旅行や出張での交通費はなるべく抑えたいはず。「LCC」と呼ばれる格安航空会社もあるため、航空券を格安で購入できる機会も増えてきました。
しかし「国内航空券をできるだけ安く購入したい」「LCCはもともと格安だけどさらに安くなるタイミングや方法があったら知りたい」という方もいるでしょう。
そこで本記事では、国内航空券を安く手に入れる方法について、何日前・何ヶ月前が安いのかを解説します。
＜航空券を安く買うなら比較サイト＞
| エアトリ | 日本国内のすべての航空会社を一括比較。最安値の激安航空券を見つけやすいサイト。 |
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国内航空券は何日前・何ヶ月前が安い？安くなるタイミング
国内航空券の場合、基本的にフライトの1～3ヶ月前なら早期割引が適用されて安く購入できます。
フライトの28日前くらいを目安に国内航空券が徐々に高くなるため、スケジュール調整も考慮すると29日前がベストタイミングといえるでしょう。
また、2月・6月・11月のシーズンオフと月曜日から木曜日までの平日はフライトが安くなるタイミングです。
閑散期やニーズが減る時期は航空会社が空席を埋めるため、航空券の料金を下げます。少しでも安く国内航空券を購入したいなら、この期間を狙うといいでしょう。
なお、金曜日は平日ですが、休日の前日は搭乗客が増えて需要が高まるため、航空券の料金も上がります。
国内航空券をフライト直前に安く購入する方法！直前割など
続いて、国内航空券をフライト直前に安く購入する方法を解説します。ポイントは以下の5つです。
- 直前割を利用する
- 1人ずつ検索する
- LCCを利用する
- マイルを使った特典航空券を購入する
- 航空券比較サイトで探す
①直前割を利用する
国内航空券を安く購入するためには、フライト直前で割引が適用されている「直前割」を利用するといいでしょう。
フライトの1週間前から前日までの直前割なら、30％程度安くなります。直前に旅行や出張が決まった場合は、直前割を利用するとお得です。
②1人ずつ検索する
2人以上で飛行機に乗るときも、1人ずつ空席を探すのもおすすめです。
フライト直前の場合、2席以上まとまって空いていない可能性があるので、1人分ずつ検索してみましょう。
フライト中は席が離れてしまいますが、航空券の安さにこだわりたい方にはおすすめの方法です。
③LCCを利用する
LCCは、格安航空会社のことです。LCCには、ピーチやジェットスター、スプリング・ジャパン、スカイマーク、エア・ドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー等があります。
ANAやJALのフルサービスとは異なり、LCCは機内サービスを最低限に抑えており、格安の航空券を提供しています。
たとえば、座席間隔が狭い、飲食のサービスがない、機内に荷物を預け入れたり座席を指定したりする際には追加の料金がかかるなど。
サービスの質はやや劣りますが、安い航空券を購入できるなら気にならないという方におすすめです。
④マイルを使った特典航空券を購入する
マイルを使った特典航空券を購入する方法もおすすめです。特典航空券とは、貯まったマイルで購入する航空券のことです。
搭乗で貯まるマイルは「フライトマイル」と呼ばれ、路線や時期によって1マイルの価値は変動します。
特典航空券は、通常チケット料金が高くなるハイシーズンでも、必要なマイルに変化がないところが魅力です。
ただし、ハイシーズンは特典航空券の予約が殺到している可能性が高いため、早めの予約をおすすめします。
また、1便あたりの座席数に上限が設けられているケースが多く、乗りたい便に空席があっても特典航空券はすでに満席になっている場合もあります。
提携パートナーであれば、クレジットカードで貯めたポイントやTポイント、楽天ポイントなどをマイルに移行させられるので、お持ちのカードを確認してみるといいでしょう。
⑤航空券比較サイトで探す
航空券比較サイトなら、フライト日や搭乗者数、出発地・到着地などを入力すると、複数の航空券料金を自動で比較し、最安値のチケットを表示してくれます。
航空会社のなかには、公式ホームページから航空券を購入するほうが安く購入できる場合もあるため、必ず確認しておきましょう。
国内航空券が安いおすすめの航空券比較サイト
ここからは、おすすめの航空券比較サイトを3つ厳選して紹介します。
- エアトリ
- トラベリスト
- ソラハピ
エアトリ
出典：エアトリ
「エアトリ」は、国内航空券のほかにも、高速バスやレンタカー、新幹線など、さまざまな移動手段の料金を比較・予約できるサイトです。
会員になると、国内航空券の購入時に料金の2％がポイントとして貯まります。「全額ポイント支払い可能」と記載がある場合は、1ポイント1円として使用可能です。
「国内航空券＋ホテル」のホテルパックも格安で予約できます。
トラベリスト
出典：トラベリスト
「トラベリスト」は、ANAやJALをはじめ、ピーチ・ジェットスター・ソラシドエアなどのLCCまで、全10航空会社の最安値航空券を一括比較できるサイトです。
気になっている航空券が値上がりまたは値下がりしたときにLINEやメールで通知してくれる「プライスアラート機能」が便利です。
何らかの理由で空席が目立ち、航空会社が直前になって航空券の値段を大幅に下げたときにもいち早く気付けるので、まずは登録しておきましょう。
ソラハピ
出典：ソラハピ
「ソラハピ」は、国内航空券のみを取り扱う航空券比較サイトです。
JALやANAといったフルサービスキャリアから、ピーチやジェットスターなどのLCC（ローコストキャリア）まで、9社の航空会社のなかから自由に選んで予約できます。
ソラハピなら、通常価格から最大88％OFF。
たとえば、東京（成田）から大分までの場合は5,830円～、東京（成田）から奄美大島までの場合は6,130円～と、最新の格安航空券料金を一括検索できます。
支払い方法はクレジットカードだけでなく、銀行振込やコンビニ払い、あと払い（ペイディ）も利用可能ですので、クレカを持たない方にもおすすめです。
ANA・JALの航空券＋ホテル代が安くなるホテルパック
フルサービスを受けられるANAまたはJALに乗りたい方は、ホテルも併せて予約すると安くなるホテルパックを検討しましょう。
ホテルパックなら、航空券とホテルをまとめて予約できるため、手間が少なくて済みます。
以下のサイトは、お得なクーポンやキャンペーンが豊富で、ホテルパックを安く予約できる人気のサイトです。
- 楽天トラベル
- Trip.com
- ジェイトリップ
ホテルパックを探す際は、活用しましょう。
楽天トラベル
出典：楽天トラベル
「楽天トラベル」では、大幅に値引きされるスーパー早得や指定ホテル限定のセール開催、お得なクーポン配布など、安く予約できるキャンペーンが頻繁に提供されています。
特に、楽天会員なら楽天ポイントが貯まるのでお得です。楽天経済圏の方はサイトが見やすく操作性が高いため、ストレスを感じないでしょう。
Trip.com
出典：Trip.com
中国に本社を置くTrip.comグループが運用する「Trip.com」は、世界に3億人以上の会員を持つ世界最大級のサイトです。
大きな魅力は、料金の安さ。土日祝も、安く手配できるプランが多くあります。
また、24時間年中無休のカスタマーサービス付き。日本にコールセンターがあり、日本人スタッフが対応してくれるため、トラブル時も安心です。
ジェイトリップ
出典：ジェイトリップ
「ジェイトリップ」は、JALで行く国内航空券＋ホテルパックがお得な予約サイトです。
国内旅行ツアーを中心に運営しており、沖縄・東京・東京ディズニーリゾート・ユニバーサルスタジオジャパンなどの旅行プランが充実しています。
他にも「温泉旅行・温泉宿特集」や「朝食がおすすめ！国内人気ホテル特集」「世界遺産ツアー」等、特徴が分かりやすく紹介されています。
旅行計画を具体的に考えたい方に最適なので、ぜひ利用してみてください。
航空券購入後、値下がりしたらどうする？安い料金に変更できる？
航空券を購入した後、別の航空券やホテルパックが値下がりして「予約を変更したい」と後悔するときもあるでしょう。
その場合はいったんキャンセルして、新たに別のものを予約し直す方法もあります。
たとえば、楽天トラベルでは、旅行開始日の前日の21日目までにキャンセルした場合、キャンセル料はかかりません。
ただし、予約状況によっては航空券取消料がかかります。
| 予約状況 | 1人・1区間あたりの航空券取消料 |
| 搭乗日の前日の55日目まで | 500円 |
| 搭乗日の前日の54～21日目まで | 2,000円 |
もし、ホテルと航空券を同時予約し、後でキャンセルする可能性がある場合は、楽天トラベルのように条件付でキャンセル手数料がかからないサイトを活用するといいでしょう。
（参考：楽天トラベル「【国内ANA楽パック】予約をキャンセルするにはどうすればいいですか？」）
まとめ
国内航空券は、基本的にフライトの1～3ヶ月前なら早期割引が適用されて安く購入できます。
また、2月・6月・11月のシーズンオフと月曜日から木曜日までの平日はフライトが安くなるタイミングなので、スケジュールを調整できるならこの時期を狙うといいでしょう。
さらに、安い国内航空券を手に入れるためには、直前割を利用したりLCCを含めて航空券比較サイトで最安値を探したりするのがおすすめです。
今回紹介した航空券比較サイトは、見やすく操作しやすいため、ぜひチェックしてみてください。
＜本記事で紹介した航空券比較サイト＞
