昨年の4月初旬頃に、You Tube動画へアップロードされた映像ですが、今から4年以上前に、地元で話題になったF1カーを真似た車の映像らしいです。こちらのマシンは、メーカー製ではなく、スクラップの部品などから組み立てた車のようです。
但し、ちょっと泣かせる秘話があったそうで、今から4年前の2006年は、1976年におこった唐山(Tangshan)大地震から、丁度30周年の節目に当たる年だったそうです。そこで、この震災で孤児となったチャオ・シューシュン(Zhao Xiushun)さんとチャオ・シューグオ(Zhao Xiuguo)さん兄弟が、スクラップ部品などを用いて自分達の夢を形にしたいと、この映像に映っているハンドメイドのF1カーを製作したそうです。
当時、この兄弟は「あの忌まわしい唐山地震から30年の月日が経ちました。我々の様に生き残った人々は、今では、何とか幸福な日々を送っています。でも死んでしまった人々を弔う為にも、この記念日に、何か形として残る物を作りたく思いました。死んでいった人々が、夢に描いた良い暮らしの象徴として、我々はF1カーの製作を選びました」と語っていたそう。
ところで、「なぜF1カーなのか?」イマイチ動機がハッキリしなかったりもします。一目見たイメージとしては、どことなくフェラーリにもちょっと似ていて速そうな感じもしますが、時速はMAXで60km/hだったらしく、F1レースに参戦するには、ちょっと無理がありますね。
投稿者:China Smackさん
投稿日:2010/09/30 01:57:53
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