FXのスイングトレードとは?稼ぐための4つのコツとおすすめの手法を解説

FXの基礎知識

「スイングトレードでFXを始めてみたいけどよくわからない」という悩みをお持ちではありませんか?

本記事ではFXにおけるスイングトレードのメリットやデメリット、おすすめのトレード手法を解説します。

また記事の後半ではスイングトレードで勝つためのコツや、おすすめの通貨ペアを紹介していますのでぜひ参考にしてください。

記事を最後まで読むことでスイングトレードについて理解でき、FX初心者でも勝率をあげることができます。

この記事で分かること

  • FXのスイングトレードはデイトレードより大きな利益を狙うトレードスタイル
  • FXのスイングトレードで勝つための4つのコツ
  • 初心者におすすめのFXのスイングトレードの手法
  • FXのスイングトレードにおすすめのFX会社3つ

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FXのスイングトレードとは?

FXのトレードスタイルには、スキャルピングデイトレードスイングトレードポジショントレードの4つがあります。

スイングトレードは相場が大きくSwingする(揺れる)ポイントでエントリーし、デイトレードより大きな利益を狙うトレードスタイルです。

そのため日を持ち越してポジションを保有することが多く、1日から1週間程度にかけて決済されるのがほとんどです。

数秒から数分で決済するスキャルピングや遅くともその日のうちにポジションを決済するデイトレードと比較してチャートを見ている時間が短いため、忙しい方でも始めやすいという特徴があります。

また値動きが大きくなるため、相場が予想と反対に動いた時の損失もスキャルピングやデイトレードより大きくなりやすいです。

FXのスイングトレードのメリット5つ

FXのスイングトレードには下記の5つのメリットがあります。

  • 忙しくても始めやすい
  • 落ち着いて取引できる
  • スプレッドを節約できる
  • 瞬間の値動きに影響を受けづらい
  • スワップポイントでお得

忙しくても始めやすい

スイングトレードは数日のポジション保有を前提に、数百pips程度の利幅を狙うトレードスタイルです。そのため瞬間の判断が求められるスキャルピングやデイトレードのように、チャートに張り付く必要がありません。

少なくとも1日のうちに5回もチャートを確認できれば十分と言えます。通勤の1時間や仕事の休憩時間、家事の合間にチェックをするだけで利益を狙うことができます。

もちろん相場が急変した場合は対処が必要ですが、スイングトレードで狙う利幅に対して大きな損失がでることはまれです。

落ち着いて取引できる

スイングトレードはFX初心者でも落ち着いた取引ができます。その理由は売買や決済の注文が遅れてしまっても結果への影響が小さいからです。

例えば一瞬の値動きを利用して利益を狙うスキャルピングでは、利確幅や損切りのラインに悩み、少しでも注文が遅れると本来なら勝てた取引でも負けてしまうことがあります。

スイングトレードではポジションの保有から決済まで数日かかる場合が多いため、瞬間の値動きを気にして慌てなくてすみます。注文時の細かな設定に慣れていない初心者でも落ち着いた取引を行えます。

スプレッドを節約できる

スイングトレードはデイトレードなどと比較してポジション決済の回数が少ないため、スプレッドを(取引コスト)節約できます。

スプレッドは通貨ペアの買値と売値の差額で決まる価格で、FXの取引1回ごとに課されます。

例えばDMM FXでは米ドル/円の基準スプレッドは0.2銭です。この時スキャルピングで50回の取引をすると、スプレッドは0.2銭×50回で10銭となります。一方で、スイングトレードによる取引が1回だけならスプレッドは0.2銭です。

スイングトレードは取引回数が少ない分、取引ごとにかかるスプレッドを節約できる特徴があります。

瞬間の値動きに影響を受けづらい

スイングトレードでは瞬間的な値動きによる影響が小さく済みます。なぜならスイングトレードで参考にするのは、1日単位や1週間単位などある程度大きさのある時間幅だからです。

数分・数十分の取引では「ダマシ」と呼ばれる値動きが起こりやすくなります。ダマシとは「相場が上がるまたは下がるような値動きをした後、反対方向に動く」現象です。

特にFX初心者には見極めが難しく、負けパターンの1つです。スイングトレードでは瞬間の値動きがあまり意味を持たないためダマシによる損失を抑えることができます。

スワップポイントでお得

スワップポイントは金利差調整分と呼ばれ、保有する通貨ペアの国家間の金利差分の金額が保有日数に応じて支払われます。

ポジションを保有したまま日をまたいだ場合にしかスワップポイントは付与されないため、スキャルピングやデイトレードにスワップポイントはありません。

高金利通貨ペアとして知られるトルコリラ/円を例にすると、GMOクリック証券では1日あたり44円のスワップポイントが付与されています。(2021年7月26日付与分)

日をまたいでポジションを保有することが多いスイングトレードでは為替差益に加えて、スワップポイントの分だけお得に取引ができます

通貨ペアのうち金利の高い国の通貨を買った時にしかスワップポイントは付与されないので注意しましょう。金利の低い国の通貨を買った場合、スワップポイント分を支払う必要があります。

FXのスイングトレードのデメリット3つ

FXのスイングトレードには下記の3つのメリットがあります。デメリットを理解しておかないと、「気づいた時には強制ロスカットで退場」ということになりかねません。

  • ある程度の資金が必要
  • 決済まで時間がかかる
  • 急変に気が付きづらい

ある程度の資金が必要

スイングトレードでは負けた時の損失額が大きくなるため、ある程度の証拠金(資金)が必要になります。

なぜなら証拠金が少ないと負けた時すぐに強制ロスカットをされてしまうからです。

1米ドル=100円とした時の米ドル/円を例に解説します。買い注文に100pips(=1円)の損失が1万通貨分発生したとします。この場合の損失額は1万円です。

もし証拠金が2万円しかないとすると、証拠金維持率は50%となり強制ロスカットの可能性があります。

強制ロスカットの基準はFX会社によって異なりますが、DMM FXやSBI FXトレード、GMOクリック証券など多くのFX会社では、50%以下で強制ロスカットとなっています。

狙う利益が大きいからこそ損失時の金額も大きくなります。強制ロスカットを避けるためにスイングトレードではある程度の資金が必要です。

決済まで時間がかかる

スイングトレードは注文をしてから決済まで数日、トレード手法によっては週をまたぐこともあります。そのため「毎日取引していたい」「すぐに稼ぎを得たい」という方には向いていないでしょう。

スイングトレードは時間をかけて利益の成長を狙うため、ポジションを保有してすぐに結果を得るのは難しいです。

急変に気がつきづらい

スイングトレードはデイトレードなどと比べてチャートを見る回数が減るため、相場の急変に気がつけないことがあります

超短期的な相場の急変であれば、トレードへの影響は小さいかもしれません。しかし相場は中・長期のトレンドにまで影響を及ぼすような急変を起こすこともあります。

あまりに確認をしないでいると、相場の急変に気がつけず「仕事終わりに確認をしたら強制ロスカットされていた」ということも起こり得ます。

FXのスイングトレードで勝つための4つのコツ

FX初心者でもすぐに実践できる、スイングトレードで勝つための4つのコツを紹介します。値動きが大きいスイングトレードでは、下記のコツを実践することで大きな利益を狙うことができます。

  • 損切の注文を確実に入れる
  • 損小利大を意識する
  • レバレッジの設定は低めに
  • ファンダメンタルズ分析も行う

損切の注文を確実に入れる

スイングトレードで新しくポジションを持つ時は必ず損切りの注文を設定しましょう。なぜなら寝ている時や仕事中など、チャートの確認ができない時間も相場は変化し続けているからです。

損切りの注文を忘れてしまうと「朝起きたら強制ロスカットされてた」「仕事の休憩時間に見たら大損してた」ということにもなりかねません。

ポジションを保有している時間が長いスイングトレードでは注文時の損切りの設定は必須です。

損小利大を意識する

スイングトレードを含め、FXでは損小利大の取引が理想的です。FXは勝ち負けを繰り返すため「利益を大きく損失は小さい」トレードができるとトータルで勝つことができます。

たとえば「狙う利幅が100pipsなら損失幅は50pips」に設定するなど、自分のトレードルールを作り徹底して守りましょう。

FXはプロのトレーダーでも負ける時があります。1回の勝敗にこだわらず、トータルで勝つことが大切です。

レバレッジの設定は低めに

FXでは最大で25倍のレバレッジを用いて大きな資金を動かすことができます。ですがトレードに慣れるまでレバレッジは1〜3倍程度に設定するのがおすすめです。

なぜならスイングトレードでは扱う値動きが大きいため、レバレッジを高く設定していると損失時の金額が何倍にも大きくなるからです。

大きな損失を抱えて強制ロスカットをされないためにも、トレードに慣れるまでは低いレバレッジで経験を積みましょう。

ファンダメンタルズ分析も行う

スイングトレードではテクニカル分析だけでなく、ファンダメンタルズ分析も確認するといいでしょう。

ポジションの保有が数日に及ぶスイングトレードでは経済指標の発表や要人の発言が相場に影響を及ぼします。

利用しているFX会社の分析レポートなどを利用することで情報を取り入れることができます。

初心者におすすめのFXのスイングトレードの手法は?

FX初心者の方がスイングトレードを行う際におすすめの手法を3つ紹介します。下記の手法を用いることで、失敗を減らすことにつながります。

  • テクニカル分析には長めの時間足を使う
  • 基本は順張り
  • 週末に入るまでに決済

テクニカル分析には長めの時間足を使う

スイングトレードのテクニカル分析で使うローソク足は1時間足や日足など長めの時間足がおすすめです。

なぜなら長い時間足の方がトレンドを正確に知ることができるからです。また数日間ポジションを保有するスイングトレードは瞬間的な値動きが影響しにくいという理由もあります。

1時間足や日足などの長い時間足を参考に、大きなトレンドを見極めるのが重要です。

基本は順張り

FXではトレンドに従ってトレードをする順張りが基本です。形成されたトレンドは継続しやすく、初心者でも勝ちやすい傾向にあります。

トレンドを確認する時の時間足は長めのものがおすすめです。5分足では下降トレンドでも1時間足では上昇トレンドということがあります。

長い時間足の方が正確にトレンドを知ることができ、順張りでトレードをすることで大きな利益を狙えます。

ポジションは金曜日までに決済

保有したポジションは金曜日には決済をしましょう。

FXは土日にトレードができないため、土日に相場に大きな影響を与えるイベントが起きた場合に対応できません。

トレンドに乗り利益が発生していても、土日にテロなどが起き相場が急変することもあります。取引所が閉まっているため、決済できず大きな損失を抱えてしまうことがあります。

大きな利益を狙うスイングトレードであっても、翌週にポジションを持ち越すのはリスクが大きいです。

FXのスイングトレードに向いたおすすめ通貨は?

スイングトレードでおすすめの通貨ペアは米ドル/円やユーロ/米ドルなどのメジャー通貨のペアです。その理由は取引数量が多く、値動きが安定しているからです。

メジャー通貨で発生したトレンドは継続しやすく、マイナー通貨に比べて急転換が起こりにくい傾向にあります。そのため長期的なトレードでも安定して利益をあげることができます。

2019年4月時点での通貨ペア取引量トップ3は下記の通りです。

  • 1位:EUR/USD (ユーロ/米ドル)
  • 2位:USD/JPY (米ドル/日本円)
  • 3位:GBP/USD (英ポンド/米ドル)

参照:IG

FXのスイングトレードにおすすめのFX会社3つ

スイングトレードにおすすめのFX会社を3つ紹介します。3社ともツールの機能が充実しており、初心者でもプロ並みの分析ができるようになります。

ヒロセ通商

ヒロセ通商のおすすめポイント

  • 独自ツールLION FX
  • 50種類の通貨ペアから選べる
  • 1,000通貨単位

ヒロセ通商の独自ツールLION FXでは売買のタイミングをチャート上に表示できます。そのため自分でテクニカル分析をせずとも「いつ買っていつ売ったらいのか」がわかります。

また高値と安値の差額を自動表示されたりと「ちょっと面倒だな」が少ないトレードが可能です。

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GMOクリック証券

GMOクリック証券のおすすめポイント

  • FX取引高世界第一位(2020年)
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GMOクリック証券は独自開発の取引ツールがあります。PLATINUM CHARTでは2,000万以上の組み合わせのなかから値動きの相関を見ることができます。

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DMM FX

出典:DMM FX

DMM FXのおすすめポイント

  • スマホでもPCレベルのツール機能
  • 各種取引手数料が無料
  • LINEからいつでも問い合わせ

DMM FXのツールはシンプルかつ高性能のため、初心者でも簡単に使うことができます。スマホアプリでもPC版に匹敵する機能性があります。

FX業界初となるLINEからの問い合わせを24時間受け付けているので疑問点をすぐに解決可能です。

FXのスイングトレードをするときによくある質問

Q:スイングトレードの利幅はどのくらいに設定したらいい?

A:「スイングトレードなら利幅は〜pips」という正解はありません。証拠金や余剰資金と照らし合わせて決めましょう。

利幅を決める時は同時に許容できる損失幅を考える必要があります。

Q:テクニカルとファンダメンタルズ、FXのスイングトレードに適しているのはどっち?

A:スイングトレードではテクニカル分析を主軸にするのがおすすめです。ファンダメンタルズ分析は参考程度にしておきましょう。

Q:スイングトレードで管理する通貨ペアの数はどれくらいにしたらいい?

A:慣れるまでは1,2種類にしておきましょう。トレードになれてきたら4種類、5種類と増やしていくのがおすすめです。

まとめ

本記事ではFXでのスイングトレードについて解説しました。

瞬間的な相場の値動きに影響されづらいスイングトレードは仕事や主婦のあまり時間が取れない方でも始めやすいトレードスタイルです。FX初心者の方は下記の4つのコツを実践することで勝率アップにつながります。

  • 損切の注文を確実に入れる
  • 損小利大を意識する
  • レバレッジの設定は低めに
  • ファンダメンタルズ分析も行う
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