SBI FXトレードの評判・口コミは?おすすめの理由を他社FX口座と比較して検証

FXの基礎知識

SBI FXトレードは、国内大手金融グループのSBIホールディングスが運営するFX業者です。

スプレッドの狭さ、スワップポイントの水準、情報力、財務基盤、どれをとっても国内トップクラスのオールラウンダーな業者です。

なかでも特徴的なのは、取引が1通貨からできる点です。1通貨から取引できる業者は日本には数えるほどしかありません。

今回はSBI FXトレードで口座開設をしようか検討している方に向けて、SBI FXトレードの人気の理由、メリット・デメリット、口座開設の流れなどについて解説します。

SBI FXトレードが人気の理由4つ

SBI FXトレードが人気の理由が以下の4つです。

  1. 1通貨単位で取引できる
  2. スプレッド業界最挟水準
  3. 豊富な通貨ペア数
  4. 積立FXが利用できる

それぞれ詳しく解説します。

①1通貨単位で取引できる

SBI FXトレードの人気の理由として、1通貨単位から取引できることが挙げられます。

他の多くの業者では、最低取引単位を1,000通貨、もしくは10,000通貨としているなかで、SBI FXトレードは1通貨と業界最低水準です。

1取引に必要な証拠金が少なく済むので、少額の取引から始めたい初心者には最適です。

最低取引単位によって必要となる証拠金は、以下の通りです。

米ドル/円(1ドル=100円で換算)の場合 ※レバレッジ25
1通貨単位 約4円
1,000通貨単位 約4,000円
10,000通貨単位 約40,000円

大きい金額で運用するのが不安な方は、少額取引で経験を積んでいきましょう。

1通貨単位のトレードについての口コミ・評判

②スプレッド業界最挟水準

SBI FXトレードのもう一つの強みは、多くの通貨ペアのスプレッドが業界最挟水準なことです。

売買手数料にあたるスプレッドは、値が小さければ小さいほど低コストで売買できます。

一回あたりの取引で生じるスプレッドは大した額ではありませんが、積み重なると大きな金額になります。

積極的に取引をする方は、スプレッドが狭いSBI FXトレードを利用すると良いでしょう。

スプレッドについての口コミ・評判

③豊富な通貨ペア数

SBI FXトレードは、扱っている通貨ペア数が豊富であることが知られています。

多くの業者は20通貨ペア、多くて25通貨ペアを扱っているのに対して、SBI FXトレードでは34通貨ペアも取り扱っています。業界でもトップクラスです。

SBI FXトレードが取り扱っている通貨ペアは以下の通りです。

項目 通貨ペア
主要国通貨/円 米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、ポーランドズロチ/円、スウェーデンクローナ/円、ノルウェークローネ/円、豪ドル/円、NZドル/円
途上国通貨/円 トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アランド/円、ロシアルーブル/円、ブラジルレアル/円、人民元/円、香港ドル/円、韓国ウォン/円、SGドル/円
円以外の通貨ペア ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、米ドル/人民元、ユーロ/ポンド、ユーロ/豪ドル、ユーロ/NZドル、ユーロ/スイスフラン、ポンド/豪ドル、ポンド/スイスフラン、豪ドル/NZドル、豪ドル/スイスフラン

④積立FXが利用できる

SBI FXトレードでは、積立FXという外貨積立サービスを提供しています。

週単位や月単位など、設定した期日に定期的に外貨を積み立てられるサービスです。

積立FXの最大のメリットは、ドルコスト平均法と呼ばれる時間分散でリスクヘッジをしながら外貨投資ができる点です。

外国為替市場を日々チェックすることなく、自動的に外貨を積み立てられます。

他の業者ではあまり見られないサービスですが、コツコツ外貨投資をしたい方には最適なサービスといえるでしょう。

積立FXについての口コミ・評判

SBI FXトレードを利用するメリット3つ

①SBIグループとの連携

SBI FXトレードは、ネット証券最大手のSBIホールディングスが運営しています。

グループ会社に証券会社やネット銀行を持つことで、幅広い金融商品へのアプローチが可能です。

FXに限らず株式や投資信託への投資も、SBIグループ内であれば一元的に管理できます。

すでにSBI証券を利用している方は、FXもSBI FXトレードで行えば全体資産の口座管理がしやすいでしょう。

②一部通貨ペアのスワップが高水準

通貨ペアによっては、スワップポイントと呼ばれる金利差収入を日々受け取れます。スワップポイントは、業者や通貨ペアによって提供している水準が異なります。

SBI FXトレードでは、一部の通貨ペアにおいて他の業者より多くのスワップポイントを提供しており、運用効率を高められます。

③自己資本規制比率が高い

FX業者は顧客からお金を預かって運営しています。お金を預けている立場からすれば、預け先の業者が倒産するような事態になれば不安になりますから、業者の財務基盤は気になるところです。

業者の財務基盤は「自己資本規制比率」で確認でき、この値が高い業者ほど財務基盤がしっかりしていると判断されます。

SBI FXトレードの自己資本規制比率は、2020年12月末で1,334.4%あり、業界でもトップクラスの水準です。安心してお金を預けられる業者だと判断できます。

SBI FXトレードを利用するデメリット2つ

①大口取引ではスプレッドが広がりやすい

SBI FXトレードでは、注文するLotによってスプレッドが異なります。

大きなLotになるとスプレッドが広くなってしまい、売買コストが高くなってしまう可能性があります。

FXに慣れてきてLotを大きくする場合には注意が必要です。

②デモ取引ができない

FXにおいて、取引ツールの利便性は非常に重要なポイントです。

複雑でも良いから色々カスタマイズしたい方、売買だけできれば良いからシンプルなツールが良い方など、トレーダーによって好みは様々です。

そのため、取引ツールが自分に向いているかどうかを体験できるデモトレードが、多くの業者で用意されています。

しかしSBI FXトレードでは、デモトレードが用意されていません。実際に口座開設をしてからはじめて取引ツールを使用することになります。

SBI FXトレードはどんな人におすすめ?

SBI FXトレードは次のような方におすすめです。

  • 少額で取引を始めたい方
  • 積立でコツコツ運用したい方
  • 様々な通貨ペアでの運用を検討している方

SBI FXトレードの最大の特徴は、1通貨単位から取引できる点です。そのため、可能な限り少額で取引したい方にはおすすめになります。

そしてコツコツ外貨を積み立てたい方にもおすすめです。

同社が提供する積立FXでは、ドルコスト平均法によって平均取得単価を引き下げながら、外貨を運用できます。長期的に見れば、利益を出せる確率が高まります。

加えて、SBI FXトレードは運用できる通貨ペアが豊富なため、様々な通貨ペアで運用したい方にもおすすめです。

SBI FXトレードをおすすめできないのはどんな人?

次のような方にはSBI FXトレードをおすすめできません。

  • 大口で取引したい方
  • スワップポイント目的の運用の方

SBI FXトレードでは、Lotが大きくなるとスプレッドが広がりやすくなってしまいます。

大きなLotでの注文しか行わない場合、スプレッドが固定されている業者であれば取引コストが明確で、スプレッドが予想以上に広がってしまうことがありません。

SBI FXトレードでは大口注文には広いスプレッドが適用される傾向にあるので、資金力のあるトレーダーは注意が必要です。

また、スワップポイントも高くないので、スワップポイント目的の運用をする方にも不向きと言えます。

SBI FXトレードでよくある質問

口座開設は誰でもできますか?

SBI FXトレードの審査基準を満たせば、原則誰でも口座開設が可能です。

証拠金維持率は何%ですか?

各通貨ペアの取引金額の約4%(レバレッジ25倍)が証拠金として必要になります。

法人でも口座開設できますか?

FX取引、積立FX、オプションFXの法人口座開設は可能です。暗号資産CFDの法人口座開設はできません。

海外在住者でも口座開設できますか?

日本国内に現住所をお持ちでない方は口座を開設できません。法人も同様に本店、もしくは支店が日本国内で登記されている法人が対象です。

SBI FXトレードの取引ツール

「リッチクライアント版取引ソフト」

SBI FXトレードでは「Rich Client NEXT」という取引ツールを提供しています。

PC版、スマートフォンアプリ版とで機能は異なりますが、どちらでもスムーズに取引ができるように設計されています。

機能は非常に充実しており、分析ツールとしてかなり有能だと評判です。29種類のテクニカルチャート、21種類の描画ツール、そして6件のチャート画面が実装されています。

「スマートフォン版取引アプリ」

スマホアプリの取引ツールの評判も良いです。4種類のトレンドチャート、5種類のオシレーターチャートがあり、他社のスマホアプリと比べても見劣りしません。

また、4画面に分割することで、4つのチャートを同時に分析できます。異なる通貨ペア、異なる足種の動きを1画面で分析できるので、投資判断に役立ちます。

SBI FXトレードの主要通貨のスプレッドとスワップの一覧

SBI FXトレードが提示する主要通貨のスプレッドは次の通りです。

通貨ペア スプレッド
米ドル/円 0.00~0.09銭
ユーロ/円 0.28~0.30銭
ポンド/円 0.50~0.69銭
豪ドル/円 0.38~0.40銭

※参考:SBI FXトレード「スプレッド実績」(2020年12月28日時点)

SBI FXトレードが提示する高金利通貨のスワップは以下の通りです。

通貨ペア 南アランド/円 トルコリラ/円 メキシコペソ /円 露ルーブル/円
取引日 付与
日数
付与
日数
付与
日数
付与
日数
10/26 1 6 -8 2 36 -46 1 5 -7 1 1 -5
10/27 1 6 -8 0 0 0 1 4 -6 1 1 -5
10/28 3 18 -24 3 63 -78 5 20 -30 3 3 -15
10/29 2 12 -16 2 42 -52 0 0 0 3 3 -15
10/30 1 6 -8 1 24 -29 1 4 -6 0 0 0

SBI FXトレードのサポート体制

SBI FXトレード電話とAIチャットによるサポートが受けられます。

  • 電話対応:平日の9:00~17:00
  • AIチャット:24時間365日対応

FX取引に関する疑問、口座開設までの流れなど、様々な疑問に対応してくれます。

SBI FXトレードの口座開設の申し込み手順

SBI FXトレードの口座開設の流れについて説明します。主な流れは以下の通りです。

  1. 本人確認書類とマイナンバー書類の準備
  2. 口座開設申込フォームへの入力
  3. 本人確認書類とマイナンバー書類の送付
  4. 審査
  5. 口座開設完了

それぞれ詳しく解説します。

①本人確認書類とマイナンバー書類の準備

FX口座を開設するには本人確認種類とマイナンバー書類を準備する必要があります。

必要な本人確認書類とマイナンバー書類は以下の通りです。

新規口座開設をされる方は、マイナンバー通知書類1点と本人確認書類2点を提出する必要があります。

本人確認書類 マイナンバー書類
・運転免許証
・各種健康保険証または共済組合員証
・印鑑登録書
・住民基本台帳カード
・マイナンバーカード
・マイナンバー通知カード
・マイナンバー付住民票

②口座開設申込フォームへの入力

フォームに、氏名や住所などの基本情報を入力していきます。投資経験に関する項目もありますが、正直に入力すれば問題ありません。投資経験が豊富だから審査に通りやすいわけではありません。

③本人確認書類とマイナンバー書類の送付

マイナンバー(個人番号)通知書類1点と本人確認書類2点をアップロード、メール、郵送(郵便料金お客さま負担)、いずれかの方法で送付します。

少しでも早く口座開設をされたい場合は、アップロードによる送付がおすすめです。

④審査

SBI FXトレードで審査が行われます。

⑤口座開設完了

口座開設が完了したら「口座開設完了メール」が、登録のメールアドレスに送られます。

本人確認のため、簡易書留郵便で取引に必要なログインID、パスワード・指定された振込先銀行口座が記載された書類が送られます。

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