ANAゴールドカードの特典を種類別に徹底解説!ホテル・ラウンジをもっとお得に

ANAゴールドカードは、空港ラウンジサービスや充実した旅行保険が付帯されています。一般カードと比べ年会費はかかりますが、マイルの貯める点や特典に違いがあるのは言うまでもありません。本記事では、ANAゴールドカードを徹底解説します。

この記事の監修者

高橋

クレットカードメディア編集長

今までに作ったクレジットカードは楽天カードやイオンカードなど10枚に渡り、日常生活の支払いは全てクレジットカードという徹底ぶり。多くのクレジットカードを使いこなしたからこそ分かる、お得なクレジットカード情報をお伝えします!

ANAゴールドカードの特典を種類別に徹底比較

ひとことにANAゴールドカードと言っても、様々な種類があります。まずは、以下の5種類のカードの特典を紹介します。

  1. ANAカード(ワイドゴールドカード)
  2. ANA JCBワイドゴールドカード
  3. ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD
  4. ANAダイナースカード
  5. ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

特典や基本スペックの違いを、それぞれ比較して見ていきましょう。

①ANAカード(ワイドゴールドカード)

ANAカード(ワイドゴールドカード)詳細
年会費15,400円(税込)
ポイント還元率0.5%
国際ブランドVisa・Mastercard
申し込み対象20歳以上

ANAカード(ワイドゴールドカード)は、空港ラウンジ特典や旅行保険が付帯された人気カード。主な特典は、以下の通りです。

ANAカード(ワイドゴールドカード)の特典

  • 国内主要空港ラウンジサービス
  • ビジネスカウンター利用
  • 最高5,000万円の旅行保険
  • 年間300万円までのお買物安心保険
  • 入会・継続で2,000マイル
  • ANA便で25%のフライトボーナス

ANA便を年に1回使うだけでも、様々な特典を利用でき割引を受けられます。ANAをよく利用する人で、三井住友カードが欲しい人には特におすすめです。

編集長

年会費は15,400円(税込)ですが、2年目以降は条件を満たすことで10,450円(税込)で持てるカードです。初めてのゴールドカードにもおすすめです。

②ANA JCBワイドゴールドカード

ANA JCBワイドゴールドカード詳細
年会費15,400円(税込)
ポイント還元率1.0%
国際ブランドJCB
申し込み対象20歳以上

ANA JCBワイドゴールドカードは、ANAカード(ワイドゴールドカード)と同スペックのゴールドカードですが、一部特典が異なります。旅行保険が最高1億円・お買い物安心保険が500万円と充実しています。

ANA JCBワイドゴールドカード例

  • 国内主要空港ラウンジサービス
  • ビジネスカウンター利用
  • ゴールド会員専用デスク
  • 最高1億円の旅行保険
  • 年間500万円までのお買い物安心保険
  • 入会・継続で2,000マイル
  • ANA便で25%のフライトボーナス

ゴールド会員専用デスクとは、カードに関する全般的な問い合わせを受け付ける専用窓口のことです。ゴールドカード会員には無料で対応してもらえます。

編集長

ゴールドカードともなれば多くの特典が付帯されるため、使いこなすのに悩む場合がありますが、専用窓口があれば安心ですね。

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③ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD詳細
年会費15,400円(税込)
ポイント還元率1.0%
国際ブランドJCB
申し込み対象20歳以上

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDは、ANAゴールドカードにPASMO機能が搭載されたカード。飛行機や普段の買い物はもちろん、地下鉄の利用でもマイルが貯まる点に定評があります。

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLDの特典

  • 国内主要空港ラウンジサービス
  • ビジネスカウンター利用
  • 東京メトロ利用でボーナスポイント
  • 最高1億円の旅行保険
  • 年間500万円までのお買い物安心保険
  • 入会・継続で2,000マイル
  • ANA便で25%のフライトボーナス

ana_ソラチカゴールドカード_スクショ_交換レート

東京メトロでは、1乗車につき平日は20ポイント、休日は40ポイントが獲得できます。メトロポイント・マイル・OkiDokiポイントで交換できるため陸地でマイルを貯めたい方にもおすすめ。

編集長

出張でANAを使う人や通勤でパスモを使う社会人は沢山ポイントとマイルが貯まりますね。

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④ANAダイナースカード

ANAダイナースカード詳細
年会費29,700円(税込)
ポイント還元率1.0%
国際ブランドDiners
申し込み対象27歳以上

ANAダイナースカードは年会費が29,700円(税込)と他のゴールドカードよりも割高なうえに、27歳以上でなければ申し込めないカード。しかし、その分特典やステータス性が優れています。

ANAダイナースカードの特典

  • 国内主要空港ラウンジサービス
  • ビジネスカウンター利用
  • ANA機内販売で10%割引
  • トラベルデスク
  • 多彩なグルメ特典
  • 手荷物宅配サービス
  • 最高1億万円の旅行保険
  • 入会・継続で2,000マイル
  • ANA便で25%のフライトボーナス

他のANAゴールドカードとの大きな違いは、旅行に関するトラベルデスクやグルメ特典が付帯される点です。

編集長

ダイナースならではのステータスを感じさせる特典が満載なので、上質な暮らしを楽しみたい方はANAダイナースカードを選びましょう。

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⑤ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAアメリカン・エキスプレス
ゴールド・カード
詳細
年会費34,100円(税込)
ポイント還元率1.0%
国際ブランドAmex
申し込み対象20歳以上

スクロールできます

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、旅行関連に強いアメリカン・エキスプレスとANAが提携発行するクレジットカード。入会キャンペーンが充実しており、カード発行時に最大で72,000マイルも獲得できるのが特徴です。

ANAアメックスゴールドカード

  • 国内主要空港ラウンジサービス
  • ビジネスカウンター利用
  • 最高1億円の旅行保険
  • 手荷物宅配サービス
  • 多彩なプロテクション
  • 入会・継続で2,000マイル
  • ANA便で25%のフライトボーナス

年会費は34,100円(税込)とゴールドカードの中では高く感じられますが、基本的な特典が充実しているうえに、入会キャンペーンに魅力があります。

編集長

カード発行時に最高72,000マイルも獲得できる特典は嬉しいですね。

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ANAゴールドカードの空港ラウンジ特典

free_世界地図

ここまで5種類のANAゴールドカードを紹介しました。すべてのカードに共通して付帯されているのが空港ラウンジ特典。ここからはANAゴールドカードで利用できる空港ラウンジについて、確認していきましょう。

編集長

カードによって利用できるラウンジが異なります。どのラウンジを利用できるかしっかり確認しておきましょう。

ANAゴールドカードで国内主要空港ラウンジが無料

空港ラウンジの種類

  • 航空会社ラウンジ
    JALやANAなどの航空会社が運営しているラウンジ
  • カード会社ラウンジ
    クレジットカード会社が運営しているラウンジ

空港ラウンジには「航空会社ラウンジ」と「カードラウンジ」の2種類があります。ANAゴールドカードで利用できるのは、カード会社ラウンジのみ。28かヶ所の国内主要空港ラウンジを無料で利用できます。

free_ラウンジ

航空会社ラウンジを利用するには、ファーストクラスの便を利用していることやプラチナカードを所持しているなどの条件があります。

編集長

カード会社ラウンジ利用には当日の航空券が必要になる点に注意してください。

ANAゴールドカードでANAラウンジは使えない

ANA空港ラウンジ_公式スクショ

るとANAゴールドカードでは、航空会社ラウンジのひとつであるANAが運営するANAラウンジが利用できません。利用するには、プライオリティパスという有料の会員証をするなどの条件があります。

編集長

ANAゴールドカードではANAラウンジが利用できないので、よりハイステータスのANA Visaプラチナ プレミアムカードの発行でも利用可能になります。

ANA VISAプラチナ プレミアムカード保有でANAラウンジが使える

ANA Visaプラチナ プレミアムカード詳細
年会費88,000円(税込)
ポイント還元率1.5%
国際ブランドVisa
申し込み対象30歳以上

ANAラウンジをどうしても利用したい場合は、ANA Visaプラチナ プレミアムカードを発行するのが近道です。ANA Visaプラチナ プレミアムカードは、ANAゴールドカードよりもワンランク上のステータス性を誇る1枚。

年会費は88,000円(税込)ですが、ANAで至極のサービスが受けられます。海外の空港VIPラウンジが無料で利用できるプライオリティ・パスが付帯されるのも嬉しいですね。

編集長

インビテーションが必要ないプラチナランクのカードなので審査にぜひ挑戦してみてください。

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ANAゴールドカードのホテル特典

free_ホテル

ここからは、ANAゴールドカードのホテル特典を紹介します。ANAゴールドカードには以下のホテル特典があります。

  1. ANA関連ホテルで宿泊割引サービス
  2. ANA関連ホテルで朝食無料&ウェルカムドリンクサービス

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①ANA関連ホテルで宿泊割引サービス

ANA関連ホテルを、各ホテルの公式サイトもしくは電話にて予約すると通常価格より5%割引になります。特典を利用する際は、チェックイン時にフロントでANAゴールドカードを提示することを忘れないようにしましょう。

ANAホテル一覧

  • インターコンチネンタル
  • ANAクラウンプラザホテル
  • ホリデイ・イン
  • ホリデイ・イン・リゾート

編集長

ご利用除外日があるため、予約する際は適用条件を満たしているかどうかしっかり確認しましょう。

②ANA関連のホテルで朝食無料&ウェルカムドリンクサービス

ANAゴールドカード_ANAホテル特典_公式スクショ

対象ホテルに「ANA会員特典割引プラン」で宿泊した場合、朝食無料とウェルカムドリンクのサービスが受けられます。予約の際にANAゴールドカードを保有している旨を伝え、チェックイン時にカードを提示しましょう。

編集長

通常だと数千円もする朝食が無料になるのは嬉しいですね。

ANAゴールドカードがおすすめな人

h2_ANAゴールドカード

ここまでANAゴールドカードの種類と特典について紹介しましたが、中には「どのカードを選ぶべきか迷ってしまう」という方もいるでしょう。そこで最後に、ANAゴールドカードがおすすめな人を目的別で解説します。

「ANAカード(ワイドゴールドカード)」は最もベーシックな1枚が欲しい人におすすめ

「最もベーシックなANAゴールドカードがいい!」という方は、ANAカード(ワイドゴールドカード)がおすすめ。ゴールドカードの基本的な特典が付帯されていながらも、割引後10,450円という最安値の年会費で持てるためです。

通常のポイント還元率も1.0%と高還元率ながら、空港ラウンジ特典や旅行保険もきちんと付帯されているバランスに優れたカードです。

編集長

基本スペックや還元率どれを取っても、カードとして申し分のない1枚ですね。

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「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールード」は長期的にマイルを貯めたい人におすすめ

free_年収

「長期的にマイルを貯めて、旅行で一気にマイルを使いたい!」という方は、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードがおすすめ。ポイントの有効期限がないため、余計な手間や心配がかかりません。

ゴールドカードとしての特典も申し分なく、入会キャンペーンで最大72,000マイル相当が獲得できる点から、発行しない理由がないほど魅力的な1枚です。

編集長

入会キャンペーンのポイントは、入会後の決済額に応じてもらえます。3ヶ月以内に100万円以上のカード利用があれば72,000ポイントです。

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ANAゴールドカードの空港ラウンジ・ホテル特典を使いこなそう

ANAゴールドカードは、マイルが貯まりやすいのはもちろん、空港ラウンジ特典やホテル特典が充実しています。ANA便の利用では25%のボーナスマイルが獲得できるため、年に数回以上旅行をする方はゴールドカードの方がお得なケースがあります。

一般カードと比べ年会費はかかりますが、その分特典やサービスが充実しているのがお分かりいただけたでしょう。この記事を参考に、自分にあったANAゴールドカードを申し込んでみてください。

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この記事を書いた人

クレカタウン編集部員

クレジットカードのプロ「クレカタウン編集部員」です!様々な角度からクレジットカードを徹底解説します。

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