LINE証券の評判や口コミはどう?実際の使用感も画像付きでレビュー!

LINE証券の評判や口コミはどう?実際の使用感も画像付きでレビュー! 株の基礎知識

あなたはLINEを使っていますか?
この記事ではLINEアプリから株式取引ができる「LINE証券」を紹介します。

今の時代でスマホは無くてはならないツールになりました。電話だけでなく、インターネットや決済手段としても使っている人が多いのではないでしょうか。

そんなスマホで証券取引ができれば便利ですよね。LINE証券はスマホでの取引に特化した証券会社です。そんなLINE証券にもメリットやデメリットがあります。

「これからLINE証券の口座開設しようかな…」と思っているのであれば、ちょっとお待ちください。実際に画面インターフェースも交えて使い心地をお伝えします。LINE証券の口コミも紹介するので参考にしてください。

LINE証券の基本情報

LINE証券はサービスから2021年10月末に100万口座を達成しました。(参考:LINE証券、ネット証券業界最短で100万口座を突破!

また、LINE-CFDの口座も10万口座を突破して、商品も増えてきています。(参考:LINE CFD、10万口座を突破、さらに米国株など36銘柄を追加!

CFDは日本語では「差金決算取引」と呼ばれており、現物は持たずに買ったときと売った時の差額だけで利益(または損失)を出す取引手法です。
2022年7月現在、LINE証券はこのようなサービスを扱っています。
国内株式
単元未満株 〇(愛称は「いちかぶ」)
IPO
投資信託 〇(33本)
外国株 ×(CFDなら可能)
NISA ×
つみたてNISA
iDeCo
信用取引
CFD
FX
現物取引手数料(税込み)
約定代金 10万円 20万円 50万円 100万円
手数料 99円 115円 275円 535円

※現物取引の手数料は取引ごとの手数料のみで定額コースはありません。

また、LINE証券ではLINEポイントを入金して1ポイント=1円として利用できます。

LINE証券の利用が単元未満株(いちかぶ)中心であれば、比較的投資金額が小さくなります。LINEポイントをうまく利用することで、効率よく投資できます。

LINE証券の評判・口コミ

実際にLINE証券を利用している投資家がどんな感想を持っているのか、LINE証券の口コミをTwitterと価格.comから紹介します。

Twitterの口コミ

Twitterをみると、多くの人がLINE証券はいちかぶ(単元未満株取引)に利用しているようです。また、LINE-CFDの口座開設キャンペーンやセールなどの情報も時々ツイートされています。

いちかぶを利用している投資家では、サブ証券口座として利用している人も多いようです。

価格.comの口コミ

価格.comの口コミでは初心者におすすめというコメントが多く見られましたが、以外にも使いにくいというコメントもいくつかありました。

実際に使ってみた感想は人それぞれ違いますが、投資初心者の方のほうが逆に違和感なく利用できるかもしれませんね。

価格コム

出典:価格.com

価格コム

出典:価格.com

LINE証券のメリット

実際にLINE証券を利用している投資家からはよい意見と悪い意見のどちらもありましたが、ここではLINE証券のメリットを紹介していきます。

スマホで取引しやすいシンプルな操作性

LINE証券はスマホ取引に特化した証券会社です。LINE証券のスマホでの取引は、個別のアプリがあるわけではなく、LINEアプリからLINE証券の取引サイトへ移動できます。

PCの取引サイトを利用して取引することも可能です。
LINE証券の取引画面はシンプルなインターフェースをしています。下の図はLINE証券の個別銘柄の詳細画面と取引画面です。非常に見やすいと思いませんか?
LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

他のネット証券でもスマホアプリでの取引が可能な証券は多いです。スマホアプリの多くは、PCでの取引と同等の機能が使えるように、かなり複雑な画面になっていることもあります。

スマホアプリの画面が複雑なることに関しては賛否両論あると思いますが、スマホで利用するには情報が多く、逆に使いにくくなることもあります。

実際に大手ネット証券でもアプリは使いにくいという評判も見かけます。

その点、上の図を見てもわかるように、LINE証券の画面は初心者でもわかりやすい言葉で画面上も表示するといった工夫がされています。

スマホメインで簡単に取引したい、初心者なので複雑な機能はいらないということであれば、LINE証券は使いやすい証券会社です。

いちかぶは少額投資向き

実際にLINE証券を利用している投資家には主な使用用途は「単元未満株(LINE証券ではいちかぶ)」という人も多いのではないでしょうか。

LINE証券の「いちかぶ」は、1株から企業の株式を購入することができます。通常、企業の株価は500円~10,000円程度が一般的です。

株式購入の単位(1単元)は100株ですので、株価が1,000円でも購入には10万円の費用が必要です。(厳密にはさらに手数料などのコストもかかります)
いちかぶ」を利用すれば、500円程度の少額から株式投資ができるので、特に投資初心者の方は「いちかぶ」から始めるのはおすすめです。

LINEポイントが使える

LINE証券の投資にLINEポイントが利用できます。LINEポイントをたくさん保有していれば、効率よく投資をすることも可能です。

LINEポイントは1ポイント=1円で入金できます。

タイムセールなどのお得なキャンペーンが豊富

LINE証券は他の証券にはないような内容のタイムセールセールやキャンペーンを頻繁に行っています。2022年7月はLINE証券3周年記念としてアフタヌーンセールが実施されました。

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

2022年7月のアフタヌーンセールは現物取引が実質0円(キャッシュバック)になるセールですが、このほかにも通常の株価よりも割引で買えるセールなどのお得なセールが行われます。

このようなセールをうまく利用すれば、資産運用をかなり有利に進めることができます。

LINE証券のデメリット

LINE証券のメリットを説明しましたが、かなり特殊な証券会社なのでメインで使う証券会社としては使いにくい部分も多いです。

ここでは、デメリットも紹介しますのでしっかり理解しておきましょう。

取扱商品は少ない

外国株の取引ができなかったり(CFDなら可能)、投資信託の商品数も少なかったり(2022年7月27日現在で33本)と、取扱商品が少ないのはかなり人を選びます。

eMAXIS Slimシリーズの人気投資信託(S&P500やオールカントリーなど)はLINE証券でも購入可能です。

外国株や投資信託は購入しないと決めていればよいですが、今後投資する可能性があれば、LINE証券よりもSBI証券楽天証券などの総合的なサービス力にすぐれる証券会社で投資することをおすすめします。

NISAは利用不可(つみたてNISAは可能だが非推奨)

NISA口座は利用することができないので注意してください。

つみたてNISA口座は利用することができますが、上で説明した通り全体的に取扱商品が少ないのが難点です。

2022年7月27日現在、LINE証券でつみたてNISAが利用できる商品は9商品です。
取扱商品の少なさとあわせると、NISA口座(つみたてNISA口座)はLINE証券ではなく他の証券会社で利用したほうがよいといえます。

いちかぶのコストがわかりにくい

「いちかぶ」はLINE証券の単元未満株の取引ですが、コストがわかりにくいので、「思ったよりもコストがかかった…」とならないように注意してください。

いちかぶのコストは手数料という形ではなく、スプレッドという形でコストがかかります。

スプレッドはFX取引をしている人にはなじみがあると思いますが、売買ができる値段が実際の市場価格と異なります。例えばスプレッドが0.35%の場合、市場価格が1,000円なら購入は1,003.5円、売却は996.5円になるイメージです。

スプレッド自体はわかりにくい考え方ではありません。わかりにくいのは、コストが「グループ」と「時間帯」によって変わる部分です。

LINE証券

出典:LINE証券

取引したい銘柄がどちらのグループなのかを確認しておく必要があり、いつ取引するかでコストが全く異なります。

通常の現物取引は取引単位の手数料で他の大手ネット証券と同様の手数料水準です。

細かい注文方法の指定はできない

細かい注文ができないのは、LINE証券がわかりやすい作りをしているからということも関係しています。

いちかぶでは「成行」、単元株も「成行」と「指値」というシンプルな注文方法になります。ネット証券で利用できることが多い、逆指値やIFD、OCOのような注文方法はできません。

損切り注文を事前に設定しておくといったことができないことにも注意が必要です。

LINE証券のタイムセール紹介

LINE証券では、他の証券会社にはない面白いセールが頻繁に実施されています。

2022年7月はアフタヌーンセールが実施されました。特定日の後場約定手数料が無料になるセールです。

2022年4月27日(水)~ 5月13日(金)の期間には、決算銘柄のナイトセールが行われました。決算ナイトセールでは、セール開催日の17:00~21:00の間で当日の終値(15:00時点の価格)で購入できるというものです。

好決算であれば、通常翌日の株価が上がる可能性が高いので、決算内容を確認してから当日終値で購入できるのはすごいことです。

2022年2月17日には、最大7%割引で購入可能なタイムセールが行われました。7%の割引=7%の運用益と考えればこちらもすごい割引率ですね。

どのようなセールが行われるかはわかりませんが、タイムセールをうまく利用すれば効率よく資産運用できることは間違いありません。

LINE証券の口座開設方法

LINE証券の口座を実際に解説したい方はこちらから開設できます。

LINE証券 口座開設ページへ

口座開設はスマホだけで完了します。最短で翌営業日から取引ができるので便利です。

本人確認書類として、マイナンバーカードを準備しておいてください。
マイナンバーカードがない場合は、マイナンバー通知カードマイナンバー入りの住民票の写しが必要です。(こちらの場合はプラス運転免許証か健康保険証も準備しましょう)

こちらの動画でも口座開設方法を確認できます。

口座開設はこの3ステップで完了です!

ステップ1:お客様情報を入力
ステップ2:携帯電話の認証
ステップ3:本人確認書類の登録

ステップ1

情報入力は画面の指示に従って進めていけば迷う部分はありません。氏名や生年月日などを入力していきます。

LINE証券

出典:LINE証券

ステップ2

携帯電話番号を入力すると、暗証番号が送られてきます。

LINE証券

出典:LINE証券

ステップ3

本人確認書類を提出します。

かんたん本人確認」を利用すると最短翌日から取引ができるのでおすすめです。
LINE証券

出典:LINE証券

このあと、暗証番号を設定すれば口座登録の申込は完了です。

LINE証券の使用感レビュー

実際にLINE証券の画面の使用感を紹介します。
LINE証券のインターフェースがどのようなものかイメージができると思います。

いちかぶ取引方法

LINE証券ではいちかぶ取引を利用している人が多いと思いますので、いちかぶ取引の実際の画像を紹介します。

個別銘柄の詳細画面から「買う」ボタンを押すと、どの購入方法にするかを選択するポップアップ画面が表示されます。

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

1株から購入するを選択すると暗証番号入力画面がでるので、暗証番号を入力してください。
すると、購入画面へ遷移します。

購入価格は一定期間ごとに購入価格が更新されます。
数量を設定すると「買う」ボタンが表示されるので、ボタンを押して購入します。(確認画面になるので、確認ボタンを押して確定します)
LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

いちかぶの購入はこれだけです。
初心者の方にはとても分かりやすい画面と購入方法ではないでしょうか。

入金方法

次は入金方法です。まずはメニューから入金を選択します。

スマホでは右下、PCの取引サイトでは右上にメニューボタンがあります
LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

入金は「LINEPayからの入金」「クイック入金」「FX/CFD口座からの振替入金」「銀行振込」から選びます。(この記事ではクイック入金を紹介します)

クイック入金では、以下の金融機関から選択できます。

  • ゆうちょ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 楽天銀行
  • PayPay銀行

利用する金融機関を選択したら入金金額を決めます。

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

金額を決めて「入金する」ボタンを押すと金融機関側の画面へ移動するので、金融機関側の入金処理をすすめていきます。

個別株の詳細画面

個別株の詳細画面ではシンプルながら様々な情報が載っており、投資判断の材料になります。

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

他にも、企業の財務情報なども確認することができます。こちらもシンプルで非常に見やすい画面構成になっています。

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

LINE証券がオススメな人は?

ここまでLINE証券の紹介をしてきましたが、結論としてはこのような人に向いています。

  • これから投資を始めてみたい投資初心者
  • 株式取引をしたいけど投資資金が少ない人(単元未満株の取引をしたい人)
  • スマホでサクサク取引したい人

LINE証券はこれから投資を始める投資初心者の人にはおすすめです。株取引ってどんなものなんだろうという株式取引のさわり部分を経験するにはとてもやりやすい証券会社です。

投資初心者の方は少額投資から始めるのがよいでしょう。そのため、単元未満株(LINE証券ではいちかぶ)に力を入れているLINE証券は適しています。

また、スマホ取引に特化しているので、株取引をPCで行わずスマホのみで完結したい人にも適しています。スマホでの使いやすさはこの記事でも紹介しています。ただし、スマホでの使いやすさは複雑な取引ができない裏返しになっているので注意してください。

今後様々な投資に挑戦するのであれば、LINE証券は物足りなくなる可能性が高いということは覚えておいたほうがよいでしょう。

LINE証券Q&A

最後にLINE証券でよく聞く質問を紹介します。これからLINE証券の口座開設したいという人は目を通してみてください。

LINE Payは使える?

回答:使えます。

LINE PayはLINE証券の中でも入金方法としておすすめとされています。

利用にはLINE PayのMoneyアカウントが必要となるので、LINE証券の口座開設とは別に準備が必要です。

24時間利用可能、入金手数料無料、入金額は即時反映されます。

LINE証券でLINE Payを利用する詳細はLINEのサイトをご覧ください。
LINE Payの詳細についてはこちら

パソコンからでも取引できる?

回答:パソコンからでも可能です。

PCのLINE証券取引サイトから取引できます。

LINE証券取引サイトはこちら

右上のログインボタンからログインします。

LINE証券取引サイト

出典:LINE証券取引サイト

PCでの取引画面は、スマホの画面とほとんど変わりません。

他の証券会社ではスマホアプリよりもPCのほうが使いやすいことが多いのですが、LINE証券の場合はスマホのほうが使いやすいと感じるかもしれません。

併用するならどこの証券会社がオススメ?

回答:SBI証券や楽天証券などの総合的なネット証券がおすすめです。

LINE証券はこの記事で説明した通り、単元未満株以外の商品取扱が少ないため、そこを補完できる証券会社と並行して利用するのが便利です。

具体的には、メインの取引はSBI証券などで取引して、LINE証券はサブの取引として単元未満株専用でスマホで手軽に取引するといった使い方がよいでしょう。

まとめ

この記事では、LINE証券に関するメリットやデメリット、実際のLINE証券の使用感なども紹介しました。

LINE証券は投資初心者やスマホをメインで取引したい人にはおすすめの証券会社です。特に株式取引をしたいけど投資資金が少ない人はLINE証券の単元未満株「いちかぶ」がおすすめです。

ただし、LINE証券は投資に慣れてくると物足りなくなってくることが多いです。サブの証券会社として利用するなど、証券会社の使い方を検討しましょう。

この記事がLINE証券を使うきっかけになれば嬉しいです。

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