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車を「所有」から「利用」へとシフトする人が増える中、カーリースという選択肢が広がっています。
中でも近年じわじわ注目を集めているのが、最長10年という長期リースプラン。月々の負担が抑えられるといった声がある一方で、「デメリットだらけ」「途中解約できない」など、ネガティブな意見も検索上位に出てくるようになりました。
そこで本記事では、10年カーリースの仕組みやメリット・デメリット、料率の目安、さらに短期リースとの違いについてわかりやすく整理します。
最終的に「何年リースがお得なのか?」という疑問に触れながら、ライフスタイルに合った選び方のヒントを紹介します。
カーリース期間の基本|最長と最短は何年?
カーリースを検討する際にまず気になるのが、「どれくらいの期間で契約するのが一般的なのか?」という点ではないでしょうか。契約年数によって月々の料金や選べるプランが変わるため、はじめに押さえておきたいポイントのひとつです。
カーリースの契約期間は、1年・3年・5年・7年・10年といった区切りが主流です。短期から長期まで幅広く用意されているのは、利用者のライフスタイルやニーズが多様化している背景も関係しています。
たとえば、1年などの短期リースは、車を「ちょっと使いたい」「お試しで乗ってみたい」といったケースに最適です。一方、10年の長期リースは、長く同じ車に乗る予定がある人に選ばれる傾向があります。月額料金が抑えられやすいことも、長期契約を選ぶ理由のひとつです。
実際には、3年から5年の契約が最も一般的とされており、これは新車購入時のローン期間や、車検のタイミングとも重なるためです。車検やメンテナンスを含むパッケージが用意されていることも多く、バランスのよい期間といえるでしょう。
なお、最長10年のリースを用意している会社はまだ少数派ですが、一定のニーズがあるのも事実です。車を長く使いたい人、支出をできるだけ均等にしたい人にとっては、検討の価値があるプランといえます。
10年カーリースのメリットとデメリット
カーリースを10年という長期間で契約することには、当然ながら「良い面」と「注意すべき点」の両方があります。ここでは、10年契約ならではの特徴を、メリットとデメリットに分けて整理してみましょう。
10年カーリースのメリット
カーリースの契約の中では最長の10年という期間を借りるメリットは以下のとおりです。
- 月額料金が安くなりやすい
- 長期間乗る前提なら買うより管理がラク
- 一部のプランでメンテナンス費用が含まれる
- 最後に車をもらえる可能性がある
まず、10年借りる最も大きなメリットは、月々の支払いが軽くなることです。リース料金は車両価格を契約年数で割って算出されるため、契約期間が長いほど、ひと月あたりの金額は比較的抑えられやすくなります。
頭金なしで月々の費用を抑えながら新車に乗れる点は、大きな魅力です。また、契約後に自分の車として所有できるプランもあり、この場合は最終的に自家用車を購入したのと同じ状態になります。
また、「一度契約したら長期間乗り換えない」という前提であれば、車を購入するよりも手間が少なく済みます。特に、メンテナンスや車検を一括で管理してくれるプランを選ぶことで、日常的な手配や支払いの負担を減らすことができるのも嬉しいポイント。
さらに、一部のリース会社では、整備費用や税金を月額に含められるプランも用意されているため、急な出費が発生しにくくなるという安心感もあります。
10年カーリースのデメリット
とはいえ、10年リースにはいくつかの注意点もあります。
- 中途解約のリスクと手数料
- 車の価値が下がる頃まで縛られる
- 車種変更ができない
- 最新モデルへの買い替えがしづらい
まず、中途でやめたいと思っても、簡単に解約できないケースが一般的です。途中解約には違約金がかかることが一般的で、状況によっては高額になることも。
また、10年という長さは、車の価値が大きく下がる時期と重なることが多くなります。つまり、「そろそろ新しい車に乗りたいな」と思っても、契約期間が残っているため、すぐには動けないということです。
さらに、契約中は車種の変更ができないという点も人によっては不便に感じるかもしれません。ライフスタイルの変化に対応しにくく、たとえば家族が増えたり、転勤で移動距離が増えたりしても、車を買い替えるような柔軟さは持ちにくいのが実情です。
加えて、10年のあいだには車のモデルチェンジも何度か行われます。最新の機能やデザインに乗り換えたい人にとっては、「古さ」を感じやすい点もネックになりがちです。
10年リースの「料率」の目安とは?
リース契約を結ぶ際、月々の支払額に関わる重要な要素が「料率」です。リース料金における「料率」とは、車両価格の一定割合を指し、月々のリース料金に反映される仕組みを指します。
業界で使われる一般的な料率(=車両価格に対する月額リース料の割合)はおおむね「1.0%~1.5%」程度。
車両の購入価格に対して設定された料率を基に、月額料金が計算されます。この料率が高いほど、月々の支払い額も大きくなり、低いほど支払いは抑えられます。
車両価格の◯%が月額に反映される仕組み
一般的に、車両価格の◯%が月々のリース料金に組み込まれる形になります。たとえば、料率が1.5%の場合、車両価格の1.5%が毎月の支払い額に反映されます。
例えば、車両価格が300万円の車を10年リースする場合、料率が1.5%だと、月々のリース料金は次のように計算されます。
- 車両価格:300万円
- 料率:1.5%
計算式:
300万円 × 1.5% = 45,000円
つまり、月々のリース料金は45,000円となります。このように、車両価格に料率を掛けることで、月々の支払い額が決まります。
ただし、カーリースの実際の月額料金はこの単純計算だけでは決まりません。車両価格から契約満了時の「残価」(リース終了時の予想下取り額)を差し引いた金額や、税金、自賠責保険、メンテナンス費用などの諸費用を合計し、それをリース期間(月数)で割って月額料金を算出します。
車種別によっても料率が異なる
カーリースの料率(=月額料金の目安)は、車種や契約年数、新車・中古車の違いによって大きく異なります。
軽自動車は比較的料率が低めです。車両価格が安価なため、月々の支払いが抑えられます。ニコノリ、定額カルモくんなどのカーリース会社をチェックすると、月額1万円台〜(最安5,500円〜)でした。
また、コンパクトカーはバランスの取れた価格帯で、料率も2万円台〜3万円台です。家計に優しい月額支払いを実現しやすいラインです。
一方で人気のSUVや高級車は車両価格が高いため、料率も月額約4.3万円〜と高額になりがちです。月々の支払額も増えることが多いですが、特に長期契約であれば抑えられる場合もあります。
また、メンテナンスパックを含むプランと含まないプランによっても変わるため、詳細な料率や月額は、希望車種・契約年数・プラン内容で各社見積もりを取るのが確実です。
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1年?10年?カーリースは結局「何年」が一番お得なのか?
カーリースの契約期間で「どのプランが一番お得か」は、使い方やライフスタイルによって異なります。たとえば、1年しか使う予定がない方が、月額を抑えたい一心で10年契約を選ぶと、途中解約の際に違約金が発生し、結果的に損をする可能性もあります。
一方で、長く乗り続ける前提なのに、毎年契約を更新するような使い方は、手間がかかり効率的とはいえません。カーリースには、プランによって車検・メンテナンス込みのものや、契約満了後に車を引き取れるオプションなども用意されています。
こうした条件を踏まえると、「何年がベストか」は一概には決められず、自分にとって使いやすい期間を選ぶことが大切です。
カーリースの契約期間別、向いている人の特徴
カーリースの契約期間は1年から11年まで幅広く選べます。1年~3年など、短期契約は、最新の車に短期間だけ乗りたい、頻繁に乗り換えたい人向けです。また、ライフスタイルが変化しそうな人も、短期契約が向いています。
5年~7年の中期契約は、月額料金と契約期間のバランスが良く、家族利用や安定したライフスタイルを送っている人におすすめです。
トータルの費用もローン購入の返済期間と同程度で、無難な選択肢といえます。
9年~11年契約は、月額料金が最も安くなるプランです。とにかく毎月の費用を抑えたい人におすすめ。ただし、長期間同じ車に乗り続ける前提です。途中で解約すると、違約金が発生するケースもあるので契約内容を確認しておきましょう。
11年プランなどは、契約満了後に車がもらえるサービスもあり、最終的に車を所有したい人に向いています。
1年・3年・7年・10年など希望に合わせて選べるおすすめカーリース
最近はカーリースの選択肢が増え、どのサービスを選べばよいか迷う方も多いかもしれません。契約期間やプランが豊富で、内容もわかりやすいサービスを提供しているのが、次の3社です。
定額カルモく:契約満了時に車がもらえるプランあり
画像:定額カルモくん
「定額カルモくん」は、月額12,820円(税込)から始められるリーズナブルなカーリースサービスです。
頭金なし・ボーナス払いなしでも利用できるため、初期費用をおさえたい方にとっては、検討しやすいプランといえるでしょう。
7年以上の契約期間を選び、「もらえるオプション」(月額500円)をつけておくと、契約満了時にそのまま車が自分のものになります。
まとまった支払いをせずに、最終的にはマイカーが手に入る仕組みは、リースと購入の中間のような感覚で利用可能。
車検やメンテ代コミなので、余計な出費に悩まされる心配もありません。
契約は店舗に行かなくてもOK。全てネットで完了します。また、国産車全車種から選べる選択肢の豊富さも魅力です。
月額料金/ボーナス払い | 12,820円~/ボーナス払い不可 |
月額料金に含まれる費用 | 自賠責保険料・自動車税・重量税・環境性能割・登録費用・その他諸費用・仲介手数料・お客様サポート料 |
残価清算 | なし |
リース期間 | 1年~11年(1年単位) |
メンテナンス | オプションのメンテナンスパックあり |
走行距離制限 | 1,500km/月 |
任意保険 | なし |
途中解約 | 不可 |
KINTO:トヨタの全車種から選択可能
画像:KINTO
トヨタ自動車が運営する「KINTO」。アルファードやヴェルファイアなどの人気車種はもちろん、トヨタが展開しているすべてのラインナップから選ぶことができます。
「どうせ乗るならトヨタが安心」「信頼できるメーカーから選びたい」という方には、特に相性が良いサービスといえるでしょう。
さらに、KINTOでは新車だけでなく、中古車の取り扱いもあります。購入だと高額になりがちな高級モデルでも、中古車を選べば負担を抑えて利用しやすくなります。
もうひとつの特徴として、任意保険・メンテナンス費用・税金などが月額料金に含まれている点も見逃せません。
月ごとの支払いが一本化されており、別途手続きや費用を用意する必要がないため、家計管理もしやすくなります。
「初めてのカーリースで何を準備すればいいかわからない」といった方でも、安心してスタートしやすい仕組みといえるでしょう。
月額料金/ボーナス払い | 14,740円~/ボーナス払い可 |
月額料金に含まれる費用 | 車両代金・自動車税・自動車保険(自賠責保険・任意保険)・車検・メンテナンス・消耗品・故障修理・代車・登録時諸費用 |
残価清算 | なし(走行距離または車両の状態によっては清算あり) |
リース期間 | 3年・5年・7年 |
メンテナンス | 基本料金に含む |
走行距離制限 | 1,500km/月 |
任意保険 | 月額料金に含む |
途中解約 | 可(※解約金フリープラン) |
ニコノリ:月額料金も5,500円〜
画像:ニコノリ
「ニコノリ」は、頭金を使って月額をさらに抑えられる、めずらしいタイプのカーリースです。手元にある程度まとまった資金を活用できる方なら、毎月の支払いをおさえて車を利用しやすくなります。
月々のリース料金も5,500円(税込)からと、業界の中でもかなり低価格な部類に入ります。コスト重視で探している方にとっては、候補に入れておきたいサービスといえるでしょう。
納車スピードもニコノリの魅力の一つ。最短2週間で車が届くため、「急ぎで車が必要」という方にも頼れる存在です。
また、ニコノリには万が一の事故時も安心できる補償制度があります。たとえば、全損事故が発生した場合、自己負担がゼロになる保証を付けることが可能です。
加えて、保険料を月額に組み込める仕組みもあり、「保険の手続きやプラン選びに自信がない」という方でもスムーズに始められるよう配慮されています。
「できるだけ早く車がほしい」「毎月の支払いを抑えたい」「保険のこともまるっと任せたい」そんな人にとって、検討する価値のあるリースサービスです。
月額料金/ボーナス払い | 5,500円~/ボーナス払い可 |
月額料金に含まれる費用 | 車両代金・税金・保険・車検・点検・メンテナンス・割引サービス・保証 |
残価清算 | オープンエンド契約の場合はあり |
リース期間 | 1年~9年の範囲で設定可能 |
メンテナンス | オプションのメンテナンスパックあり |
走行距離制限 | 1,000km/月(ライフスタイルに合わせて相談も可能) |
任意保険 | 別途でリースカー専用の自動車保険に加入が可能 |
途中解約 | 不可 |
まとめ|10年カーリースは「合う人」には便利。後悔しないためには…
カーリースの中でも、10年という長期間の契約は、使い方によっては非常に合理的な選択肢になります。とはいえ、どんな人にも向いているとは限らず、「やっぱり違った」となってしまうと、解約金が発生したり不便を感じたりする可能性もゼロではありません。
契約前に自分のライフスタイルや目的を見極めることが重要です。
10年リースが向いているのは、「長く同じ車に乗り続けたい人」「初期費用をかけずに新車に乗りたい人」。将来的に車を手元に残したいと考えている人にも最適です。
大切なのは、デメリットも含めて内容をしっかり理解したうえで、自分にとって本当に無理のないプランを選ぶことです。「とりあえず10年で」と決めるのではなく、自分にとってちょうどいいバランスを探すことから始めてみてください。