【目的別】おすすめの法人・ビジネスカード15選!おすすめの選び方も徹底解説
この記事では、さまざまな種類がある法人・ビジネスカードのなかで、編集部のおすすめを目的別に紹介します。法人カードとひとくちに言っても、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。おすすめの15枚から自分に合った1枚を見つけましょう。
法人カードの発行前に知っておくべき事前知識2つ

法人カード発行前に知っておくべき事前知識が2つあります。
- ビジネスカードとコーポレートカードの違い
- 法人・ビジネスカードと個人カードの違い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ビジネスカードとコーポレートカードの違い

事業者向けのクレジットカードもコーポレートカードとビジネスカードがあります。大企業ならコーポレートカード、中小企業・個人事業主ならビジネスカードを発行しましょう。
大企業の判断基準ですが、追加カードが15~20枚以上必要になるような会社はコーポレートカードを使うのがおすすめです。

法人・ビジネスカードと個人カードの違い

法人・ビジネスカードと個人カードも用途が異なります。主な違いは以下のとおり。
- 決済に使える口座
- 申し込み対象
- 支払い回数 など
法人・ビジネスカードは法人口座を設定できますが、申し込み対象が経営者または個人事業主のみです。また、基本的に法人カードは一括払いにしか対応していません。

ここまで法人カード・ビジネスカードについて知っておきたい事前知識を紹介しました。ここからは編集部がおすすめする法人カード・ビジネスカードを目的別に紹介します。ぜひカード選びの参考にしてください。
総合力の高いおすすめ法人・ビジネスカード3選

ここではどんな人にでもおすすめできる、総合力の高い法人・ビジネスカードを3枚紹介します。
- JCB法人カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
- 三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①JCB法人カード

JCB法人カードはオンラインなら初年度年会費無料で発行できる法人カード。通常のポイント還元率は0.5%ですが、Amazonの利用でポイントが3倍になります。
2年目以降も年会費1,375円と維持コストがあまりかからないため、起業・開業したての事業者にも向いていますよ。

JCB法人一般カード・公式サイト
②アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは初年度年会費無料で持てる、ステータス性の高い法人カード。一般カードながら国内外の空港ラウンジも無料で利用できます。
アメックスは一律の限度額がないので、限度額の少なさに不安がある事業者には最適のカード。2年目以降は年会費が13,200円かかりますが、ステータス性を加味すればあまり気にならない金額ですね。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・公式サイト
③三井住友カード ビジネスオーナーズゴールド

三井住友カード ビジネスオーナーズゴールドは、年間100万円以上の利用があれば翌年以降の年会費が永年無料になります。ゴールドカードながら年会費無料で持てるため、コスパ抜群ですね。
国内外の主要空港ラウンジが使えたり、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯されていたりと、総合力に優れた1枚です。

三井住友ビジネスカード for Owners ゴールドカード 公式サイト
ここまでどんな人にもおすすめできる、総合力の高い法人・ビジネスカードを紹介しました。次は事業者によって異なる法人カードの目的別に、おすすめのカードを紹介します!
目的別のおすすめ法人・ビジネスカード11選

ここでは目的別におすすめの法人・ビジネスカードを紹介します。
- 年会費無料のおすすめ法人カード
- ガソリンの消費が多い事業者におすすめの法人カード
- マイルがよく貯まるおすすめの法人カード
- 中小企業・個人事業主におすすめの法人カード
それぞれ詳しく見ていきましょう。
年会費無料のおすすめ法人カード2選
年会費無料のおすすめ法人カードは、以下の2枚です。
- 三井住友カード ビジネスオーナーズ
- ライフカード ビジネスライト
①三井住友カード ビジネスオーナーズ

三井住友カード ビジネスオーナーズは年会費永年無料の法人カード。大手カード会社の三井住友カードが発行しているにも関わらず、年会費は永年無料なので非常に人気です。
申し込みの際に登記簿謄本や確定申告書類の提出が不要で、運転免許証と本人確認書類だけで発行できます。

三井住友ビジネスカード for Owners クラシック(一般)カード 公式サイト
②ライフカード ビジネスライト

ライフカード ビジネスライトは年会費永年無料ながら、3種類の国際ブランドから選べます。ポイント還元はありませんが、比較的審査に挑戦しやすい1枚。
ライフカードビジネスライトを持っていれば、クラウドで簡単に経理・決算できる会計ソフトの会計freee登録時に2,000円の利用料金割引クーポンが手に入ります。これから会計ソフトの導入を検討している事業者にピッタリですね。
-
個人向けに確定申告などができたり、法人向けの経理・決算がスムーズに行えるクラウド会計ソフト
-
ガイド付きだからはじめての経理でも安心して使用可能
-
クラウドなのでどこからでもアクセス可能で、データが消える心配もなし!
-
20人以下の法人向けプランなら月額1980円から利用可能!

ライフカードビジネスライト/ライフカードビジネスライトゴールド 公式サイト
ガソリンの消費が多い事業者におすすめの法人カード2選
ガソリンの消費が多い事業者におすすめの法人カードは、以下の2枚です。
- NTTファイナンスBizカード
- シェルビジネスカード
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①NTTファイナンスBizカード

NTTファイナンスBizカードは、全国の出光興産系列のサービスステーションでガソリンの給油などで最大40円/リットル割引が受けられる法人カード。割引額は利用額に応じて変更されます。
通常のポイント還元率も1.0%と高還元なので、普段使いにも相性抜群ですよ。

NTTファイナンスBizカード 公式サイト
②シェルビジネスカード

シェルビジネスカードは利用額に応じてキャッシュバックが受けられる法人カード。キャッシュバックは利用額に応じて年間最大18万円にも及びます。
年会費が1,375円ですが、初年度は年会費が無料なので維持コストもかかりません。

マイルがよく貯まるおすすめの法人カード2選
マイルがよく貯まるおすすめの法人カードは、以下の2枚です。
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- ANA JCB法人カード 一般
①セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、プラチナカードながら年会費27,500円と比較的維持コストが安いのが特徴。さらに、年間200万円以上の利用で翌年の年会費は11,000円になります。
貯めたポイントはJALマイルに高還元で交換できるので、マイルを貯めたい事業者にはピッタリです。飛行機やホテル予約を代行してくれるコンシェルジュがつくのもうれしい特典ですね。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード 公式サイト
②ANA JCB法人カード 一般

ANA JCB法人カード 一般は初年度無料の法人カード。日常の決済で貯めたポイントは、ANAのマイルに高レートで交換できます。
入会キャンペーンの充実しており、カード入会・継続で毎年1,000マイルがもらえるのも特徴。

ANA JCB法人カード 公式サイト
中小企業・個人事業主におすすめの法人カード5選
中小企業・個人事業主にもおすすめの法人カードは、以下の5枚です。
- セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- EX Gold for Biz S
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- 楽天ビジネスカード
- ラグジュアリーカード ブラック
①セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、個人事業主やフリーランスにおすすめの法人カード。年会費は永年無料ながら、IT事業者向けの特典が多くあります。
たとえば、クラウドワークスやYahoo!広告などの対象のWebサービスの支払いではポイントが4倍です。貯めたポイントは有効期限もありません。

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード 公式サイト
②EX Gold for Biz S

EX Gold for Biz Sはゴールドカードながら初年度年会費無料で持てます。ポイント還元率は0.5%ですが、利用額に応じて1.2%までアップも可能。
空港ラウンジサービスも付帯されているので、利便性は抜群ですよ。

EX Gold for Biz S 公式サイト
③アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは券面がチタン素材の高級感のある法人カード。持った瞬間ズッシリと重厚感があるので、ステータス性を重視したい事業者におすすめです。
対象のレストランを2名以上で利用すれば1名分が無料になる「ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン」も魅力であり、会食で定期的に使えそうですね。

アメリカン・エキスプレス・カード・ビジネス・ゴールド 公式サイト
④楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカード保有者が発行できる法人カード。楽天市場でポイント5倍になったり、プライオリティ・パスが付帯したりします。
プラチナカードレベルの特典が付帯されるのにも関わらず、年会費は2,200円とコスパ抜群ですよ。個人カードで楽天プレミアムカードを利用している人は、必見です。

楽天プレミアムカード 公式サイト
⑤ラグジュアリーカード ブラック

ラグジュアリーカード ブラックは重厚感のある金属製素材の法人カード。券面の色もブラックなのも相まって、ステータス性はピカイチです。
ポイント還元率も常時1.25%と法人カードのなかでもとくに高還元。事前入金サービスで9,999万円までの高額決済もできるため、納税や広告費の支払いにも最適です。

ラグジュアリーカード 公式サイト
ここまで編集部おすすめの法人・ビジネスカードを目的別に紹介してきました。しかし、まだ自分にあった法人カードの選び方がわからない人もいるのではないでしょうか?
そんな人のために、「法人カードのおすすめの選び方」を徹底解説します!参考にしてください。
法人カードのおすすめの選び方3つ

法人カードのおすすめの選び方は以下の3つを参考にしてみてください。
- 年会費で選ぶ
- 限度額で選ぶ
- 付帯特典で選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①年会費で選ぶ

年会費は毎年かかる維持コストなので、無理しないのが鉄則。キャッシュフローに余裕がない場合は、まず年会費無料カードのなかから選びましょう。
年会費の高額なカードはステータス性の補填にもなるため、キャッシュフローに余裕がある人は以下のようなゴールドやプラチナカードもおすすめです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード 公式サイト
②限度額で選ぶ

法人カードを発行する際に限度額は重要なポイントです。税金をクレジットカードで支払う場合や、高額決済にはある程度の限度額が必要。
しかし、一般的に年会費無料カードでは限度額が10〜50万円と足りなくなる場合も少なくありません。限度額が心配な人は、以下の2枚から選んでみてください。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・公式サイト
③付帯特典で選ぶ

法人カードをただ決済に利用するのもいいですが、カードを最大限お得に利用したいなら、付帯特典の充実度で選ぶのも選択肢の1つです。カードによってはコンシェルジュやプライオリティ・パスなど、魅力的な特典が付帯されています。

この記事で紹介した法人カードのなかで、とくに付帯特典が充実しているのは以下のカードです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード 公式サイト
法人・ビジネスカードのメリット・デメリット

ここまで法人カードの選び方や、おすすめの法人カードなどを解説してきました。しかし、そもそも法人カードを作ることで、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。詳しく解説します。
法人・ビジネスカードのメリット

法人カードを持つ主なメリットは、以下の3つ。
- 経費精算が楽になる
- 支払いでポイントが貯まる
- 特典や優待サービスが受けられる
経費精算が楽になるうえに支払いでお得にポイントも貯まるので、現金払いよりも優れています。

法人・ビジネスカードのデメリット

法人カードを利用する主なデメリットは、以下の2つ。
- 年会費がかかる
- 分割払いやリボ払いに対応していない場合がある
一部年会費無料のカードもありますが、法人カードは基本的に年会費がかかります。また、個人用カードと違って分割・リボ払いにも非対応の場合が多くあります。

法人・ビジネスカードに関するQ&A

ここまで法人カードに関するさまざまな情報を紹介してきました。みなさん、法人カードについての疑問はすべて解決しましたか?
最後に、ここまででカバーしきれなかった情報を、Q&A形式で3つ紹介します!
①個人事業主やフリーランスでも法人カードは作れる?

個人事業主やフリーランスでも法人カードは作れます。とくにセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードなら年会費無料なうえに、登記簿謄本や確定申告書類の提出も必要ありません。
個人カードと同じ流れで発行できるので、個人事業主やフリーランスにおすすめですよ。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード 公式サイト
②法人カードの審査は厳しい?

法人カードの審査基準はカード会社やランクによって異なります。一概に審査が甘い・厳しいとは言えません。
基本的に20歳以上の法人代表者や個人事業主ならどのカードにでも申し込めます。法人カードは起業・開業1年目でも作れるので、審査に気負う必要はありません。
③法人カードで貯めたポイントは何に使える?

貯めたポイントは、主に以下の使い道があります。

使い道は非常に豊富なのでポイントは無駄になりません。貯めたポイントを活用すれば、経費削減にもなりますよ。
法人・ビジネスカードは事業者にとってお得で便利なクレジットカード

結論、法人・ビジネスカードは事業者にとって必要不可欠です!法人カードがあれば経費精算が楽になったり、キャッシュフローに余裕ができたりします。
編集部がおすすめした選び方を参考に、年会費や限度額・付帯特典などをしっかり見比べて、自分に合った1枚をぜひ申し込んでみてください。
