【即日融資】法人の緊急時に必ず借りれるビジネスローンはある?ハリスやクレストなど審査甘い・赤字・ブラックOKについて解説

法人融資は大抵資金を手にするまで1週間程度かかります。これでは緊急時に融資を希望する方には、間に合わない場合もあるでしょう。

しかし、中には緊急事態に陥っている法人が利用可能な、即日融資対応の金融機関もあります。このような借入先を選べば、早急な資金繰り改善に役立つでしょう。

そこで本記事では、即日融資対応の法人向けビジネスローンを3つご紹介します。

また、必ず借りられるビジネスローンの有無や「ハリス」「クレスト」といった金融機関についても解説します。

緊急性の高い資金調達を希望している法人の方は、ぜひ一読ください。

緊急!即日融資OKの必ず借りれる・審査甘い法人向けビジネスローンはない!ハリスやクレストなど

まずは、即日融資対応の金融機関や必ず借りられるビジネスローンの有無、「ハリス」「クレスト」という業者について解説します。

  • 即日融資対応の法人向けビジネスローンはある
  • 必ず借りれるビジネスローンはない
  • ハリスとクレストは利用できない

即日融資対応の法人向けビジネスローンはある

冒頭でもお伝えした通り、即日融資対応の法人向けビジネスローンはあります。

中には、「ファンドワン」のように審査時間がたったの40分というスピーディーなビジネスローンも存在します。

他にも、「キャレントキャッシング」という金融機関では、平日14時までの申し込みで即日融資に対応可能です。

このように、数あるビジネスローンの中には即日融資を実施している業者があるので、緊急事態に陥っている法人の方は探してみると良いでしょう。

必ず借りれるビジネスローンはない

即日融資であっても、ビジネスローンをはじめとする融資には必ず審査があります。

厳密に言うと、審査せずにお金を貸す行為が法律で禁じられているのです。

(返済能力の調査)
第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用:e-GOV法令検索「貸金業法|第十三条」

当然、金融機関は申込者の年収や法人としての事業実績などを調査し、返済能力がないとわかれば貸し倒れのリスクを避けるため融資を見送ります。

即日融資とは言え、しっかりと返済能力を調査してから融資を決めているので、必ず借りられる保証はありません。

また、「必ず借りられる」等の文言は誇大広告と見なされて罰則の対象となります。

(誇大広告の禁止等)
第十六条 貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。
引用:e-GOV法令検索「貸金業法|第十六条」

もし誇大広告を使っている金融機関がいた場合、法律違反を犯している危険な業者である可能性が高いでしょう。

「法定金利を超える利息の支払い」や「生活を脅かす強引な取り立て」といった被害に遭う恐れがあるので、絶対に利用しないようにしてください。

ハリスとクレストは利用できない

即日融資対応のビジネスローンについて調べていると、「ハリス」と「クレスト」という業者名が見つかるでしょう。

結論を申し上げると、「ハリス」という金融機関は過去にも現在にも存在しません。

また、類似した金融機関も見つかっておらず、「ハリス」という名前の出所すらわからないというのが実情です。

次に「クレスト」とは、「株式会社オリエントコーポレーション(通称オリコ)」が提供するビジネスローン「CREST for Biz(クレスト フォービズ)」です。

正規の金融機関ではあるものの、残念ながら個人事業主向けのローン商品です。

そのため、法人の方は申し込みすらできません。

もし、法人の方で即日融資を希望しているなら、次の項目でご紹介している3つの金融機関をチェックしてみると良いでしょう。

緊急!即日対応の法人向け融資「ビジネスローン」ならこの3選!赤字でもOK

ここでは、即日融資に対応している法人向けのビジネスローンを3つご紹介します。

  • あんしんワイド
  • キャレントキャッシング
  • ファンドワン

あんしんワイド

出典:GMOあおぞらネット「銀行あんしんワイド」

「GMOあおぞらネット銀行」が提供している「あんしんワイド」は、融資枠型のビジネスローンです。

融資枠型とは、一度契約したら限度額の範囲内で何度でも好きなタイミングで借入ができるタイプのローン商品。

つまり、今すぐに契約しておけば、緊急事態に陥ってもお金の心配をする必要がなくなるわけです。

また、申し込みでは「決算書」や「事業計画書」等の書類が不要で、「銀行口座の入出金明細(直近3ヶ月以上の連続した取引)」だけ用意すれば審査してくれます。

さらに、創業期や赤字決算の法人でも受け入れてくれるので、他社で断られたという方にはおすすめです。

ただし、はじめて契約する際は申し込みから融資まで最短でも2営業日かかります。

最初から即日融資に対応しているわけではないので、急ぎの方は他を検討するか余裕を持って申し込むようにしてください。

融資対象法人
融資スピード最短2営業日
借入限度額10万円〜1,000万円以内
実質年率年0.9%~14.0%(固定金利・審査のうえ決定)
担保・保証人原則不要

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」の詳細はこちらから

キャレントキャッシング

出典:キャレントキャッシング

キャレントキャッシング」は、平日14時までに申し込みを完了させれば、最短即日で融資してくれるビジネスローンです。

また、パソコンやスマホから申し込みが可能で来店も必要ないため、仕事が忙しい法人の方でも無理なく利用できます。

担保・保証人は不要なので、創業期の法人や中小企業の方でも申し込みやすいでしょう。

公式サイトには、「設立年数」「他社借入金額」「遅延の有無」の3項目を入力するだけで借入の可否を判断してくれる「借入診断」があるのでチェックしてみてください。

融資対象法人
融資額1万円~500万円
実質年率7.8%~18.0%
融資スピード最短即日(※)
返済期間(回数)最長10年(120回)
担保・保証人不要

※平日14時までに手続きが完了した場合です。

キャレントキャッシングの詳細はこちらから

ファンドワン

出典:ファンドワン

ファンドワン」は、審査時間が最短40分という業界最速水準を誇るビジネスローンです。

スムーズに審査が進めば、申し込みをした当日に現金を受け取れます。

また、赤字決算や税金未納等の悩みを抱えている法人の方でも相談に乗ってくれます。

もし、あなたが「経営状況が悪くてローンが組めない」「設立したばかりで事業実績がない」といった悩みを抱えているならファンドワンに相談してみてください。

ちなみに、申し込みはWebで受け付けており、来店不要で全国どこにいても契約可能です。

融資対象法人、個人事業主
融資額30万円~5,000万円
実質年率年2.5%~18.0%
融資スピード最短40分
返済期間(回数)最長10年(120回)
担保・保証人500万円までは原則不要(※)

※法人代表者が連帯保証人となる必要があります。

ファンドワンの詳細はこちらから

ブラックOKの法人融資はある?緊急で資金繰りを改善するなら支払い.com

出典:支払い.com

ブラックリストとは、信用情報機関に事故情報として登録されている状態を意味します。

信用情報機関は、個人の年収や住宅情報、勤務先等の属性情報、ローンやクレジットカード等の支払い状況を記録している場所です。

ビジネスローンをはじめとする融資では、信用情報を用いて返済能力を調査します。

そのため、過去に延滞や滞納等の金融事故を起こしブラックリスト入りしていると、「返済能力がない」と判断されてビジネスローンの審査には通りません。

また、事故情報は5年〜10年は記録として残り、いかなる手段を使っても削除はできません。

もし、ブラックリスト入りしている法人の方は、ビジネスローンの契約ができないので、他の資金調達方法を検討した方が良いでしょう。

そこでおすすめなのは「支払い.com」です。

予定している銀行振込による支払いをクレジットカード決済に変更して、最長60日後まで支払期限を延長できるサービスです。

融資ではないため審査がなく、ブラックリスト入りしていても問題ありません。

本人確認書類や決算書等の書類も不要で、用意するのは決済に使うクレジットカードのみ。

パソコンやスマホから最短60秒で申し込めて、1日後には支払先への振込を実行してくれます。

手数料は一律4%に固定されており、必要な資金額次第ではビジネスローンよりも低いコストで利用できるでしょう。

支払い.comの詳細はこちらから

緊急で借りたい!法人が即日融資を成功させるポイント

法人の方がビジネスローンで即日融資に成功したいなら、以下の3つのポイントを押さえるようにしてください。

  • 平日14時までに申し込む
  • 必要書類を用意しておく
  • ノンバンク系ビジネスローンを選ぶ

まず、数あるビジネスローンの中で24時間審査しているところはありません。

受付は24時間365日行っていても、審査は9時から長くても19時までの間でしか行われません。

そのため、夜遅い時間に申し込むと審査は翌日以降に持ち越しとなります。

即日融資を希望しているなら、遅くとも14時までには手続きを完了させてください。

当然、審査を受けるには必要書類の提出が必要です。

書類の中には、用意するのに数日かかるものが含まれている可能性があるため、あらかじめ用意しておいた方が良いでしょう。

また、いかに申し込みの時間と書類の用意に気を配っても、そもそも即日融資に対応していない金融機関を選んでいては意味がありません。

即日融資に対応しているビジネスローンの大半はノンバンク系なので、緊急性の高い法人の方は「キャレントキャッシング」や「ファンドワン」等の金融機関を選ぶようにしてください。

まとめ

法人向けのビジネスローンの中には、即日融資に対応しているところがあります。

しかし、誰でも必ず借りられるわけではないため、申込書や提出書類は不備がないように確認しておきましょう。

また、金融機関選びも大切です。

今回ご紹介したビジネスローンであれば、スピーディーな借入が可能なので、ぜひチェックしてみてください。

審査時間実質年利上限金額
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド最短2営業日0.9%~14.0%10万円〜1,000万円
キャレントキャッシング最短即日7.8%~18.0%1万円~500万円
ファンドワン最短40分2.5%~18.0%30万円~1億円

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

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この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

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