カードローン審査落ちまくり。落ちる理由は?再度申し込みするのコツ。信用情報、他社履歴など

「カードローンの審査に落ちる」「どこの審査も落ちまくりで通らない」

このように悩む方は少なくありません。

カードローンの審査に落ちる理由は教えてもらえないため、改善点がわからず困ってしまいますよね。借入先を変えることで審査に通過する場合もありますが、一方で落ちまくる人も多いでしょう。

これでは、ただ落ちた履歴を積み上げ、ますます審査に落ちやすくなるだけです。再申し込みする前に、審査に落ちる理由を考え改善や対策することは大切なのです。

そこで本記事では、カードローンに落ちまくった経験のある筆者が、カードローン審査落ち理由6つと再申し込み前の有効な対策を紹介します。

カードローン審査落ちた。落ちる理由。信用情報にキズ、他社履歴など

一般的に、カードローンの審査においては、以下の6つの要因が影響する可能性があります。「審査に落ちまくる」という方は、当てはまるものがないか確認してみてください。

  • 収入が安定していないと見られた
  • 借入希望額が収入に対して多すぎる
  • 信用情報に問題あり
  • 他社借入額・件数が多い
  • 申し込み内容に虚偽があった
  • 同時に何社も申し込みしている

①収入が安定していないと見られた

まずは収入面の問題です。カードローンの申し込み条件には、「安定した収入があること」と明記されていることがほとんどです。

安定した収入がなければ、借りたお金を返済できませんので、審査では重要視されます。

とはいえ、「何をもって安定した収入がある」と判断するのか気になるところですよね。ただ収入が多いというだけではなく、以下で紹介する項目なども含めて、総合的に判断します。

  • 雇用形態(正規雇用か否か)
  • 勤続年数(長いほど評価が高い)
  • 勤務先の規模(有名・大企業は評価されやすい)
  • 職業(国家資格・士業など一般的に信用度の高い職業は評価される)
  • 居住形態(持ち家の方が評価高め)

上記は一部ですが、アルバイトやパートよりは正社員の方が安定していると見なされます。ただし、アルバイトでも長く勤めていれば評価されますし、非正規雇用だからと言って評価されないわけではありません。

②借入希望額が収入に対して多すぎる

収入と借入額のバランスが悪い場合も、審査落ちの原因となります。

貸金業法の総量規制という法律では、年収の3分の1以上の貸付が禁止されています。年収300万円の人は、100万円までしか借りられないというルールです。

もし年収が100万円の人が、60万円の借入を希望した場合、年収の3分の1を超えているため審査に通過できません。

このように収入と借入額バランスが取れていない方は、審査に通過できません。

③信用情報に問題あり

延滞や滞納などが原因で、信用情報に金融事故情報が記録されている方も、カードローン審査に通りません。

特に、大手消費者金融や銀行カードローンは信用情報を重視するので、1回でも延滞などの記録があれば落ちてしまうでしょう。

年収や雇用形態、勤続年数などに問題がないのに審査に落ち続ける場合は、信用情報に問題があるケースが多くみられます。念の為、自分の信用情報を確認してみましょう。

主要な信用情報機関((CICJICC全国銀行個人信用情報センター)では、ネットで信用情報の開示請求ができます。費用も1,000円ほどなので、今後のためにもチェックしておいた方がいいでしょう。

ちなみに信用情報は、各種ローンやクレジットカードのほか、スマホ代の割賦も影響します。「スマホ代を遅れて支払ったことがある」、「何度も返済が遅れている」という場合は、信用情報に記録されている可能性があるので注意しましょう。

④他社借入額・件数が多い

上述したように、総量規制の影響から、すでに他社で多額の借入をしている場合、追加の借入ができません。

また借入件数が多い場合も、多重債務に陥ったり、返済が困難になったりする可能性が高く、審査落ちの原因となります。

銀行では3件以上、大手消費者金融では4件以上借入があると、審査に影響すると言われていますので、今一度ご自分の借入状況を確認しましょう。

⑤申し込み内容に虚偽があった

申し込み内容で嘘をついたり、誤魔化したりする箇所があると、審査落ちの原因となります。

「申し込みで嘘をつく人がいるのか?」と驚く方もいるかもしれませんが、例えば年収を少し多めに申告したり、他社の借入金額を少なめに伝えたりすることは、珍しいことではありません。

また、アリバイ会社などを利用して勤務先情報を偽る人もいます。

しかしこれらの嘘は、信用情報を見ればバレてしまいます。また勤務先への在籍確認もありますので、嘘を突き通すのは難しいでしょう。

金額に大きな差がなければ通過することもありますが、明らかに虚偽の場合は「信用できない」と見なされ、審査に通過できません。

⑥同時に何社も申し込みしている

意外に盲点となる審査落ちの原因が、「複数社への同時申し込み」です。

急いで借入したいときに「3社同時に申し込んで通ったところと契約しよう」と考える方も多いのではないでしょうか。確かにこのほうが効率はいいですし、再申し込み〜審査の時間を短縮できます。

しかし、複数の同時申し込みは「多重債務の恐れあり」「借入が増えるかもしれない」「お金にかなり困っている」などと判断されてしまいます。

審査に落ちる原因となるため、注意しましょう。

ちなみになぜ申し込みした情報がバレてしまうのかというと、信用情報では他社が参照したことも記録に残ります。信用情報を確認される理由の多くは、新規申し込みした場合なので、「この人は何社も申し込みしている」「審査に通っていない」ということがわかってしまうのです。

他社に落ちたことがわかれば、「何が懸念点だったのだろう」「何か問題があるのか?」と思われる可能性もあります。

同時申し込みはマイナス評価にしかなりませんので、逆に効率が悪い申し込み方法です。

カードローン審査通らない!再度申し込みで通過する5つのポイント

カードローンの審査に落ちたとしても、再度申し込みをすることで審査に通過する可能性があります。とはいえ、冒頭でもお伝えしたとおり、何も対策をしなければ審査に落ちまくる恐れもあるでしょう。

そこで以下に、再申し込みで通過する5つのポイントを紹介します。

  • 借入希望額を低めにする
  • 他社借入額や件数を減らす
  • おまとめローンを検討する
  • 申し込みは1社ずつ
  • 信用情報が消えるまで待つか借入先を変える

借入希望額を低めにする

まずは借入金額を低めにすることです。

カードローンの審査は、希望額が上がるほど高い返済能力を求められます。そのため、高額な金額を希望すると、審査が厳しくなってしまうのです。

一方で少額融資なら、スムーズな審査を期待できます。特に「プロミス」などの消費者金融では、10万円以下の融資に積極的です。まずは審査に通過するために少額を希望し、返済実績を積み上げてから増額するのもおすすめの方法です。

他社借入額や件数を減らす

他社借入額や件数は、審査に影響があるため、減らしておくのも得策です。

例えば4社の借入がある場合、借入金額の少ないものを他社で借入れたお金で完済し、借入件数を減らすといいでしょう。借入総額は変わりませんが、借入件数が4社から3社になるだけで、大きな意味があります。

おまとめローンを検討する

他社借入額が多すぎる場合は、総量規制があるためそれ以上の借入ができません。

手持ちのお金で借入額を返済する余裕がない方は、複数の借金を一本化できる「おまとめローン」を検討しましょう。

おまとめローンなら、総量規制対象外なので年収の3分の1以上の借入が可能です。総量規制以上借りたいと考えている方にもおすすめできます。

おまとめすれば、毎月の返済額が下がり返済が楽になる可能性があります。

【関連記事】絶対通るおまとめローン!ブラックOKで審査激甘なところは?審査通過のポイント解説

申し込みは1社ずつ

先述したとおり、複数社同時申込みは審査落ちの理由になるため、再申し込みでも1社ずつ申し込みましょう。

審査に落ちて再度申し込む場合は、期間を開けるのもポイントです。初めて申し込む際は、1週間以内に1〜2社は審査に響きません。しかし、審査に落ちて次に申込する際に、1ヶ月の間に5社以上となるような頻度は審査に影響します。

急いでいるとはいえ、狙いを定め1社ずつ期間を空けて申し込むようにしましょう。

信用情報が消えるまで待つか借入先を変える

信用情報が問題で審査に落ちる場合、情報が更新されるまで待つしかありません。

信用情報が更新されるのは、延滞や滞納では解決後2年以上、任意整理は5年以上、自己破産は10年以上と言われています。

上記の年数を待てない方は、借入先を変えましょう。大手や銀行を避けて、次項で紹介する中小消費者金融を選ぶといいでしょう。

カードローン審査落ちでもお金借りたい。信用情報の場合は中小消費者金融を狙う

審査落ちの理由が信用情報の場合は、中小消費者金融がおすすめです。

中小消費者金融は、いわゆる街金と呼ばれる中小規模の貸金業社です。規模は小さいですが、「プロミス」と同じ消費者金融です。

貸金業法に則って営業しているので、安心して利用できます。中小消費者金融の魅力は、柔軟審査と融通が利くところです。

多少懸念材料があっても、返済できると判断できれば貸してもらえます。大手や銀行に落ちた方への融資実績が多く、巷では「神金融」と呼ばれています。

特に以下の3社は柔軟審査で評判の会社です。

  • セントラル
  • ニチデン
  • フクホー

セントラル:大手並みの充実したサービス

「セントラル」は、中小消費者金融の中では珍しくカードローンを提供しています。

全国に自動契約機が19店舗もあり、契約後のカードを直接受け取れるのもメリット。セブン銀行と提携しているため、借入・返済はコンビニを利用できます。

申し込みはWEBから24時間365日可能、来店不要で契約OKです。初回に限り30日間無利息サービスもあります。

14時までの申し込みなら、最短即日融資にも対応しています。

実質年利4.80%~18.00% 
借り入れ限度額300万円
融資までの期間最短当日中
WEB完結可能

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

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ニチデン:最大100日間利息0円!最短10分審査

関西圏にお住まいの方限定のサービス「ニチデン」。最短10分の超スピード審査と柔軟な対応が魅力です。

最大100日という業界最長の無利息期間を設けているのも特徴。金利は大手消費者金融より低めの年率7.3%〜17.52%です。

14時までの申し込みで即日振り込みも可能。大阪・奈良 ・和歌山・滋賀・三重・京都・兵庫にお住まいのかたはぜひチェックしてみてください。

実質年利年率7.3%~17.52% 
借り入れ限度額50万円迄
融資までの期間最短当日中
WEB完結可能

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スカイオフィスキャッシン:最短30分審査

「スカイオフィスキャッシング」は、当日 9時~14時までの申し込みで最短即日融資が可能な消費者金融です。

申し込みはWEBから24時間OK。他社より金利を高めに設定し、リスクヘッジしているため、審査落ちが続く方にも柔軟な対応を期待できます。

限度額は50万円まで、安定した収入があればアルバイトでも申し込み可能です。

商品名フリーキャッシング
融資額50万円まで
貸付利率年15.0~20.0%(実質年率)
WEB完結OK

スカイオフィスキャッシングはこちら

カードローン審査落ちでもお金借りたい時に注意したいこと

カードローンの審査に落ちた場合でも、お金を借りたいときは注意が必要です。

どうしてもお金を借りたいと思っても、以下のような行為はリスクが大きいので避けましょう。

  • 無審査・違法業者を利用しない
  • SNSの個人融資は利用しない
  • クレジットカードや後払いの現金化は避ける

例えば、貸金業法で審査が義務付けられているにもかかわらず「無審査」を謳う業者や、貸金業登録していない違法業者は利用すべきではありません。

TwitterやInstagramなどで問題になっている個人融資は、違法業者に該当します。金融庁でも個人融資はトラブルが多いため、利用しないよう注意喚起されています。

(参考:金融庁「SNS等を利用した「個人間融資」にご注意ください」)

個人融資や闇金のような違法業者を利用すると、法外な利息で返済できなくなったり個人情報を悪用されたりする恐れがあります。

また、クレジットカードや後払いの現金化は、規約違反で強制解約になるリスクがあるため危険です。たとえ一時的に現金が手に入っても、翌月には請求があります。結局は損をしてしまうことが大半なので、現金化もおすすめできません。

【関連記事】本当に貸してくれる個人間融資!掲示板やTwitterの成功例は?借りるならここ

カードローン審査落ちに関するよくある質問

最後にカードローンの審査落ちに関するよくある質問をまとめてご紹介します。

Q.カードローンの審査に落ちた場合、信用情報に影響が出るのでしょうか?

はい、審査に落ちた場合でも、申し込みがあったことは信用情報に残ります。ただし、単に申し込んだだけであれば、審査に落ちたこと自体が信用情報に悪影響を与えるわけではありません。

審査に悪影響を与えるのは、短期間の間に何社も同時に申し込んだ場合です。例えば1ヶ月の間に5社以上の申し込みをすると、「多重債務の恐れあり」「経済的にかなり困っている」とみなされ審査に落ちやすくなります。

信用情報から申し込み情報が消えるまで6ヶ月ほどかかり、この間は審査に通りづらくなるので、複数社の申し込みは避けましょう。

Q.カードローンの審査に落ちた場合、何日後に再申し込みができるのでしょうか?

基本的には、審査結果が出た後すぐに再度申し込むことはできます。

ただし、連日同じ金融機関に対して申し込むと、審査に不利な印象を与える可能性があるため、適度な間隔(2週間〜1ヶ月)を置くことが望ましいです。

Q.カードローンの審査に落ちた場合、何度も申し込んだら審査に通る可能性はあるのでしょうか?

何度も申し込んだからといって、審査に通る可能性が高くなるわけではありません。

むしろ、審査に通るためには申し込みの回数よりも、審査に落ちた原因を探り、改善することが大切です。

まとめ

本記事で解説したように、カードローンの審査に落ちるのは以下の6つが影響している可能性が高いです。

  • 収入が安定していないと見られた
  • 借入希望額が収入に対して多すぎる
  • 信用情報に問題あり
  • 他社借入額・件数が多い
  • 申し込み内容に虚偽があった
  • 同時に何社も申し込みしている

状況が改善されていなければ、再申し込みしても落ちる可能性が高いため、まずは原因を探しましょう。本記事を参考に、審査に通りやすい対策をして、挑んでください。

最後に、お金を借りる場合は、借り入れ額や返済期間、利息などをしっかりと計画し、自分に合った返済プランを立てることが大切です。これらの注意点を踏まえ、カードローンを安全に利用しましょう。

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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