車を購入せずに、一定期間(契約期間)月々定額で車に乗ることができる「カーリース」を選ぶ方が増えてきました。
しかし、車の車種はどのようなものがあるのか気になるところ。また、一定期間のみであっても、ボロボロのださい車に乗るのは抵抗があるかもしれません。
そこで本記事では、カーリースで選べる車種について解説します。外車や中古車にも興味がある方はぜひ読んでみてください。
カーリースで選べる車種とは?外車・中古車はOK?
結論、ほとんどのカーリースで外車や中古車が選べるようになっています。さらに、なかには「カーコンカーリース」のように輸入中古車を選べることもあります。
また、「SOMPOで乗ーる(そんぽでのーる)」では、憧れている方も多くいる、BMW、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン、アウディ、ジープなど、人気外車が豊富です。
外車は、定期交換部品が国産車より高めに設定されていますが、「SOMPOで乗ーる」で用意されている「フルメンテナンスプラン」に加入すれば、期間中にかかるメンテナンスは無料でおこなってもらえます。
つまり、カーリースを利用すれば、高級外車も手が届きやすくなるということ。
中古車に至っては、中古車カーリースを専門でおこなっている「ニコノリ」もあります。月々5,500円から状態のいい車に乗ることもできます。
カーリースで車種を選ぶ際の注意点!デメリットだらけと言われる理由とは?
カーリースでは、さまざまな国産新車・中古車、輸入外車・中古車が用意されています。選択肢が多いのはよいことですが、なかには「この車種を選んで後悔した」という方もいるでしょう。そこで、カーリースで車種を選ぶ際の注意点について2つ解説します。
- あらかじめ月額リース料金の上限を決めておく
- 部品交換や修理のことも考える
それぞれ重要なポイントですので、しっかり確認してください。
あらかじめ月額リース料金の上限を決めておく
どのような車種があるかチェックする前に、あらかじめ月額リース料金の上限を決めておきましょう。毎月の収支を計算して、カーリースにいくらまでなら払えるか考えておくのです。
月額リース料金の上限を決めていなかったばかりに、予定していなかった高級外車を選んでしまい、月々の支払いが厳しくなってしまった方もいます。
カーリースサービスを提供している会社は多くありますし、1つの会社でも多くの車種を取り扱っています。そのため、あらかじめおおよその月額料金を決めておかないと、選択肢が多すぎて迷ってしまうことも。
つまり、あらかじめ月額リース料金の上限を決めておくと、いろんな車に目移りすることなく、無理のない範囲での利用ができるでしょう。
部品交換や修理のことも考える
また、車の部品は消耗品のため、部品交換や修理などが必要です。カーリースを利用するときは部品交換や修理のことも考えて、車種を選ぶようにしましょう。
たとえば、外車は、国産車よりも部品交換や修理の費用が高くつくことが多いため、想定より全体的にかかった費用がかさみ、外車を選んだことを後悔した方もいます。
ちなみに、契約期間中にかかるメンテナンスは無料になるプランが用意されている会社もあるため、どのプランに加入するかもしっかり検討するとよいでしょう。
カーリースで後悔しない車種選びのポイント
続いて、カーリースでの車種選びのポイントを解説します。前述した注意点と併せて理解しておくと、後悔しない選択ができるでしょう。具体的なポイントは以下の2つです。
- 契約期間を考慮しつつ、全体的にかかる費用を考える
- 利用シーンを具体的に想定する
それぞれ詳しく解説しましょう。
契約期間を考慮しつつ、全体的にかかる費用を考える
カーリースの安さやお得さに魅力を感じている方も多くいるはず。
しかし、月額リース料金だけではなく、契約期間も考慮しつつ、全体でいくらかかるのか費用を計算してください。
加入プランによって、車検やオイル交換、消耗品の交換などにかかる費用が別途必要になるかどうかが変わってくるため、その点にも注意しましょう。
全体を通した費用が想定金額より高いのならば、車種を選び直さないと、月々の出費が厳しくなってしまいます。
利用シーンを具体的に想定する
また、利用シーンを具体的に考えて、適した車種を選ぶようにしましょう。たとえば「かっこいい外車に乗りたい!」という印象だけで車種を選んでしまうのはよくありません。
利用シーンをあまり考慮しなかった結果、乗りにくくなり後悔した方もいます。
もし5人家族で、たまに両親や友人を乗せることもあるなら、乗車定員が6~8名のミニバンが最適です。
ミニバンは、乗車人数のバリエーションが多く、スペースが広いため、乗りやすいと感じることが多いでしょう。また、普段送迎や買い物しか利用しない場合は、小回りが利いて動きやすい軽自動車やコンパクトカーがおすすめです。
このようにきちんと、利用シーンを想定して、契約期間中乗りやすい車種を選びましょう。
取り扱い車種数が多いおすすめのカーリースはこちら
最後に、取り扱い車種が多いおすすめのカーリースを4つ紹介します。
- KINTO
- 定額カルモくん
- ニコノリ
- MOTAカーリース
車種の豊富さだけでなく、サービスの良さも好評ですので、ぜひチェックしてみてください。
KINTO
出典:KINTO
「KINTO」は、コンパクトカーやセダン・ワゴン、SUV、ミニバンなど、トヨタとレクサスの新車をさまざま選ぶことができるカーリースです。
コンパクトカーの「ルーミー」なら、月額1万4,740円から利用可能です。すべての車種に税金・保険・メンテナンス費が含まれているところも魅力のひとつ。トヨタ車に魅力を感じるなら、ぜひおすすめします。
取り扱い車種 | トヨタ車 |
契約期間 | 3年・5年・7年(レクサス・モリゾウセレクション3年) |
月額料金(ボーナス併用払い) | 1万4,740円~ |
走行距離制限 | 1500km×リース月数 |
カスタム制限 | あり |
定額カルモくん
出典:定額カルモくん
「定額カルモくん」は、トヨタや日産、ホンダ、マツダ、スバル、スズキ、ダイハツ、三菱といった幅広いメーカーの車を取り扱うカーリース。特に人気なのが、ホンダ「N BOX」やスズキ「ハスラー」です。
初期費用0円、ボーナス払いなし、毎月定額で新車に乗ることができます。グレードやオプション装備なども自由に選択可能です。
取り扱い車種 | 国産主要メーカー |
契約期間 | 1〜11年 |
月額料金(ボーナス併用払い) | 1万2,820円〜 |
走行距離制限 | 7年契約以上でなし |
カスタム制限 | もらえるオプションで制限なし |
ニコノリ
出典:ニコノリ
「ニコノリ」は、国産主要メーカーの軽自動車からミニバン、セダン、SUVなどまで、豊富なラインナップのカーリースです。
メーカーやタイプだけでなく、燃費のよい車や人気急上昇中の車なども簡単に検索できます。新車でも月額5,500円から利用でき、業界の中でも、低料金として知られています。
取り扱い車種 | 国産主要メーカー |
契約期間 | 1〜9年 |
月額料金(ボーナス併用払い) | 5,520円〜 |
走行距離制限 | もらえるパックで制限なし |
カスタム制限 | もらえるパックで制限なし |
MOTAカーリース
出典:MOTAカーリース
「MOTOカーリース」は、国産主要メーカーのさまざまな新車や中古車を利用できるカーリースです。さらに、輸入中古車も扱っているため、外車に興味がある方にもおすすめ。
「最後に車がもらえる」という仕組みになっているのも大きなポイントです。契約終了後は、返却する必要がなく、そのまま車をもらえるようになっており、走行距離制限を気にする必要がありません。
取り扱い車種 | 国産主要メーカー、海外主要メーカー |
契約期間 | 7年、9年、11年 |
月額料金(ボーナス併用払い) | 5,940円〜 |
走行距離制限 | 制限なし(返却時は「2,000km/月」が上限) |
カスタム制限 | 制限なし |
まとめ
本記事では、カーリースで車種を選ぶ際の注意点やポイント、おすすめのカーリース会社などを解説しました。
利用シーンを具体的にイメージしつつ、費用対効果を考えて、車種を選べるとよいですね。車購入という大きな出費を抑えて、毎月定額で車に乗りたい方はぜひカーリースの利用を考えてみてください。