ファクタリングの選び方|大手・個人におすすめのサービス比較・紹介!ファクタリングはやばい・安全?

※アフィリエイト広告を利用しています

働き方が多様化し、個人やフリーランスの活躍でファクタリングサービスの需要が増えています。しかし、「そもそもファクタリングはやばい取引なのではないか」「違法では?」など不安に思う方もいるでしょう。

結論からいうと、ファクタリングは違法ではありません。資金繰りに悩む事業主にとって有効な、比較的新しい資金調達方法です。

ですが、審査なしで勧誘する違法業者の存在も確認されています。

そこで今回は、ファクタリングを安全に利用するための注意点や選び方を解説していきます。

また、個人事業主向けのおすすめサービスも紹介していますので参考にしてみてください。

ファクタリングの選び方|そもそもファクタリングサービスとは?やばい・安全?簡単に解説

まずは、ファクタリング取引の基本的な流れやメリット・デメリットを紹介します。

  • ファクタリングの仕組みを簡単に解説
  • メリット
  • デメリットや注意点

ファクタリングの仕組みを簡単に解説

ファクタリングとは、利用者が保有している売掛金をファクタリング会社に買い取ってもらうことにより、入金期日より前倒しで資金を調達できる金融取引です。

通常、売掛金の支払いは60〜90日と長めに設定されており、資金繰りが悪化することが大きな課題となっていました。

ファクタリングサービスを利用することで資金繰りの改善に役立ちます。法的には債権譲渡契約であり、違法ではありませんので安心して利用できるでしょう。

ちなみに金融庁のHPでもファクタリングについて、以下のような記載があります。

一般に「ファクタリング」とは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取るサービス(事業者の資金調達の一手段)であり、法的には債権の売買(債権譲渡)契約です。

引用:金融庁

続いてファクタリングの流れを見ていきましょう。

  1. ファクタリング会社に売掛金の買取を申し込む
  2. ファクタリング会社が売掛金の審査を行う
  3. 審査に通過後、ファクタリング会社が売掛金を買い取る
  4. 利用者は買取代金を受け取る
  5. 取引先から売掛金の支払いが発生後、ファクタリング会社へ代金を支払う

まず、ファクタリングには審査があります。これは利用者から買い取った売掛金が回収できなかった場合に、ファクタリング会社が損害を被るのを防ぐためです。

審査では、主に取引先企業の業績と信用が重視されます。

ファクタリングのメリット

ファクタリングを利用するメリットは、主に以下の3つです。

  • 即日対応が可能
  • 売掛金の回収リスクを軽減できる
  • 審査基準が比較的緩やか

ファクタリングの最大の魅力は、入金期日より前倒しで現金化できることです。

売掛金の支払いサイクルが長めの業種や起業したばかりの個人事業主の場合は、人件費、設備投資など多岐に渡って資金が必要になります。

事業を拡大したいと考える企業にとって、スピード感のあるファクタリングは有効な手段になるでしょう。

業者によっては申し込みから入金まで最短1日で可能なので、急ぎの場合も安心して利用できるでしょう。

また、ファクタリングを利用することによって、売掛金の未回収リスクを回避できる点もメリットの一つです。

売掛金の未回収リスクとは、取引先の倒産などにより、売掛金を回収できなくなることです。ファクタリング業者は売掛金の回収を利用者に代わって行うため、取引先が倒産した場合でも利用者に影響がありません。

最後に、ファクタリングの審査は、銀行融資と比べて比較的通りやすいと言われています。

というのも、ファクタリングでは売掛金の質や売掛先の信用度を重視しているからです。利用者の財務状況が悪い場合でも、取引先の社会的信用が高い売掛金は利用できる可能性があります。

ファクタリングのデメリットや注意点

ファクタリングを利用する際は、以下の2点に注意しましょう。

  • 手数料が比較的高く設定されている
  • 悪質なファクタリング業者

ファクタリングサービスの利用には、手数料と金利がかかります。

銀行融資の金利は、年利換算で2〜5%程度ですが、ファクタリングでは売掛金に対し1〜10%と高く設定されています。

これは、ファクタリング会社が未回収リスクを考慮しているためです。

また、相場よりも高い手数料を請求する違法業者の存在も確認されています。

審査なしや基準が甘いファクタリング会社は、ヤミ金融会社である可能性が高いため絶対に利用しないようにしましょう。

金融庁でも以下のような注意喚起を行っています。

貸金業登録を受けていないヤミ金融業者により、年率換算すると数百~千数百%になる手数料を支払わされたり、大声での恫喝や勤務先への連絡といった私生活の平穏を害するような悪質な取立ての被害を受けたりする危険性があります。
引用:ファクタリングの利用に関する注意喚起:金融庁

ファクタリングを利用する際には、複数のファクタリング会社を比較し、信頼できる会社を選ぶことが大切です。

ファクタリング選び方|比較するポイントは4つ

以下では、ファクタリングサービスを利用する際に比較するべきポイント4つを解説します。

  1. 手数料
  2. 入金までの時間
  3. 買取可能額
  4. 個人か法人か

①手数料

取引内容やファクタリング会社によって手数料の金額が大きく異なるため、複数の会社を比較検討することが重要です。

ファクタリングには、主に以下の3種類の手数料があります。

  • 基本手数料:売掛金の一定割合をファクタリング会社が徴収
  • 事務手数料:契約書作成や書類発行などの事務処理にかかる費用
  • その他手数料:振込手数料、調査手数料など

基本手数料率は、売掛金に対して2者間で2〜20%、3者間で1%〜10%程度が一般的です。

売掛金の金額が大きくなるほど、手数料率が低くなる可能性があります。これは、売掛金が大きくなるほどファクタリング会社にとって事務処理のコストカットや収益が大きくなるためです。

また、手数料が極端に低い場合、契約後に追加で料金を請求される可能性があります。

手数料の相場を把握して、確実に必要な資金を調達することが大切です。

②入金までの時間

オンライン完結のファクタリングを利用することで、即日入金が期待できます。

ファクタリングの申込みには書類審査が必要ですが、オンライン完結の場合はスマホのカメラ機能で画像の提出が可能です。

対面での面談が不要なため、遠方の方や平日時間がない方など24時間いつでもファクタリングを利用できるメリットがあります。

オンライン完結ファクタリング通常のファクタリング
入金時間最短即日〜3営業日3営業日〜1週間
手数料2%〜12%1%〜20%
メリット迅速な入金・24時間365日申込可対面での審査のため柔軟な審査
デメリットAI審査のため基準が厳しい入金に時間がかかる場合がある対面での手続きや提出書類が多い

③買取可能額

買取可能額とは、ファクタリング会社が実際に買い取る売掛金の金額のことです。

手数料やその他諸費用を買取可能額から差し引いた金額が「買取金額」と呼ばれ、ファクタリング会社が利用者に支払う金額となります。

買取金額を高くするためには、以下のポイントがあります。

  • 複数のファクタリング会社から見積もりを取る
  • 金額が大きい売掛金を利用する
  • 手数料の低いファクタリング会社を選ぶ
  • 信用度の高い売掛金を利用する

ファクタリングの買取金額は、一般的には売掛金の80%〜90%です。しかし、売掛金の大きさや信用度などで大きく変動する場合があります。

また、法人か個人事業主かで買取可能額も異なります。法人は売掛金の上限金額が大きいファクタリング業者を選ぶと安心です。

個人事業主やフリーランスの方は、少額買取りにも対応しているファクタリング会社を利用することで自身に合った資金調達ができるでしょう。

少額にも対応するファクタリング会社ならQuQuMo

④個人か法人か

個人か法人で比較すべきポイントは3つあります。

手数料

個人の方が法人に比べて手数料が高くなる傾向にあります。これは、ファクタリング会社が信用リスクを考慮して個人の方がリスクが高い取引だと判断するためです。

ですが、最近では個人事業主やフリーランスに特化したファクタリングサービスも増加しており、手数料が比較的低いサービスも登場しています。

審査基準

法人の方が個人よりも審査基準が厳しくなります。これは、法人の方が経営状況や市場環境などさまざまな要因によって事業継続リスクが高くなるためです。

ファクタリング会社は、売掛金の回収不能を避けるために慎重に審査しているのです。

個人事業主の場合は、事業内容や売掛先の信用度が重視されます。

新しく事業を始めたばかりの場合は、ファクタリング会社は返済能力に不安を持つため審査が厳しくなる可能性があります。

また、売掛先が個人事業主の場合、ファクタリング会社は経営状況の把握が難しくなるため、売掛金の回収リスクが高いと判断するでしょう。

利用限度額

個人事業主では、年収や事業規模、信用度を考慮して限度額が決定されます。ファクタリング会社によって上限が決まっている場合や初回の利用限度額が設定されているなど、さまざまです。

法人の場合は、取引可能額が大きいファクタリング会社を選びましょう。

法人におすすめ!利用可能額が大きいファクタリングサービスならQuQuMo

ファクタリング選び方|大手のおすすめサービスならここ

大手のサービスなら安心感があり、安全に利用できると考える方もいるでしょう。そこでここからは、少額から大規模な売掛金も取引可能な大手ファクタリング会社を紹介します。

  • ビートレーディング
  • QuQuMo
  • アクセルファクター

ビートレーディング

出典:ビートレーディング

「ビートレーディング」は、スピーディな資金調達ができる注文書ファクタリングを提供しています。

本来ファクタリングは、納品後に発生した売掛金を買い取ってもらうことで資金を得るサービスです。

しかし、ビートレーディングなら請求書の発行を待たずに納品前でもファクタリングの手続きが可能なため、急な資金調達が必要な方に助かるサービスといえます。

資金調達まで、最短即日〜3日ほど。累計買取額1,300億円を達成した実績豊富な会社です。

資金化までの時間最短2時間
取扱ファクタリング2社間・3社間
対象者法人・個人事業主
手数料2社間:4〜12%3社間:2〜9%
買取可能額3万円〜無制限
オンライン⚪︎

ビートレーディングの詳細はこちらから

QuQuMo

出典:QuQuMo

「QuQuMo」は、オンライン完結に特化したファクタリング会社です。最短2時間で資金化ができる対応の早さが特徴。

申し込みから入金までの手続きをすべてWeb上で完結することで、手続きを簡素化。1%〜と業界トップクラスの低い手数料を実現しています。

必要書類は、請求書と通帳の2点でOK。面倒な書類を用意する必要がないので、初めての方にもおすすめです。

資金化までの時間最短2時間
取扱ファクタリング2社間
対象者法人・個人事業主
手数料1.0%〜14.8%
買取可能額上限なし
オンライン⚪︎

QuQuMoの詳細はこちらから

アクセルファクター

出典:アクセルファクター

「アクセルファクター」は、入金希望日が30日以上で手数料が1%割引、60日前で2%割引される、業界初のサービス【早期申込割引を自動適応】しています。

新規契約の方に限られますが、入金までのスパンが長くても問題ない方はお得に利用できるでしょう。

また、アクセルファクターは最長180日までの売掛金の買い取りも行っています。

そもそも多くのファクタリング会社は、支払いまでの期日が長い売掛金は回収リスクが高いと判断し、審査に通らないこともあります。

ですが、支払い期日が長くなりがちな建設業や診療報酬債権ファクタリングにも対応している柔軟性が魅力のファクタリング会社といえます。

資金化までの時間最短2時間
取扱ファクタリング2社間・3社間
対象者法人・個人事業主
手数料2社間:3.0%〜15.0%3社間:2.0%〜8.0%
買取可能額最高1億円
オンライン⚪︎

アクセルファクターの詳細はこちら

ファクタリング選び方|個人事業主向けおすすめサービスならここ

続いて、個人事業主やフリーランス向けのおすすめ3社を紹介します。

  • ペイトナーファクタリング
  • ラボル
  • フリーナンス

ペイトナーファクタリング

出典:ペイトナーファクタリング   

「ペイトナーファクタリング」は、オンライン完結OK、最短10分で審査結果がわかるスピードが魅力のファクタリング会社です。

審査が終わると同時に入金してもらえるため、待ち時間がないのが特徴。

即日で入金を目指す場合、必要書類や会員登録を済ませておくとスムーズです。

また、10%の固定された手数料であとから追加される心配がないので安心して利用できるでしょう。

資金化までの時間最短10分
取扱ファクタリング2社間
対象者法人・個人事業主
手数料10%(固定)
買取可能額1万円〜100万円(初回は25万まで)
オンライン⚪︎

ペイトナーファクタリングの詳細はこちらから

ラボル

出典:ラボル

「ラボル」は、一律10%の手数料と最短60分で資金調達ができることが魅力です。

オンライン完結で面談が不要。スピード重視の方に、おすすめなファクタリング会社です。

また、支払いを先延ばしすることが可能な「ラボルカード払い」と呼ばれるサービスも提供しています。

家賃や経費、オンラインショッピングの支払いなど、あらゆる銀行振込の支払いをラボルカードに切り替えることで、ラボル側が立替払いしてくれます。

最長60日間支払いを先延ばしできるので資金繰りを気にせず事業に専念できるでしょう。

「あらゆる人々に平等なお金の価値を」といった経営理念のもとに、事業規模にとらわれない個人事業主やフリーランスに特化したファクタリングサービスを提供しています。

資金化までの時間最短1時間
取扱ファクタリング2社間
対象者個人事業主・フリーランス
手数料一律10%
買取可能額1万円〜
オンライン⚪︎

ラボルの詳細はこちらから

フリーナンス

出典:フリーナンス

「フリーナンス」は、上場企業のGMOが提供するフリーランスや個人事業主に特化したファクタリング会社です。

少額からの売掛金に対応しており、専用の振込口座を開設すると振込手数料が無料になります。

さらに、フリーナンスを継続して利用すると回数を重ねるごとに手数料が下がる仕組みなので、長期で利用される方はお得に利用できるでしょう。

フリーナンス会員に登録すると仕事中の事故などが補償される「あんしん補償Basic」に自動加入できます。

最高5000万円まで補償してくれる手厚い保険が無料なので、いざという時の備えになるでしょう。

資金化までの時間最短即日
取扱ファクタリング2社間
対象者法人・個人事業主
手数料3%〜10%
買取可能額1万円〜申請上限なし
オンライン⚪︎

フリーナンスの詳細はこちらから

ファクタリング以外の資金繰り改善方法もおすすめ

次の2社は、ファクタリングとは違った資金調達の手段です。大手企業が運営しているため安心して利用できるでしょう。

  • GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」
  • 支払い.com

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」

GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド」は、法人を対象にした融資枠型ビジネスローンです。融資枠の範囲内で事業に必要な資金を借りられます。

銀行口座の直近2か月分の入金明細をもとに審査を行っており、決算書や事業計画書の提出は不要。創業したばかりで前年度が赤字であっても利用できます。

また、返済したあとでも契約期間内であれば融資枠内にて繰り返しお借入できるので、いざという時の備えに最適なビジネスローンといえるでしょう。

資金化までの時間最短2日
対象者法人
手数料9%〜14%
買取可能額最大1000万円
オンライン⚪︎

GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドの詳細はこちらから

支払い.com

支払い.com」は、請求書をクレジットカード決済し、支払いを最大60日先延ばしできる資金調達サービスです。

ファクタリングと異なり、支払い.comは売掛金を支払う側の資金繰りを改善します。

国内発行のセゾンカードを持っていれば、申し込みに必要な書類もなく利用可能です。会員登録が必要ですが、登録も簡単に5分程度で登録できるので手軽です。

資金化までの時間最短翌日(セゾンカード、UPSIDERカード利用の場合)
対象者法人・個人事業主
手数料一律4%
買取可能額1万円〜上限なし(各カード会社の定める借入限度額)
オンライン⚪︎

支払い.comの詳細はこちらから

まとめ

事業者にとってファクタリングは、資金繰りを改善してくれる便利なサービスです。

ですが、売掛先が個人事業主の場合は早めに相談し、話し合いを進めることをおすすめします。上手く活用すれば、事業の成長を加速させることが期待できるでしょう。
また、ファクタリング以外でも「GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド」「支払い.com」など、大手の資金調達サービスも充実しています。用途に合わせて選ぶのもよいでしょう。

この記事をシェアする

この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

この記事を読んだあなたへのおすすめ