クラウドファクタリングの問題点とは?OLTAの口コミを調査

ファクタリングとは、事業者が保有する売掛債権を買い取ってもらい、支払期日より前に代金を受け取れるサービスです。

通常、買取可否について面談を受ける必要があるのですが、クラウドファクタリングと呼ばれるサービスなら店舗に足を運ぶ必要がありません。

では、対面せずネット上で行うクラウドファクタリングに問題点はないのでしょうか?

本記事では、クラウドファクタリングに問題点はあるのか、口コミから調査していきたいと思います。

審査の厳しさやおすすめのファクタリング会社についても解説するので、資金繰りに困っている事業者の方は参考にしてみてください。

クラウドファクタリングはOLTA独自のサービス!問題点はある?口コミチェック

クラウドファクタリングとは、インターネット上で行うファクタリングサービスです。

ただし、「クラウドファクタリング」という名称を使っているのは「OLTA」という会社しかありません。

では、クラウドファクタリングに問題点はないのか、実際に利用した方の口コミを見てみましょう。

星4.3 効率的で信頼性高い
長年にわたり信頼されてきた会社なので、プライバシー保護や取引の安全性が配慮されています。書類の手続きや申請の対応がスピーディで、効率的なファクタリングサービスを提供してくれています。
引用:FACTORING会社の口コミ「OLTA(オルタ)口コミ」
星4 事前の見積もりを立てやすくなりました。
資金繰りの課題を抱える私のような個人事業主にとって、OLTAは本当に助けとなるサービスだと感じています。特に製造業では、リスクを管理しながらでも運転資金を維持することが重要なので大いに役立ってます。大手のパートナー企業との提携があるので、信頼性も高いです。
引用:FACTORING会社の口コミ「OLTA(オルタ)口コミ」
星3.8 柔軟な対応でした
申込みは非常にシンプルです。審査結果は1営業日以内に届きました。提出書類は免許証、請求書、事業用口座の入出金明細 あと私は個人事業主なので、決算書の代わりに確定申告書を提出しました。特に問題なく利用ができました。
引用:FACTORING会社の口コミ「OLTA(オルタ)口コミ」

OLTAのクラウドファクタリングはプライバシー保護が徹底されており、安全に取引できると信頼されています。

また、手続きがシンプルかつスピーディーなので、審査結果は1営業日以内に届いたという口コミもありました。

個人事業主の方からも、「事前に見積もりが立てやすい」と高評価です。

このように、クラウドファクタリングを提供するOLTAに問題点は見受けられず、むしろ多くの事業者の支持を集めています。

即日対応OK!OLTA以外のクラウド型ファクタリングおすすめ5社

「クラウドファクタリング」という名前を使ったファクタリングは、OLTA独自のサービスです。

しかし、インターネット上で契約を完結できるクラウド型のファクタリングは、OLTAだけではありません。

そこで続いては、OLTA以外のおすすめクラウド型ファクタリングを5つご紹介します。

  • QuQuMo
  • ペイトナーファクタリング
  • ビートレーディング
  • アクセルファクター
  • 日本中小企業金融サポート機構

QuQuMo

画像:QuQuMo

QuQuMo」は、オンライン上で全ての手続きが完了するクラウド型ファクタリングサービスです。

非対面型なので面談が不要なのはもちろん、事務手数料や債権譲渡登記も必要ありません。用意するのは、通帳と請求書の2点だけです。

書類の準備に手間と時間をかける必要がないため、コア業務がおろそかになる心配がありません。

また、手数料は1%〜と業界トップクラスの低さなので、コストと手間をかけたくないならQuQuMoがおすすめです。

運営会社株式会社アクティブサポート
利用対象者法人・個人事業主・フリーランス
買取可能額上限なし
手数料1%~
入金スピード最短2時間
契約の種類2社間ファクタリング
債権譲渡登記不要
オンライン手続き可能

QuQuMoはこちらから

ペイトナーファクタリング

画像:ペイトナーファクタリング

ペイトナーファクタリング」は、取引先へ送った入金前の請求書を買い取ってもらい、最短10分という早さで資金調達できるファクタリング会社です。

また、買取可能額は1万円からと少額なので、小口の売掛債権を持っている方でも問題なく申し込めます。

ただし、限度額は初回25万円に制限されており、2回目以降は100万円と大きくないため、大口の売掛債権を現金化したい方は他のファクタリング会社を利用する必要があります。

ペイトナーファクタリングは、個人事業主やフリーランスを対象としているので、事業実績が乏しい方向けのファクターです。

運営会社ペイトナー株式会社(旧yup株式会社)
利用対象者法人・個人事業主・フリーランス
買取可能額初回:1万~25万円2回目以降:1万~100万円
手数料10%
入金スピード最短10分
契約の種類2社間ファクタリング
債権譲渡登記不要
オンライン手続き可能

ペイトナーファクタリングはこちらから

ビートレーディング

画像:ビートレーディング

ビートレーディング」は、買取可能額の下限上限がないファクタリングサービスです。

売掛債権の金額が1万円でも1億円でも買取に対応してくれるとあって、幅広い方から支持を集めています。

ただし、手数料は2社間が4%〜12%、3社間が2%〜9%と幅があります。

しかも、申し込みをしてからでないと手数料がいくらかわからない欠点があるので、事前に手数料を把握しておきたい方には不向きです。

運営会社株式会社ビートレーディング
利用対象者法人・個人事業主
買取可能額下限上限なし
手数料2社間:4%~12%3社間:2%~9%
入金スピード最短2時間
契約の種類2社間ファクタリング・3社間ファクタリング、診療報酬・介護報酬・注文書
債権譲渡登記不要
オンライン手続き可能

ビートレーディングはこちらから

アクセルファクター

画像:アクセルファクター

アクセルファクター」は、審査通過率93%という高い契約率を誇るクラウド型ファクタリングです。

年間の相談件数は3,000件以上と豊富で、多くの事業者の資金繰りを改善してきた実績があります。

マニュアルに縛られない柔軟な買取に対応しており、「書類不足」「税金滞納中」「当日中に現金が欲しい」など、様々な悩みに応えてくれます。

他社で断られた売掛債権を持っている方は、一度アクセルファクターに相談してみてはいかがでしょうか。

運営会社株式会社アクセルファクター
利用対象者法人・個人事業主
利用限度額30万円~無制限
手数料1〜10%(売掛金が多いほど手数料が低くなる)
入金スピード最短3時間で、遅くとも翌日
契約の種類2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
債権譲渡登記審査結果によって不要の契約も可能
オンライン手続き可能

アクセルファクターはこちらから

日本中小企業金融サポート機構

画像:日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構」は、非営利団体が運営するクラウド型ファクタリングサービスです。

印鑑証明や登記簿謄本などの書類は必要なく、請求書があればインターネット上で申込みできます。

また、手数料は1.5%〜と業界最低水準を誇っているので、少ない手間でコストを抑えたファクタリングを希望しているならおすすめです。

運営会社一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構
利用対象者法人・個人事業主
買取可能額下限上限なし
手数料1.5%~10.0%
入金スピード最短即日
契約の種類2社間ファクタリング・3社間ファクタリング
債権譲渡登記不要
オンライン手続き可能

日本中小企業金融サポート機構詳細はこちらから

クラウド型ファクタリング(オンライン完結)を利用するメリット

クラウド型ファクタリングを利用するメリットは、以下の3つです。

  • 資金調達がスピーディーにできる
  • 面談がないため審査に通りやすい
  • 必要書類が少ない

まず、クラウド型ファクタリング最大のメリットは、スピーディーに資金調達できることです。

面談が不要なので店舗に足を運ぶ必要がなく、全ての手続きがインターネット上で完結します。

店舗で契約するより断然早く、中には申し込みから入金まで最短2時間というファクタリングサービスがあるほどです。

さらに、面談がないため、厳しく審査される心配がありません。提出した書類を基に売掛先などの信用度を調査して、問題がなければ買い取ってくれます。

ちなみに、ファクタリング全体の審査通過率は70%前後とされており、クラウド型ファクタリングに限って言えば、90%以上を誇る会社も。

そして、全ての手続きをインターネット上で行うため、手間もかかりません。

例えば、個人でも利用できるファクタリングサービス「QuQuMo」なら、「通帳」と「請求書」の2点だけで審査してくれます。

このように、クラウド型ファクタリングは、対面型と比べて手続きが早い・書類が少なく手間がかからないという点が大きな魅力です。

クラウド型ファクタリングの審査は厳しい?通過ポイント

クラウド型ファクタリングの審査はビジネスローンほど厳しくありません。

審査通過率は平均70%前後とされており、中には「アクセルファクター」や「ビートレーディング」のように、審査通過率が90%を超えているところもあります。

しかし、100%審査に通るわけではないのも事実です。

そこで続いては、クラウド型ファクタリングの審査に通過するポイントを解説します。

  • 信用度の高い売掛債権を用意する
  • 3社間ファクタリングを利用する
  • 売掛金の支払期日が近い債権を選ぶ

信用度の高い売掛債権を用意する

まず、ファクタリングでは利用者の信用度よりも、売掛先の信用度が重要視されます。そのため、信用度の高い売掛債権を選ぶと審査に通りやすくなります。

例えば、上場企業や国・地方公共団体などの公的機関が売掛先となっている売掛債権なら、「未払い」や「倒産」のリスクが低いと判断されるでしょう。

反対に、売掛先が設立したばかりのベンチャー企業や個人事業主だと、代金を回収できない可能性が高いので買取不可となる恐れがあります。

3社間ファクタリングを利用する

ファクタリングには、以下の2つの契約方式があります。

  • 2社間ファクタリングの契約者:利用者、ファクタリング会社
  • 3社間ファクタリングの契約者:利用者、ファクタリング会社、売掛先

3社間ファクタリングは、2社間ファクタリングと比べて審査通過率が高めです。売掛先の同意がある分、ファクタリング会社もスムーズに買い取ってくれる傾向にあります。

ただし、3社間ファクタリングには「取引先にファクタリングの利用を知られてしまう」というリスクがあります。

今後の取引に影響が及ぶ恐れもあるので、利用は慎重に検討しましょう。

売掛金の支払期日が近い債権を選ぶ

最後に、買取を依頼する売掛債権は、支払期日が近いものを選ぶようにしてください。

というのも、支払期日が近い売掛債権の方が、ファクタリング会社にとって未回収となるリスクが低いのです。

反対に、支払期日が遠い売掛債権だと、期日を迎える前に会社が倒産するリスクが高くなります。当然、ファクタリング会社は買取に慎重になるため、審査に通りにくくなります。

もし、あなたが同等の価値のある売掛債権を複数保有しているなら、支払期日が近い債権を買取に出すようにしましょう。

クラウド型ファクタリング以外の資金繰り改善方法

最後は、クラウド型ファクタリング以外で資金繰りを改善できる2つの方法をご紹介します。

  • 支払い.com
  • GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」

支払い.com

画像:支払い.com

支払い.com」は、期限の迫った請求書の支払いをクレジットカード決済に変えて資金繰りに余裕を作るサービスです。

手元の請求書を現金化するのではなく、一時的に立て替えてもらう方法なので、支払い期限の超過で取引先からの信頼を失う心配もありません。

手数料は一律4%に設定されており、最長60日後まで支払いを延長できます。

クラウド型ファクタリングよりも手続きが簡単なので、とにかく手軽に資金繰りを改善したいと考えている方にはおすすめです。

支払い.comはこちらから

GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」

画像:GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド

GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド」は、創業期や赤字でもお金が借りられる融資枠型のビジネスローンです。

審査では、「決算書」「事業計画書」「担保・保証人」が一切不要。直近3か月以上の連続した取引(銀行口座の入出金明細)があれば、融資可能かどうかを審査してくれます。

数あるビジネスローンの中でも特に利用のハードルが低いので、「事業実績が乏しい」とビジネスローンを諦めていた方は、一度GMOあおぞらネット銀行に相談してみてください。

融資対象法人
融資スピード最短2営業日
借入限度額10万円〜1,000万円以内
借入利率年0.9%~14.0%(固定金利・審査のうえ決定)
担保・保証人原則不要

GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドはこちらから

まとめ

クラウドファクタリングという名称自体は、「OLTA株式会社」のオリジナルです。

しかし、インターネット上で申し込みから入金まで完了するクラウド型のファクタリングは他にもあります。

実際、クラウド型ファクタリングに助けられたという事業者は多いので、もしあなたが資金繰りに悩んでいるなら、利用を検討してみるといいでしょう。

この記事をシェアする

この記事を書いた人

マネ子

ファクタリング・金融系の発信をするWEBライターです。お金にまつわる情報をWEBメディアで執筆しています。

この記事を読んだあなたへのおすすめ