水道水浄水型ウォーターサーバーとは、水道水を浄水して塩素やカルキなどの不純物を取り除き、美味しいミネラルウォーターへと変える機能を持った浄水器一体型のウォーターサーバーのことです。各社の特徴やおすすめポイントの違いなど紹介いたします。

おすすめの水道水浄水型ウォーターサーバー一覧

ウォータースタンドPure Life

Pure life（ピュアライフ）はウォータースタンドで唯一の水道水補充型のウォーターサーバーです。自分で水道水を入れるタイプのタンク補充型なので水道の近くに置く必要がなく、置きたい場所へ置くことが出来ます。使い勝手の良さにこだわり、ボタンに操作性のよいタッチパネルを採用、お水の1回の抽出量は3段階で設定可能で、ワンタッチで約120ml、約250ml、連続抽出（最大1L）から選ぶことが出来ます。幅26cmの省底面設計で、ライフスタイルに合わせてキッチンやリビングなどインテリアの一部としてもなじみやすいデザインの筐体となっています。水受けトレイはワイドトレイを採用しているのでお鍋も置きやすく、お料理などさまざまな用途に使えます。

浄水能力は21物質の不純物を除去可能で、総ろ過水量2,520Lと1日最大14Lまで浄水可能な大容量の高性能フィルターを2本搭載しており、水道水浄水型ウォーターサーバーとしては1日に使えるお水の量が最上クラスの機種です。浄水型ウォーターサーバーでは初のコック除菌を搭載、タンク内もUV-LEDによって自動除菌するので衛生面も安心です。節電モードはレベル1とレベル2が選択可能、すべての操作のロックが可能なので小さい子供がいる家庭でも安心です。

⇒ウォータースタンドPure Lifeの詳細

エブリィフレシャスtall（トール）

エブリィフレシャスtall（トール）は、高性能な床置きタイプの水道水浄水型ウォーターサーバー。「使いやすさ」にこだわってデザインされており、注ぐ高さ・給水の手軽さなど、使い易く設計されています。冷水・温水に加え、常温水や約90℃まで温度を上げる再加熱機能も搭載し、ミルク作りや様々なニーズに対応する、ECO冷水・ECO温水まで6つの温度が使えます。

浄水能力は23物質の不純物を除去可能で、またウォーターサーバー内には「UV-LED」殺菌機能が搭載されており、いつでも水を新鮮な状態に保ちます。お部屋の明るさを自動感知してSLEEP機能で節電してくれるので、電気代を最大60％カットし、月の電気代は約360円と水道水浄水型ウォーターサーバーの中では最高クラスの省エネ機種となっています。

⇒エブリィフレシャスのレビュー

エブリィフレシャスmini（ミニ）

エブリィフレシャスmini（ミニ）は、水道水補充型としては珍しい卓上タイプの浄水型ウォーターサーバーです。小型コンパクトで水道の近くに置く必要がない為に置き場所も自由です。小型なのでリビングの棚の空いたスペースや、ソファー横のスツールなどちょっとしたデッドスペースも有効活用出来ます。冷水、温水が使え、タンク内をUV殺菌するクリーン機能やエコモード機能も搭載している為、月の電気代も410円と省エネのウォーターサーバー機種となっています。卓上型なので給水タンクは3.3Lと床置き型と比べると容量が少なくなってしまいますが、食卓のテーブルや寝室などに置くのにも場所を取らない点はメリットと言えます。

Locca Slim-Rロングタイプ

Locca（ロッカ）Slim-Rロングタイプはプレミアムウォーターが提供する水道水浄水型のウォーターサーバー。高性能フィルターで水道水の臭みの原因である残留塩素など、28種類の不純物を除去して元々水道水に含まれているミネラル成分は残してくれます。従来のボトル型ウォーターサーバーと違って重たいボトルを持ち上げて交換する必要もありません。レンタル代は月額2,680円（税込）と、水道水浄水型ウォーターサーバーの料金としては最安で家計の心配なく使い放題です。

タンクに自分で水道水を入れるタイプの水道水補充型なので、水道の近くに置く必要がなく置き場所を選びません。冷水（約6℃）と温水（約85℃）が利用可能で、温水レバーにはチャイルドロックがついています。エコモードに設定すれば、外出時や就寝時もきれいなお水を保ちながら電気代を節約できます。ウォーターサーバーのタンク内UVランプは1時間照射と2時間OFFを繰り返し、自動でUV殺菌するので安心して使うことが出来ます。

ハミングウォーターflows

ハミングウォーターは、2段階式浄水フィルターで水道水に含まれる不純物をしっかりろ過して、おいしい水に変えてくれる水道水浄水型ウォーターサーバーです。

月額3,300円（税込）の定額料金でおいしい水が飲み放題です。ハミングウォーターflows(フローズ) は、タンクに自分で水道水を入れるタンク補充型のウォーターサーバーなので水道の近くに置く必要がなく様々な場所に設置することができます。

どんな空間にも馴染むシンプルでおしゃれなデザインの水道水浄水型ウォーターサーバーで、横幅26㎝の省スペースサイズはキッチンにフィットしたこだわり設計となっています。お水を受けるトレイは普段はコンパクトですが、料理の時は引き出してワイドに使うことが出来ます。カラーは清潔感のあるホワイトとクールな印象のブラックの2色から選択可能です。省エネ設計でエコモードを使用すれば電気代は1ヶ月約475円と水道水浄水型ウォーターサーバーの中でも非常に安く、また衛生面ではタンク内にはUV（紫外線）殺菌ランプを搭載し、温水・冷水タンクはそれぞれ熱と冷却で常にクリーンな状態に保つ高性能機種です。

⇒ハミングウォーターFlowsレビュー

ピュレスト床置きタイプ

ピュレスト床置きタイプは、水道水をカートリッジで浄水させた美味しいお水がいつでも飲める家庭用の水道水浄水型ウォーターサーバーです。ピュレストは、水道水補充型、直結型の2タイプがあり、浄水のろ過方式はUFとROの2種類から選ぶことが出来ます。レンタル費用はUFタイプが月額3,630円（税込）、ROタイプが4,730円（税込）で、水道水を浄水して使用する為、定額レンタル代でミネラルウォーター、またはROろ過水が飲み放題です。
ピュレストは多様な機能を搭載しており、冷水温度は3段階での温度設定が可能で、温水は再加熱機能で95℃の熱湯にすることも出来ます。光センサーによるエコモード搭載で、就寝時など部屋が暗くなると、明るさに合わせて利用していない時間に自動でエコモードで温水温度を下げて電気代を節約してくれます。ウォーターサーバー本体背面の「クリーンボタン」を3秒間長押しすると冷水タンクの温度を一時的に70℃まで加熱して、タンク内を加熱殺菌してくれるクリーンモードも搭載しているので衛生面も安全です。チャイルドロックも温水に対応しているので子供のいる家庭でも安心して利用出来ます。

クリクラfeelfree putio（プティオ）

クリクラfeelfree putio（プティオ）は横幅24cmのコンパクトな卓上型の水道水浄水型ウォーターサーバー。卓上型としては珍しい自分で水を入れる水道水補充型なので水道の近くに置く必要がなく、またコンパクトなので置き場所を選びません。キッチンカウンターや食卓のテーブルなどの狭い場所におくことも出来ます。冷水、温水、常温水、再加熱の4種類の温度帯が使え、ECOモードなど多彩な機能を搭載しています。UF膜と活性炭の2層のフィルターで21物質の不純物の除去が可能で、水道水に含まれる遊離残留塩素やカビ臭はもちろん、細菌などもしっかり除去してくれます。

全操作のロックが可能なので小さい子供のいる家庭でも安心して使えます。クリクラは有人によるメンテナンスを行っており、半年に1度のフィルター交換、また1年に1度サーバー本体をまるごと交換してくれるので衛生面も安心です。

スノーアルプス

スノーアルプスはどれだけ飲んでも毎月定額の水道水浄水型のウォーターサーバーです。水道水を浄水して不純物を除去し、おいしい水に変えるので使用量を気にせず使うことが出来ます。スノーアルプスの浄水フィルターは3段階でろ過を行っており、UFろ過に加えブロックカーボン採用の活性炭フィルターにより、一般的な活性炭フィルターに比べて耐久性の高い性能となっています。

サーバーはグッドデザインを受賞しており、スッキリしたシンプルデザインでインテリアとしても部屋をおしゃれにしてくれます。見た目だけでなく使い易さにもこだわり、お水の抽出の快適性を向上させる為、抽出口を通常の水道水ウォーターサーバーより高い位置に設計し、使い易くデザインされています。 給水タンクに水道水を入れるタイプの補充型ウォーターサーバーなので設置する場所も自由です。ウォーターサーバー内のタンクにはUVLEDが設置されており、タンク内を殺菌して衛生的に使うことが出来ます。省エネ機能、省エネモード搭載で電気代節約になります。

ウォータースタンドicon

ウォータースタンドiconは卓上小型タイプの水道直結型ウォーターサーバーです。横幅18cmのスリム、奥行きも34㎝の省底面設計でキッチンカウンターでもスペースを取らずに設置することが出来ます。フラットなデザインを採用したシンプルデザインの水道水浄水型ウォーターサーバーで、ホワイトとブラックの２色から選べるので部屋のインテリアに合わせて選ぶことが出来ます。タッチ操作で冷水、常温水、温水の3つの温度の水を抽出、温水は90℃・80℃・70℃の温度が選べるので料理、コーヒー、カップラーメンなど用途に応じて使い分けることができます。瞬間温水機能を搭載しているのでムダな電気を使わず、冷水は振動が少なく静かなペルチェ式の冷却方式を採用しています。また、未使用の状態が6時間経過すると、自動的に15分間のUVクリーン機能が作動し、タンク内をクリーンに保ってくれます。

キララウォーター フレッシュサーバーNUOVO

キララウォーター「フレッシュサーバーNUOVO」は、水道直結式の水道水浄水型ウォーターサーバー。水道直結なので一度設置してしまえば自分でお水を補充する必要はありません。高性能のフィルターが水道水をろ過し、ミネラル分だけを残した新鮮でおいしい水を作ってくれます。初期費用0円でレンタルすることが出来ます。
UV&LEDオートクリーンシステムなどの最先端の衛生管理システムを搭載した多機能搭載の水道直結型ウォーターサーバーで、お湯はダイレクトヒートシステムで瞬間で温水に変えてくれます。温水は3段階温度設定で用途に合わせて温度を変えることが出来ます。チャイルドロックは温水、冷水、全操作に対応しています。

水道水浄水型ウォーターサーバーの選び方

水道水浄水型ウォーターサーバーを選ぶ際にチェックしておきたい点をピックアップしました。浄水型ウォーターサーバーのスペックや料金を比較する際にお役立て下さい。

浄水型ウォーターサーバーの種類

水道水浄水型ウォーターサーバーには大きく分けて2種類の機種があります。一つはウォーターサーバーの給水タンクに自分で水道水を入れる水道水補充型、もう一つは水道の配管に直接つないでお水を供給する水道直結型の2種類です。

＜水道水補充型＞

自分で水道水を入れるタイプ
水道水補充型は自分でウォーターサーバーの給水タンクに水道水を入れるタイプの機種です。水道水浄水型ウォーターサーバーでは主流の機種となっています。水道管とつなげる必要がないので、設置が簡単で、サーバー本体を水道の近くに置く必要がない為、置き場所が自由なのが特徴です。自分で水道水を補充する為、タンクが空になったら手動で補充しなければなりません。何度もお水の補充をするのが面倒という方はタンク容量の大きい機種や、または水道直結型がおすすめです。

⇒おすすめの水道水補充型ウォーターサーバー

＜水道直結型＞

水道につなぐタイプ
水道直結型は水道の配管に専用の分岐器具を取り付けて水道から直接お水を供給するタイプの機種です。水道から直接お水が供給される為、タンクに水道水を補充する手間がかからず、自動的にお水が給水されます。大家族やオフィス、飲食店などお水の消費量が多い場合は水道直結が向いてます。
水道直結型は直接配管につなぐため水道の近くに置く必要があります。近くにウォーターサーバーを置けない場合は設置が難しくなりますが、機種によっては、水道からホースを使って10メートル程度離れていても設置可能です。

⇒おすすめの水道直結型ウォーターサーバー

サーバーのレンタル料金

相場は月額3,000円～5,000円程
水道水浄水型ウォーターサーバーのレンタル料金は、月額3,000円～5,000円程度が相場となっています。浄水型は宅配水タイプと異なりお水代はかかりませんが、その反面サーバーレンタル代が宅配水よりも高く設定されています。水道水補充型、水道直結型、ろ過方式やサーバー性能の違いなどによりレンタル料金が異なってきます。相場としては、工事の必要な水道直結型の方がレンタル料金が高く、また、浄水能力の高いROろ過の方がレンタル料金は高くなっています。

お水の温度帯

常温水、再加熱があると更に便利
水道水浄水型ウォーターサーバーは冷水、温水の両方が使えるようなっていますが、機種によっては冷水、温水の他に常温水や再加熱機能が使える機種もあります。常温水が使えると、料理用にも使い易く、また再加熱機能がついていれば高温のお湯が必要なカップラーメンなどににも最適です。飲み水やカップスープ、インスタントコーヒーなどであれば冷水、温水機能のみで問題ないですが、常温水、再加熱機能があれば用途が広がります。ご自身の用途に合わせて使える温度帯を確認してみて下さい。

浄水能力

水道水浄水型ウォーターサーバーに採用されている浄水方式には、活性炭、UFろ過、ROろ過、またウォータースタンドの採用している静電吸着式フィルターなどがあります。これらのフィルターをいくつか組み合わせて安全なお水へと変える方式を水道水浄水型ウォーターサーバー各社とも採用しています。採用しているフィルターによって除去できる不純物の種類や物質数が異なり、また浄水できるお水の量も異なります。

＜除去できる物質数＞

除去できる不純物は各機種ごとに異なりますので、取り除ける不純物の種類、除去できる物質数などをチェックしてみて下さい。

＜総ろ過水量＞

また、採用している浄水フィルターの総ろ過水量も要チェックです。総ろ過水量とはフィルターがろ過できる水道水の総量のことで、総ろ過水量が多い程、多くの水が浄水できます。総ろ過水量が多ければ一日に使えるお水の量も変わってきます。

水道水浄水型ウォーターサーバーのメリット・デメリット

メリット

・定額で飲み放題
水道水浄水型ウォーターサーバーの一番のメリットは、お水が定額で飲み放題という点です。水道水を浄水して使う為、毎月の費用はサーバーのレンタル代と水道代だけです。宅配水の場合、お水の代金がかかる為、料理などにお水を使うと費用がかさんでしまいますが、浄水型であれば費用を心配せずに安心して使うことが出来ます。

・宅配ボトルの受け取りの必要がない
宅配水タイプの場合、宅配されるウォーターボトルを定期的に受け取らなければならず、受け取りの為に指定された日に在宅してなければならないなど意外と面倒です。水道水浄水型ウォーターサーバーであれば水道水を利用する為、ウォーターボトルの宅配を受け取る必要がありません。

・ボトルの保管場所がいらない
水道水浄水型ウォーターサーバーは水道水を利用する為、宅配水の様に予備のウォーターボトルを保管しておく必要がありません。宅配水タイプのウォーターサーバーの場合、ウォーターボトルがまとまった形で届くためボトルを保管する置き場所を確保しなければならず、キッチンのスペースなどに置く場合スペースを取ってしまいます。

デメリット

・災害時に使えない
水道水浄水型ウォーターサーバーのデメリットは、水道が止まってしまえば使えなくなってしまうという点です。宅配水の場合、震災などの災害で水道が止まってしまってもウォーターボトルのストックがあれば備蓄水として使えますが、浄水型は水道が止まってしまえば使えなくなってしまいます。

・お水の味にこだわれない
水道水浄水型ウォーターサーバーは水道水を浄水して使用するので、宅配水の様にお水に含まれるミネラル成分や硬度など、お水の味にこだわることはできません。もちろん水道水に含まれるミネラルは残っていますが、宅配水の天然水の様に、含まれるミネラル成分や硬度などを愉しみたい方なら宅配水タイプが良いでしょう。

まとめ

ここではおすすめの水道水浄水型ウォーターサーバー10機種と、浄水型サーバーの選び方ポイントをご紹介しました。

それぞれ使い勝手や性能が異なりますので、ご自分に合った水道水浄水型ウォーターサーバー選びのお役に立てれば幸いです。