近年、マッチングアプリで結婚をする人が増えています。
とはいえバックグラウンドを知らない相手に会うのが怖く、特にダメンズに捕まってしまうことが不安な人も多いのではないでしょうか。
ダメンズだと気づかず付き合ってしまい、1年後に別れて、またゼロから恋人探し……。
結婚適齢期の女性には、そんなダメンズに消耗する時間などないのです。
本記事では、ダメンズの特徴をご紹介します。
マッチングアプリを使う際の参考にしてみてください。

キャリー@ハイスぺ婚活
24歳のとき婚約破棄後ハイスぺ限定で婚活。
4年間で1000人以上に出会い知人の紹介で理想の人と結婚。
思い立った時に結婚について呟くアカウント。
Twitter→@Carriekonkatsu
1.マッチングアプリにいるダメンズ6選
一言で「ダメンズ」と言えどその種類は様々。
お金にだらしがない、束縛男などなど数えきれませんが、今回は代表的なダメンズ6選をご紹介します。
DV
ドメスティック・バイオレンスはパートナーからの暴力です。
DVする人は意外にも普段は穏やかな人が多く、深い間柄にならないと気付けない場合がほとんどです。
そして、暴力を振るった後にまた穏やかな彼に戻って平謝りすることも。
被害者は「本当は温厚な彼なのに、怒らせてしまった私が悪いんだ」と思ってしまい、別れる機会を逃しがちです。
モラハラ
モラル・ハラスメントは気に食わないコトがあると無視をしたり、人格否定するような言葉を浴びせて相手を追い詰めます。
実はモラハラをする人の多くは苦痛を与えている自覚がありません。
「自分は絶対に暴力を振るわない。正しい方法で相手を指導してあげているんだ」という謎の正義感を持っています。
暴力のような目に見える苦痛ではないため、被害者も気づかないうちに精神的に追い詰められてしまいます。
ヤリモク
マッチングアプリを体目当てだけで利用している人たちです。
彼らはセックスをすることだけがゴールなので、1回~数回ホテルへ行けばフェードアウトするか突然連絡先をブロックします。
体目的から本命彼女になり結婚に発展することも稀にありますが、その可能性に賭けるのはリスキーなので最初から避けるのがベター。
他に本命の彼女がいる
「今の彼女よりもいい人がいたら乗り換えたい」という人から「彼女と結婚が決まったから最後に遊んでおこう」という人までいます。
前者の場合は気づかないうちに本命彼女になれる可能性も充分にありますが、後者の場合は全くの時間の無駄になるのでしっかり見定めていきたいですね。
既婚者
既婚者は、婚活のマッチングアプリで最もマッチングしたくない相手と言えるでしょう。
ただ他のダメンズと違い確認が取りやすいので、怪しい点がある場合はしっかり確認を取っていきましょう。
2.DV・モラハラ男性の見分け方
メッセージやアポだけでは見抜きにくいDV・モラハラ男性の傾向をご紹介します。
立場が弱いと判断した相手への態度が悪い
たとえば道ですれ違うお年寄りや、店員に対して見下した態度を取ったり「チッ、遅いな」など文句を言うならレッドカード。
その態度が将来結婚した相手にも向けられます。
思い通りに行かない時に大激怒
DVやモラハラをする人はプライドが高く自分ファースト。
彼女が自分に反論をしてきたり、自分の予定が狂ったりすると分かりやすく機嫌が悪くなります。
物に当たったり怒鳴ってきたら即お付き合いをやめましょう。
既読スルーを怒ったり、束縛をする
パートナーを自分の所有物だと思い込むのもDVやモラハラをする人の特徴です。
なのでパートナーがいま誰と何をしているのか必要以上に知りたがります。
最初は「私のことが大好きだからついつい束縛しちゃうんだ」と嬉しくなるかもしれませんが、これがDVやモラハラの始まりなのです。
お酒を飲んだ時と運転中に言葉が荒くなる
DVやモラハラをする人は社会生活では自分の暴力性を抑えている状態です。
お酒でその抑えが効かなくなったり、車に乗って気が大きくなり「〇〇っつってんだろ」なんて普段とは違う相手を傷つける言葉を使ったらアウト。
エスカレートして矛先が自分に向く前に逃げましょう。
小さなサインを見逃さずにしっかり縁を切っていきたいですね。
3.ヤリモク男性の見分け方
婚活をしている人にとって厄介なのがヤリモク男性。
時間を無駄にしないためにもヤリモク男性の傾向を見ていきましょう。
メッセージで下ネタを言ってくる
真面目に向き合っている社会人同士の会話なら、親しくない相手に下ネタなんて言わないはず。
彼らは下ネタへの反応で押したらいける相手かどうかチェックしてきます。
初対面で手や肩などを触ってくる
突然肩を抱き寄せられたり手を握ってくることもあれば「手相を見せて」などと理由をつけて手に触れることもあります。
抵抗感なく触らせてくれる相手=ベッドに誘いやすい相手かどうか探っているのです。
展開が早すぎる
メッセージを数往復しただけで会いたがったり、初アポで告白をしてきたり、「付き合う前に体の相性を確認したい」と言ってきたり……。
ヤリモクにとって時間をかけてお互いを知るコトは無駄なのでとにかく展開が早いです。
必ず夜に会いたがる
昼間は忙しいなどといろんな理由をつけて夜だけ会いたがることが多いです。
帰りには「疲れちゃったから(or 終電逃しちゃったから)休憩していく?」と聞いてくることでしょう。
なによりもヤリモクの一番の対策はセックスをしないこと。
相手が誠実な人だと自分が納得できるまで流されないようにしましょう。
4.二股と既婚者の見分け方
メッセージや数回のアポでは見破るのが難しい相手ですが、注視すれば深い間柄になる前にある程度見極めることができます。
住んでいる場所を教えてくれない
「部屋が汚いから」などと理由をつけて家にあげないのは他に本命がいる可能性が高いです。
ただし単身赴任の場合は女性を部屋へ誘えてしまいます。
マンションに入れてくれた=絶対独身というわけではないので、他の項目もしっかり確認していきましょう。
休日の日中に会えない
休日は本命のために使うので、会うのはほとんど平日の夜になります。
平日の夜なら本命には「会社の飲み会」と嘘をつくことも簡単です。
そして知り合いに見られるのを避けるため、会うのは人気が少ない場所になるでしょう。
さらにクリスマス、お盆や正月などのイベントがある時に会えない傾向もあります。
写真を撮らせてくれない、SNSを嫌がる
もしも他の女性との親しいツーショットが本命に見つかってしまえば一巻の終わりです。
そのため彼らはツーショット写真を撮るのを嫌がります。
そして当然FacebookやInstagramなどのSNSのアカウント交換は絶対にしないです。
自分の情報を隠す
これから仲良くなりたいと思っている相手になら、普通は自分をよく知ってもらおうとたくさんの情報を話します。
ところが他に本命がいる男性は身バレ防止のために自分の情報を隠しがちです。
休日をどのように過ごしたのか聞いてもはぐらかされたり、勤めている会社を教えてくれなかったりします。
付き合う前に他に本命がいることが分かったらすぐにブロックしましょう。
そして付き合った後に既婚者だと分かった時には弁護士に相談することで相手に責任を取らせることもできます。
5.マッチングアプリはダメンズしかいない?
ここまでダメンズの紹介ばかりをしてしまったので「マッチングアプリ怖い……」と思った方もいるかもしれません。
ですがまったく怖がる必要はありません。
大半は普通の人
マッチングアプリユーザーのほとんどは純粋に恋愛をしたい普通の人です。
今やマッチングアプリはマイナーなツールではありません。
芸能人でもマッチングアプリで結婚した人が時々話題になりますよね。
身の回りでマッチングアプリで結婚した友人がいる人も多いのではないでしょうか。
実はマッチングアプリの離婚率は低い
毎日放送が行った1万人を対象にしたアンケートによると、マッチングアプリで出会ったカップルの離婚率は4.5%でした。
一方で直近5年間の日本の離婚率は6.6%と、マッチングアプリ経由の結婚の方が離婚率が低いのが分かります。
これはプロフィールの時点で大勢の中からある程度自分に合う人を選別しているおかげかもしれませんね。
見極めるのは自分自身
マッチングアプリにダメンズが存在しているとはいえ、それはオフラインの出会いでも同じこと。
結局は自分自身の曇りなきまなこで見て決めることになるのです。
どんな出会い方なのかは関係なく、相手をよく観察する癖をつけましょう。
マッチングアプリは正しく使えば最強の婚活ツール
婚活の方法には、お見合いや合コン、婚活パーティーなど様々あるけれど、マッチングアプリは一度にたくさんの人と知り合うことができるタムパ最強の婚活ツール。
正しく使っていい婚活ライフを過ごしましょう。
6.ダメンズが少ないマッチングアプリ3選
一言で「マッチングアプリ」と言ってもアプリによって特徴が違います。
実際にダメンズが少ないと思われるアプリを紹介します。
ペアーズ
圧倒的な会員数(2000万人)を誇る、おそらくいま日本で最もメジャーなマッチングアプリ。
母数が多いので、当然その分ダメンズじゃない人の数も多いはず。
婚活よりも恋活ユーザーが若干多いので、結婚に向けての本気具合もプロフィールで要チェック。
with
利用者数は700万人とペアーズよりも少なくなりますが、心理テストと性格診断で相性の良い相手を探せる強みがあるマッチングアプリ。
相性の良い相手がわかりやすいおかげか、2021年の顧客満足度は1位です。
ただしヤリモクが多いという報告もあるため要注意。
とはいえヤリモクはどこにでもいるので、どのマッチングアプリでも注意は怠らないようにしていきたいですね。
ゼクシィ縁結び
恋活ではなくて婚活ならゼクシィ縁結び。
利用者数は150万人とペアーズやwithから少なくなるけれど、利用者のほとんどが結婚目的で利用しているので既婚者の利用者数は確実に低いことでしょう。
本気で早く結婚したい人におすすめ。
自分に合うアプリを選んで少しでも快適な婚活ライフを送りましょう。
7.ダメンズ対策をしたマッチングアプリ利用方法
ダメンズについて紹介してきましたが、きちんと対策を練ればダメンズに関わることなくマッチングアプリを利用することができます。
プロフィールは丁寧に書く
プロフィールが短すぎると、ライトに遊びたいだけの人からのいいね数が増えます。
丁寧に書くことで真剣に活動をしている人の目に留まりやすくなりますよ。
メッセージのやりとりは2週間が平均的
ヤリモクや既婚者はすぐに会いたがります。
メッセージをじっくり交わす人を選ぶことで真剣なお付き合いに発展しやすくなるでしょう。
また、返事を執拗に催促してくる人は実際に会う前にここでブロックしてしまった方がいいでしょう。
初アポはできるだけ昼間に
メッセージのやり取りをして親しくなったとはいえ赤の他人と会うことになるので安全な昼間に会いましょう。
2、3度会って信頼できそうなら夜に会う。と決めておくと、危ない目に遭う可能性も低くなりますよ。
付き合う直前にLINE以外の連絡先とSNSを交換
数回会ってお互い好印象のままだったら、お付き合いをする前に相手についてより深く知っておきましょう。
FacebookやInstagramなどのSNSでフォローし合うのはもちろん、SNS上の友達とのやりとりもチェックすることも相手を知る手がかりになりますよ。
まとめ
これらの対策をしてもダメンズに引っ掛かってしまう確率がゼロではありません。
でもそれはマッチングアプリでもオフラインの出会いでも同じ。
大切なのはダメンズだと気づいたらすぐに離れること。
自分に合うマッチングアプリを賢く利用して充実した婚活ライフを送りましょう。