カーリースとは、一定期間にわたり定額で車に乗れるサービスです。

購入するよりも安い費用で車に乗れるとあって、近年利用者が急増しています。

しかし、カーリースと言えば中長期で利用する方が多く、短期契約の場合は料金が割高になるイメージがあるでしょう。

中には、半年の短期なら「その都度レンタカーを借りた方が格安なのでは」と思う方もいるはずです。

そこで本記事では、半年の短期カーリースを利用するメリット・デメリットについて解説します。

レンタカーとの比較や半年契約・1年の料金についてもお伝えするので、短期のカーリース契約を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

半年だけのカーリース！短期利用可能？レンタカーとどっちがいい？半年契約・1年などの料金は？新車・中古車リース・ニコノリなど

まずは、カーリースが半年の短期契約が可能なのか解説します。

また、レンタカーとの比較や半年・1年・3年等の契約期間別の料金についてもお伝えしていきます。

カーリースは半年の短期契約が可能

カーリースの契約は、最短1ヶ月からです。

1ヶ月以上であれば利用できるため、半年程度の短期であっても問題なく契約できます。

ただし、カーリース会社によっては「最低1年から」といった縛りがあるので、短期契約できる業者を探さなければなりません。

短期契約できる有名どころで言えば、「ニコノリ」が挙げられます。

ニコリースなら1ヶ月から契約できるので、短期契約を検討しているならおすすめです。

また、記事の後半では半年のリースに適した会社として、「KINTO」をご紹介しているので参考にしてみてください。

レンタカーと比較すればカーリースがお得

短期契約なら、カーリースではなくレンタカーの方がいいのではと考える方がいるでしょう。

そこで続いては、レンタカーとカーリースを比較していきます。

料金を比較してみると、マンスリーレンタカーが1ヶ月あたり4万円〜なのに対して、カーリースは1ヶ月あたり1万5,000円〜とお得です。

毎日車に乗る方なら、1日当たり500円でカーリースが利用できます。

また、レンタカーは基本的に中古車となるのに対して、カーリースなら中古だけでなく新車からも選べます。

必要な手続きこそ面倒ではあるものの、総合的にみるとレンタカーよりカーリースの方が優れていると言えるでしょう。

半年・1年・3年等の契約期間別の料金

カーリースの契約によっては、利用期間が長ければ長いほど料金が安くなる仕組みを採用しています。

そのため、半年よりも1年、1年よりも3年といった契約の方がお得です。

ここでは、「定額カルモくん」のシミュレーションを使って、契約期間別の月額料金を比較していきます。

シミュレーションは、「トヨタ」の「ヤリス X 1500cc（ガソリン車）6FMT」で行います。

参考：定額カルモくん「トヨタ ヤリス」

定額カルモくんは、最短1年からの契約となっているため、半年での料金は記載しておりません。

しかし、ご覧の通り契約期間が長ければ長いほど月額料金は安くなっているため、半年で契約できたとしても割高です。

もし、特別な理由がなく短期カーリースを検討しているなら、コスト面を考慮して長期カーリースも視野に入れた方が良いでしょう。

半年だけ車を借りたい！短期カーリースのメリット・デメリット・注意点

続いては、短期カーリースを利用するメリット・デメリットについて解説します。

短期カーリースのメリット3つ

短期カーリースを利用するメリットは次の3つです。

• 目的にあわせてリース期間を選べる
• 必要な時にすぐ車に乗れる
• 毎月一定の負担額で使える

まず、長期カーリースの場合は途中解約すると違約金が発生します。

しかし、短期リースなら契約期間を自ら設定できるため、途中解約のリスクを気にせずに利用できます。

また、レンタカーやカーシェアのように借りるたびに手続きをする必要がないため、思い立ったらすぐに乗れるという点も魅力の一つです。

最後に、毎月の支払額が一定なので、「今月は負担が大きい」「支払いが難しい」といった失敗を避けられるメリットがあります。

短期カーリースのデメリット3つ

短期カーリースを利用するデメリットは次の3つです。

• 初期費用が発生する
• 利用開始までの手続きが多い
• 走行距離の制限がある

まず、短期カーリースを利用する際は、保証金や敷金という名の初期費用が必要です。

レンタカーはもちろん長期カーリースでも発生しない費用なので、大きなデメリットと言えるでしょう。

次に、利用開始までに必要な手続きが多い点も欠点の一つです。

レンタカーのように「手続きした当日に車に乗る」といった使い方ができないので、急ぎで利用したい方には不便でしょう。

最後に、走行距離の制限が設けられているというデメリットがあります。

なぜなら、車は走行距離が増えると価値が下がるからです。

短期カーリースの場合、契約満了時に返却するのが一般的なので、走行距離の制限は必ずと言っていいほど設定されています。

長距離移動では使いにくい側面があるので、使用目的をよく考えてから契約すべきか判断した方が良いでしょう。

半年だけカーリースを利用したいならKINTOの解約フリープラン。トヨタ

半年だけカーリースを利用したいなら、「KINTO」がおすすめです。

ただし、KINTOで普通に契約する場合は、3年・5年・7年の中から期間を選ぶ必要があります。

そこで、半年だけ使う方法として「解約フリープラン」を選択します。

解約フリープランとは、その名の通りいつ解約しても解約金・違約金が0円というサービスです。

3件契約だったとしても1ヶ月や半年で解約でき、解約金・違約金の発生もありません。

また、KINTOなら税金・保険料・車検費用といった車の維持にかかる費用は月額料金に含まれています。

面倒な管理の必要がないので、その点も手軽に利用できるポイントです。

1ヶ月や半年程度の短期カーリースを検討している方は、KINTOの解約フリープランをチェックしてみてください。

【KINTOの詳細はこちらから】

カーリースは年単位の利用がおすすめ！おすすめサービス。ニコノリなど

もし、あなたが年単位でカーリースを利用したいならおすすめのサービスがあります。

ここでは、人気の長期カーリースを3つご紹介します。

• 定額カルモくん
• ニコノリ
• MOTAカーリース

定額カルモくん

「定額カルモくん」は、月額1万2,820円〜という格安価格で車に乗れる人気のカーリースです。

しかも、頭金やボーナス払いなしで契約できるので、非常にわかりやすい料金形態となっています。

また、以下のオプションがあるのも特徴の一つです。

• メンテナンスパック：車検費用といった必要な費用の大半を月額料金に含められる
• もらえるオプション：契約満了時に追加料金なしで車を自分のものにできる

もし、あなたが月額料金をわかりやすくして管理する手間を省きたいなら、メンテナンスパックを付けると良いでしょう。

将来的にマイカーを手に入れたいと考えている方におすすめのオプションもあるので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。

【定額カルモくんの詳細はこちらから】

ニコノリ

「ニコノリ」は、新車・中古車の両方から選べる珍しいタイプのカーリースです。

中古車を選べば月額5,500円〜と格安で車に乗れます。

また、契約してから最短2週間での納期は、業界トップクラスの早さです。

少しでも早く車を手にしたいなら、ニコノリを検討してみると良いでしょう。

ちなみに、ニコノリは複数のリース会社（信販会社）と提携しており、他社と比べて審査に通りやすいという特徴があります。

また、最短即日で審査結果を通知してくれるので、急ぎの方はもちろん審査に不安がある方もニコノリをチェックしてみてください。

【ニコノリの詳細はこちらから】

MOTAカーリース

「MOTAカーリース」は、契約満了後は追加料金なしで車がもらえるというサービスが売りのカーリースです。

取り扱っている車種は国産の全メーカー・全車種と豊富で、なおかつグレードやカラー、オプションも自由に選べます。

将来マイカーになることを想定して借りても良いですし、試乗感覚で色々な車を試してみるのもおすすめです。

また、頭金や初期費用なしで契約ができ、自動車税や自賠責保険料・消費税といった費用も月額料金に含まれています。

料金形態がわかりやすいので、費用の管理を簡素化したい方はMOTAカーリースを利用してみると良いでしょう。

【MOTAカーリースの詳細はこちらから】

カーリース半年のよくある疑問Q&A！車検など

半年間のカーリースを検討している方が抱きがちな疑問について、Q&A形式で解説します。

Q1: 半年後にリース車両を買い取ることはできますか？

A1: 半年のような短期リースの場合、原則としてリース車両の買い取りはできません。 短期リースは、あくまで一定期間の利用を目的とした契約であり、車両の残価設定や償却期間が長期リースとは異なるためです。もし将来的な買い取りも視野に入れている場合は、中古車購入や残価設定型ローン、一部の長期リースで契約満了後に買い取りオプションがあるプランなどを検討しましょう。

Q2: リース期間中に車を傷つけたり、事故を起こしたらどうなりますか？

A2: リース期間中に車両に傷をつけたり、事故を起こしたりした場合は、原則として利用者の責任で修理費用を負担する必要があります。 契約終了時の車両査定で、原状回復が必要な損傷があれば、その費用が請求されたり、預けていた保証金から相殺されたりする可能性があります。 万が一に備え、ご自身で任意保険に加入しておくことが非常に重要です。リース会社が提供するプランによっては、車両保険が付帯している場合もありますが、内容をよく確認しましょう。

Q3: 任意保険はリース料金に含まれていますか？

A3: 半年契約のカーリースの場合、任意保険（対人・対物賠償、車両保険など）はリース料金に含まれていないことがほとんどです。 リース料金に含まれるのは、自動車税や自賠責保険料など、法的に加入が義務付けられている基本的な費用のみです。 そのため、利用者は別途、自身で任意保険に加入する必要があります。既存の自動車保険の等級を引き継げるか、新規で加入する必要があるかなどを保険会社に確認しておきましょう。万一の事故に備えて、必ず加入しておくことを強くおすすめします。

Q4: 半年契約で車庫証明は必要ですか？

A4: はい、半年契約のカーリースでも車庫証明は原則として必要です。 車庫証明は、車の所有期間に関わらず、自宅や使用の本拠地に保管場所があることを証明するためのものであり、短期リースであっても車の登録には必要となるからです。リース会社が代行してくれる場合もありますが、その際には代行手数料が発生します。ご自身で取得する場合は、管轄の警察署で手続きを行う必要があります。

Q5: 半年契約で車検は必要になりますか？

A5: いいえ、半年契約のカーリースで利用者自身が車検を実施する必要は基本的にありません。 新車の場合、最初の車検は登録から3年後、それ以降は2年ごとです。そのため、半年間の契約であれば、新車でも中古車でも車検のタイミングが契約期間内に到来することは稀です。 万が一、契約期間中に車検のタイミングが来るような車両（特に古い中古車など）をリースする場合は、その費用負担について契約前にリース会社に必ず確認してください。通常、リース料金に車検費用が含まれるのは長期リースの場合が多く、短期リースでは自己負担となる可能性があります。

まとめ

半年の短期カーリースには、次のようなメリット・デメリットがあります。

また、マンスリーレンタカーが月額4万円程度かかるのに対して、短期カーリースなら1万5,000円程度と格安で利用可能です。

ただし、短期カーリースに対応しているリース会社は少ないので、探すのが大変という欠点があります。

もし、どこにすべきかわからない場合は、「KINTO」の「解約フリープラン」を選択してみてください。

半年程度の短期でも、解約金0円でいつでも車を返却できます。

KINTOなら税金・保険料・車検費用等の費用も月額料金に含まれているので、費用の管理が面倒な方も検討してみると良いでしょう。
【KINTOの詳細はこちらから】