ビジネスローンには必ず厳しい審査があります。

形式的な内容ではなく、しっかりと返済能力を調査しているため、審査落ちする方は一定数います。

そのため、「必ず借りられる」「審査激甘」といったビジネスローンは存在しません。

しかし、審査条件は金融機関によって異なるため、「A社は駄目だったけどB社は通った」といったように、借入先によってはスムーズに審査に通る可能性があります。

本記事では、審査が甘いビジネスローンが存在しない事実に加えて、審査落ちの理由や独自審査を行う業者について解説します。

独自審査を実施する業者であれば、銀行で審査落ちとなった事業社の方でも受け入れてもらえる可能性があるので、ぜひ参考にしてみてください。

ビジネスローン審査甘いブラックOKはどこ？独自審査激甘など

冒頭でもお伝えした通り、必ず借りられるビジネスローンは存在しません。

「審査激甘」や「審査なし」と謳っている業者は、法定金利を超える貸付をしたり強引な取り立てをしたりする恐れがあります。

なぜなら、法律によって利用者が安易に融資を受けられると誤認する恐れのある文言の使用が禁止されているからです。

（誇大広告の禁止等）
第十六条　貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。
引用：e-GOV法令検索「貸金業法｜第十六条」

つまり、「審査激甘」や「審査なし」と謳っている業者は、すでに法律に違反しているわけです。

そのような業者を利用すると、法定金利を超える利息の支払いを要求されたり、強引な取り立ての被害に遭ったりする恐れがあります。

同様に、信用情報が事故情報として扱われているブラックの方も、返済能力に不安がある状態なので、ローン会社としては融資を見送らざるを得ないというのが実情です。

ただし、ブラックの場合は他の条件を考慮して受け入れてくれる業者がいます。

とはいえ、かなり可能性は低いので、過度に期待して申し込むのは避けた方が良いでしょう。

ちなみに、審査が甘いビジネスローンについて調べていると、「ハリス」という業者名がヒットするでしょう。

しかし、ハリスという金融機関は過去にも現在にも存在しておらず、似たような名前の業者もありません。

なぜハリスという名前が登場したのか、その出どころすら不明です。

そのため、ハリスについてこれ以上お伝えできる内容はありません。

審査激甘なビジネスローンはない！審査落ち理由をチェック

続いては、ビジネスローンで審査落ちする理由について解説します。

• 申し込み内容や提出書類に不備がある
• 開業して1年未満
• 税金を滞納している

申し込み内容や提出書類に不備がある

申し込み内容や提出書類に不備があると、正しく審査ができないため融資を見送られる可能性があります。

もちろん、悪気がないとわかる誤字脱字であれば、金融機関から確認と修正の連絡があるだけで、審査に大きな影響はないでしょう。

しかし、年収や業歴の数字に誤りがあると、「虚偽申告では？」と疑われて審査落ちする確率が高くなります。

また、必要な書類を用意できず、提出を求められても速やかに行動に移さずにいると、「この事業者は信用できない」と融資見送りの判断が下されます。

申込書への記入と提出書類の準備はしっかりと行うようにしてください。

開業して1年未満

多くのビジネスローンでは、事業実績1年以上を申し込みの条件としています。

これは、返済できる財政状況なのか確認するために設けられた条件で、開業1年未満の場合は事業が安定しているのか判断できません。

そのため、ローン会社は貸し倒れのリスクを懸念して、融資を見送るケースが多いのです。

また、開業1年未満で申し込める金融機関であっても、審査が厳しくなる恐れがあるので利用は慎重に判断した方が良いでしょう。

税金を滞納している

税金の支払いは国民の義務であるため、それを支払えない事業者に融資してくれる金融機関はほとんどありません。

なぜなら、税金を滞納するほどお金に困っている人に対して、「この人ならちゃんと返済してくれるだろう」と判断するローン会社はほぼ存在しないからです。

税金を滞納していると、社会的信用度は著しく低下するので、ビジネスローンの審査でも大きなハンデとなってしまいます。

もし、税金を滞納している状態でローンを組む場合は、滞納している理由や今後の対応策などを明確に示せるようにしておきましょう。

ブラックOKのビジネスローン をお探しなら「あんしんワイド」

出典：GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド

一般的に、銀行系ビジネスローンは、創業期や赤字決算の会社を借入不可としています。

しかし、銀行系ビジネスローンの中には、創業期や赤字決算でも相談に乗ってくれるところがあります。

それが「GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド」です。

来店不要で全国どこからでも申し込みができて、「決算書」「事業計画」「担保」「保証人」なしで審査してくれます。

あなたが用意するのは「銀行口座の入出金明細（直近3ヶ月以上の連続した取引）」だけです。

必要書類が少ないので、コア業務に支障をきたす心配がありません。

あんしんワイドは融資枠型のビジネスローンなので一度契約すれば、限度額の範囲内でいつでも好きなタイミングで借入できます。急を要する方はもちろん、緊急性が高くない方も申し込みをしておくと良いでしょう。

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【GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドの詳細はこちらから】

即日対応！ビジネスローン審査が不安なら独自審査のノンバンク系

ビジネスローンと言えば、銀行が提供しているサービスといったイメージがあるでしょう。

しかし、銀行以外にもサービスを提供している会社があります。

銀行のように預金を取り扱わないノンバンク系と呼ばれる金融機関が存在するのです。

ノンバンク系のビジネスローンは独自審査を導入しているため、個人の事情を考慮した柔軟な審査を実施してくれます。

銀行系のビジネスローンで審査落ちとなった事業者の方でも、ノンバンク系なら審査に通る可能性があるでしょう。

そこで続いては、独自審査を行うおすすめのノンバンク系ビジネスローンを3つご紹介します。

• ファンドワン
• キャレントキャッシング
• デイリーキャッシング

ファンドワン

出典：ファンドワン

「ファンドワン」は、赤字決算や税金未納の事業者でも相談に乗ってくれるノンバンク系のビジネスローンです。

来店不要なので全国どこからでも申し込めます。

また、銀行系ビジネスローンなら融資まで翌営業日〜2週間程度かかるところ、ファンドワンは最短即日で入金してくれます。

無料相談も受け付けているので、他社で断られた方や審査が不安な事業者はファンドワンを検討してみると良いでしょう。

※法人代表者が連帯保証人となる必要があります。

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キャレントキャッシング

出典：キャレントキャッシング

「キャレントキャッシング」は、平日14時までに申し込めば即日融資に対応してくれるノンバンク系ビジネスローンです。

パソコンやスマホから最短3分で申し込みできるので、緊急性が高い方の強い味方となってくれるでしょう。

また、資金使途は「つなぎ資金」「設備投資」「運転資金」「仕入費用」など様々な用途で利用可能です。

キャレントキャッシングの公式サイトでは、以下の3項目を入力するだけで借入可能かチェックしてくれる簡易診断があります。

「借入診断」は誰でも無料で利用できるので、審査に通るか不安な方は試してみると良いでしょう。

※平日14時までに手続きが完了した場合です。

【キャレントキャッシングの詳細はこちらから】

デイリーキャッシング

出典：デイリーキャッシング

「デイリーキャッシング」は、法人だけでなく個人事業主の方でも相談に乗ってくれるノンバンク系ビジネスローンです。

最大5,000万円まで融資可能で、返済期間は最長30年と長めなので、自由度の高い計画を立てられるでしょう。

また、担保・保証人は原則不要です。

有担保のビジネスローンと比べて融資までのスピードが早く、デイリーキャッシングでは最短30分で審査が完了します。

借りた資金は「設備投資」「つなぎ資金」「新事業への投資資金」といった幅広い目的で使えるので、資金繰りに困っている方は相談してみてください。

【デイリーキャッシングの詳細はこちらから】

ビジネスローン審査に通らない場合は審査なしの支払い.comもおすすめ

出典：支払い.com

独自審査のノンバンク系ビジネスローンも、創業期や赤字決算を受け入れてくれる「GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド」も、確実に審査に通るわけではありません。

そのため、ビジネスローンの審査に通らなかった場合は、他の資金調達方法を検討するしかありません。

そこでおすすめなのが「支払い.com」です。

支払い.comは、銀行振込による支払いをクレジットカード決済に変更して、支払いを最長60日先に延長できる新たな資金調達の方法です。

融資ではないため、審査はもちろん本人確認書類や決算書の提出も必要ありません。

用意するのは決済に使うクレジットカードだけです。

パソコンやスマホから最短60秒で申し込みができて、早ければ1日後には現金を受け取れます。

また、銀行口座への振込は、あなたの名前に変更できるので、支払先に支払い.comの利用が知られる心配はありません。

手数料は一律4％と利率の変動がなく、ビジネスローンよりもコストを抑えられる可能性があるので、少しでも費用をかけずに資金調達したい方は検討してみてください。

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まとめ

ビジネスローンに審査が甘い金融機関はありません。

そのため、ローン会社から「返済能力に乏しい」と思われれば審査落ちしてしまいます。

しかし、全ての金融機関が同じ基準で審査しているわけではありません。

ノンバンク系ビジネスローンなら、独自の審査基準を設けているため、銀行で断られた方でも受け入れてもらえる可能性があります。

今回ご紹介した金融機関なら、創業期や赤字決算でも相談に乗ってくれるので、検討してみると良いでしょう。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。