「ハイシニア犬にはどんな犬用食事が適切?」「愛犬の老齢化で食事量が減少」
こうした疑問や心配を持つ飼い主は少なくないでしょう。
愛する犬には、できるだけ長く健康な日々を過ごしてほしいものです。そのためには、必須栄養素を十分に含む犬用食事を選択することが重要です。
この記事では、ハイシニア犬に最適な犬用食事20選を紹介します。
犬用食事の選定方法や、食欲減退時の対処法についても説明しますので、ぜひ参考にしてください。
ハイシニア犬向けドッグフードの選定ポイント
愛犬が高齢期に入ると、必要な栄養素や適切なドッグフードも成犬期とは異なってきます。
ハイシニア犬のドッグフードを選ぶ際は、主に以下の7点に注意しましょう。
- 高品質な動物性タンパク源を含むものを選択
- できるだけ高カロリーなものを優先
- 消化器系の健康をサポートする成分入りのものを選択
- 免疫力維持に役立つ成分が含まれたものを選択
- 灰分の少ないものを選択
- 香りの強いものを選択
- 食べやすいサイズで柔らかいものを選択
それぞれについて詳しく説明します。
1.高品質な動物性タンパク源を含むものを選択
高品質な動物性タンパク源を使用したドッグフードを選びましょう。
タンパク質は、犬の体を構成する重要な栄養素です。特に高齢期は筋力低下により、足腰が弱くなる犬も多く見られます。
特別な持病がない場合、成犬期に与えていたドッグフードよりもタンパク質含有量が数%高いドッグフードを選び、筋力維持をサポートしましょう。
購入時は、使用されている動物性タンパク源の情報が公開され、品質が保証されているか確認することが大切です。
2.できるだけ高カロリーなものを優先
ハイシニア犬には、可能な限りカロリーの高いドッグフードを与えるようにしましょう。
年を重ねると食欲が減退し、必要なエネルギー量を摂取できなくなる犬が多くなります。エネルギー不足は、体力低下につながります。
少量しか食べられなくても十分なエネルギーを補給できるよう、高カロリーで栄養価の高いドッグフードを選択することが重要です。
3.消化器系の健康をサポートする成分入りのものを選択
消化器系の健康をサポートする乳酸菌やオリゴ糖などが含まれているドッグフードを選びましょう。
高齢期に入ると徐々に消化吸収能力が低下し、腸内環境が不安定になりやすくなります。
乳酸菌やオリゴ糖は消化管の動きを調整してくれるため、運動量が減少しても排便をスムーズにする効果があります。
4.免疫力維持に役立つ成分が含まれたものを選択
免疫力の維持を助ける抗酸化成分を含むドッグフードを選びましょう。
抗酸化成分とは、老化を引き起こす活性酸素を除去する機能を持つ栄養素です。
野菜や果物に豊富に含まれるビタミンCやビタミンE、亜鉛やポリフェノールなどがこれに該当します。
抗酸化成分を継続的に摂取することで、加齢に伴う様々な疾病の予防につながります。ハイシニア犬が積極的に体内に取り入れるべき栄養素といえるでしょう。
5.灰分の少ないものを選択
灰分含有量の少ないドッグフードを選びましょう。灰分とは、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラル類を指します。
高齢期に入ると、必要な栄養素の吸収と不要物の排出という体内バランスの調整が難しくなります。この状態でミネラル類を過剰摂取すると、腎臓や心臓に負荷がかかってしまいます。
灰分は必須栄養素なので完全に避けるべきではありませんが、量に注意が必要です。ハイシニア犬には、灰分量7%以下のドッグフードが推奨されます。
6.香りの強いものを選択
できるだけ香りの強いドッグフードを選びましょう。
犬は嗅覚で美味しさを判断します。香りが強ければ食欲が刺激されるため、食欲が減退したハイシニア犬でも興味を示す可能性が高くなります。
ただし、人工添加物で香りを強くしているドッグフードもあるので注意が必要です。人工添加物を継続的に摂取すると、犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
原材料本来の香りを活かしたものや、鰹節など天然由来の原料で香りを強化したものを選ぶことが望ましいでしょう。
7.食べやすいサイズで柔らかいものを選択
愛犬にとって食べやすいサイズで、できるだけ柔らかいドッグフードを選びましょう。
高齢期に入ると顎の力が弱くなるため、硬くて大きな粒のドッグフードは咀嚼が困難になります。
食べにくさは、犬の食欲低下の原因にもなりかねません。また、ドッグフードを喉に詰まらせるリスクも高まります。
硬いドッグフードを与える場合は、ぬるま湯で柔らかくするなどの工夫をし、愛犬の「食べやすさ」を最優先に考えるようにしましょう。
ハイシニア犬用ドッグフードおすすめ20選
ハイシニア犬におすすめのドッグフード20選を紹介していきます。
商品名 | 評価 | 価格 | 原産国 | カロリー/100g | 詳細 |
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![]() OBREMO(オブレモ) | ★★★★★4.97 | 3,140円~ | 国産 | 鶏肉:359kcal 馬肉:366kcal いわし&たら:358kcal まぐろ&たら:356kcal | 詳細を見る |
![]() ネルソンズ | ★★★★★4.93 | 7,356円~ | イギリス | 365.7cal | 詳細を見る |
![]() このこのごはん | ★★★★★4.88 | 3,278円~ | 日本 | 343cal | 詳細を見る |
![]() UMAKA(うまか) | ★★★★★4.80 | 3,278円 | 日本 | 350cal | 詳細を見る |
![]() モグワン ドッグフード | ★★★★★4.76 | 4,030円~ | イギリス | 361.5cal | 詳細を見る |
![]() ブッチ | ★★★★★4.72 | 1,485円~ | ニュージーランド | 116cal | 詳細を見る |
![]() ココグルメ | ★★★★★4.70 | 500円~ | 日本 | 128cal | 詳細を見る |
![]() アランズナチュラルドッグフード・ラム | ★★★★★4.65 | 4,030円~ | イギリス | 342cal | 詳細を見る |
![]() カナガンドッグフード チキン・サーモン | ★★★★★4.55 | 5,038円 ※割引あり | イギリス | チキン:376cal サーモン:370cal | 詳細を見る |
![]() 健康いぬフレッシュ | ★★★★4.28 | 1,980円~ | 日本 | 122cal | 詳細を見る |
![]() ペトコト | ★★★★4.25 | 1,100円 | 日本 | ビーフ:150cal チキン:148cal ポーク:144cal フィッシュ:152cal | 詳細を見る |
![]() カナガン チキンウェット | ★★★★4.23 | 3,784円 | ドイツ | 115cal | 詳細を見る |
![]() 犬猫生活ドッグフード | ★★★★4.18 | 5,258円 | 日本 | 鶏肉:347cal 鹿肉:340cal | 詳細を見る |
![]() 安心犬活 | ★★★★3.98 | 1,650円~ | 日本 | 360cal | 詳細を見る |
![]() ピッコロ | ★★★★3.88 | 4,030円~ | イギリス | 355cal | 詳細を見る |
![]() yum yum yum! | ★★★★3.76 | 2,330円~ | 日本 | 327cal | 詳細を見る |
![]() ヒルズ | ★★★★3.72 | 2,700円~ | オランダ | 371cal | 詳細を見る |
![]() ロイヤルカナン | ★★★★3.62 | 3,076円 | オーストリア | 98cal | 詳細を見る |
![]() メディコート | ★★★★3.56 | 1袋160円~ | 日本 | 59cal/60g | 詳細を見る |
![]() カロリーエースプラス | ★★★3.17 | 273円 | 日本 | 90cal | 詳細を見る |
1位:OBREMO

出典:OBREMO公式サイト
価格(税込) | 【鶏肉】 定期購入:3,140円 通常:4,830円 【馬肉】 定期購入:3,609円 通常:5,552円 【いわし&たら】 定期購入:3,430円 通常:5,277円 【まぐろ&たら】 定期購入:3,267円 通常:5,026円 |
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原材料 | 【鶏肉】 鶏肉、大麦、玄米、鰹節、ビール酵母、大麦ぬか、米油、黒米、赤米、卵黄粉末、発酵調味液、雑穀類、野菜類、乳酸菌など 【馬肉】 馬肉、大麦、玄米、鰹節、ラード、ビール酵母、大麦ぬか、米油、卵黄粉末、黒米、赤米、発酵調味液、雑穀類、野菜類、乳酸菌、セレン酵母など 【いわし&たら】 魚類(まぐろ、たら)、大麦、玄米、鰹節、ビール酵母、米油、大麦ぬか、ごま油、卵黄粉末、黒米、赤米、発酵調味液、雑穀類、野菜類、乳酸菌、セレン酵母など 【まぐろ&たら】 魚介類(いわし、たら)、大麦、玄米、鰹節、大麦ぬか、米油、ビール酵母、黒米、赤米、卵黄粉末、発酵調味液、緑イ貝、雑穀類、MSM、野菜類、N-アセチルグルコサミンなど |
原産国 | 国産 |
カロリー | 【鶏肉】359kcal/100g 【馬肉】366kcal/100g 【いわし&たら】358kcal/100g 【まぐろ&たら】356kcal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
OBREMOは、人工添加物を排除し、犬の健康を最優先に考えた4種類のドッグフードです。
人間が口にする品質の食材を使用しており、安全性が高く信頼できるフードとなっています。
鶏肉、馬肉、いわし&たら、まぐろ&たらの4種類から、愛犬の嗜好や体調に合わせて選択可能です。
主原料に動物性タンパク源を使用しているため、高タンパク低脂質を実現しています。
ビタミンB群などの栄養素も配合されており、ハイシニア犬の免疫力向上も期待できます。
鰹出汁の旨味を豊富に含み、食欲増進にも配慮して製造されているため、食事に好き嫌いのある犬にも適しています。
2位:ネルソンズドッグフード

出典:レティシアン 公式サイト
価格(税込) | 定期購入:7,356円 通常価格:9,196円 |
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原材料 | チキン50%(生肉25%、乾燥25%)、サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル、エンドウ豆、チキングレイビー、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、海藻、チコリ、加水分解酵母、野菜類(ニンジン、パースニップ、カボチャ、インゲン豆、ブロッコリー)、果物類(リンゴ、ナシ、クランベリー)、ハーブ類(スペアミント、ローズマリー、パセリ、マリーゴールド、フェンネル、ショウガ)、グルコサミン、ユッカ、コンドロイチン、タウリン、ビタミン類、ミネラル類 |
原産国 | イギリス |
カロリー | 365.7cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
ネルソンズドッグフードは、人間が食べられる品質の原料を使用し、着色料や香料を一切含まない製品です。
マンナンオリゴ糖とフラクトオリゴ糖の2種類のオリゴ糖を配合し、穀物不使用の処方で製造されているため、消化器系が敏感なハイシニア犬にも適しています。
原材料の半分をチキンが占めており、高品質なタンパク質を豊富に含んでいます。
味の良さだけでなく、犬の体づくりに不可欠なタンパク質やビタミンも豊富に含まれています。
ビタミンCやEも含有しているため、免疫力の強化も期待できます。
このドッグフードは、特に中型犬や大型犬の高齢期に最適です。
3位:このこのごはん

出典:Amazon
価格(税込) | 通常:3,850円 定期:3,278円 |
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原材料 | 鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、昆布、乳酸菌、セレン酵母、L-トレオニン、ミネラル類、ビタミン類 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 343cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
このこのごはんは、小型犬の健康維持に特化した栄養バランスのドッグフードです。特に涙やけ対策・便臭改善・毛艶向上に効果的な成分が含まれています。
合成添加物や酸化防止剤、保存料を一切使用していないため、高齢期に入った愛犬にも安心して継続的に与えることができます。
粒径は7mm~8mmと小さめで設計されているため、咀嚼力が低下した犬でも摂取しやすい特徴があります。
ハイシニア犬専用に開発された「シニアのためのこのこのごはん」も販売されているので、併せて検討してみることをおすすめします。
4位:UMAKA(うまか)

出典:うまか公式サイト
価格(税込) | 通常:5,478円 初回限定:3,278円 定期:4,930円 |
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原材料 | 鶏肉、大麦、玄米、かつお節、大豆、ビール酵母、チキンエキス、米油、卵黄粉末、発酵調味液、フラクトオリゴ糖、野菜類(りんご、にんじん、かぼちゃ)、昆布、しいたけ、コンドロイチン、セレン酵母、しょうが、ビフィズス菌、グルコサミン、L-トレオニン、ミネラル類、ビタミン類 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 350cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
UMAKAは、博多の水炊き専門店が考案したペットフードです。九州産の高級鶏肉「華味鳥」が豊富に使用されています。
あえて穀物不使用にはせず、必須栄養素を含む穀物のみを厳選しているのがUMAKAの特長です。人工添加物は一切含まれていません。
消化器系の健康を促進するビフィズス菌とオリゴ糖、関節機能をサポートするグルコサミンとコンドロイチンが配合されているため、高齢から超高齢期の犬にも適したペットフードと言えるでしょう。
5位:モグワンドッグフード

価格(税込) | 通常:5,038円 定期1個:4,534円 定期2個以上:4,282円/個 定期5個以上:4,030円/個 |
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原材料 | チキン&サーモン56%(生チキン21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、豆類(エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆)、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、果物類(バナナ、リンゴ、クランベリー)、野菜類(カボチャ、トマト、アスパラガス)、ハーブ類(カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、ショウガ)、海藻、パパイヤ、グルコサミン、MSM、コンドロイチン、ミネラル類、ビタミン類、乳酸菌 |
原産国 | イギリス |
カロリー | 361.5cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
モグワンは、最適な食欲増進を目指して開発された、全犬種・全年齢向けのペットフードです。
原料の半分以上が動物性タンパク質源であり、嗜好性が高く、食欲の減退した犬でも関心を示す可能性が高いでしょう。
穀物不使用のため、消化機能が低下したハイシニア犬でも摂取しやすい点が特徴です。活力をサポートするクエン酸やリンゴ酸、若さを保つポリフェノールも豊富に含まれています。
咀嚼力が弱った犬には、温水で柔らかくしてから与えることをおすすめします。
6位:ブッチ

出典:Amazon
価格(税込) | 通常:1,650円 定期:1,485円 |
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原材料 | 【ブラック】 ビーフ33%、ラム25%、チキン18.5%、その他野菜類・穀物・ビタミン・ミネラル類 【ホワイト】 チキン80%、その他野菜類・穀物・ビタミン・ミネラル類 【ブルー】 チキン67%、フィッシュ25%、その他穀物・ビタミン・ミネラル類 |
原産国 | ニュージーランド |
カロリー | 116cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
ブッチは、生肉に近い栄養成分と水分量を再現したペットフードです。ニュージーランド産の厳選素材を独自の低温調理法で加工しています。
グルテン、イースト、人工添加物は一切不使用。3種類のフレーバーから、愛犬の嗜好やアレルギー対応が可能です。
犬本来の肉食性を考慮し、生肉に近い食感を実現。食欲が減退しがちなハイシニア犬でも興味を示す可能性が高いでしょう。
7位:ココグルメ

出典:ココグルメ
価格(税込) | お試しBOX:500円 定期便:6,238円~ プチ:4,350円 レトルト:4,980円~ |
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原材料 | 【チキン&ベジタブル】 国産鶏肉、国産野菜、ごま、乳酸菌、昆布、ビタミン・ミネラル類 【ポーク&ブロッコリー】 国産豚肉、国産野菜、ごま、かつお節、乳酸菌、昆布、ビタミン・ミネラル類 【フィッシュ&パンプキン】 国産魚、国産野菜、植物油、ごま、魚油、寒天、乳酸菌、昆布、ビタミン・ミネラル類 【ジビエ&ビーツ】 国産鹿肉、国産豚肉、国産野菜、きのこ類、ごま、魚油、乳酸菌、昆布、ビタミン・ミネラル類 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 104cal~128cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
ココグルメは栄養バランスに優れた人気のウェットフードです。
柔らかく摂取しやすいだけでなく、手作り感のある味わいでハイシニア犬にも適しています。
主原料の肉類や野菜は国産で、産地も明確に表示されており、安全性が高いです。
愛犬の食事に悩む飼い主は、ココグルメを試してみることをおすすめします。
8位:アランズナチュラルドッグフード

出典:レティシアン 公式サイト
価格(税込) | 通常:5,038円 定期1個:4,534円 定期2個以上:4,282円/個 定期5個以上:4,030円/個 |
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原材料 | ラム40%(生肉25%、乾燥10%、オイル4%、グレイビー1%)、サツマイモ、レンズ豆、そら豆、ひよこ豆、野菜類、亜麻仁、エンドウ豆繊維、ビール酵母 |
原産国 | イギリス |
カロリー | 342cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
アランズナチュラルは、高品質なラム肉を豊富に含む穀物不使用のペットフードです。購入者の95%が「完食した」と報告しており、愛犬の食欲を刺激する可能性が高いでしょう。
ラム肉はHDP加工を施しているため、消化吸収が容易です。消化器系への負荷を軽減できるため、ハイシニア犬にも適しています。
穀物だけでなく、牛肉・豚肉・乳製品も不使用のため、アレルギーに敏感な犬の飼い主にも推奨できるペットフードと言えるでしょう。
9位:カナガンドッグフード チキン・サーモン

出典:Amazon
価格(税込) | 通常:5,038円 定期コース:最大20%OFF |
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原材料 | 【チキン】 生チキン26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、豆類、ジャガイモ、アルファルファ、チキンオイル、乾燥卵、チキングレイビー、サーモンオイル、グルコサミン、MSM、野菜・果物類、ハーブ類、ミネラル類、ビタミン類 【サーモン】 生サーモン26%、サツマイモ、乾燥魚類、豆類、ジャガイモ、サーモンオイル、アルファルファ、生マス、ひまわりオイル、サーモンストック、野菜・果物類、ハーブ類、タウリン、ミネラル類、ビタミン類 |
原産国 | イギリス |
カロリー | 【チキン】376cal/100g 【サーモン】370cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
カナガンドッグフード チキン・サーモンは、愛犬の食欲を刺激する美味しさと食いつきを追求した製品です。
原料の半分以上を肉や魚の高タンパク食材で構成し、人間が食べられる品質の原料を穀物不使用で調製しています。
サーモンオイルに含まれるEPA、DHAなどのオメガ3脂肪酸が、皮膚と被毛の健康維持を助けます。
元気の増進やストレス解消効果が期待できるハーブも含まれています。
人工香料を一切使わず、素材本来の香りを活かし、犬の食欲を引き立てる工夫がなされています。
10位:健康いぬ生活フレッシュ

出典:Amazon
価格(税込) | 特別:1,980円(210g×2トレー) 定期:4,980円(210g×4トレー) 通常:5,280円(210g×4トレー) |
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原材料 | 馬肉、トマト、小松菜、ブロッコリー、カリフラワー、さつまいも、ごま、鰹節 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 122cal/100g |
対象年齢 | 生後4~6ヶ月頃からシニアまで |
厳選された新鮮食材を使用した、プロ仕様の手作り食「わんこの献立フレッシュ」。
ハイシニア犬にも適したやわらかな食感のウェットフードで、人間が食べられる品質の原料を添加物なしで使用しています。
主成分には高品質なタンパク質が豊富な馬肉を採用し、鉄分やビタミン類も豊富に含まれているため、免疫力の向上も期待できます。
アレルギー誘発性の高い食材を避けているため、消化に優しいのも特徴です。
ウェットタイプのため、水分含有量は約70%。
水分摂取量が減少しがちなハイシニア犬にも最適な選択肢です。
11位:ペトコト

出典:ペトコト 公式サイト
価格(税込) | お試し2パック:1,100円 初回限定12パック:4,962円 定期購入12パック:7,090円 |
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原材料 | 【ビーフ】 国産牛肉32%、国産野菜類、国産卵、国産白米、植物油、魚油、ミネラル類、ビタミン類 【チキン】 国産鶏肉40%、国産野菜類、国産卵、植物油、魚油、ミネラル類、ビタミン類 【ポーク】 国産豚肉36%、国産卵、国産白米、国産野菜類、おから、植物油、魚油、ミネラル類、ビタミン類 【フィッシュ】 白身魚48%、国産野菜類、植物油、魚油、ミネラル類、ビタミン類 |
原産国 | 日本 |
カロリー | ビーフ:150cal/100g チキン:148cal/100g ポーク:144cal/100g フィッシュ:152cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
ペトコトは、厳選された国産素材を主原料とするフレッシュフードです。自家製の食事では必要な栄養素を完全に満たすことが困難とされていますが、獣医栄養学の専門家が考案したレシピにより、理想的な栄養バランスを実現しています。
ビーフ・チキン・ポーク・フィッシュの4種類のフレーバーが用意されており、愛犬の嗜好やアレルギー対応が可能です。全ての製品が人間用食品と同等の衛生基準を満たす国内施設で製造されています。
ドライフードへの興味を失った犬でも、このフレッシュフードなら食欲を刺激される可能性があります。
12位:カナガンドッグフード(チキンウェットタイプ)

出典:レティシアン公式サイト
価格(税込) | 400g×3缶:3,784円 |
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原材料 | チキン、水、サツマイモ、チコリー、バナナ、ブロッコリー、緑イ貝、サーモンオイル、リンゴ、ホウレンソウ、海藻、ハーブ類、増粘安定剤、ビタミン類、ミネラル類 |
原産国 | ドイツ |
カロリー | 115cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
カナガンドッグフード チキンウェットタイプは、新鮮なチキンを豊富に含むウェットフードです。高品質なサーモンオイルが配合されており、犬の食欲を刺激します。
サツマイモ、ブロッコリー、バナナ、リンゴなど、多様な野菜や果物が含まれているのも特徴的です。これ単体で必要な栄養素を網羅する総合栄養食となっています。
主食として単独で与えることはもちろん、食欲が減退した犬にはドライフードの上にトッピングとして使用する方法も効果的です。
13位:犬猫生活ドッグフード

出典:犬猫生活 公式ショップ
価格(税込) | 850g×2:6,908円 定期購入 850g×2:5,258円 |
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原材料 | 【国産の生鶏肉】 生肉(鶏肉、牛肉、金沢港の朝獲れ魚、鶏レバー)、イモ類、タピオカ澱粉、ココヤシ粉末、牛豚油かす、魚粉、ひよこ豆、植物油、アルファルファ、果物、ミネラル類、乳製品、アミノ酸、クランベリー、海草、オリゴ糖、乳酸菌、マグロオイル、ビタミン類 【国産の天然鹿肉】 生肉(鹿肉、金沢港の朝獲れ魚、鶏レバー)、イモ類、タピオカ澱粉、ココヤシ粉末、牛豚油かす、魚粉、ひよこ豆、植物油、アルファルファ、果物、ミネラル類、乳製品、アミノ酸、クランベリー、海草、オリゴ糖、乳酸菌、マグロオイル、ビタミン類 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 国産の生鶏肉:347cal/100g 国産の天然鹿肉:340cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
犬猫生活ドッグフードは、日本の室内飼育犬に適した栄養バランスで設計されたペットフードです。添加物不使用・穀物不使用・油脂コーティング不使用を特徴としています。
「国産の生鶏肉」と「国産の天然鹿肉」の2種類のフレーバーが提供されており、両方とも乳酸菌とオリゴ糖を含有しています。消化器系が敏感になりやすいハイシニア犬にも適したペットフードと言えるでしょう。
全年齢向け製品の他に、ハイシニア犬専用に開発された商品も用意されています。詳細は公式ウェブサイトでご確認いただけます。
14位:安心犬活

出典:安心犬活 公式サイト
価格(税込) | 通常:3,795円 定期初回:1,650円 定期2~5回:2袋6,451円 定期6回以降:2袋6,072円 |
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原材料 | 牛肉、鶏肉、馬肉、魚肉、豚レバー、穀物類(大麦全粒粉、玄米粉、たかきび)、大豆、米ぬか、魚粉、ヤシ粉末、野菜類(サツマイモ、ジャガイモ)、ゴマ、植物油、乳製品、海藻、卵殻カルシウム、クランベリー、オリゴ糖、乳酸菌 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 360cal/100g |
対象年齢 | オールステージ対応 |
安心犬活は、犬の長寿と健康を目指して開発されたペットフードです。特に15kg以下の小・中型犬向けに設計されています。
低温低圧製法により原材料本来の栄養価と風味を最大限に保持している点が特徴です。「今まで食べ残していた愛犬が完食した」という好評の声も多数寄せられています。
乳酸菌とオリゴ糖の配合により、腸内環境の改善が期待できます。これは免疫機能の維持にも寄与するため、ハイシニア犬にも適したペットフードといえるでしょう。
15位:ピッコロ

出典:Amazon
価格(税込) | 通常:5,038円 定期1個:4,534円 定期2個以上:4,282円 定期5個以上:4,030円 |
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原材料 | 骨抜きチキン生肉29%、骨抜き生サーモン20%、乾燥チキン13%、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、乾燥サーモン6%、チキングレイビー1%、鶏脂1%、アルファルファ、乾燥卵、ミネラル類、ビタミン類、グルコサミン、MSM、コンドロイチン硫酸、果物類、野菜類、ハーブ類 |
原産国 | イギリス |
カロリー | 355cal/100g |
対象年齢 | 7歳~(シニア犬用) |
ピッコロは、ハイシニア犬向けに設計された穀物不使用のペットフードです。シニア犬に必要な栄養素を豊富に含みながら、優れた味わいを実現しています。
原料の70%以上が動物性タンパク質源のチキンとサーモンで構成されており、嗜好性が高いのが特徴です。食欲が減退傾向にある犬でも食欲を刺激する可能性が高いでしょう。
さらに、食物繊維が豊富なハーブやサツマイモ、エンドウ豆を含有しているため、消化に優しく、腸内環境が不安定になりやすい犬にも適したペットフードと言えます。
16位:yum yum yum!シニア&ライトチキン ドライタイプ

出典:yum yum yum!
価格(税込) | 500g:2,330円 1.3kg:4,990円 1.3kg×3袋:14,680円 |
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原材料 | 鶏肉、大麦、玄米、カツオ節、鶏がらスープ、植物性タンパク質、ビール酵母、食物繊維、卵黄パウダー、米油、野菜類、フラクトオリゴ糖、発酵調味液、きのこ類、軟骨抽出物、乳酸菌、セレン酵母、グルコサミン、ミネラル類、ビタミン類、酸化防止剤 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 327cal/100g |
対象年齢 | シニア、または体重管理中の成犬 |
yum yum yum!シニア&ライトチキン ドライタイプは、国産若鶏ささみを主原料とした低脂肪・高タンパクのペットフードです。ハイシニア犬はもちろん、体重管理が必要な成犬にも適しています。
鰹節やしいたけ、昆布などの天然素材の香りを活かした製法で、人工香料や着色料は不使用です。灰分含有量も低く設定されており、内臓への負荷が軽減されるため、超ハイシニア犬にも安心して与えられます。
腸内環境の改善を促進する発酵性食物繊維が豊富に含まれているので、愛犬の消化器系の健康に関心がある方には特におすすめです。
17位:ヒルズ サイエンスダイエット シニアアドバンスド 小型犬用 13歳以上

価格(税込) | Amazon:2,700円 楽天市場:3,580円 |
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原材料 | トリ肉、穀物類(トウモロコシ、小麦、米、玄米、大麦、オート麦)、動植物性油脂、トリ肉エキス、魚油、ポークエキス、ビートパルプ、亜麻仁、野菜類、果物類、ミネラル類、アミノ酸類、ビタミン類、酸化防止剤、L-カルニチン |
原産国 | オランダ |
カロリー | 371cal/100g |
対象年齢 | 13歳以上 |
ヒルズ サイエンスダイエット シニアアドバンスド 小型犬用は、超高齢の小型犬の健康維持を目的としたペットフードです。
身体機能の維持に効果的な魚油由来のEPA、関節の健康をサポートするグルコサミンとコンドロイチン、骨の強化に必要なカルシウムが豊富に含まれています。さらに、ナトリウムとリンの含有量を適切に調整しており、腎臓や心臓への負荷を軽減する工夫がなされています。
高品質で消化吸収の良い原料を使用しているため、消化器系が敏感な犬にも適しているでしょう。
18位:ロイヤルカナン ミニエイジング 12+ ウェット

出典:ロイヤルカナン
価格(税込) | 通常価格:3,076円 |
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原材料 | 肉類(鶏、豚)、米粉、超高消化性小麦タンパク、コーンスターチ、セルロース、植物油、魚油、酵母エキス、トマト、調味料、糖類、マリーゴールドエキス、アミノ酸類、ゼオライト、増粘安定剤、ミネラル類、ビタミン類 |
原産国 | オーストリア |
カロリー | 98cal/100g |
対象年齢 | 12歳以上 |
ミニエイジング12+ウェットは、12歳を超える小型犬向けにロイヤルカナンが特別に開発したウェットタイプのフードです。単独でも、ドライフードと組み合わせても理想的な栄養バランスを実現するよう設計されています。
EPA・DHAを含む抗酸化物質を含有しており、ハイシニア犬の健康維持を内部から支援します。また、腎機能への負荷を軽減するため、リン含有量が適切に調整されています。
食欲不振が見られる超ハイシニア犬の飼い主の方々には、ぜひ一度お試しいただくことをおすすめします。
19位:ペットライン メディコート ライフアシスト 介護期用

出典:ペットライン
価格(税込) | Amazon:6袋842円~ 楽天市場:1袋160円~ |
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原材料 | 鶏ささみ、まぐろ、植物油、ぶどう糖、かつお節、クリーム、魚油、オリゴ糖、野菜粉末、ビタミン類、ミネラル類、タウリン、増粘多糖類 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 59cal/60g |
対象年齢 | 介護期用 |
ペットライン メディコート ライフアシスト 介護期用は、自力摂食が困難になった犬向けの介護専用ウェットフードです。ペースト状に加工されているため、咀嚼力が低下した犬でも容易に摂取可能です。
タンパク源として鶏ささみとまぐろを使用し、タウリン、オリゴ糖、DHAも含有しています。滑らかな食感と鰹節の香りが特徴で、食欲減退傾向にある犬でも関心を示す可能性があります。
20位:デビフペット カロリーエースプラス

出典:デビフペット
価格(税込) | 標準小売価格:273円 |
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原材料 | 乳製品、乳タンパク、砂糖、鶏卵、植物油、食塩、増粘多糖類、アミノ酸類、ミネラル類、ビタミン類 |
原産国 | 日本 |
カロリー | 90cal/100g |
対象年齢 | 離乳期・産前産後・シニア期 |
デビフペット カロリーエースプラスは、乳成分を主原料とする犬用の液状栄養食です。自力摂食が困難な犬には、シリンジを用いて給ドッグフード可能。
タンパク質・カロリーが豊富で、少量でも十分なエネルギー補給が可能です。皮膚と被毛の健康維持に効果的なリノール酸も含有しています。
固形食の摂取が難しくなった愛犬の飼い主には、試用をおすすめします。
ハイシニア犬用ドッグフードへの移行時期
犬種により異なりますが、一般的に小型犬は10歳、大型犬は8歳を超えるとハイシニア犬とされます。
目安として以下の年齢区分が参考になります。
- シニア期:7歳~11歳
- ハイシニア期:12歳以上
しかし、近年の医療や栄養学の進歩により、犬の健康寿命は延びています。ハイシニア期に入っても活動的な犬も珍しくありません。
ハイシニア向けドッグフードへの切り替え時期は、愛犬の状態を注意深く観察し、飼い主が判断するのが望ましいでしょう。
ハイシニア犬・老犬がドッグフードを拒否する主な要因
ドッグフードを食べなくなる主な原因として、以下の4点が挙げられます。
- 健康上の問題
- 嗜好の変化
- 必要摂取量の変化
- 咀嚼・嚥下機能の低下
ハイシニア期には、多くの犬でドッグフードの摂取量が減少する傾向が見られます。それぞれの要因について詳しく見ていきましょう。
1.健康上の問題のサイン
食事時以外も不快そうな様子で、咳、発熱、嘔吐、下痢など、通常とは異なる症状が見られる場合、健康状態に問題がある可能性が高いです。
高齢期は免疫力が低下するため、様々な疾患に罹患するリスクが上昇します。体調不良は自然と食欲減退につながります。
どの疾患も早期発見が重要なため、異常を感じたら速やかに獣医師の診察を受けることをおすすめします。
2.嗜好の変化
年齢を重ねるにつれて食の好みが変化する犬もいます。若年期に好んでいたフードでも、突然食べなくなることがあります。
従来のフードを拒否するようになった場合、香りや粒子サイズの異なるフードに切り替えてみましょう。愛犬の新たな嗜好を探り、喜んで摂取できるフードを見つけることが大切です。
3.必要摂取量の変化
高齢期に入ると、若年期と比べて運動量や代謝率が低下するため、必要な食事量も変化します。「摂取量が減った」と感じても、実際には必要量を満たしている可能性があります。
摂取量を記録し、体重を定期的に測定することで、現在の愛犬に適した食事量を把握しましょう。適切な栄養摂取ができていれば、無理に食べさせる必要はありません。
4.咀嚼・嚥下機能の低下
高齢期に入ると、歯や飲み込む力が衰えてきます。固形物や大きな粒状の食品は摂取が困難となり、結果として食欲減退につながる可能性があります。
摂食に苦労している様子が見られる場合は、愛犬の現在の口腔状態や嚥下能力に適したペットフードへの切り替えを検討してください。食べやすさが改善されれば、食欲が回復する可能性があります。
ハイシニア犬・老犬の食欲不振時にドッグフードを与える方法
愛犬が高齢期に入り、食欲が減退した場合、これまでとは異なるドッグフードを選ぶ必要があります。
以下の4つの重要ポイントを意識しながらペットフードを与えるようにしましょう。
- 1回の給ドッグフード量を減らし、頻度を増やす
- ドッグフードを与える時間を一定に保つ
- ペットフードを水で戻す
- 水分摂取量が少ない場合は湿性フードを導入する
それでは、各ポイントについて詳細に説明していきます。
1.1回に与えるドッグフードの量を減らし、頻度を増やす
1回あたりに与えるドッグフードの量を減らし、与える回数を増やすことをおすすめします。高齢期には消化器系の機能が低下するため、一度に多量の食事を摂取することが困難になるからです。
愛犬が無理なく必要な栄養を摂取できるよう、1日3~4回程度に分けて与えるようにしましょう。
2.給ドッグフード時間を一定に保つ
毎日同じ時間帯に食事を与えることが重要です。規則的に与えることにより、食欲が自然と高まりやすくなります。
「ごはん」や「おやつ」といった言葉を理解している犬は、それらの単語に反応するでしょう。視覚や聴覚が低下した場合でも食事時間を認識できるよう、触覚的な合図を決めておくのも効果的です。
3.ドッグフードを水で戻す
乾燥タイプのフードは、温めた水で戻してから与えることをおすすめします。咀嚼力や嚥下機能が低下しているため、硬い食べ物は摂取しづらくなっています。誤嚥のリスクも高まります。
大きな粒は砕いてから水で戻し、柔らかい状態にしてから与えるようにしましょう。
4.水分摂取量が少ない場合は湿性フードを導入する
水分摂取量が少ない犬には、湿性タイプのフードを取り入れることをおすすめします。
ハイシニア犬は成犬と比べて口渇感を感じにくい傾向があります。十分な水分摂取ができていないと脱水症状のリスクが高まり危険です。
水分含有量の多い湿性フードなら、食事と同時に水分補給も可能なので、積極的に活用してみましょう。
ハイシニア犬用ドッグフードで愛犬の健康寿命を延ばそう!
本記事では、ハイシニア犬に適したドッグフード20選を紹介し、ペットフードの選定基準や食欲不振の要因、適切にドッグフードを与える方法について詳しく解説しました。
愛犬の健康的な生活を1日でも長く維持するためには、適切な栄養摂取が不可欠です。
様々なペットフードを試すことで、愛犬の嗜好や摂取しやすさを把握し、喜んで食べる製品を見つけることが大切です。