【徹底解説】楽天カードをダウングレードする方法!変更時の5つの注意点とは?
楽天のゴールドカード、またはプレミアムカードからダウングレードのやり方と変更する際の注意点を紹介します。また、年会費のタイミングと手数料もまとめました。ETCやいつ届くかも記載しているので、参考にしてください。
楽天カードをダウングレードする方法
楽天カードをダウングレードする方法を紹介します。ダウングレードに該当する手順は以下の3通りです。
- プレミアム→一般
- プレミアム→ゴールド
- ゴールド→一般
ダウングレードの方法はどれも同じで手順は変わりません。難しい手順はなく簡単に申請できますが、踏まえておく注意点があります。順番に見ていきましょう。
コンタクトセンターへ電話
楽天カードをダウングレードする際はコンタクトセンターへ電話をしましょう。現在持っているカードの裏面に「専用デスク」と記載してあるのがコンタクトセンター直通の電話番号です。
電話が繋がったらカスタマーサポートにダウングレードをしたい旨を伝えれば、所定の手続きを踏み対応してくれます。この際にはカード番号が必要になるので、事前に手元に用意しておきましょう。

楽天カード 公式サイト
審査後1〜10日間でダウングレード後のカードが届く
ダウングレードには審査完了後、何事もなければ1~10日間でカードが届きます。ただし、申請後には現在のカードは利用停止になるので、もしクレジットで支払いをしているとその間は引き落としがされません。
事前に支払いスケジュールを確認して、滞りがないようにしておきましょう。

ネットでのダウングレードはできない
ダウングレードはネットでの申請ができないので、電話で申し込みが必要です。また、自動音声サービスも同様で受け付けていません。
ダウングレードの申請には、手間に感じるかもしれませんが、直接コンタクトセンターへ連絡するようにしましょう。

更新月に更新すれば年会費の支払いなし
楽天カードは、更新月にダウングレードすれば年会費の支払いが必要ありません。その理由は、年会費は契約月から発生して翌々月に1年分支払いを済ませているからです。
もし4月に契約をしていた場合は更新月が3月となるので、3月内のダウングレードなら現在のカードの年会費はプラスで請求されないといった形になります。年会費は返金対応がないので、更新月には注意しておきましょう。

楽天カードをダウングレードする際の5つの注意点
楽天カードをダウングレードする際の注意点を紹介します。注意点は以下の5つです。
- 電話後に楽天プレミアムカードや楽天ゴールドカードは使えなくなる
- 楽天Edyは自分で残高移行するか使い切っておく
- カード到着後に支払い方法を変更する
- 限度額は下がる
- ETCカードの年会費が発生する
注意点を踏まえておかないと、損することや最悪のケースでは支払いが滞る可能性があります。現在の支払い状況を踏まえつつそれぞれのポイントについて見ていきましょう。

①電話後に楽天プレミアムカードや楽天ゴールドカードは使えなくなる

楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカードの両方とも、電話直後からすぐに使えなくなります。お買い物で使えないのは当然ですが、カード支払いをしている毎月の引き落としも同様です。
ダウングレードの申請前に、引き落としで使っている支払いは事前に確認しておきましょう。また、支払いを新しいカードに引き継ぐ際にも必要となるので、しっかりと情報を残しておくことが大切です。

②楽天Edyは自分で残高移行するか使い切っておく
楽天Edyの残高が残っている場合は、使い切るか自分で新カードへの残高移行の手続きが必要になります。もし旧カードで残った場合の楽天Edyの残高は使えますが、新カードになった際には自動移行が行われません。移行する方法は以下の3つです。
- ファミリーマートに設置のマルチコピー機
- 楽天Edyアプリ(iOS/Android)
- 楽天Edyリーダー、またはFelicaポート/パソリ
新カードに移行する場合は、旧カードとEdy番号が変更されます。また、申請後に旧カードでEdy残高を使う場合にはポイント付与の対象外です。ポイントの還元を受けたい方は、なるべく新カードに移行して利用した方がお得と言えます。

Edyオートチャージは解除する必要がある
Edyオートチャージを利用している方は、事前に旧カードの設定を解除しておく必要があります。旧カードは使えなくなるため、Edyオートチャージを解除していなければ、機能を活用できません。
オートチャージ解除後には新カードへの残高移行が可能となります。

③カード到着後に支払い方法を変更する
カード到着後には、これまでに使っていた支払いの方法を変更する必要があります。そのままにしてしまうと、新カードになった場合にはカード番号が変わってしまい引き落としがされません。
以下に確認項目リストを作成しました。
- 家賃
- 水光熱費
- 保険料
- 携帯料金
- サブスクリプションの月額サービス
とくに、家賃や公共料金などは滞ってしまうと信用情報に影響する可能性があります。旧カードの時点で支払いに使っている項目は、事前に確認しておきましょう。

④限度額は下がる
ダウングレードをする場合には、カードに応じて限度額が下がります。以下にそれぞれの利用限度額をまとました。
上記のように、楽天カードまでダウングレードした場合には満額100万円までの利用となります。普段から利用する金額が多い方は、限度額にも注意しておきましょう。

⑤ETCカードの年会費が発生する

ETCカードを発行する場合に一般カードだと年会費が550円発生します。ゴールドとプレミアムは年会費が無料なので、注意が必要です。ETCでかかる費用を以下にまとめました。
一般カードでも「半年以内に2000ポイント以上獲得と15回以上の付与」でプラチナランクに上がり、年会費は無料となります。それでも初回発行時には550円かかってしまうので、申し込み前にチェックしておきましょう。

楽天カードをダウングレードするなら切り替えもあり
楽天カードのダウングレードをする前に他カードへの切り替えの検討をおすすめです。というのも、楽天カード並のポイント還元ができる他カードも存在します。
なかには、日常のお買い物で還元率がアップしたり、家賃の支払いでお得にポイントが貯まるカードもあります。利用頻度の多い提携店や支払いでの利用額を比較して、ダウングレードか切り替えのどちらがお得かを検討してみてください。

楽天カードから切り替えるのにおすすめのクレジットカード3枚
楽天カードから切り替えるのにおすすめのクレジットカードを紹介します。以下の3枚です。
それぞれに独自の特典があり、高めのポイント還元率を有しています。普段のお買い物や外食、家賃の支払いなどで使うことが多い方は、還元率に着目しつつ参考にしてください。
①PayPayカード

PayPayカードは、PayPayと連携することで1%還元率がアップするお得なクレジットカード。連携によって、カード利用時のポイント還元と別に、PayPayにも1%のポイントが付与されます。
さらに、Yahooショッピングのお買い物で最大3.0%までアップ。発行までの時間は最短7分で、クレジットカード番号と有効期限がネット上で確認ができることで、ネットショッピングですぐに利用可能です。

PayPayカード 公式サイト
②リクルートカード

リクルートカードは、通常の還元率が1.2%と高いことが魅力のクレジットカード。また、じゃらんホットペッパーやリクルート系サービスの利用で還元率が最大4.2%までアップします。
旅行に特化したサービスと提携していることから、旅の保険が最大2,000万円まで付与と高額なのも特徴。年会費が無料で使えるので、コスパ最強な1枚です。

リクルートカード 公式サイト
③エポスカード

エポスカードは、提携店が約10,000件とポイントが貯まりやすいクレジットカードです。マルイのお買い物で最大10%まで還元率が上がります。また、家賃の支払いと初期費用で利用することでポイント還元率が0.5%までアップ。
さらに、条件を満たして優良なお客様と判断された場合には、ゴールドカードの招待がくる可能性があります。インビテーションからゴールドカードを持つ場合は、通常の年会費5,000円が無料とかなりお得です。

エポスカード 公式サイト
楽天カードのダウングレードは連絡する前に注意点を要確認
楽天カードをダウングレードをする際には、連絡をする前に注意点をしっかりと確認しておきましょう。とくに、旧カードは電話直後から使えないので要注意です。
また、ダウングレードをすることで利用額や年会費の条件も変更します。すべてを踏まえた上でダウングレード、もしくは他カードへの切り替えを検討しましょう。
