格安SIMのデメリットは5つ「やめた・後悔」など格安SIMにしない人の理由とは?

「デメリットが多いから格安SIMにはしない」
「格安SIMにしたけど後悔…やめたい」

格安SIMを検討中、このような口コミを目にすると、乗り換えを躊躇してしまいますよね。

料金の安さで人気の格安SIMですが、目的や条件に合わなかったりデメリットを理解しないまま契約したりすると、後悔することになります。

そこで本記事では、格安SIMのデメリットや乗り換えない人の理由、格安SIMがおすすめの人の特徴などを解説していきます。

格安SIMのデメリット!やめた、後悔した理由

株式会社WACARU NETが2022年11月に実施した調査では、格安スマホに乗り換えた80.7%が「後悔していない」と答えているため、ポイントさえ抑えていれば魅力的なサービスです。

ではなぜ、「後悔した」という声が挙がるのでしょうか。デメリットを解説します。

  • 通信速度が遅い・回線品質が不安定
  • 通信エリア外でキャリア決済やポイントカードが表示できない
  • 店舗数が少ない・窓口サポートが受けられない
  • 購入できる機種が限られる
  • 大容量プランが少ない

通信速度が遅い・回線品質が不安定

格安SIMを後悔する理由の多くが、通信速度が遅くなることです。

格安SIMの多くが、大手キャリアの回線を借りていますので、回線が混雑する通勤通学時やお昼休みの時間帯は、繋がりにくくなります。

格安SIMの中には、あらかじめお昼の時間帯に通信速度を下げるものがあるため、知らずに契約すると「全く繋がらない!解約したい」と後悔することに。

このように、「遅い」という声が目立ちます。

しかし、ahamoUQモバイル など大手キャリアのサブブランドを選べば、通信速度や回線品質は担保されます。

速度の遅さが気になる方は、選ぶサービスを慎重に検討しましょう。

通信エリア外でキャリア決済やポイントカードが表示できない

最近は、スマホのキャッシュレス決済やポイントカードをメインに使用する方が、増えてきました。

しかし通信速度が遅いエリアでは「キャッシュレス決済のアプリが立ち上がらない」「表示が遅い」などのトラブルに見舞われるケースが少なくありません。

格安スマホだけでは心もとないため、現金やクレジットカードを持ち歩くようになったという方もいます。

スマホのキャッシュレス決済を利用する方が選ぶ格安SIMは、回線速度が落ちにくい大手キャリアのサブブランドがおすすめです。

店舗数が少ない・窓口サポートが受けられない

格安SIMga安いのは、店舗にかかる経費を削減し料金に反映させていることも理由の1つです。そのため、格安SIMの多くが、店舗を持たず運営されています。

サポートは電話かチャットの対応となりますので、大手キャリアのような窓口サポートを希望されている方には向きません。

しかし格安SIMの電話・チャットサポートは、遠隔で操作しやすいように工夫されていますので、「店舗に行かなくても十分便利」「電話サポートが丁寧」などの声も多くみられます。

店舗がなくても困る心配はありませんが、どうしても店舗サポートを受けたい方は、店舗展開のあるUQモバイル ワイモバイル を選びましょう。

購入できる機種が限られる

格安SIMは、最新iPhoneが選べないなど、購入機種が限られることに不満を持つ方も少なくありません。例えば、LINEMOはそもそもスマホ端末を販売していません。

最新機種にこだわりたい方には、デメリットになる特徴ですよね。

しかし、全ての格安SIMに共通することではありません。ahamoワイモバイル なら、最新iPhoneを販売しています。

サービスによって内容が異なるため、条件にあった格安SIMを選びましょう。

大容量プランが少ない

格安SIMは、大手キャリアと比べると大容量プランが少ない点がデメリットです。

大手キャリアで定番の「データ無制限プラン」の展開がありません。

現在無制限プランを利用している方は、月にどのくらいのギガ数を消費しているのか、確認した方がいいでしょう。

データ容量を気にせず利用したい場合は「楽天モバイル」が人気です。楽天回線エリア内で通信量が無料となりますので、実質データ無制限で利用できます。ただ、通信速度が遅いエリアがあるため、楽天回線のエリア内であるか確認して選びましょう。

回線品質が高く、大容量データサービスを選びたい場合は、「ahamo」がおすすめです。100GBまで4,950円の大盛りプランを選べます。

格安SIMにしない人の理由とは?

格安SIMが話題になる中、乗り換えする気がない人の理由も気になるところですよね。

格安SIMにしない理由は、主に下記のようなものが挙げられます。

  • SIMロック解除や端末の相性チェックなどが面倒
  • 通信速度が落ちると困る
  • 初期設定のやり方がわからない
  • 現状に不満がない

SIMロック解除や端末の相性チェックなどが面倒

格安SIMを乗り換える際のSIMロック解除や、どのプランにするか、どのサービスを選ぶかなど、乗り換えにはさまざまなハードルがあります。

格安SIMによっては、今の端末が使えない場合がありますので、そのチェックなども必要です。いくら安くなるとはいえ、そこまで労力をかける時間がないという方も多いでしょう。

「なかなかハードルが高い」「正直面倒」といった声も多々みられます。

しかし実際に取り組むと、思ったよりも簡単な作業です。

手続きに関することは、格安SIMの会社が教えてくれます。auからUQモバイルなど、大手キャリアのサブブランドを選べば、SIMカードを入れ替えるだけなので、手軽に乗り換えられます。

もしSIMロック解除が面倒、端末の相性チェックなんてよくわからないという場合は、下記のようなパターンで乗り換えましょう。

通信速度が落ちると困る

格安SIMの口コミでは、先ほども紹介したように「遅い」「全然繋がらない」といった声が少なくありません。

今やスマホはライフラインです。キャッシュレス決済で利用している方、スマホがなければ仕事ができないという方もいるでしょう。

繋がらないことを懸念して、格安SIMに乗り換えない人も多くみられます。

初期設定のやり方がわからない

格安スマホにしない人の中には、「初期設定がわからない」「自分で設定できない」といった声も多くみられます。

スマホの操作に慣れていない人は、特にハードル高く感じてしまうでしょう。

格安スマホの初期設定は、店舗のあるサービスを選べばサポートしてくれます。また、電話やチャットでも操作を教えてくれるため、不安に感じる必要はありません。

現状に不満がない

現在大手キャリアを利用中で、料金やサービス内容に不満がなければ格安SIMに乗り換えようとは思いませんよね。

「現状に不満がない」も、格安SIMに乗り換えない理由の1つです。

高齢者の方やもともとスマホに興味がない方は、乗り換える必要性を感じないでしょう。

格安SIMに乗り換えで得られるメリットは大きい

上述したような懸念点があっても、格安SIMへ乗り換える人が増えている背景には、デメリットを超えるメリットがあることが挙げられます。

格安SIMのメリットといえば、「圧倒的なコスパの良さ」です。3GBなら900円〜利用できます。これまで大手キャリアでなんとなく選んでいたプランは、あなたにとって無駄の多いものだったかもしれません。

格安SIMに乗り換えることで、月1万円のコストダウンができれば、年間12万円の節約に成功します。もし家族で乗り換えれば、もっと節約できるでしょう。

浮いたお金は貯蓄に回したり、家族旅行に使えますよね。

今一度、利用目的や用途を見直し、自分に合う格安SIMを選べば、後悔することはほぼないでしょう。

現在使用中の端末をそのまま利用できますし、契約期間に縛りがないので、万が一「大手キャリアに戻したい」という場合でも変更か可能です。

どれだけ料金が安くなるのか、見積もりだけでも取ってみてはいかがでしょうか。

《おすすめの格安SIMは大手キャリア》

UQモバイル auからの乗り換えに最適。回線品質がよく繋がりやすい。3GBで月額1,680円〜
ワイモバイル ソフトバンクからの乗り換えにおすすめ。最新iPhoneが選べる。5GBで月額2178円〜(家族割なら月額990円)
ahamoドコモからの乗り換えに最適。ドコモの新料金プラン。最新iPhoneが選べる。20GBで月額2,970円〜

格安SIMはこんな人におすすめ

ここまで格安SIMについて解説してきましたが、格安スマホに向いているのは下記のような方です。

  • 通信料金を安くしたい
  • サブ携帯が欲しい
  • Wi-Fi環境が整っている
  • 店舗窓口サポートにこだわらない
  • 電話機能で通話することが少ない
  • 端末にこだわらない

格安スマホ最大のメリットは、料金が安くなることです。毎月の固定費の見直しをして、「通信料金を安くしたい」と考える方には、おすすめです。

家族で乗り換えれば、数十万円削減できる可能性があります。

自宅や職場でWi-Fi環境が整っている方は、Wi-Fi環境下で利用すればいいので、格安SIMの繋がりにくさやデータ量にこだわる必要はないでしょう。

また普段からLINE電話をメインに利用している人や通話をしない人にも、格安SIMは向いています。

デメリットを回避できる格安SIMはこの4社

上述したように、格安SIMにはさまざまなデメリットがあります。しかしそのどれもが、サービスの選び方で回避できるものです。

格安SIMのデメリットを回避したいなら、下記の4社への乗り換えがおすすめです。

  • UQモバイル
  • ワイモバイル
  • ahamo
  • LINEMO

UQモバイル:auユーザーの乗り換えに最適

「UQモバイル」は、auのサブブランドなので、格安スマホの中でも回線品質が良いと評判です。

auのサブブランド「UQモバイル」は、格安スマホの中でも回線品質が良く顧客満足度の高いサービスです。auからの乗り換えなら、SIMカードの入れ替えだけでOK。

au回線を利用するため、通信速度も変わりません。

au以外の乗り換えなら10,000円のキャッシュバックがあるので、docomoやソフトバンクからの乗り換えもおすすめです。

料金プランは3GBで1,680円〜。余ったデータ量を翌月に繰り越せます。家のネットやでんきとのセットで契約すると、3GBのプランが月額990円〜とさらに格安で利用できます。

格安スマホ【UQmobile】

ワイモバイル(Y!mobile):家族割りなら月990円〜の格安料金

格安SIMでは珍しく家族割(月990円〜)を利用できる「ワイモバイル」はソフトバンクからの乗り換えに最適です。

「ワイモバイル」は、月990円〜利用できるコスパの良さが魅力の格安スマホです。ソフトバンク回線を利用するため、ソフトバンクユーザーの乗り換えならSIMの入れ替えだけでOK。

au、ドコモ、楽天モバイル、MVNOから乗り換え(MNPや新規申込なら20,000円のキャッシュバックがあるのも魅力です。

ワイモバイルユーザーになれば、Yahoo!ショッピングでポイント5倍の特典もあるので、Yahoo!経済圏の方にもおすすめです。

自宅で手続き、乗り換え簡単!【ワイモバイル】

ahamo:プランが2つで選びやすい

ドコモの新料金ahamoは、月額2,970円(20GB)と4,950円(100GB)の2プランから選べるサービスです。ドコモの充実したサービスや通信速度を維持しているので、安定感抜群。

事務手数料無料、契約期間の縛りなしで契約できるのもメリット。有料ですが、ドコモショップでサポートを受けることも可能です。

4Gと5Gどちらにも対応し、速度制限がかかっても最大1Mbpsを担保します。1Mbpsあれば、YouTubeの動画やSNSの投稿も問題なくできます。

支払い方法をdカードゴールドにすれば、さらに5GB付与されるのもお得ポイントです。

【ahamoはこちらから】

LINEMO:連絡手段がライン中心の方へ

「LINEMO」は、月額990円(3GB)〜の格安料金が人気の格安スマホです。20GBでも月額2,728円で利用できます。LINEの音声通話やメッセージのやり取り、ビデオ通話のデータ量は、ギガ消費なしで利用できる点が大きなメリットです。

LINEMOはソフトバンクが運営していますので、サービスも充実しています。回線はもちろんソフトバンクを利用するため、混雑する時間帯でも繋がりやすく便利。

通話のオプションサービスもあるため、通話にこだわりたい方にもおすすめできます。

LINEMOの詳細はこちらから

まとめ

格安SIMのデメリットは「通信速度の遅さ」「店舗がない」「購入できる機種が限られる」などです。

しかし、上記のデメリットは「ahamo」や「UQモバイル 」など大手キャリアのサブブランドを選べば回避できます。回線速度もサービス内容もほぼ大手キャリアと変わりませんので、おすすめです。

もし格安SIMのデメリットに不安を感じている方は、本記事でご紹介したサービスをチェックしてみてください。

この記事をシェアする

この記事を書いた人

ミヅキ

生活に役立つ情報をまとめています。 特にふるさと納税の比較が大好きで、各地の名産品を試してはどれがお得かと徹底検証しています。また趣味である旅行についても情報を公開中! これまでの情報と経験を活かし暮らしに役立つ情報をご紹介します。

この記事を読んだあなたへのおすすめ