グランピングの意味がわからない!キャンプじゃないなら何?つまらない、うざい?

「グランピンの意味がわからない。キャンプじゃないの?」

「グランピングってつまらないんじゃない?何も準備しなくていいんでしょ」

昨今、人気が上昇し続けているグランピングですが、マイナスイメージを持った人も多いのは事実です。キャンプを楽しめばいいのではと考える人もいるでしょう。

そこで本記事では、グランピングの意味がわからないと思っている人に、キャンプとの違いや歴史、楽しみ方を解説します。

本記事を読めばグランピングが「つまらない」「うざい」とは思わなくなるでしょう。あわせておすすめのグランピング施設を紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

グランピングの意味がわからない…キャンプじゃないなら何?

近年何かと話題になっているグランピングは、キャンプとは少々異なります。

「キャンプじゃないなら何?グランピングの意味がわからない」と疑問が出てくるのも自然なことでしょう。

ここでは、グランピングの意味がわからない人たちに向けて詳しく解説していきます。

グランピングとキャンプの違い

グランピングとキャンプの違いを見ていきましょう。

グランピング英語の「グラマラス」と「キャンピング」を合わせた造語。
設備が整っていることが前提で、快適なテントやコテージに泊まりながら気軽で贅沢なアウトドア気分を楽しめる。
キャンプキャンプ道具やテントをすべて自分で準備し、野外で一時的に生活をすること。
慣れていない初心者だと苦労も多い。

グランピングは初心者でも手ぶらで気軽に楽しめる一方で、キャンプには一定の知識と道具が必要なため、簡単にできるものではありません。

グランピングは「テントや寝床は設置されていてほしいけど、キャンプ気分を味わいたい!」と、気軽に楽しみたい人やキャンプ初心者の人におすすめです。

自分好みの道具を揃えてじっくり料理したり、テント設営を楽しんだりしたい人はキャンプがいいでしょう。

グランピングの歴史

グランピングの歴史には諸説ありますが、19〜20世紀のヨーロッパが起源の説を紹介します。ヨーロッパの列強が植民地を広げていた時代の貴族たちの話です。

お金と暇を持て余した貴族たちの多くは国内ではなく、植民地を旅するようになりました。

貴族たちはみんな、ルイ・ヴィトンの大型トランクに生活必需品を詰めて旅行を楽しんでいたといいます。

そのなかで、キャンプは行われていましたが、テント設営や料理を自分たちですることはなかったそうです。贅沢で快適な空間を用意させたうえでキャンプを楽しんでいたそう。

貴族たちの贅沢な遊びだったものが、現代になって一般の人たちも楽しめるようにと形を変えたのでしょう。

日本では、2015年に「グランピング」の名を付けた施設がオープンされたことからグランピングが広く知れ渡り、注目されるようになりました。

グランピングの人気は、現在も日本中で広がりを見せています。

グランピングの楽しみ方

グランピングの楽しみ方はさまざまです。

  • 自然と触れ合う
  • 星空観測を楽しむ
  • 焚き火を眺めながら暖まる
  • 地元の食材でBBQを楽しむ
  • 施設のアクティビティを体験する

施設によって設備は異なるため、自分が体験してみたいことを取り入れているグランピング施設を選ぶといいでしょう。

また、自然と触れ合うからこそ何もせずのんびり過ごすのもおすすめです。たまにはスマホをマナーモードにして、デジタルデトックスしてみてはいかがでしょうか。

グランピングがつまらない・うざいと言われている理由は?

人気が高まっているグランピングですが、一方で「つまらない」「うざい」といった意見も散見されます。たとえば、以下の意見がありました。

  • 不便さを含めてキャンプは楽しいのに快適すぎる。
  • 宿泊費が高いしホテルに泊まった方がいいのでは?
  • SNS映えしたいだけで楽しんでいないのではないか?

自分たちでキャンプの設営やBBQを行うのが楽しいと考える人たちには「グランピングはつまらない」と言われてしまうようでした。

キャンプの不便さを楽しめる人たちにとっては、至れり尽くせりなグランピングの意味がわからないし、つまらないのでしょう。

グランピングの宿泊費も快適なほど高い傾向にあり、中途半端な不便さが逆に気になるのかもしれませんね。

今はSNS映えするようなグランピング施設も多くありますから、そこが「うざい」と思う人もいるようです。

とはいえ「つまらない」「うざい」と言っている人たちは、グランピングを経験していない人がほとんどでしょう。

もしくは、自分にあっていない施設を選んでしまった結果、つまらない思いをした人たちもいるかもしれません。

自分にあったグランピング施設を選べば「つまらない」「うざい」とはならないでしょう。

「グランピングはつまらない」とならないためのポイント・注意点3つ

「グランピングはつまらない」とならないためには、事前にいくつかポイントや注意点を確認しておきましょう。最高のグランピング体験をしたいなら必読です。

  • 持ち物を確認する
  • 目的に合わせた施設を選ぶ
  • 虫が苦手な人は予約施設に注意する

持ち物を確認する

まずは、持ち物から確認していきます。用意されているグッズは施設によって異なるため、施設に行ってから「あれがない!」と焦らないようにチェックしてくださいね。

<グランピングに必要な持ち物>

着替え汚れる可能性があるため、何枚か持っていくとベスト。
寝巻き快適な服を持っていくと〇
防寒着夜や天候によっては冷えてしまうため。
雨具レインウェアや傘など。天候が変わる可能性もあるため。
タオル濡れた場合や汗をかいた場合用として。
充電器レンタルできない可能性もあるため必須。
歯ブラシ用意されていない場合がある。
シャンプー・コンディショナー歯ブラシ同様、用意されていない場合がある。
虫よけグッズ虫よけスプレーなど。自然が近いので対策は必要。

目的に合わせた施設を選ぶ

アクティビティを楽しみたい、ゆっくり自然に触れ合いたいなど、目的によって施設選びを考えましょう。

たとえば、BBQの準備がされている施設がよかったのに、道具は持ち込みのところを選んでしまっては意味がありません。一番の目的が果たされなければ、気分は台無しですよね。

予約前に必ず施設の詳細を確認しましょう。

虫が苦手な人は予約施設に注意する

虫が苦手な場合、予約施設には気を付けましょう。チェックすべきポイントは以下の6つです。

  • 海沿いの施設を選ぶ
  • 虫の少ない冬に予約する
  • 清潔で密閉型の施設を選ぶ
  • 川や池などが近くにない施設を選ぶ
  • 周囲に植物が少なく開けた場所を選ぶ
  • 標高の高い場所(900m~)にある施設を選ぶ

「虫が少ない」と口コミがある施設もあわせてチェックするといいでしょう。実際に虫が少ないと口コミがあったのは、千葉の「THE CHIKURAUMI BASECAMP」です。

海沿いにある秘密基地のようなグランピング施設で、大人も子どももワクワクできますよ。虫の少ないグランピング施設をお探しなら、ぜひ候補にいれてみてください。

日帰りにおすすめ!関西・千葉の人気グランピング施設を紹介

ここからは、日帰りにおすすめの関西と千葉にある人気グランピング施設を2つ紹介します。もちろん宿泊もできるので、日程次第で予約してみてくださいね。

  • 【大阪】GRAN CAMPING パームガーデン舞洲
  • 【千葉】高滝湖グランピングリゾート

【大阪】GRAN CAMPING パームガーデン舞洲

画像引用:楽天トラベル:GRAN CAMPING パームガーデン舞洲

大阪市内から車で約20分とアクセス良好の「GRAN CAMPING パームガーデン舞洲」。マイアミをイメージしたベイエリアで手軽にグランピングが楽しめます。

BBQはビーフステーキや野菜セット、焼きガニや殻付きホタテなど豪華なラインナップ。

友人同士やカップルはもちろん、子ども用のメニューも用意されているため、家族連れにもおすすめです。

GRAN CAMPING パームガーデン舞洲なら「まずは日帰りでグランピングを体験してみたい!」を叶えられますよ。

2名あたりの料金(参考)9,500円~
住所大阪市此花区北港緑地2丁目3番57号
アクセス大阪市内から車で約20分
「ユニバーサルシティ駅」より車で約8分

GRAN CAMPING パームガーデン舞洲詳細はこちら

【千葉】The Forest Garden KIMINOMORI

画像引用:じゃらん:The Forest Garden KIMINOMORI

2021年5月にオープンしたばかりの新しいグランピング施設「The Forest Garden KIMINOMORI」。都心から約1時間離れた千葉の季美の森にあります。

評判の窯焼きピザは自分で作るか、スタッフにお任せもOK。BBQではドラムチキンや旬の野菜串などが楽しめます。6歳〜12歳の子どもにはハーフBBQが提供されますよ。

最大7人まで予約可能なので、みんなでワイワイするのもおすすめです。特別なグランピング体験をしたい人はぜひ予約してみてくださいね。

2名あたりの料金(参考)6,980円~
住所千葉県東金市季美の森東1-590-5
アクセス千葉東金道路 山田ICより約2分
JR外房線 大網駅より【季美の森行き】バスにて【東千葉メディカルセンター】徒歩2分

The Forest Garden KIMINOMORI詳細はこちら

カップルで行きたい!沖縄のグランピング施設を紹介

沖縄のグランピングを考えているカップルに、おすすめの施設を2つ紹介します。

  • グランピングリゾート ヨーカブシ
  • エイトポイントリゾート沖縄

グランピングリゾート ヨーカブシ

画像引用:Booking.com:グランピングリゾート ヨーカブシ

自然豊かな石垣島北部にある「グランピングリゾート ヨーカブシ」。大自然の中でゆったりと贅沢な時間を過ごしたいカップルにおすすめです。

ホテル周辺は海に囲まれており、砂の細道を抜ければ癒しのひとときを過ごせるビーチが広がります。

島野菜やムール貝、石垣牛を贅沢に楽しめるBBQが美味しいと評判です。都会の喧騒から離れた場所で、特別な時間を過ごしたいカップルは予約してみてくださいね。

2名1泊あたりの料金(参考)1万3,000円~
住所沖縄県石垣市伊原間2-737
アクセス石垣空港から車で約20分
【バス】東運輸・東回り線・玉取崎下車徒歩5分

グランピングリゾート ヨーカブシ詳細はこちら

エイトポイントリゾート沖縄

画像引用:Booking.com:エイトポイントリゾート沖縄

手軽で贅沢なアウトドアステイを満喫したいカップルには、天空のグランピングリゾート「エイトポイントリゾート沖縄」がおすすめです。

BBQは、石垣牛をはじめ、パイナップルポークあぐーなどの沖縄でしか食べられない食材が満載。朝食では自分でホットサンドを作って楽しめますよ。

パイナップルポークあぐーを味わえるしゃぶしゃぶや、石垣牛のもつ鍋があるのもうれしいポイント。

のんびりと非日常を過ごしたいカップルはぜひ予約サイトを覗いてみてくださいね。

2名1泊あたりの料金(参考)1万3,000円~
住所沖縄県南城市知念山里1106
アクセス那覇空港より車で約40分
【バス】那覇バスターミナルより「百名・知念・佐敷線」経由で約80分

エイトポイントリゾート沖縄詳細はこちら

まとめ

手ぶらで気軽に楽しめるグランピングは、元々は貴族の遊びだったと考えると納得いきますよね。先人たちの工夫によって、今は誰でもグランピングが楽しめるようになりました。

グランピングはいくつかのポイントや注意点が分かっていれば「意味がわからない」「つまらない」とはなりません。

楽しいグランピング施設は豊富にありますから、自分の目的に合った施設選びをしましょう。ぜひ本記事を参考にしながら、楽しいグランピング体験をしてください。

【グランピングを楽しみたいならおすすめの予約サイト】

楽天トラベル楽天ポイントが貯まる&使える!サイトの利用回数でポイントアップ
Booking.com宿泊施設が豊富に掲載されている宿泊予約サイト。口コミが参考になる
Trip.com世界最大級の旅行サイト!日本にコールセンターがあるので対応も安心

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この記事を書いた人

ミヅキ

生活に役立つ情報をまとめています。 特にふるさと納税の比較が大好きで、各地の名産品を試してはどれがお得かと徹底検証しています。また趣味である旅行についても情報を公開中! これまでの情報と経験を活かし暮らしに役立つ情報をご紹介します。

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