『【沖縄県知事選】知事選から見えてくる「沖縄問題」の本質』より一部抜粋
http://politas.jp/articles/180
◆真意の見えにくい翁長候補
辺野古移設問題では政府もゴリ押ししたが、翁長候補も政府のゴリ押しを利用
しながら政治家として成長してきたといえる。移設反対を唱えるなら、まずは
混乱に加担した当事者として反省の弁からスタートすべきだが、翁長候補は反省の
弁を口にしない。一昨年暮れの朝日新聞のインタビューで「振興策はもういらない。
沖縄は独立する」と語った翁長候補だが、その舌の根も乾かぬうちに那覇空港拡張の
ための補助金獲得に奔走している。「沖縄VS日本」を強調して威勢よく立候補したの
はいいが、その公約にも政府の振興策の受け皿づくり、というものがちゃっかり
入っている。
いちばん気になるのは翁長候補が「埋立承認撤回」を公約に掲げないことだ。
移設に反対するだけなら誰にでもできる。「沖縄=移設反対/日本政府=移設推進」
という構図ならいやというほど見せつけられてきた。大切なのは、この膠着した
状態から一刻も早く脱することだ。移設反対なら、知事権限で埋立承認を取消せば
済む。が、なんでそう明言しないのだろうか。埋立承認はそのままに、ただ反対を
唱えつづけるだけでは、事態は改善しないだろう。
(ポタリス 2014年11月16日)
辺野古への基地移設に反対を公約に掲げた翁長雄志氏が当選を果たしましたが、
今後、沖縄の基地移設問題はどうなるのでしょう?
辺野古への移設問題は普天間基地の問題と表裏一体で、辺野古への移設が行われれば
普天間基地は返還されるはずです。しかし、辺野古への移設が行われない場合、
普天間基地の固定化へと繋がってしまうのではないかと危惧されてます。
無責任な野党であれば、単に「反対!反対!」と叫んでいれば結果を出さなくても
追求される事はないでしょう。しかし、知事ともなれば、そうはいかないでしょう。
沖縄県の行政の長としてこの問題に明確に答えを出さざるを得ません。
かつて民主党党首だった鳩山氏は明確なビジョンもないまま県外移設を公約にし、
実際に政権与党となると自らの無責任さを世に晒すこととなりました。
果たして、翁長雄志新知事はこの問題にいったいどんな答を出すのでしょうか?
投稿者:ジャックさん
投稿日:2014/11/18 00:04:59
の新着トピック
の新着コメント
チロさん2020/07/02 22:43:59
チロさん2020/06/30 20:19:08
ポイット掲示板って?
みんなのコメント コメント数:58件
最初のコメントから全部見る