一般的な梅酒はホワイトリカーで作られていますが、ブランデー梅酒とは、ブランデーをベースに作られている梅酒です。ブランデーが持つ芳醇でコク深い味わいを梅のエキスとともに楽しめるお酒ですが、ブランデーの種類や梅の品種によっても味わいはさまざまです。
そこで今回はブランデー梅酒の選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。チョーヤの梅酒やはちみつ・黒糖を使ったもの・完熟梅から作られているものやお得な紙パックのものなどさまざま紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ブランデー梅酒の選び方
ブランデー梅酒を選ぶ際に重要な5つのポイントを見ていきましょう。
辛口のものや甘みの強いものなど、味の決め手になる「ブランデーの種類」をチェックしよう
ブランデー梅酒のベースとなり、味の決め手に大きく関わるのが梅を漬けているブランデーの種類です。ブランデーはブドウなどの果実を原料につくられ、香りが高くフルーティな味わいと言われ、熟成期間の違いでも飲み口や味わいが変わるので種類がとても豊富です。
熟成期間が長くなれば長くなるほど味はまろやかで香り深いブランデーになりますが、その分手間もかかっているため価格も高くなる傾向にあります。
あまりお酒に強くない方はアルコール度数が低く果実の香りが高めで爽やかなブランデーを使用しているものがいいでしょう。また、普段からお酒を飲みなれている方は自分の好きなブランデーでつけられた梅酒なら違った味わいを楽しめておすすめです。
有名なのは紀州南高梅!産地により風味や香りが異なる「梅の品種」にもこだわろう
ブランデー梅酒の主役ともいうべき梅は、産地ごとに品種の大きさや味わいが違います。有名なのは紀州の南高梅。種が小さく果肉が多いので食べたりジャムにしたりして楽しめます。
南高梅より小さめの古城は青いダイヤと呼ばれる美しい梅で型崩れしにくく梅酒に向いています。奈良や徳島で栽培される鶯宿や主に関東を中心に出回る白加賀は香りが良くておすすめ。
気になる産地や品種から梅にも注目して好みのブランデー梅酒を見つけたり、飲み比べたりして味の違いを楽しむのもいいでしょう。
さまざまな飲み方を楽しみたいなら13度前後がおすすめ!「アルコール度数」を選ぼう
ブランデー梅酒のアルコール度数はおよそ8度から20度ほどと商品により幅があり、ビールやサワーに比べて高めになっています。お酒が好きな方はストレートやロックで本来の味を楽しみましょう。
あまりお酒に強くない方は低めのアルコール度数のものを選ぶか、ソーダ割や水割りなどで度数を下げて飲むことをおすすめします。他のものと合わせる場合は、アルコール度数が13度前後のものなら飲みやすくおいしいものを作ることができますよ。
保存期間や保存方法が異なる「容器のタイプ」にも注目しよう
ブランデー梅酒は容器のタイプによって保存期間や保存方法が変わってくるので、ご自分の飲み方にあったタイプを選びましょう。
飲むペースが遅いなら、風味を損なわず長期保存ができる「瓶タイプ」がおすすめ
長期保存に適しているのは瓶タイプのものです。開封した後も香りや味が変わりにくく万が一飲みきれなくても長い間保存できます。ほとんどのものが1年以上保存できます。日替わりで他のお酒も飲みたい方やたまにしかお酒を飲まない方には瓶タイプが最適です。
また、瓶タイプにはデザインにこだわっているものも多くあるため、コレクションとして集めたり、部屋のインテリアの一部として飾ったりしても楽しめます。
飲むペースが速いなら、処理が簡単でお手軽な「紙パック」が最適
コストパフォーマンスに優れた紙パックのものならお酒好きの方におすすめ。瓶タイプに比べて保存期間は短いですが、お手頃価格で大容量のものが多いので、毎日飲みたい方など飲むペースが速い人に向いています。
また、瓶タイプに比べて割れたりする心配もなく分別の必要もないため、捨てる処理が簡単なのもうれしいポイントです。
贈答用や素材にこだわるなら地方の酒造メーカーが◎「用途」から選ぼう
素材やブランデーにこだわったワンランク上のものを飲んでみたいという方におすすめなのが、日本各地の酒造メーカーで造られるブランデー梅酒。地元でとれる厳選された梅を使ったり、自家製のブランデーを使っていたりとそれぞれ違う特徴があります。
また、こだわりの厳選素材で造られ通販でしか手に入らないものも多くあるため、化粧箱がついている高級感あふれるものは、お酒好きな方への贈答品としてもよろこばれます。
ブランデー梅酒のおすすめ人気ランキング10選
ここからはブランデー梅酒のおすすめを人気ランキング形式で10選ご紹介しますので気になるものはぜひチェックしてくださいね。
1位 本坊酒造 竜峡梅酒 14度 720ml
爽やかな果実香と酸味がある竜峡小梅とブランデーの風味が優雅な味わいを生み出します
信州産の竜峡小梅を使っています。厳選された竜峡小梅は小粒でも種が小さく果肉が豊富。さわやかな果実の香りと酸味があり、ブランデーの醸し出すフルーティな風味とミックスすることでまろやかで優雅な味わいを生み出します。
求める品質の梅実を収穫する期間は短く、地域と密に連携して高い品質の梅実を得るための活動に力をいれています。香料・着色料・酸味料を使わずに造られる無添加の梅酒は、本物の梅実から生まれる上等品でまさに至福の味わいです。
2位 中野酒造 ちえびじん 紅茶梅酒 720ml
地元の南高梅を使った梅酒・紅茶・ブランデーが織りなす味わいはコク深く香り華やかで贅沢な一品
大分の中野酒造が日本酒造りのない時期に造っている梅酒です。地元の南高梅を1年半から2年じっくり漬け込んだ旨味たっぷりの味わいをベースに、深層地下天然水で水出した地元の杵築紅茶をブレンドしています。
紅茶のほのかな香りや苦みが上品で心地よく、風味豊かな味わいの梅酒に仕上がっています。アルコール度数は7度とブランデー梅酒にしては低め。ロックで飲むのも良いですが、寒い時期はホットにしてもおいしく楽しめます。
3位 明利酒類 梅香 百年梅酒 プレミアム 720ml
蜂蜜と黒糖で仕上げられた奥行きある贅沢な味わいと高級感あるパッケージは贈り物にも最適
1年未満の原酒は使用しないというこだわりから、手間も時間もたっぷりとかけられて作られた長期熟成梅酒です。ブランデーの重厚感に蜂蜜・黒糖の甘みが絶妙にブレンドされ奥行きある濃厚な味わいに。
梅は、超濃厚な酒質にもっとも適した国産の白加賀を100%使用。濃厚さを感じながらも爽やかな香りとすっきりとした飲み口の梅酒に仕上がっています。高級感あふれる化粧箱入りで贈り物にも最適です。
4位 アサヒビール 黒糖濃醇梅酒 14度 パック 1800ml
さわやかな梅の風味と上品な黒糖のコクでまろやかな味わい、いろいろな飲み方が楽しめます
さわやかな梅の風味と黒糖の上品なコクが絶妙に溶け合ったまろやかな味わいが特徴の梅酒です。黒糖の旨味が濃厚で黒糖の甘さが好きな方にはぴったりです。
甘いのでロックでも飲みやすいですが、アルコール度数は14度なので注意してくださいね。ロックやソーダ割などいろいろな飲み方で楽しむのがおすすめです。大容量の紙パックでコストパフォーマンス高めなのもうれしいポイントです。
5位 CHOYA (チョーヤ梅酒) 紀州 720ml
毎日の晩酌にうれしいお手頃価格!お風呂上りになど1日のリラックスタイムにおすすめ
国産梅を100%使用した梅の実入りの梅酒です。梅の実にはクエン酸などの栄養素が含まれているので、梅酒のおともに食べるのも良いですね。スリムタイプのボトルは冷蔵庫のドアポケットにも収納しやすくて便利。
毎日の晩酌にうれしいお手頃価格なのもポイントです。お風呂上り1日のほっと一息つきたいときやリラックスタイムに飲むのがおすすめ。冷やしてそのままでも、お湯割りやカクテルベースとしても楽しめます。
6位 河内ワイン エビス福梅 720ml
20年の熟成期間が表現する味わいは、軽やかさの中にも深みがあり還暦などのお祝いにぴったり
ラベルの青梅を抱えたエビスさまの姿がとても愛らしく幸せを運んでくれそうな梅酒は、ギフトや還暦のお祝いとしておすすめできる福梅シリーズの逸品です。河内ワイン2代目の金銅一さんが20年以上も前に着けた梅酒がベースとなっています。
その味わいはブランデー仕込みの華やかな香りと爽やかさや軽やかさの中にも深みがありまろやか。20年の熟成期間だからこそ表現できる唯一無二の味わいです。
7位 キッコーマン食品 ワインメーカーズ梅酒 琥珀彩 750ml
ワインの華やかさとブランデーの芳醇さをあわせ持ちデザートワイン感覚で楽しめます
ワインメーカーが本気でつくった梅酒です。ワインを蒸留したブランデーに国産100%の梅を付け込み、ワイン樽で貯蔵していています。ワインの華やかさとブランデーの深くまろやかな味わいをあわせ持ちます。
琥珀彩という名の通り、きれいで澄んだ琥珀色が美しく、アルコール度数は12%。酸味とのバランスがよいため、冷やしてデザートワイン感覚で飲むのがおすすめです。
8位 CHOYA (チョーヤ梅酒) The CHOYA AGED 3YEARS 750ml
3年間じっくりと熟成させたまろやかな味わいで、特別なひとときを優雅に彩ります
この梅酒は、紀州南高梅を100%使用し、最適な環境で3年間熟成することで趣あるブランデーを感じさせる重厚な香りとまろやかでありながら複雑な余韻を与えてくれます。2016年に国際的に影響力のあるISCで梅酒としては世界で初めて金賞を受賞。
まろやかな風味はとげがなく、後口に熟成特有の酸味と香りが口の中いっぱいに広がります。特別なひとときを優雅に彩るワンランク上の食後酒として最適な梅酒です。
9位 CHOYA (チョーヤ梅酒) エクセレント 750ml
厳選された大粒の紀州南高梅をじっくり漬け込んだワンランク上の贅沢な味わい
厳選された大粒の紀州南高梅を100%使用しています。ブランデーにじっくり付け込み熟成させたその味わいはまろやかでコク深く、「銀座で飲まれている梅酒です」がキャッチコピーの通りワンランク上の仕上がり。
また、使用されているボトルがフロストボトルなのも高級感を高めています。おもてなしやギフトにはもちろん、自分へのご褒美として楽しむのも気分が上がりますね。
10位 紀州本庄うめよし ブランデー梅酒 善 720ml
黄色く熟した南高梅を使用した、コク深くまろやかな味わい
梅干し屋さんが作ったこだわりの梅酒はなんといっても梅が主役。黄色く完熟した南高梅を使用した、梅の風味がより感じられる深い味わいです。梅の実を取り出してから水を一切使用しないので、梅果汁がたっぷりで梅エキスが濃い贅沢な梅酒です。
1本1本沈殿物のオリは手作業でろ過し丁寧に作られているため数量限定。アルコール度数が19度と高めでお酒好きな方におすすめです。
まとめ
ブランデー梅酒を選ぶ際には、味の決め手となるブランデーの種類を確認し梅の品種やアルコール度数にも注目して選ぶことがポイント。さらにこだわりの梅酒を求めている人は酒造メーカーが手掛けている梅酒なら、それぞれ製造方法や熟成期間の違いなどに特徴があり楽しめますよ。
疲労回復や抗酸化作用でアンチエイジングの効果もあると言われている梅酒。この記事を参考に自分の好みにあったお気に入りの梅酒を見つけてくださいね。