カーリースで車庫証明はいらない?必要書類や発行方法、代行可能なおすすめリース会社も紹介!

カーリースを検討している方の中には、

「カーリースでも車庫証明は必要なの?」

「車庫証明の手続きをしなかったらどうなる?」

このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、カーリースでも車庫証明は必要です。

そこで今回は、カーリースで車庫証明が必要な理由や発行方法、必要書類や準備などを解説します。

車庫証明を代行してくれるおすすめカーリースも紹介するので、手続きを簡単に済ませたい方はぜひ参考にしてください。

カーリースでも車庫証明は必要?いらない?発行してもらうには?

冒頭でもお伝えしたとおり、カーリースを契約する際には車庫証明が必要です。

車の購入時に車庫証明を行うことは、「自動車保管場所確保等に関する法律」の第4条「保管場所の確保を証する書面の提出等」で定められています。

しかし車庫証明は申請すれば誰でも発行できるものではなく、発行するためには以下の要件を満たさなければなりません。

  • 車庫から自宅まで直線距離で2km以内であること
  • 道路からの出入りに支障がなく、余裕を持って車体を収容できること
  • 自動車の保有者が使用権限を持つ車庫であること

車庫証明ができなければカーリースを利用できないので、まずはそれぞれの要件をここで確認しておきましょう。

車庫から自宅まで直線距離で2km以内であること

車庫証明を発行するためには、車庫から自宅まで直線距離で2km以内でなければなりません。2km以上離れている場所は、車庫と認定されないので注意しましょう。

しかし、キャンピングカーやトラックなど、普通車よりも車両が大きく駐車場所が限られる場合は2km以上の距離でも車庫認定を受けられます。

道路からの出入りに支障がなく、余裕を持って車体を収容できること

道路からの出入りに支障がなく、収容スペースに車がしっかり収まることも重要なポイントです。

道幅が狭い場所や、車体が車庫からはみ出してしまう場合は、通行の妨げになり事故につながる危険性があります。

安全に出入りでき、車体が完全に収まる場所を確保することが大切です。

自動車の保有者が使用権限を持つ車庫であること

車庫証明を取得するためには、本人に車庫の使用権限があることを証明しなければなりません。

これには、本人の使用権限がない車庫を自分のものと偽ることを防ぐ目的があります。

そのため、自分の敷地でない場所に車庫がある場合は、車庫の所有者の許可を得なければなりません。

駐車場を借りている場合は、管理者に「使用承諾証明書」を発行してもらいましょう。

車庫証明の手続きを行わない場合どうなる?

車庫証明の手続きを行わない場合は、10万円以下の罰金が課せられるため注意が必要です。

「自動車保管場所確保等に関する法律」第4条では、車の購入時には車庫証明を取得することが義務付けられています。

また「自動車の保管場所の確保等に関する法律」第17条では、車庫証明を提出しなかった場合の罰則についても規定があるため注意しましょう。

車庫証明の手続きを行わなかった場合の罰則は、10万円以下の罰金です。また、申告場所と異なる場所で車を保管すると「車庫飛ばし」に該当します。

車庫飛ばしをした場合の罰金額は、20万円と更に高額になることが特徴です。無意識のうちに車庫飛ばしをしてしまう事例も存在するので、注意しなければなりません。

たとえば、単身赴任先で車を利用する場合です。一時的な移動であっても、保管場所が変わったのであれば新たに申請することを忘れないようにしましょう。

車庫証明が必要ない車とは?

例外として、一部には車庫証明のいらない車があります。具体的には、農耕作業用のトラクターやコンバインなど公道を走らない車、ディスプレイ用の車両などです。

また、人口が少なく路上駐車が交通の妨げにならないなど、地域によっては車庫証明がいらない場合もあります。

なお、一般的に軽自動車の車庫証明は必要ないとされていますが、人口の多い地域などでは「保管場所届出手続」を取得しなければなりません。

目安としては、都心から30km以内の地域や県庁所在地、人口が10万人を超える市町村などです。

地域によって車庫証明や保管場所届出手続きの必要性が異なるため、わからない場合は車庫の地域を管轄する警察署に確認してみましょう。

車庫証明に必要な書類や準備

車庫証明に必要な書類は以下の通りです。

  • 本人確認書類
  • 自動車保管場所証明申請書
  • 保管場所標章交付申請書
  • 保管場所の所在図、配置図

さらに、車庫の所有者によって異なる書類を用意する必要があります。

自分の所有する車庫保管場所使用権原疎明書面(自認書)
他人の所有する車庫保管場所使用承諾証明書(承諾書)
共同所有の車庫共有者全員分の使用承諾書

車庫証明を提出するまでの流れは以下の通りです。

  1. 必要書類の準備
  2. 作成
  3. 提出
  4. 受け取り

それぞれのステップを詳しく解説するので、車庫証明を申請する前に確認しておきましょう。

必要書類の準備

まずは必要書類を準備することから始めます。書類は車庫のある地域を管轄する警察署で受け取れる他、警視庁のホームページからダウンロードすることも可能です。

保管場所の承諾書は車庫の所有者によって異なるため、自分に必要な書類を再度確認しておきましょう。

自分の所有する車庫保管場所使用権原疎明書面(自認書)
他人の所有する車庫保管場所使用承諾証明書(承諾書)
共同所有の車庫共有者全員分の使用承諾書

作成

用意した書類に必要事項を記入します。記入例は警視庁のホームページでダウンロードできるので、書き方がわからない場合は参考にするとよいでしょう。

作成した書類に記入漏れや誤りがないか、提出前に見直して確認しておくことが大切です。

提出

提出場所は、車庫の地域を管轄する警察署です。交通課の「車庫証明窓口」に作成した書類を提出してください。

車庫証明を申請する場合は、申請手数料を支払わなければなりません。相場は地域差があるものの、2,000円〜2,200円ほどです。現金を忘れずに持って行くようにしましょう。

受け取り

後日、発行された車庫証明を警察署まで受け取りに行きます。受け取る際には標章代が500円〜600円ほど必要です。

申請手数料と標章代を合わせると、車庫証明の取得には2,500円〜2,800円ほどかかります。

定額カルモくんなら車庫証明を代行してくれる

出典:定額カルモくん

車庫証明の手続きが複雑そうで不安な方は、手続きを代行してくれるカーリース「定額カルモくん」がおすすめです。

カルモくんでは車庫証明の取得を代行してくれるため、書類の準備から全て任せられます。

また、車庫証明にかかる費用も全てリース料金に含まれるため、初期費用がかからないことが魅力です。

選べる車種も豊富で、7年以上の契約で「もらえるオプション」に加入できます。将来的に自分名義の車が欲しい方も、気軽に申し込めるでしょう。

契約期間1〜11年
月額料金12,820円〜
走行距離制限7年契約以上でなし
カスタム制限もらえるオプションで制限なし
取り扱い車種国産主要メーカー

定額カルモくん 詳細はこちら

車の所有に関して面倒な手続きを省けるカーリースおすすめ

リース中の手続きをなるべく簡単に済ませたい場合は、さまざまなサービスが月額料金に含まれている以下のカーリースがおすすめです。

  • KINTO
  • MOTAカーリース
  • ニコノリ

それぞれのリース会社によって任意保険、車検、もらえるサービスなどの申し込みが必要ないため、面倒な手続きなしで快適なカーライフを楽しめます。

自分に合ったサービスがあるか、見比べながら検討してみてください。

KINTO

出典:KINTO

「KINTO」では、担当販売店で車庫証明の手続きを代行してもらうことが可能です。自分で手続きを行う手間が省け、スムーズにリース契約が結べます。

また、KINTOは自賠責保険と任意保険の手厚い補償体制が強みで、どちらもリース料金に含まれていることが特徴です。

多くのカーリースでは、別途に任意保険に加入しなければならず、保険に詳しくない方は選ぶ際にも迷ってしまうでしょう。

KINTOは専用の任意保険がついているため、万が一の事故の際でも車両の修理費や自分の怪我の補償もできて安心です。

契約期間3年・5年・7年(レクサス・モリゾウセレクション3年)
月額料金(ボーナス併用払い)14,740円〜
走行距離制限1500km×リース月数
カスタム制限あり
取り扱い車種トヨタ車

KINTOの詳細はこちらから

MOTAカーリース

出典:MOTAカーリース

「MOTAカーリース」では、車庫登録の書類や手続きの方法を丁寧に案内してくれます。自分で手続きを行う必要はありますが、しっかりサポートしてくれるのでスムーズに進められるでしょう。

また自分で手続きを行うことにより、代行費用を抑えることが可能です。なるべく費用を抑えたい方におすすめのカーリースと言えます。

さらに車検費用も月額料金に含まれているため、自分で手続きを行う手間がかかりません。

1万円台から選べる車が豊富で、オプション契約なしでリース後に車をもらえることもMOTAカーリースの魅力です。

契約期間7年・9年・11年
月額料金12,430円~
走行距離制限なし
カスタム制限なし
取り扱い車種レクサス以外の国産メーカー全種類

MOTAカーリースの詳細はこちらから

ニコノリ

出典:ニコノリ

ニコノリでは公式サイト上で、車庫証明に必要な書類の書き方を詳しく解説しています。

記入例を用いながらわかりやすく解説しているため、車庫証明の取得が初めての方でも戸惑うことなく申請できるでしょう。

ニコノリのカーリースには、標準で車検と半年ごとのオイル交換費用がリース料金に含まれています。

更に、メンテナンスプランを追加することで、オイルエレメントやブレーキパッドなどの消耗品も交換が可能です。

メンテナンスの度に申し込み手続きが面倒な方は、ニコノリのカーリースを利用してみてください。

契約期間1年〜9年
月額料金5,500円~
走行距離制限もらえるパックで制限なし
カスタム制限もらえるパックで制限なし
取り扱い車種国産主要メーカー

ニコノリの詳細はこちらから

まとめ

カーリースの際にも、車庫証明を取得する必要があります。

しかし、車庫証明を申請するためには車庫の場所や広さ、所有権などさまざまな条件を満たさなければなりません。

カーリースに契約する際には、車庫に最適な場所を確保してから車庫証明を取得することが大切です。

自分で車庫証明を取得することに気が引ける方は、「定額カルモくん」など車庫証明を代行取得してくれるリース会社を選ぶとよいでしょう。

定額カルモくん 詳細はこちら

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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