレジットカードを作るには、インターネット経由、店頭、郵送の3つの申込方法があります。いずれの申し込み方法を選んでも審査内容は変わりませんが、最もおすすめなのがインターネット申し込み

インターネットから申し込むと、他のクレジットカードと比較検討しやすいうえに、Web申し込み特典などが受けられるメリットがあるためです。Web申し込み特典は、年会費が初年度無料になるキャンペーンや最初の数ヶ月のポイント還元率が高くなるキャンペーンなど様々。

また、郵送申し込みと比べてカード到着までの時間が早いのもメリット。郵送であれば必要書類が届くまでに時間がかかるだけでなく、書類に不備があった場合にはやりとりの時間も増えます。

編集長

インターネット申し込みなら、24時間いつでも自分が好きなタイミングで申し込めるのも嬉しいですね。

③必要項目を入力する

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自分が発行したいカードを決めれば、カード会社の申し込みページより申し込み手続きを行います。クレジットカードの利用規約などが表示されるため、内容をよく確認のうえ「同意する」をクリック。

その後、以下の本人情報を入力しましょう。

  • 氏名
  • 住所
  • 生年月日
  • 職業(「学生」を選択)
  • 家族構成 など

これらの他にも、キャッシング枠の設定やリボ払いの設定ができますが、いずれも利用には注意が必要。キャッシングとは、カードを使って現金が借りられる仕組みのことで、リボ払いは毎月の支払額を固定にする仕組みのことです。

どちらも便利な機能ですが、多額のキャッシング枠を設定すると審査で不利になると言われています。リボ払いは高額な買い物をしても月々の支払額が変わらなくなる魅力がありますが、手数料が発生するので注意が必要です。

編集長

基本的には、キャッシング枠の設定とリボ払い設定は行わないのを推奨します!

④入会審査を受ける

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申し込み情報を入力し、カード会社指定の方法で本人確認を済ませれば、申し込みは完了。カード会社からの審査結果の連絡が来るのを待ちましょう。

クレジットカードの審査はカード会社によって異なりますが、約1週間程度が一般的。郵送申し込みであれば、2〜3週間かかる場合もあるでしょう。

編集長

カード会社によっては、専用のWebサイトで進捗状況を確認できるサービスもあるので確認してみましょう!

⑤カード到着

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無事、審査を通過すれば1〜3週間程度でカードが手元に到着します。カードが到着したら、記載されている情報に間違いがないかを確認しましょう。

具体的には、クレジットカード表面に記載された名前のローマ字表記などです。表記に間違いがなければ、カードの裏面にサインをすることでクレジットカードはすぐに利用可能ですよ。

編集長

カード裏面のサインは、店頭での利用時に署名するサインとなります。

学生でも作れるおすすめのクレジットカード9選

ここでは、学生でも作れるおすすめのクレジットカードを9つ紹介します。

  1. JCBカードW
  2. 楽天カード
  3. 三井住友カード(NL)
  4. JALカードnavi
  5. セゾンパール・アメックス
  6. PayPayカード
  7. イオンカードセレクト

それぞれの特徴やメリットをしっかり確認のうえ、自分に合った1枚を選びましょう。

①JCBカードW

JCBカードW詳細
年会費永年無料
ポイント還元率1.0%
国際ブランドJCB
申し込み対象満18〜39歳以下

JCBカードWは、総合力No.1のクレジットカード。通常のポイント還元率が1.0%と高還元率にも関わらず、年会費無料で持てるのがメリットです。

また、JCBカードWは両親の扶養に入っていればアルバイトをしていなくても申し込めるのがポイント。自分の収入の有無に関係なく、発行できる可能性があります。

Amazonやスターバックス、セブンイレブンなどをはじめとする、学生がよく利用する店舗でポイントアップも受けられる点も高評価の理由です。

②楽天カード

楽天カード詳細
年会費永年無料
ポイント還元率1.0%
国際ブランドVisa・Mastercard
JCB・Amex
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)

楽天カードは、楽天サービスをよく利用する学生におすすめの1枚。通常のポイント還元率が1.0%と高還元率なうえに、年会費無料で持てます。

楽天市場でカードを利用すると、ポイント還元率が2倍になるのに加え、楽天会員の特典として1.0%のポイント還元があるので合計3.0%ものポイントが貯まります。

さらに、25歳までの学生であれば楽天学割が受けられ、毎月500円割引クーポンの獲得や楽天TVで動画1本の無料視聴など特典が山盛りのカード。

③三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)詳細
年会費永年無料
ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa・Mastercard
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)

三井住友カード(NL)は、国内大手の三井住友カードが発行するクレジットカード。通常のポイント還元率は0.5%ですが、セブン-イレブン・ローソン・マクドナルドなどで、スマホのタッチ決済を利用すれば、ポイント還元率最大7%にアップします。

コンビニやマクドナルドをよく利用する学生なら、持って損はない1枚。大手カード会社が発行しているだけあり、セキュリティ面も安心できますね。

※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※通常のポイントを含みます。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

④JALカードnavi

JALカードnavi詳細
年会費永年無料
ポイント還元率1.0%
国際ブランドVisa・JCB
申し込み対象高校生を除く18歳以上30歳未満の学生

JALカードnaviは、18歳以上30歳未満の学生が申し込めるクレジットカード。大学を卒業してしまうと年会費が2,200円(税込)かかりますが、在学中は無料で持てます。

旅行が好きな方や、普段の生活でもお得にマイルを貯めたい学生におすすめの1枚。飛行機利用でボーナスマイルが獲得できるため、旅のお供には欠かせないカードです。

飛行機で帰省する機会が多い学生は、JALカードnaviを申し込んでみましょう。

⑤セゾンパール・アメックス

セゾンパール・アメックス詳細
年会費1,100円(初年度無料)
※カードご利用で翌年度も無料
ポイント還元率0.5%~※
国際ブランドAmex
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)

※永久不滅ポイントは通常1,000円(税込)のご利用毎に1ポイント貯まります。
※1ポイント最大5円相当のアイテムと交換の場合となります。

セゾンパール・アメックスは、年に1回でも使えば年会費が無料になるクレジットカード。通常のポイント還元率は0.5%と一般的ですが、スマホ決済のQUICPayを利用すれば還元率は2.0%※にアップするのが魅力です。

貯めたポイントは有効期限がないうえに、スマホに搭載できるデジタルカードも最短5分で作れたりと、とにかく利便性の高い1枚。ステータス性の高いアメックスのセンチュリオン像が描かれた券面デザインもかっこいいですよね。

QUICPayはマクドナルドや吉野家・コンビニなど、利用できるお店が豊富なので、セゾンパール・アメックスは普段の買い物で便利に活用できること間違いありません。

※ご利用金額が年間合計30万円(税込)に達する引落月までが対象となります。
※永久不滅ポイントは通常1,000円(税込)のご利用毎に1ポイント貯まります。
※1ポイント5円相当のアイテムと交換の場合となります。

⑥PayPayカード

PayPayカード詳細
年会費永年無料
ポイント還元率1.0%
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB
申し込み対象満18歳以上(高校生は除く)

PayPayカードは、ヤフーカードの後継カードとして登場しました。通常のポイント還元率が1.0%と高いうえに、PayPay利用では最大2.5%のポイントを獲得できます。

スタイリッシュな黒の券面デザインも目を引きますね。表面にはカード番号やセキュリティコードが印字されていないので、盗み見などの心配も不要。

PayPayを普段利用する学生であれば、PayPayカードが最有力候補に上がります。

⑦イオンカードセレクト

イオンカードセレクト_券面
イオンカードセレクト詳細
年会費永年無料
ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB
申し込み対象満18歳以上

イオンカードセレクトは、クレジットカードとキャッシュカード、WAON機能が1枚に搭載されたカード。様々な機能がこの1枚で利用できるため、多くの方から愛用されています。

また、イオンカードセレクトは、卒業年度の1月1日から3月31日の期間であれば18歳の高校生でも申し込みが可能。大学生にならずとも申し込みができるのはありがたいですよね。

WAONチャージでもポイントが獲得できるため、チャージと支払いでポイントの二重取りもできます。イオングループをよく利用する学生におすすめです。

学生がクレジットカードを作る時の3つの注意点

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ここでは、学生がクレジットカードを作る時の注意点を3つ紹介します。

  1. 未成年は親の同意が必要
  2. 年会費に気をつけよう
  3. 審査に通るようにコツを抑える

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①未成年は親の同意が必要

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18歳以下の未成年は、クレジットカードを作る際に親の同意が必要です。クレジットカードの契約は法律行為であるため、親の同意は民法で決められています。

しかし、親の同意と言っても、カード会社から親に確認の電話がある程度のもの。カードを作る際は事前に相談しておきましょう。

②年会費に気をつけよう

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クレジットカードには年会費がかかる場合があります。年会費は基本的に、カードを発行した翌月または翌々月にまとめて引き落とされます。

年会費の高いカードを選ぶと、その分維持コストが必要になるので注意しましょう。

③審査に通るようにコツを抑える

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社会的信用の低い学生では、クレジットカードの審査に落ちてしまう場合があります。審査落ちをなるべく防ぐためにも、申し込みでは以下の点に注意してください。

  1. 虚偽の申告をしない
  2. 複数のカードを申し込まない

本人情報で虚偽の申告をすると、本人確認ができずに審査に落ちてしまう場合があります。また、複数のカードを同時に申し込むのは、カード会社に対してお金に困っている印象を与えるのでマイナスとなります。

学生がクレジットカードを作る時によくある質問

最後に、学生がクレジットカードを作る時によくある質問をまとめます。

学生でもVisaのカードは作れる?

学生でもVisaのカードは作れます。Visaとは、加盟店数世界シェアNo.1を誇る国際ブランド。

国際ブランドがVisaに対応しているクレジットカードを選ぶことで、VISAカードは作れます。

クレジットカードの仕組みは?

クレジットカードは現金がなくとも買い物ができる、後払い式のカード。店舗に対してカード会社が代わりにお金を立て替えることで、決済が成り立ちます。

カード会社は利用者の手数料で儲ける仕組みなので、この3つの関係性でクレジットカードは成り立っています。

学生でもクレジットカードの作り方は簡単!

学生の頃からクレジットカードを作るのは、利用実績を積む観点からもおすすめ。家計管理が上手にできるようになるだけでなく、現金がその場になくても買い物ができるため、非常に便利です。

これからカードを作る学生は、この記事を参考にして自分に合った1枚を選んでみましょう。

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この記事を書いた人

クレカタウン編集部員

クレジットカードのプロ「クレカタウン編集部員」です!様々な角度からクレジットカードを徹底解説します。

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