「そもそもiDってなに？」という人も多いはず。本記事では、iD付きクレジットカードについて、基本的なことから徹底的に解説します。忖度なしの、本当におすすめできるiD付きクレジットカードを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の監修者

高橋

クレットカードメディア編集長

今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします！

iD付きクレジットカードとは

iDとは、専用の読み取り機械にタッチするだけの非接触決済サービス。対応端末はスマホ、スマートウォッチ、クレジットカードなど様々です。

iD付きクレジットカードを使った決済は、通常のクレジットカードと同じ「ポストペイ型」を採用。1ヶ月の利用料金が、翌月の決められた日にまとめて引き落とされます。

読み取り機械にカードを挿し込む時間や、暗証番号を入力する手間が省けるので、通常のクレジットカードよりもスムーズに支払えます。

iD支払いは普通のクレジットカード払いと何が違うの？

利用料金が引き落とされるタイミングが同じであるため、実質的なクレジットカード決済と言えるでしょう。唯一の違いは、支払い時の振る舞いだけ。

iDでの支払いが初めての人のために、iD付きクレジットカードで支払う際の具体的な手順を解説していきます。

iD付きクレジットカードの使い方

iD付きクレジットカードでの支払い方法は非常に簡単で、「iDで支払います」というだけ。お釣りをもらったり、暗証番号を入力したり、スマホのQRコードを読み取ったりする必要がないタッチ決済は、現時点で最速の決済方法です。

iD付きクレジットカードの5つのメリット

iD付きクレジットカードのメリットは、以下の5つです。

それでは、1つ1つ説明していきます。

①スピーディーかつスムーズに支払える

iD付きクレジットカードの1番の魅力は、支払いが簡単なこと。他の支払い方法と比べて、手間が圧倒的に少ないのが特徴です。特に急いでいる時など、会計時にストレスがないのは嬉しいですね。

クレジットカードメディア編集長

一定金額を超えた高額なお買い物だと、支払い時にサインが必要な場合があります。

②少額決済も簡単でポイントが貯まりやすい

暗証番号の入力やサインの記入など、何かと手間がかかるクレジットカードを、少額の買い物に使うのは抵抗がある方もいるでしょう。

iD付きクレジットカードは買い物額に関係なく簡単に利用できます。その分クレジットカードでの決済額が増えるため、より多くのポイントが貯まるのです。

クレジットカードメディア編集長

あまりにも支払いが楽なので、お金を使いすぎないように注意しましょう！

③使う場所を選ばない

iDで支払える店は非常に多く、特にチェーンの飲食店はほとんどの場合対応しています。iDに対応しているかどうか知りたいときは、下のiDロゴがレジにあるかを確認しましょう。

クレジットカードメディア編集長

飲食店だけではなく、タクシーやガソリンスタンドでも使えるのは嬉しいですね。

④セキュリティ面で安心安全

簡単タッチで完了するiD付きクレジットカードでの支払いは、店員にクレジットカードを渡す必要がありません。よって、カード表面にある情報を盗み見されるというような、万が一の出来事が起こる可能性がゼロになるのです。

クレジットカードメディア編集長

「知らない人に私物を触られたくない…」というような人にとっては、店員に渡す必要のないiD付きクレジットカードは衛生面でも嬉しいですね。

⑤残高を気にしなくてOK

iD付きクレジットカードは、利用料金が翌月に引き落とされるポストペイ型で、一般的なクレジットカードと同じ。事前チャージが必要ないので、いちいち残高を気にする必要がありません。

クレジットカードメディア編集長

PayPayやSuicaなどの他の電子マネーとは違って、残高を確認しなくてもいいのは嬉しいですね。

おすすめのiD付きクレジットカード3選

iD付きのクレジットカードは実は種類が少なく、dカード系や三井住友カード系が代表的です。そのなかでも、特におすすめできる3枚をより詳しく解説していきます。

クレジットカードメディア編集長

今から紹介するクレジットカードは、全て「iD」での支払いに対応しています！気になったカードがあれば、ぜひ検討してみてくださいね。

①セブン-イレブン・ローソンとマクドナルド等で驚異の最大7%ポイント還元！三井住友カード（NL）

三井住友カード（NL）は、セブン-イレブン・ローソン、マクドナルド等で、スマホのタッチ決済を利用すれば、最大7%ポイント還元されます。特に、ほとんどの現代人が利用するお店で驚異の高還元を実現していることは、圧倒的な人気を集める最大の理由です。

※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※通常のポイントを含みます。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額（原則1万円）を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。

NLはナンバーレスの意味で、文字通りカード番号やセキュリティコードなどが書いてありません。そのため紛失などの「もしも」の時も、悪用される心配がなく安心です。

②ポイントの基本還元率で選ぶなら！dカード

dカードは年会費が無料なうえに、ポイントの基本還元率が1％と高還元。平均的な還元率が0.5%と言われているので、「0.5%を超えたら高い方」と思ってOKです。

さらに、ポイント還元率がアップする特約店が豊富なのも嬉しいポイント。特約店の一部を抜粋してみました。

もっと詳しく知りたい人は、公式サイトを覗いてみてください。dカードはポイントが貯まる工夫がたくさんあるので、ざくざくポイントを貯めてお得に過ごしたい人におすすめのクレジットカードです。

③ドコモユーザーはメリットしかない！dカード GOLD

dカード GOLDはdカードのグレードアップ版なので、基本還元率が1％と高還元のままであるだけでなく、より充実した豪華なサービスを受けられます。

dカード GOLDの最大の魅力は、ドコモの携帯料金が10%もポイント還元されること。月の携帯料金が10,000円を超える人は、それだけで年会費(11,000円)を回収できる計算になるのです。

ドコモの携帯の紛失や盗難、修理に関して最大10万円まで補償されるなど、ドコモユーザーなら確実に持っておくべきゴールドカードと言えるでしょう。

iD付きクレジットカードを持つ際の3つの注意点

iD付きクレジットカードを持つ前に、知っておきたい注意点を3つ紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう！

①利用限度額がある

iD付きクレジットカードでの支払いは非接触決済というだけで、引き落としの仕組みは普通のクレジットカードと同じポストペイ方式。したがって、利用可能額には当然限界があります。

クレジットカードメディア編集長

iDでの支払いだとしても、あくまでクレジットカード決済であると言うことを心に留めておきましょう！

②ポイントの二重取りができない

iDという支払い方法自体に、ポイントシステムは備わっていません。そのため貯まるのは、それぞれのクレジットカード独自のポイントだけになります。

他の決済サービスと提携したクレジットカードは、両方のポイントを2重取りできるものが多いですが、iD付きクレジットカードは例外なので注意しましょう。

クレジットカードメディア編集長

dカード系ならdポイント、三井住友系ならVポイントのみが貯まるポイントシステムとなっています！

③iDを使えるクレジットカードは少ない

iD付きクレジットカードには、クレジットカードの種類がかなり限られるという欠点があります。しかしそれほど大きな問題ではないでしょう。dカード系や三井住友カード系のiD付きクレジットカードは、使いやすく優秀なものが多いためです。

クレジットカードメディア編集長

本記事で紹介した4枚のiD付きクレジットカードから選べばハズレはありませんが、もし迷ったなら万人にお得な「三井住友カード（NL）」がおすすめです！

iD付きのクレジットカードを使いこなそう

iD付きクレジットカードの魅力を、もう一度確認しておきましょう。

ぜひ自分に合ったiD付きクレジットカードを選んで、日々の生活をラクに、お得にしてくださいね。