ファクタリングは貸付ではないため、審査が激甘だと考える方がいます。

しかし、結論を申し上げると審査が激甘なファクタリングはありません。

当然、「誰でも通る」「絶対に通る」「審査なし」といった業者も存在しないのです。

そこで本記事では、ファクタリングの審査が激甘だと勘違いされている理由と、審査なしと謳う業者の危険性について解説します。

また、審査に落ちる理由や安全に利用できるファクタリング業者についてもお伝えするので、チェックしてみてください。

ファクタリング審査激甘はない！誰でも通る・絶対に通る、緩い業者に注意

まずは、審査なしと謳う業者の危険性と審査が激甘だと勘違いされている理由について解説します。

• 違法な貸し付けを行う
• 中小企業の利用が多いから審査が甘いと思われる

違法な貸し付けを行う

冒頭でもお伝えした通り、審査が激甘なファクタリングはありません。

審査を激甘にすれば売掛債権を回収できない可能性が高まるため、ファクタリング会社にとって大きな損害となります。最悪の場合は経営困難に陥る危険性もあるでしょう。

そのようなリスクを背負ってまで、誰でも通るような激甘な審査基準を設けたりはしません。

もし、「誰でも通る」「絶対に通る」「審査なし」を謳う業者がいた場合、ファクタリングを装って違法な貸付をしている可能性があります。

この事実については、金融庁から注意喚起されるほどの大きな問題となっています。

近時、ファクタリングを装った高金利の貸付けを行うヤミ金融業者の存在が確認されています。
また、ファクタリングとして行われる取引であっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものは、貸金業に該当するおそれがあります。
事業者の皆様におかれては、こうした偽装ファクタリングを利用することのないよう、十分注意してください。
引用：金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

以上のように、誰でも通るといった甘い言葉で利用者を集う業者は、真っ当なサービスを提供していません。

高額な利息の請求や強引な取り立てに遭う危険があるので、絶対に利用しないようにしてください。

審査通過率が高く中小企業の利用が多いから審査が甘いと思われる

ファクタリングの審査が激甘だと勘違いされる理由は、審査通過率が高く中小企業の利用者が多いからです。

まず、ファクタリングの審査通過率は平均70％前後とされています。

中には、「ビートレーディング」のように審査通過率が98％という業者も存在します。

加えて、利用者は中小企業や個人事業主といった比較的信用度が低いとされる事業主が多いため、審査が激甘だと勘違いされているのです。

また、赤字決算や税金滞納中の事業者でも受け入れてくれるファクタリング会社があるため、一部の人は「審査が激甘」と思っています。

しかし、審査は決して形式的な内容ではなく、厳正なチェックが行われているので、不安要素があれば買取不可となります。

決して審査が激甘というわけではないので、そのつもりで利用するようにしてください。

激甘審査のファクタリングはない！ファクタリング審査に落ちる理由

続いては、審査通過率が融資より高いファクタリングで、審査落ちする理由について解説します。

• 不良債権がある
• 支払期日が遠すぎる
• 架空債権や二重譲渡の疑いがある

不良債権がある

まず、不良債権の疑いがある場合は審査落ちとなります。

不良債権とは、会社の倒産や経営破綻によって回収困難、または不可能となった売掛金です。

ファクタリングを利用する方の中には、不良債権になっている事実を知りながら買取依頼を出す人がいます。

そのため、ファクタリング会社は不良債権の疑いがある場合は、審査で落として買取しないようにしているのです。

支払期日が遠すぎる

売掛債権の支払期日が遠すぎると審査落ちする可能性があります。

支払期日までが長すぎると、その間に災害や経営状況の悪化、不祥事といった不測の事態に見舞われる可能性が高くなります。

ファクタリング会社は、売掛金が回収できない事態を避けたいため、リスクが高い売掛債権は買取不可としているのです。

ちなみに、支払いまでの期日は長くても2ヶ月程度が望ましいとされています。

2ヶ月以上先の売掛債権を買取依頼に出した場合は、審査に落ちる可能性があるので注意してください。

架空債権や二重譲渡の疑いがある

架空債権や二重譲渡の疑いがある場合は、審査落ちする可能性が高いでしょう。

架空債権とは、存在しない請求書を偽造・捏造したり、決算書を粉飾したりして作成した債権です。

次に二重譲渡とは、実際に存在している1つの債権を2つのファクタリング会社に買取してもらう行為になります。

どちらもファクタリング会社にとっては売掛金が回収できない危険があるため、その疑いがある場合は審査で落としてしまいます。

もちろん、どちらも法律で禁じられた違法行為です。

発覚すれば告訴され罪に問われる重大な行為なので、絶対にしないようにしてください。

審査甘いはNG！個人事業主におすすめの安全なファクタリング会社3選

続いては、信用度が低い個人事業主でも利用可能なファクタリング会社を3つご紹介します。

• QuQuMo
• ラボル
• ペイトナーファクタリング

QuQuMo

出典：QuQuMo

「QuQuMo」は、面談や事務手数料・債権譲渡登録なしで申し込める人気のファクタリングサービスです。

法人のみならず、個人事業主やフリーランスも利用でき、審査通過率は98％と驚異的な契約率を誇っています。

また、必要な書類は「通帳」と「請求書」のみです。

書類の準備に手間と時間を取られる心配がないので、コア業務に悪影響を及ぼす心配がありません。

入金スピードは最短2時間なので、手続きがスムーズに進めば当日中に現金を手にできるでしょう。

【QuQuMoの詳細はこちらから】

ラボル

出典：ラボル

「ラボル」は、フリーランス・個人事業主の向けのファクタリングサービスを展開している会社です。

高額な売掛債権を持っていない事業者も多い個人事業主向けとあって、買取可能額は最低1万円からと少額です。

また、他社では提出を求められる「決算書」「入出金明細」「契約書」等の書類が必要ありません。

加えて、独立直後で経営実績がない事業社でも、業種・職種問わず受け入れてくれるので、審査に通るか不安という方はラルボに相談してみてください。

【ラボルの詳細はこちらから】

ペイトナーファクタリング

出典：ペイトナーファクタリング

「ペイトナーファクタリング」は、入金スピードが最短10分という業界最速水準を誇るファクタリングサービスです。

フリーランス・個人事業主向けのサービスと称しており、買取可能額は1万円からと少額です。

ただし、上限も初回25万円で2回目以降100万円と低めの設定なので、経営が軌道に乗り始めて売上が出ている事業者には向いていない可能性も。

反対に、「独立したばかり」「赤字決算」「税金滞納中」などの事業者にとっては強い味方となってくれるでしょう。

【ペイトナーファクタリングの詳細はこちらから】

ファクタリング以外の資金繰りなら支払い.com！審査なしでフリーランスもOK

出典：支払い.com

ファクタリングよりも、さらに利用のハードルが低い資金調達方法が良いなら、「支払い.com」というサービスがおすすめです。

支払い.comとは、予定している銀行振込による支払いをクレジットカード決済に変更して、最長60日後に先延ばしできる新しい資金調達サービスです。

融資でもなければ債権の譲渡でもないため、厳しい審査や面談はありません。

本人確認書類や決算書等の提出も不要で、用意するのは決済に使うクレジットカードのみです。

申し込みは、パソコンやスマホから最短60秒で行えて、早ければ1日後にはお金を取引先に振り込んでくれます。

手数料は一律4％と、利用前にコストがわかるので安心です。

ファクタリングの審査に通るか不安という方は、支払い.comの利用を検討してみると良いでしょう。

【支払い.comの詳細はこちら】

まとめ

ファクタリングに審査が激甘なところはありません。

仮に、「誰でも通る」「絶対に通る」「審査なし」と謳う業者がいた場合は、違法な貸付を行う悪徳業者の可能性があります。

高額は利息の請求や強引な取り立てに遭う危険が潜んでいるため、絶対に利用しないようにしてください。

今回ご紹介した3つのファクタリング会社であれば、安心・安全に債権を買取してもらえるので、検討してみると良いでしょう。