楽天カードは、どこのお店で利用しても100円につき1ポイントが付与されます。
基本還元率1.0%であることから、年会費無料カードの中でも特に優れた1枚だと言えるでしょう。
この記事では、楽天カードの基本情報や還元率をさらにアップさせる方法を紹介します。
この記事の監修者
高橋
クレットカードメディア編集長
今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!
楽天カードはどこで利用しても1.0%の高い還元率
楽天カード | 詳細 |
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年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB American Express |
申し込み対象 | 満18歳以上 |
楽天カードのポイント還元率は1.0%です。
どこのお店で利用しても、100円につき1ポイントが貯まります。
年会費無料にも関わらず、高い還元率を誇るクレジットカードです。
基本還元率の高さが魅力的な楽天カード。
実は、さらに還元率を上げる方法があることをご存知でしょうか。
楽天にはSPU(Super Point Up Program)という仕組みがあり、最大16.5倍の還元率を叩き出すことができます。
楽天カードは、楽天サービスを使えば使うほどお得なクレジットカードなのです。
まだ持っていない方は、この機会に楽天カードを申し込んでみましょう。
楽天カードのポイント還元率のすべて
まずは、楽天カードのポイント還元率について紹介します。
利用先でポイント還元率は異なるそうです。
利用機会別に楽天カードの還元率を見ていきましょう。
街のお買い物では常時1.0%
楽天カードは、どこで買い物をしても常時1.0%の還元率です。
大手の銀行系カード会社が発行するクレジットカードの還元率は0.5%程度。
他社と比較しても、楽天カードはポイント還元率に優れています。
一般的に、1.0%を超えるクレジットカードは高還元カードとして扱われます。
しかし、nanacoやSuicaなどの電子マネーチャージはポイント付与の対象外です。
電子マネーをよく利用する方は、注意しましょう。
QUICPayでも常時1.0%
電子マネーのQUICPayでも1.0%の還元率です。
QUICPayとは、スマートフォンやカードをお店の端末にかざすだけで、すばやくお会計が完了するタッチ決済のこと。
Apple Payに楽天カードをあらかじめ登録しておけば、カード不要で支払いができます。
楽天市場では最大3倍の還元率
楽天市場では、最大3.0%の還元率です。
内訳としては、通常利用分1.0%に加え、楽天カードによる利用分の2.0%がボーナスポイントとして付与されます。
楽天市場には、楽天サービスを使うごとにボーナスポイントが付与されるSPUが用意されているそう。
使えば使うほどお得なSPUでは、楽天市場の買い物で最大16.5倍のポイントを獲得することも可能です。
楽天市場で還元率をアップさせる方法については、下の方で詳しく解説しています。
公共料金は0.2%
楽天カードは、公共料金の支払いでは500円につき1ポイントと0.2%の還元率です。
ポイント付与の対象となる公共料金、税金の支払いは以下の通り。
- 自動車税
- 固定資産税
- 法人税
- 贈与税
- 住民税
- 国民年金保険料 など
以前は公共料金や税金の支払いでも1.0%のポイント還元を受けられました。
しかし、特典の改悪により現在は0.2%還元に下がったそうです。
この点は、他社カードよりも低い数値となっています。
公共料金の支払いを、クレジットカードでしたい方に楽天カードは向いていません。
ふるさと納税では1.0%
楽天ふるさと納税でも1.0%の還元率です。
楽天会員であれば、楽天ふるさと納税を使うことでより多くのポイントが獲得できます。
通常は1.0%の還元率ですが、SPUやキャンペーン期間中はポイント還元率が最大15.5倍にアップするそう。
楽天ふるさと納税は、他のふるさと納税サイトと比べても掲載自治体数や返礼品数がトップクラスです。
ふるさと納税でもポイント付与が受けられるため、使わない手はありません。
マイル交換レートは0.5%
マイル交換レートは0.5%です。
たとえばANAマイルに交換する場合は、2ポイント=1マイルに交換可能。
1ヶ月に2万ポイントまでと、交換できるポイント数に上限があります。
それでも、年会費無料カードの中では比較的マイル還元率も高いクレジットカードです。
楽天カードの上位カード2選
続いて、楽天カードの上位カードである2枚のクレジットカードを紹介します。
年会費のかかるカードであるため、最大ポイント還元率が楽天カード以上になることは言うまでもありません。
それぞれの詳細やポイント還元率も見ていきましょう。
楽天ゴールドは最大4倍の還元率
楽天ゴールドカード | 詳細 |
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年会費 | 2,200円(税込) |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
申し込み対象 | 20歳以上 |
楽天ゴールドカードは、ポイント還元率1.0%のゴールドカードです。
年会費は2,200円なので、コスパ良くゴールドカードを持ちたい方におすすめ。
楽天ゴールドカードを使って楽天トラベルを利用すれば、通常の2倍となる100円につき2ポイント獲得できます。
また、楽天市場や楽天ブックスでは、誕生日月であれば最大4倍のポイント還元が受けられるそうです。
年会費わずか2,200円と手軽に持てることから、はじめてのゴールドカードにもおすすめの1枚といえます。
楽天ゴールドカードは、年会費も安くポイント還元率も高いので、持ちやすいゴールドカードです。
楽天プレミアムは最大7倍の還元率
楽天プレミアムカード | 詳細 |
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年会費 | 11,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB American Express |
申し込み対象 | 20歳以上で安定収入のある方 |
楽天プレミアムカードは、ポイント還元率が1.0%のステータスカードです。
充実のサービスでワンランク上の毎日を送りたい方におすすめ。
さらに、選べるサービス「楽天市場コース」とお誕生月サービスを併用することで、100円につき合計7ポイントが貯まります。
楽天の上質なサービスを受けながら、お得にポイントを貯めたい方は楽天プレミアムカードも検討すると良いでしょう。
一般的なゴールドカードと同じ年会費で、ポイント還元率が高いステータスカードとなっています。
楽天カードのポイント還元率を上げる方法3選
ここでは、楽天カードのポイント還元率を上げる3つの方法について紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①買い物は楽天市場を利用する
楽天市場では、通常の1.0%に加えて2倍のボーナスポイントが付与されます。
コンビニで100円の水を買うと、通常は1ポイントの付与です。
しかし、楽天市場で買うと3ポイントも付与されることに。
効率よくポイントが貯められますね。
楽天市場には、ファッションからグルメ・飲料、日用品までと、身の回りの生活に関するすべてのものが揃っています。
特別な買い物以外は、楽天市場で済ませられるでしょう。
同じ買い物でも楽天市場を利用すると、より多くのポイントが獲得できます。
楽天カードの還元率を上げるなら楽天市場を利用しましょう。
支払い方法で、楽天カードを登録しておくと便利です。
②楽天ペイでポイントの二重取りをする
楽天ペイは、アプリや楽天IDで簡単に支払いができるサービスです。
実は、楽天ペイを使いこなすことでポイントの二重取りができることをご存知でしょうか。
楽天ペイの決済では、100円につき1ポイントが貯まります。
さらに、楽天カードから楽天キャッシュにチャージした場合でも200円につき1ポイントが貯まるのです。
チャージと決済分を合わせて1.5%のポイントを獲得。
ほんの一手間で、より多くのポイントを獲得できるため、楽天カードから楽天ペイへのチャージを活用しましょう。
普段の買い物でポイント還元率が50%アップするのは、とってもお得!
③還元率がアップする日に利用する
楽天にはポイント還元率がアップするお得な日が多くあります。
特に利用したいポイントアップdayは以下の通りです。
- 毎月18日は楽天市場の「ご愛顧感謝デー」
- 毎月5と0のつく日は楽天市場でポイント5倍
- 毎月1日は楽天市場の「ワンダフルデー」
楽天市場には「お買い物マラソン」というものがあります。
各ショップで1,000円以上の買い物をすると、ショップ数がそのまま還元率の倍率としてポイントが付与されるのです。
たとえば、5つのショップで買い物をした場合は「5倍」の倍率がそのまま還元率に付与されます。
上限は10倍までと決まっていますが、上手く活用すると多額のポイントを獲得できるでしょう。
ただし、「お買い物マラソン」を利用するためには、事前エントリーをしておく必要があります。
還元率に影響は?楽天カードの改悪に関する口コミ2つ
楽天カードの改悪が2021・2022年と続けて発表されました。
改悪対象となったのは楽天ゴールドカードが中心ですが、楽天ユーザーにとっても大きな出来事となったようです。
楽天カードのサービス変更により、ポイント還元率にどのような影響がうまれたのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
ポイント付与は税抜き金額に変更
2022年4月から、楽天市場でのポイント付与ルールに変更がありました。
以前の税込金額が廃止され「税抜金額」がポイント付与の対象となります。
たとえば、税込1,100円の買い物をした場合、これまでは11ポイント付与されていました。
しかし、改悪後は10ポイントしか付与されなくなったわけです。
110円で10ポイントなので、実質還元率1%ではなくなりました。
楽天ゴールドカードの公共料金還元率が0.2%に変更
楽天ゴールドカードを使った公共料金の支払いが、0.2%に変更されたのも大きな改悪です。
以前は、公共料金や税金の支払いでも100円につき1ポイントが付与されていましたが、改悪後は楽天カードと同様に0.2%の還元率になりました。
5分の1の還元率に改悪されたため、会員の中には「残念」「ひどい」などとつぶやく声が目立ちました。
楽天カードの良い評判・口コミ3つ
楽天カードには改悪もありましたが、改悪後でも人気カードであることに違いはありません。
ここでは、実際に楽天カードを利用する方の評判・口コミを紹介します。
ポイントがよく貯まる
まず、特筆すべきは楽天カードのポイント還元率の高さです。
基本還元率1.0%に加えて、楽天市場などのサービスを利用することで還元率は最大16.5倍以上にもなります。
加えて、新規入会や2枚目カードの発行でキャンペーンポイントも獲得できるため、ポイントがとにかく貯まりやすいのが特徴です。
ポイントが貯まりやすいクレジットカードの中では、楽天カードが使いやすく有名です。
2枚目のカードが作れるから便利
楽天カードは、2枚目の楽天カードを発行できます。
2枚目の楽天カードは、1枚目の国際ブランドを選択できない制約はあるものの好評です。
口座も別に設定でき、用途に応じて使い分けができるので、SNSでは2枚目のカードが好評でした。
券面デザインの種類が豊富
楽天カードは券面デザインの種類が豊富です。
定番のディズニーデザインからスポーツ・エンターテインメント系まで幅広く用意されています。
さらに、プリペイド型の楽天Edy付きカードではさまざまなコラボデザインも発行。
見ているだけで楽しくなります。
楽天カードなら常時1.0%還元でポイントがよく貯まる
・楽天市場で利用すると、ポイント還元率は3.0%
・楽天カードの改悪により、公共料金のポイント還元率は0.2%に変更
・上位カードとして、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードがある
・楽天カードは2枚目も発行できる
基本還元率が1.0%と高く、楽天サービスではさらなるポイントアップが狙える楽天カード。
効率よくポイントを貯めたい方におすすめのクレジットカードです。
特に、楽天ゴールドカードは年会費が2,200円と安く、初めてゴールドカードを持ちたい方は検討してみる価値はあると思います。
楽天カードの改悪はありましたが、それでも人気は衰えません。
まさに、年会費無料カードの中でも代表すべき1枚と言えるでしょう。
楽天サービスを使えば使うほどお得な楽天カードを、この機会に申し込んでみてはいかがでしょうか。