住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ち・見合わせ理由|審査は厳しい・ゆるい?バーチャルオフィスでもOKな業者も解説

住信SBIネット銀行の法人口座は、他行宛の振込手数料が145円と業界最低水準を記録するなど、事業者にとって使いやすい特徴を多数備えています。

ところが中には、住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ちする方がいます。

この話を耳にすると、「そんなに審査って厳しいの?」「どのような理由で見送りになるの?」と気になる点が出てくるでしょう。

そこで本記事では、住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ちや見合わせとなる理由と審査の厳しさについて解説します。

また、法人口座の審査を厳しくしなければならないわけやバーチャルオフィスでもOKの口座についてもご紹介していくので、事業者の方はぜひ最後までお付き合いください。

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住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ち|見合わせ理由や落ちた原因とは?

まずは、住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ちや見合わせとなる理由について解説します。

  • 提出書類と登記書類の住所が不一致
  • 事業内容が不明確
  • 代表者の信用情報に問題がある

提出書類と登記書類の住所が不一致

提出書類と登記書類の住所が不一致の場合、法人口座開設の審査に落ちる可能性があります。

また、法人登記されている住所で事業を行っていると確認できない時も、法人口座の開設が見送りとなる恐れがあります。

その理由は、住所が不一致だと銀行側が安全な会社であると判断できないからです。

他にも、事務所を移転したばかりでオフィス家賃の支払い実績がないケースや、バーチャルオフィスを使っている事業者も審査で不利になります。

銀行は、常に最悪の事態を想定して危険な橋はわたらないようにするため、少しでも疑いがある会社とは取引しないというわけです。

提出書類と登記書類の住所を一致させるなど、不審な点がないよう注意しながら申し込むようにしましょう。

事業内容が不明確

事業内容が不明確の事業者は、法人口座の開設で審査落ちする恐れがあります。

というのも、銀行側は事業内容が不明瞭だと、「法人口座を悪用されるのでは?」と不正利用のリスクを考えます。

当然、少しでもリスクがある会社とは取引を見送るため、不正利用するつもりがなくても疑いだけで審査落ちとなってしまうのです。

法人口座を開設する際は、事業内容や提供商品・サービスを証明できる提案書や会社のホームページを用意するようにしてください。

代表者の信用情報に問題がある

法人口座の開設では、会社としての信頼性だけでなく、代表者個人としての実績や経歴等がチェックされます。

当然ながら、反社会勢力や暴力団とのかかわりがある場合は審査落ちとなります。

また、個人の年収や住宅情報、勤務先等の属性情報、ローンやクレジットカード等の支払い情報を記録した信用情報も大切な判断材料です。

過去にローンやクレジットカードの支払い等で遅延・延滞といった金融事故を起こしていると、「この人は信用できない」と思われて開設見送りとなります。

法人口座の開設を予定している方は、日頃から様々な支払いを滞りなく進めるようにしてください。

住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ち|そもそも審査は厳しい?ゆるい?

住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ちする方は一定数います。

しかし、それだけで住信SBIネット銀行の法人口座は審査が厳しいとは言えません。

そこで続いては、本当に住信SBIネット銀行の法人口座の審査は厳しいのか、それともゆるいのか解説します。

  • 必要書類が少ない
  • 固定電話は不要
  • 24時間365日オンライン申込が可能

必要書類が少ない

住信SBIネット銀行の法人口座は、本人確認書類のみの提出で開設できます。

他の銀行なら必要となる「登記簿謄本」や「印鑑証明証」等の書類は不要なので、比較的気軽に申し込みができるでしょう。

また、必要書類が少なければチェックされる項目も減るので、他社と比べると審査に通りやすいと言えます。

固定電話は不要

住信SBIネット銀行の法人口座は、固定電話がない事業者でも開設可能です。

そもそも、メガバンクや地方銀行といった古い体質の会社には、事業立ち上げに固定電話が必要という考えがあります。

また、固定電話があった方が連絡が付きやすく信頼性が増すと考えているため、必須にしている金融機関が珍しくありません。

しかし、住信SBIネット銀行の法人口座は固定電話がなくても申し込めます。

そのため、オフィスを持たないベンチャー企業やリモートワーク中心の会社でも受け入れてもらえる可能性があります。

24時間365日オンライン申込が可能

住信SBIネット銀行の法人口座は、24時間365日いつでもオンラインから申し込みが可能です。

また、書類提出も郵送でできるので、店舗に足を運んだり面談を受けたりする必要がありません。

銀行の中には、対面での面談を必須としているところがあるので、それらの金融機関と比べると申し込みのハードルは低いと言えるでしょう。

このように、決して審査がゆるいわけではないものの、他社と比べて利用しやすい点が多数見受けられるというわけです。

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住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ちの方はGMOあおぞらネット銀行へ!バーチャルオフィスでもOK

住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ちした場合は、他の銀行に申し込むと良いでしょう。

なぜなら、銀行によって受け口の広さが異なるからです。

例えば、固定電話を必須としている銀行やバーチャルオフィスを不可としているところ、創業から2年以上経過している事業者のみとしている金融機関など条件は様々です。

言い換えると、少しでも受け口が広い金融機関を選べば、法人口座を開設できる可能性が高くなります。

そして、本記事でおすすめする金融機関は「GMOあおぞらネット銀行」です。

以下のような特徴があり、多くの事業者に愛用されています。

  • 創業期や赤字決算でもOK
  • バーチャルオフィスでも可
  • 振込手数料が129円~と安い

ここでは、GMOあおぞらネット銀行の特徴について詳しく解説していきます。

口座維持費無料
振込手数料当行宛:無料他行宛:一律145円(振込料金とくとく会員は129円/件)毎月20回まで他行宛無料
口座開設時間最短即日
オンライン完結
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創業期や赤字決算でもOK

法人口座を扱う銀行の中には、創業から2年以上といった実績がないとNGとしているところがあります。

また、赤字決算の事業者は申し込んでも開設を見送られるケースも珍しくないでしょう。

ところが、GMOあおぞらネット銀行は創業期や赤字決算の会社でも法人口座を開設できます。

そのため、事業実績が乏しい方や自信がない場合でも、気軽に申し込めるでしょう。

バーチャルオフィスでも可

前述の通り、バーチャルオフィスを使用していると、法人としての実態が掴めず不正利用を疑われるため審査で不利になります。

中には、申し込み条件に「バーチャルオフィス不可」とする銀行があるほどです。

しかし、GMOあおぞらネット銀行はバーチャルオフィスでも法人口座の開設ができます。

Q4.会社の登記住所が自宅やバーチャルオフィス、シェアオフィスでも開設できますか?

A4.はい、可能です。転送不要の簡易書留郵便が受け取れることが必要ですので、郵便物をお受け取りいただけない場合は、口座の利用制限や解約をさせていただきますのでご注意ください。

引用:創業手帳「GMOあおぞらネット銀行の担当者に聞いてみた「法人口座開設の審査のポイントとは?」」

また、固定電話がなくても口座開設できるので、オフィスを持たないベンチャー企業でも安心して申し込めるでしょう。

振込手数料が129円~と安い

法人口座における他行宛の振込手数料は、160円〜230円程度が相場です。

それに対してGMOあおぞらネット銀行における他行宛の振込手数料は、一律145円と低めとなっています。

また、「振込料金とくとく会員」になれば、1件あたり129円と業界最安値水準を誇ります。

法人になると振込回数が増えるので、この金額の差は大きなコスト削減に繋がるでしょう。

住信SBIネット銀行の法人口座で審査落ち|法人口座開設の審査が厳しいのはなぜ?

個人口座であれば、よほどの理由がない限り審査落ちするケースはないでしょう。

しかし、法人口座は不正利用するつもりがなくても、条件や属性次第で審査落ちします。

これほど厳しく審査する理由は、法人口座を使ったマネーロンダリング等の犯罪行為が横行しているからです。

マネー・ローンダリングとは、犯罪によって得た収益を出所や真の所有者が分からないようにして、捜査機関等による収益の発見や検挙等を逃れようとする行為。

日本のみならず世界的に法人口座を悪用したマネーロンダリング等の事件が問題となっています。

すでに1989年の時点で、国際間合意となる「FATF(Financial Action Task Force)」が策定されたほどです。

また、他にも詐欺行為や不正な商行為といった犯罪でも法人口座が使われているため、防止策として利用者の属性等を厳しく審査しているわけです。

住信SBIネット銀行の法人口座開設の審査に通過しやすくなるポイント

住信SBIネット銀行における法人口座の開設で、審査に通過しやすくなるポイントは以下の3つです。

  • 提出する書類をしっかり確認する
  • オフィスや固定電話を用意する
  • ホームページを作成する

まず、提出書類に不備があると審査落ちの可能性が高くなるため、「提出する書類は揃っているか?」「記入内容に誤りはないか?」といった点を確認してください。

次に、バーチャルオフィスや固定電話なしだと審査で不利になります。

可能であれば、オフィスを用意したり固定電話を設置したりしましょう。

最後に、ホームページの有無は法人口座開設の審査で意外に役立ちます。

ホームページがあれば「どのような事業を展開しているのか?」「法人として実態はあるのか?」といった点が一目でわかります。

申し込む際にホームページは必須ではないものの、用意すれば審査がかなり有利に進むので、作成しておいた方が良いでしょう。

以上3点のポイントを押さえて住信SBIネット銀行の法人口座に申し込めば、審査に通る確率が高くなります。

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まとめ

住信SBIネット銀行の法人口座は、必要書類が少なかったり、固定電話なしでもOKだったりと申し込みのハードルが他社と比べて低めです。

しかし、以下のような理由によって審査落ちするケースがあります。

  • 提出書類と登記書類の住所が不一致
  • 事業内容が不明確
  • 代表者の信用情報に問題がある

住信SBIネット銀行の法人口座を開設する際は、しっかり書類を用意したうえで、事業内容を明確化するなどの対策を講じてください。

また、同じネット銀行でも「GMOあおぞらネット銀行」は受け口が広く、創業期や赤字決算、バーチャルオフィス等の事業者でも快く対応してくれます。

審査落ちが気になる方は、一度GMOあおぞらネット銀行を検討してみると良いでしょう。

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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