ファクタリング建設業特化型おすすめ5選|注文書対応・入金早める最適な理由など解説

建設業は、工事の受注から入金まで時間がかかるため、資金が足りなくなるシーンが多々あるでしょう。その際に役立つのが「ファクタリング」です。

ファクタリングなら、自社が保有する売掛債権を売却して早期に現金化できます。

しかし、建設業の業界慣習がわからないファクタリング会社を利用すると、審査に通過しにくかったり、資金調達が間に合わなかったりする恐れがあるため注意が必要です。

そこで本記事では、建設業の特化型のファクタリングを5つご紹介します。

建設業にファクタリングが最適な理由についてもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

建設業特化型ファクタリング会社|口コミが良いおすすめ5社!注文書対応あり

まずは、建設業の特化型のファクタリング会社を5つご紹介します。

どれも口コミが良いファクタリング会社なので、安心して利用できるでしょう。

  • ペイトナーファクタリング
  • ビートレーディング
  • けんせつくん
  • 日本中小企業金融サポート機構
  • ベストファクター

ペイトナーファクタリング

画像:ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング」は、申し込みから最短10分という早さで資金調達できるファクタリング会社です。

限度額は初回25万円、2回目以降は100万円まで。1万円〜の少額にも対応しています。

個人事業主やフリーランス向けなので、小口の売掛債権を買い取ってもらいたい方や事業実績が乏しい方におすすめです。

運営会社ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)
利用対象者法人・個人事業主・フリーランス
買取可能額初回:1万~25万円2回目以降:1万~100万円
手数料10%
入金スピード最短10分
契約の種類2社間ファクタリング
債権譲渡登記不要
オンライン手続き可能

ペイトナーファクタリングはこちらから

ビートレーディング

画像:ビートレーディング

ビートレーディング」は、迅速な対応が信頼できると評判のファクタリング会社です。

星4.5 信頼できるサービス
売掛金を現金化することで、生産性の向上とキャッシュフローの安定を実現できました。迅速な対応と信頼性のあるサービス、要求やスケジュールに柔軟に対応してくれるスタッフさんのお陰です。
引用:FACTORING会社の口コミ「ビートレーディングの口コミ」

このように、ビートレーディングを利用した結果、利用者は生産性の向上やキャッシュフローの安定が実現できたと語っています。

また、要求やスケジュールにも柔軟に対応してくれるので、建設業の業界慣習に合わせた資金調達が期待できるでしょう。

ただし、「少し手数料が高くて心配だった(※)」との口コミもあり、コスト面を心配している方はほかのファクタリング会社を選ぶ方が良いかもしれません。

※参考:FACTORING会社の口コミ「ビートレーディングの口コミ」

運営会社株式会社ビートレーディング
利用対象者法人、個人事業主
買取可能額下限上限なし
手数料2社間:4%~12%3社間:2%~9%
入金スピード最短2時間
契約の種類2社間ファクタリング・3社間ファクタリング、診療報酬・介護報酬・注文書
債権譲渡登記不要
オンライン手続き可能

ビートレーディング詳細はこちらから

けんせつくん

画像:けんせつくん

「けんせつくん」は、建設業の業界慣習を理解し、柔軟に対応してくれるファクタリング会社です。

星4.3 確かに建設専門のサービスだった
私が提出したのは請求書と通帳くらいで、エビデンスとしてはかなり不確かな内容だったと思います。普通なら審査落ち間違いなしの申込みを通してくれた柔軟性は、確かに建設専門と言うだけのことはあります。後から話を聞くと、私の取引先に対して調査が行われたのだとか。取引先を調べて、架空債権のリスクを潰していったみたいです。
引用:FACTORING会社の口コミ「けんせつくんの口コミ」

このように、請求書と通帳しか書類を提出せず、ほかのファクタリング会社ならエビデンス不足で審査落ちとなるところ、けんせつくんでは柔軟な審査によって買い取ってくれたという声も見られました。

もちろん、いい加減な審査をしたのではなく、取引先をしっかり調査したうえで買取可能と判断しています。

けんせつくんという名前からもわかる通り、まさに建設業の特化型ファクタリングなので、建設業ならではの問題を抱えている方は、一度けんせつくんに相談してみてください。

運営会社株式会社ウィット
利用対象者法人・個人事業主
買取可能額下限・上限なし
手数料5%~
入金スピード最短2時間
契約の種類2社間ファクタリング・3社間ファクタリング、注文書
債権譲渡登記不要
オンライン手続き可能

けんせつくんはこちらから

日本中小企業金融サポート機構

画像:日本中小企業金融サポート機構

非営利団体が運営する「日本中小企業金融サポート機構」は、手数料が安いと評判のファクタリングサービスです。

星4 助かりました
手数料も思ったより安く済んで、無事に希望日までに資金が振り込まれました。他社よりいい条件で買い取ってもらえたので、良かったです。
引用:FACTORING会社の口コミ「日本中小企業金融サポート機構の口コミ」

このように、手数料が安く、他社よりも良い条件で買い取ってもらえたという口コミもあります。

実際、手数料は1.5%〜と業界トップクラスの安さを誇っています。

また、オンライン完結できる分スピーディーな契約が可能なので、建設資材の購入など先行投資が必要な建設業には有難いでしょう。

ただし、「必要書類が多い(※)」との口コミがあり、書類の準備に手間取るようならほかのファクタリング会社も検討した方が良いかもしれません。

※参考:FACTORING会社の口コミ「日本中小企業金融サポート機構の口コミ」

運営会社一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構
利用対象者法人・個人事業主
買取可能額下限上限なし
手数料1.5%~10.0%
入金スピード最短即日
契約の種類2社間ファクタリング・3社間ファクタリング、注文書
債権譲渡登記不要
オンライン手続き可能

日本中小企業金融サポート機構詳細はこちらから

ベストファクター

画像:ベストファクター

ベストファクター」は、個人事業主でも問題なく利用できると評判のファクタリング会社です。

星4.3 納得のサービス
個人事業主でも問題なく利用することができ、審査から入金まで2日だったので対応スピードにも満足しています。 個人事業主に対応していても条件が折り合わない場合が多くありましたが、ベストファクターでは正当に評価していただけました。
引用:FACTORING会社の口コミ「ベストファクターの口コミ」

このように、個人事業主だと対応してくれないファクタリング会社が多いなか、ベストファクターはしっかりと対応してくれます。

また、建設業や土木業の実績が豊富なので、建設業で個人事業主(一人親方)として頑張っている方にはおすすめです。

運営会社株式会社アレシア
利用対象者法人・個人事業主・フリーランス
買取可能額30万円~1億円
手数料2.0%
入金スピード最短即日
契約の種類2社間ファクタリング・3社間ファクタリング、注文書・診療報酬
債権譲渡登記不要
オンライン手続き可能

ベストファクターはこちらから

工事代金の入金を早める!建設業の資金調達にファクタリングが最適な理由

続いては、建設業の資金調達にファクタリングが最適な理由を解説します。

  • 銀行融資より早く資金調達できる
  • 大型契約が結びやすくなる
  • 元請会社が倒産しても返済義務がない

銀行融資より早く資金調達できる

ファクタリングを利用すれば、銀行融資よりも早く資金調達できます。

実際、銀行融資は必要書類が多く、審査が厳しい傾向にあるため、申し込みから入金まで早くても1週間程度かかります。なかには、3ヶ月程度かかる銀行融資も存在するほどです。

それに対して、ファクタリングは多くの会社が最短即日に資金化が可能ですし、早いところなら2時間程度で入金してくれます。

工事完成まで受け取れない代金を早く手にできれば、その資金で突発的な受注にも対応できるようになるでしょう。

大型契約が結びやすくなる

建設業の方がファクタリングを利用すれば、大型契約が結びやすくなります。

そもそも建設業は、目的物が完成したらその建物などと引き換えに工事代金が支払われる仕組みです。そのため、建物が完成するまでの費用は建設業者が立て替える必要があります。

ところが、数千万円〜数億円といった規模の工事となると、立て替えるのは大変ですよね。結果、大型契約を結べず機会損失となります。

その点、ファクタリングを利用すれば外注する費用を捻出できるため、大口契約が結びやすくなります。

ファクタリングを上手に活用すると、複数の現場を円滑化させ、受注可能数を増やして事業拡大することも可能です。

元請会社が倒産しても返済義務がない

ファクタリングは、工事を終えた後に取引先が倒産して売掛金が回収できなくなっても、その負債を利用者が背負う必要はありません。

なぜなら、ファクタリング契約の多くが「償還請求権」を設定していないからです。

償還請求権とは、売掛先の倒産などで売掛金が回収できなかったときに、その費用をファクタリング会社が利用者に請求できる権利です。

多くのファクタリング会社は、高い手数料を設定する代わりに、万が一売掛金が回収できなかった場合のリスクを負っています。

また、売掛先の信用度を調査して「問題ない」と判断するのもファクタリング会社です。そのため、代金未回収となった場合の損害を利用者が負う必要はありません。

建設業特化型ファクタリング会社を選ぶ際のポイント

建設業の特化型ファクタリングを選ぶ際は、以下の3つのポイントに注目してみてください。

  • 手数料の安さ
  • 買取可能額の上限
  • 建設業の実績の多さ

ファクタリングの手数料相場は2社間ファクタリングが5%〜18%、3社間ファクタリングが1%〜9%程です。当然ですが、手数料は安いに越したことはありません。

業者によっても手数料が異なるため、契約の際には必ずチェックしておきましょう。

次に、買取可能額の上限枠も重要なチェック項目です。建設業の売掛金は数千万円〜数億円になるケースが珍しくありません。

そのため、上限が100万円や1,000万円などと設定されているファクタリング会社では、希望額を手にできませんので注意しましょう。

最後に、ファクタリング会社といっても、建設業の方と契約した経験が乏しい業者がいます。

建設業との取引実績がないファクタリング会社を選ぶと、業界慣習を理解してくれる審査に落ちる可能性があります。

建設業との契約実績が豊富か、実績を確認して選びましょう。

建設業特化型ファクタリングの審査に落ちやすくなる注意点

建設業に特化したファクタリング審査では、以下のような特徴があると審査に落ちやすくなります。

  • 売掛先の信用度が低い
  • 継続した取引実績がない
  • 支払いサイトが長すぎる

まず、ファクタリングでは利用者よりも売掛先の信用度が重要視されます。

そのため、個人事業主やフリーランスなど信用度が低い相手と取引している場合は、「代金を回収できない可能性がある」と判断されて、審査落ちします。

反対に、国や地方自治体、大手企業といった売掛債権なら信用度が高く、審査に取りやすいでしょう。

続いて、ファクタリングの審査では、通帳の提出を求められるケースが多くなっています。これは、「過去に決まった期日に入金されているか?」を判断するためです。

同じ取引先から何度も期日通りの入金があれば、「次も大丈夫」と思ってもらえますが、反対に、初回の取引だと入金実績がないため審査に落ちやすいでしょう。

審査してもらう売掛債権は、単発や初回のものは避けるようにしてください。

最後に、支払いサイトが長すぎる売掛債権も審査落ちの対象です。

支払いサイトとは、取引における支払い期日から、実際に売上金額が振り込まれる期日までの期間を意味します。

一般的に、ファクタリング契約で多いのは30日〜60日の支払いサイトです。

これ以上の支払いサイトになると、「支払期日まで会社が存続しているか?」という判断が難しくなるため、審査で不利になります。

買取に出す売掛債権の支払いサイトは、長くても2ヶ月以内のものにしてください。

ファクタリング以外の資金繰り改善方法

最後は、ファクタリング以外で資金繰りを改善できる方法について解説します。

  • 支払い.com
  • GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」

支払い.com

画像:支払い.com

支払い.com」は、予定していた銀行振込による支払いをクレジットカード決済に変更して、支払期日を最長60日間も先延ばしにできるサービスです。

必要なのはクレジットカードだけ。審査や面談、本人確認書類などの提出は不要なので、ファクタリングよりも気軽に申し込めます。

また、手数料は一律4%に設定されており、条件次第ではファクタリングよりも安いコストで利用できるでしょう。

申し込みはインターネットから、最短60秒で手続きが完了するので、急ぎで資金繰りに余裕を持たせたい方におすすめです。

支払い.comはこちらから

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」

画像:GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド

GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド」は、創業期や赤字でもお金が借りられる融資枠型のビジネスローンです。

創業期でもOKというだけあって、審査は決算書や事業計画、担保・保証人が必要ありません。

提出が必要なのは、直近3ヶ月以上の連続した取引が記録された銀行口座の入出金明細だけです。

また、多くの銀行融資が入金まで1週間程度かかるなか、あんしんワイドは最短2営業日とスピーディーです。

申し込みのハードルが低く、なおかつ素早い入金をしてくれる業者を探しているなら、GMOあおぞらネット銀行は外せません。

融資対象法人
融資スピード最短2営業日
借入限度額10万円〜1,000万円以内
借入利率年0.9%~14.0%(固定金利・審査のうえ決定)
担保・保証人原則不要

GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドはこちらから

まとめ

建設業は、工事の受注から資金の入金までに多くの時間を必要とします。その間、資金を立て替えるのは非常に大変です。場合によっては、大型契約を断る必要が出てくるでしょう。

そんなときにファクタリングを活用すれば、受注可能数を増やして事業拡大を目指せますので、ぜひ上手に利用してみてください。

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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