2枚持ちにおすすめのJALカードとANAカードを紹介!メリット・デメリットも解説

JALカードとANAカードの2枚持ちを検討されていませんか?この記事では、JALカードとANAカードを2枚持ちするのにおすすめのカード、1枚でJALマイルもANAマイルも貯められるカード、2枚持ちのメリット・デメリットなどを紹介します。

この記事の監修者

光永

クレットカードメディア副編集長

大の旅行好きで3種類のマイルを使いこなす。昨年1年間で合計30万マイルを貯め、マイルだけで5回旅行に行くほど。航空系クレジットカードのマニアに旅行やマイルのことならお任せ!

JALカードとANAカードの2枚持ちにおすすめのカード

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JALカードとANAカードの2枚持ちにおすすめのカードを4枚紹介していきます。

  1. JAL普通カード
  2. JAL CLUB-Aカード
  3. ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
  4. ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

それぞれ見ていきましょう。

JAL①JAL普通カード

カード名JAL普通カード
発行年齢対象18歳以上(高校生を除く)
年会費2,200円(税込)
・初年度無料
・国際ブランドがAmexの場合
年会費6,600円
ポイント還元率0.5%〜
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB・Amex

JAL普通カードは、JALマイルを効率的に貯められるクレジットカード。通常200円につき1マイルが貯まりますが、ショッピングマイル・プレミアムに加入すると、100円につき1マイル貯まります

ショッピングマイル・プレミアムに加入するには、通常の年会費にプラスして、3,300円(税込)の年会費が必要です。また、JALカード特約店で利用をすると、ポイント還元率は2倍になります。

つまり、ショッピングマイル・プレミアムに加入した上で、JALカード特約店で買い物をすると、100円につき2マイルも貯まります。買い物以外でも、以下のようなボーナスマイルを獲得できます。

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ボーナスマイル内容
入会ボーナス入会後初めてJAL便に搭乗すると1,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス毎年JAL便に最初に搭乗した際に1,000マイル
搭乗ごとのボーナスフライトマイルの10%がプラス

Suicaや東急ポイント機能を付けたり、国際ブランドを変えたりすることで、獲得できるマイルも変わってきます。自分の用途に合わせて、機能や国際ブランドを選ぶようにしましょう。

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副編集長

マイルを効率的に貯めたい方は、ショッピングマイルに加入するのがおすすめです。

JAL②JAL CLUB-Aゴールドカード

カード名JAL CLUB-Aゴールドカード
発行年齢対象18歳以上(高校生を除く)
年会費11,000円(税込)
ポイント還元率0.5%〜
国際ブランドVisa・Mastercard・JCB・Amex

JAL CLUB-Aゴールドカードは、ゴールドカードなので普通カードに比べて年会費は高くなるが、より効率的にJALマイルが貯まるカード。ショッピングマイル・プレミアムに関しては一緒ですが、ボーナスマイルで獲得できるマイルが増えます。

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ボーナスマイル内容
入会ボーナス入会後初めてJAL便に搭乗すると5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス毎年JAL便に最初に搭乗した際に2,000マイル
搭乗ごとのボーナスフライトマイルの25%がプラス

また旅行保険や特典もより充実した内容のものが付帯してきます。JAL便に搭乗する機会の多い人には、普通カードよりもJAL CLUB-Aカードの方がおすすめです。

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副編集長

搭乗ごとのボーナスマイルが25%というのはとても高いので、JALの高頻度利用者はぜひ持っておきたい1枚です。

ANA①ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

カード名ソラチカカード
発行年齢対象18歳以上(高校生を除く)
年会費2,200円(税込)
・初年度無料
ポイント還元率0.5%〜
国際ブランドJCB

ソラチカカードは、ANAマイルだけでなくOkiDokiポイントやメトロポイントも貯まるクレジットカード。通常1,000円につき1OkiDokiが貯まりますが、東京メトロに乗車すると5〜15メトロポイントも貯まります。

また、メトロポイントPlus加盟店でPASMO電子マネーを利用したり、定期券の購入をしたりすることでも東京メトロポイントが貯まります。

ANAマイルは入会時や継続時、ANA便に搭乗した時などに獲得できます。

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ボーナスマイル内容
入会ボーナス入会すると1,000マイル
継続ボーナスカード継続で毎年1,000マイル
搭乗ごとのボーナスフライトマイルの10%がプラス

貯めたOkiDokiポイントやメトロポイントは、ANAマイルに交換できます。OkiDokiポイントは、10マイルコースに登録すれば1ポイント=10マイルのレートで交換可能です。

ただし10マイルコースに登録するためには、年会費が通常年会費に加えて、5,500円必要となります。メトロポイントは、100ポイント=90マイルの交換レートです。

東京メトロやANA便をよく利用する人なら、ソラチカカードを持っていれば効率的にマイルを貯められますよ。

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副編集長

メトロポイントとマイルの交換ができるので陸マイラーの方にもおすすめです!

ANA②ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)

カード名ソラチカゴールドカード
発行年齢対象20歳以上(学生を除く)
年会費15,400円(税込)
ポイント還元率0.5%〜
国際ブランドJCB

ソラチカゴールドカードは、ソラチカカード以上にANAマイルを効率的に貯められるゴールドカード。通常のショッピング利用で貯まるポイントは変わりませんが、東京メトロに乗車した際に貯まるポイントが20〜40ポイントにアップします。

電子マネーを利用した際に貯まるポイントもソラチカカードの倍ですし、ボーナスマイルの獲得数も以下のように異なってきます。

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ボーナスマイル内容
入会ボーナス入会すると2,000マイル
継続ボーナスカード継続で毎年2,000マイル
搭乗ごとのボーナスフライトマイルの25%がプラス

また、10マイルコースに登録するのに年会費が別途かかることもありません。JALカードとの2枚持ちをする上で、年会費が大きな負担に感じない人になら、おすすめできるカードです。

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JALマイルとANAマイルの2つを1枚で貯められるおすすめのカード

2022年2月23日新規申込み終了】SPGアメックスカード

SPGアメックスカード
カード名SPGアメックスカード
発行年齢対象20歳以上(学生を除く)
年会費34,100円(税込)
ポイント還元率1%〜
国際ブランドAmex

SPGアメックスカードは、2022年2月24日より、「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」に切り替わりました。

「カードを2枚持ちするのはめんどくさい」とJALカードとANAカードを2枚持ちするのを悩まれる人もいますよね。そんな人におすすめなのがSPGアメックスカードがおすすめです

SPGアメックスカードのメリットは主に以下の3つです。

  1. 100円の利用につき1マイル相当のポイントが貯まる
  2. 貯めたポイントを40社以上のマイルに移行できる
  3. ポイントの有効期限がない

1つずつ詳しく見ていきましょう。

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①100円の利用につき1マイル相当のポイントが貯まる

普段の買い物でSPGアメックスカードを利用すると、100円につき3Marriott Bonvoyポイントが貯まります。また、Marriott Bonvoy参加ホテルでなら、100円につき6Marriott Bonvoyポイント貯まります。

貯めたMarriott Bonvoyポイントは3ポイント=1マイルのレートで交換可能です。さらに60,000ポイント移行する毎に、ボーナスとして15,000マイルが加算されます。

航空機に搭乗してボーナスマイルを獲得することはできません。しかし、普段の買い物で効率良くポイントを貯め、マイルに交換できます。

副編集長

航空機搭乗によるボーナスマイルの獲得はできませんが、普段の買い物で効率よくポイントを貯めて、マイルに交換できますよ。

②貯めたポイントを40社以上のマイルに移行できる

SPGアメックスカードで貯まるMarriott Bonvoyポイントは、JALやANAも含む、40社以上のマイルに移行可能です。そのため、自分が使いたい航空会社のマイルに交換できないといったことはほとんどありません。

またマイルに交換する以外にも、Marriott Bonvoy参加ホテルの無料宿泊特典に変えたり、ギフトカードに変えたりもできます。

副編集長

交換先が多く、JALマイルやANAマイルよりも使い勝手がいいのは魅力的ですね。

③ポイントに有効期限がない

Marriott Bonvoyポイントの有効期限は2年間ですが、ポイントを獲得したり、使用したりするごとに2年間延長されます。そのため、実施有効期限がないポイントと言えます。

JALマイルやANAマイルは有効期限が36ヶ月で、使わずに保有し続けていると失効してしまう恐れがあります。Marriott Bonvoyポイントなら、有効期限を延長し続けていれば失効することはないため、マイペースに貯められます。

ボーナスマイルがもらえる60,000ポイントまで保有してから、マイルに移行すれば、効率的に貯められますよ。

副編集長

ボーナスマイルがもらえる60,000ポイントまで保有してから、マイルに移行すれば、マイルが効率的に貯められますよ。

JALカードとANAカードを2枚持ちする3つのメリット

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JALカードとANAカードを2枚持ちするメリットは以下の3つです。

  1. JAL便とANA便どちらに搭乗してもマイルが貯まる
  2. JALとANAの上級会員を目指せる
  3. 2つのカードの特典が受けれる

1つずつ詳しく解説していきます。

①JAL便とANA便どちらに搭乗してもマイルが貯まる

JALカードとANAカードを2枚持ちしていると、JAL便でもANA便でも搭乗すればマイルが貯まります。取りこぼす可能性が低くなるため、それだけお得です。

飛行機を選ぶ際も、JALグループ便とANAグループ便のどちらかを選べばいいので、幅広い選択肢の中から選べますよ。

②JALとANAの上級会員を目指せる

JALカードとANAカードを2枚持ちしていると、JALとANAの両方の上級会員を目指せます。JALとANAそれぞれ以下のような上級会員制度があります。

  • JALグローバルクラブ
  • ANAプレミアムメンバー

上級会員になると、どのようなメリットがあるのか詳しく見ていきましょう。

JALグローバルクラブ

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JALグローバルクラブに加入するには、以下の条件をクリアする必要があります

JALグローバルクラブ加入条件

  • 1年間で「FLY ON ポイント」が50,000FLY ON ポイント(うちJALグループ便25,000FLY ON ポイント)以上、または50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ON ポイント以上
  • CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナのいずれかのカードを持っている

FLY ON ポイントとは、JALグループ便ならびにワンワールド アライアンス加盟航空会社便に乗ることで貯まるポイントのことです。

JALグローバルクラブ会員になると、以下のようなサービスを受けられます。

  • 獲得できるボーナスマイルがアップ
  • 会員専用予約デスク
  • 会員専用のラウンジサービス
  • etc……

JALグローバルクラブには、さらに上の「JGCプレミア」という会員資格もあり、さらにマイルが貯まりやすくなったり、使えるサービスが多くなったりします。

JALカードを発行したら、JALグローバルクラブに加入できるように、積極的にJAL便を利用しましょう。

ANAプレミアムメンバー

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ANAプレミアムメンバーに加入するには、以下のどちらかの条件をクリアする必要があります

ANAプレミアムメンバー加入条件

  • 1年間で「プレミアムポイント」が30,000ポイント(うちANAグループ便15,000ポイント)以上
  • 1年間で「プレミアムポイント」が30,000ポイントで、かつ、ANAゴールドカードかANAカード プレミアムを所持している

プレミアムポイントとは、ANAグループ(ANA・エアージャパン・ANAウイングス)やスターアライアンス加盟航空会社、スター アライアンスコネクティングパートナー運航便に搭乗した時に貯まるマイルとは別のポイントです。

ANAプレミアムメンバーになると、以下のようなサービスが受けられます。

  • アップグレードポイントやボーナスマイル
  • プレミアムメンバー専用サービスデスク
  • プレミアムメンバー専用ラウンジ
  • etc……

ANAプレミアムメンバーにはブロンズ、プラチナ、ダイヤモンドの3つのランクがあり、プラチナ、ダイヤモンドになるとスーパーフライヤーズカードの発行ができます。

スーパーフライヤーズカードが発行できると、通常のクレジットカード以上に、ANAマイルがザクザク貯まるようになりますよ。

ANAカードを発行したら、まずはプレミアムメンバーになれるよう、積極的にANA便を利用していきましょう。

③2つのカードの特典が受けれる

JALカードとANAカードを2枚持ちしていると、どちらのカードの特典も利用できます。

どちらも空港内で便利に使える特典やパッケージツアーがお得になる特典などが付帯してくるため、旅行によく行く人なら重宝するはずです。

旅行保険も両方のものが適用されるため、安心して旅行に出かけられますよ。

JALカードとANAカードを2枚持ちする3つのデメリット

JALカードとANAカードを2枚持ちするデメリットは以下の3つです。

  1. 年会費が2つ分必要になる
  2. 貯まるマイルが分散してしまう
  3. 使い分けるのがめんどくさい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①貯まるマイルが分散してしまう

JALカードとANAカードを2枚持ちすると、貯まるマイルが分散してしまいます

そのため、どちらのカードをメインで使うか決めておくといいでしょう。

例えば、東京メトロをよく使う人であればソラチカカードをメインにすることをおすすめします。

基本的には、飛行機もANAの航空機を使うようにし、JALカード特約店で買い物をするときだけ、JALカードを利用するといいでしょう。

使い分けさえきっちりとできれば、1枚持ちよりも効率的にマイルを貯められます。

②年会費が2つ分必要になる

JALカードとANAカードを2枚持ちすると、両方の年会費が必要です

通常の年会費だけではなく、よりマイルを効率的に貯められるショッピングマイル・プレミアムや10マイルコースに加入すると、より費用がかさんできます。

別途費用がかかるものに関しては、メインで使う方のみまずは利用することをおすすめします。年会費以上に得をすると感じるなら、両方とも加入するようにしてください。

③使い分けるのがめんどくさい

JALカードとANAカードを2枚使って、マイルを貯めるためには、使い分けをしっかりとしなければなりません

そのため、めんどくさいと感じる人もいるでしょう。

その場合は、1枚だけで両方のマイルが貯められる「SPGアメックスカード」を利用することをおすすめします。

JALカードとANAカードの2枚持ちに関するよくある質問

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最後にJALカードとANAカードの2枚持ちに関するよくある質問を2つ紹介します。

  1. JALマイルとANAマイルを相互交換はできない?
  2. JALマイルとANAマイルの違いは?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

Q1.JALマイルとANAマイルを相互交換はできる?

A.できません。

JALマイルとANAマイルを交換する方法もないわけではありませんが、相当手間がかかります。基本的にはできないと思っておきましょう。

Q2.JALマイルとANAマイルの違いは?

A.利用できる航空会社が違います

各航空会社はどこかのアライアンスに所属をしています。アライアンスとは、航空会社のグループだと思ってください。

同じグループであれば、他社便でもマイルを貯められます。アライアンスは大きく分けると以下の3つです。

アライアンス航空会社
ワンワールドJAL、アメリカン航空、マレーシア航空など全14社
スターアライアンスANA、中国国際航空、ユナイテッド航空など全26社
スカイチーム大韓航空、デルタ航空、ベトナム航空など全19社

JALが所属しているワンワールドに比べると、ANAが所属しているスターアライアンスの方が、加盟会社が多く、使いやすいと言えるでしょう。

とはいえ、自分が利用したい航空会社に合わせて、JALマイルかANAマイルか、それとも両方か、考えるようにしましょう。

JALカードとANAカードを2枚持ちして効率的にマイルを貯めよう

JALカードとANAカードを2枚持ちすれば、どちらのマイルも効率的に貯められます

貯めたいマイルの方のカードをメインカードとして、日常から使っていきましょう。

ただし2枚持ちをすると管理する手間がかかったり、場面によってカードを使い分けたりしないといけないため、面倒に感じる人もいるかもしれません。

その場合は、SPGアメックスカードの発行をおすすめします。

SPGアメックスカードであれば、貯めたポイントをJALマイルにもANAマイルにも移行できるため、非常に使い勝手がいいですよ。

SPGアメックスカードは、2022年2月24日より、「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」に切り替わりました。

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この記事を書いた人

クレカタウン編集部員

クレジットカードのプロ「クレカタウン編集部員」です!様々な角度からクレジットカードを徹底解説します。

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