プロが教える車査定基準8つのポイントと今すぐできる最高額を出す方法

筆者は長らく車買取に従事しているプロであるが、高価買取の秘訣は査定基準を理解して査定を受けることの一点に尽きる。

査定士がどこを見て査定価格を算出するのか知っておけば、その部分がよく見えるよう対策すればいいだけである。

そこでこの記事では、実際に車査定に使われる基準を全て公開。

査定基準を知っているということは、テスト問題を知った上で解答するようなもので、間違いなく査定額が上がるだろう。

内容は非常に簡単で分かりやすく、誰もが理解できるようにまとめているため、安心して最後までスラスラと読み進めてほしい。

読み終わる頃には、

  • 車査定の基準は意外にもこうなっているのか
  • 高く車査定をしてもらうには、こうするだけで良いのか

ということが十分に理解でき、間違いなく自信を持って車査定をすることができるだろう。

1.車査定はなにが基準で決まっているのか

車の査定額は適当に決めているわけではなく、しっかりとした根拠に基づいて算出されている。

車査定には3つの基準がある
  1. JAAIが定める「中古車査定基準」をベースとする
  2. 中古車オークションの価格相場を基準とする
  3. 減価償却期間を基準とする

先に基準をお伝えしておくと、上記3つが査定額を決める基準となっている。

それぞれどういうことか、3つの基準を1つずつ丁寧にわかりやすく説明していこう。

基準1.JAAIが定める「中古車査定基準」をベースとする

JAAIとは一般財団法人日本自動車査定協会という団体であり、車査定における基準を明確に示している団体でもある。

JAAIが定める中古車査定基準がベースとなり、大手買取業者の査定基準が作られている。

そこで、早速だがJAAIが作成している車査定時に使われるカーチェックシートをご覧いただこう。

このカーチェックシートをよく見ると、以下11の項目にわかれていることが分かる。

  1. 欄外
  2. 車の仕様
  3. 転記について
  4. 車両図
  5. 重点項目チェック
  6. 内装、シート図
  7. 車両本体
  8. タイヤ・ホイール
  9. 商品価値
  10. 装備品
  11. 価格計算

パッと見ただけでは分からない箇所もあるかもしれないが、車に詳しくなくても分かる項目がいくつもあるだろう。

つまり、査定時には上記の項目を一つずつ入念にチェックしていくのだ。

参考までに、下記画像がJAAIの査定士の資格を取ると配布される査定に関する本になる。

一般財団法人日本自動車査定協会の査定ブック一式

一般財団法人日本自動車査定協会の査定ブック一式

この本には具体的な車の状態に応じた点数が記載されており、実車と照らし合わせてカーチェックシートに点数を記入していく。

その点数をまとめ、最後に価格計算をするというのが車査定の大まかな流れと内容だ。

しかし、これはあくまで「基準にしている」というだけに過ぎない。

なぜならJAAIの査定基準では最後に「買取店ごとに市場価格を考慮して、調整しても良いポイント」のようなポイントがあるのだ。

つまり「いくら査定に関する基準があったとしても、最終的には車買取店によって価格が好きなように調整できる」と思っても間違いないのだ。

以上のことから、JAAIの車査定基準に関してはあくまでベース価格の算出方法に過ぎず、これから紹介する残り2つの基準を組み合わせていくことになる。

基準2.中古車オークションの価格相場を基準とする

2つ目の「価格相場」という基準は、実はどこの車買取店も取り入れている。

全国の中古車販売店は、業者だけが参加できる専用の中古車オークションで車を仕入れている。

そのオークションの落札価格は相場と言えるため、買取店としては「買い取った車がオークションでいくらで売れるのか」を確認することになる。

自社で再販するとしても、中古車オークションの落札価格を相場として、自社の利益分を上乗せして販売する。

つまり、先程紹介したJAAIの査定基準では悪い評価の車でも、相場価格が高ければ結果がひっくり返ることがあるのだ。

そのため前述したJAAIによる査定基準はあまり気にしなくても良いと言えるし、単純にオークションでの価格相場を参考にして買取価格を決定していると思っても、大きく間違いではないのだ。

基準3.減価償却期間を基準とする

非常に珍しい事例ではあるのだが、実は「減価償却期間を基準として車買取をする」という場合もある。

減価償却期間とは、工業製品など「寿命の長い製品に対して決められている、法定耐用年数」のことを指しており、例えば車の場合には条件にもよるが4~6年程度が該当している。

そのためあなたが新車で車を購入した場合、単純に購入価格を6分割して、1年毎に6分の1を差し引いた価値が残ると考えても良い。

つまり新車で300万円の車を購入し、2年経つ頃に車査定の依頼をした場合、1年あたり50万円の価値減となるため

  • 300万円-50万円(1年目)-50万円(2年目)=買取価格200万円

という計算をされる。

しかしこのケースはあくまでレアであり、基本的にはありえない。

このケースが採用されるのは町のモータースなどであり、実はお客様の車に不具合などが出た場合に「お客様との関係性を壊したくないから…」という理由から、このような基準によって車買取をするのだ。

そのためあなた自身が付き合いのあるモータース店などがあれば対応可能かも知れないが、一般的にはレアケースだということを強く理解しておく必要がある。

以上が車査定における基準に関しての解説だったが、結局のところ「相場や買取店の都合が重視される」という傾向にあり、自分自身では価格の見当がつかないということが理解できただろう。

そこで、次章では査定基準の中でも特に大事な8つのポイントと、具体的にどんな車が高額査定となるのかを紹介していく。

2.車査定のチェックポイント8つ

前章では車査定の基準を包み隠さず紹介したが「結局は買取店によって異なる」という曖昧な結果になってしまった。

それではあなたができる対策はないという結論になってしまい、高価買取を目指すことができない。

そこで本章では、実際に車査定を行っている筆者が、査定基準の中でも特に重視しているポイントを8つ紹介する。

また各ポイントについて「どんな状態ならプラス査定となるのか」をわかりやすく解説していく。

車査定のチェックポイントは以下の8つである

  1. ポイント1.車種
  2. ポイント2.年式、走行距離
  3. ポイント3.外装の状態
  4. ポイント4.内装の状態
  5. ポイント5.タイヤの残り溝
  6. ポイント6.オプションパーツ
  7. ポイント7.付属品の有無
  8. ポイント8.修復歴の有無

一見するとわかりにくいが、上記8つのポイントが大事だと覚えておいて欲しい。

ポイント1.車種

当たり前のことだが、車種の人気度合いは査定額に大きく影響する。

人気が高い車ほど需要が高く、当然査定額も高くなる。

どんな車が人気なのか、ここで人気車種のトップ10を紹介しよう。

順位 車種名 メーカー ジャンル
1 N-BOX ホンダ 軽自動車
2 プリウス トヨタ ハイブリッドカー
3 タント ダイハツ 軽自動車
4 セレナ 日産 ミニバン
5 フィット ホンダ コンパクトカー
6 ワゴンR スズキ 軽自動車
7 アクア トヨタ ハイブリッドカー
8 ジムニー スズキ 軽自動車
9 アルファード トヨタ ミニバン
10 ノート 日産 コンパクトカー

※出典:カーセンサー「人気ランキングTOP」より

ここにランクインしている車は、人気車種なので高額査定が期待できるのは当然だろう。

しかし、注目すべきは車のジャンルであり「軽自動車、コンパクトカー、ハイブリッドカー、ミニバン」に人気が集中しているのが分かる。

つまり、ここにランクインしていない車であっても、これらのジャンルに属する車であれば高額査定が望める可能性が高い。

他にも、商用車やSUVは国内外での需要が高いため、ここにランクインしていなくても査定額が高くなる傾向にある。

ポイント2.年式、走行距離

これも当然と言えるが、年式や走行距離は査定額に大きく影響する。

年式は新しい方が良く、走行距離は少ない方が良いのはあたなもお分かりになるだろう。

この情報に付け加えておくと、走行距離は10万キロ、年式は10年以上経過すると査定額がグッと下がる傾向にある。

これは日本人が車の寿命を「10年10万キロ」と思い込んでいることが影響している。

実際、車ん寿命はそれより長いが、中古車はイメージが大事な商品故にこうした世間の評価は査定額に影響を及ぼす。

走行距離と査定額の関係は、以下の記事で詳しく解説している。

ポイント3.外装の状態

外装の状態はきれいな方が査定も高くなるが、新車同然の綺麗さを維持し続けるのは無理な話である。

そこで、冒頭で紹介した中古車査定基準では、傷の状態に応じて減額の幅を決めている。

傷、凹みの大きさ浅い傷の減額深い傷の減額

~1cm未満 なし
1cm~カードサイズ未満 -1万円
カードサイズ~A4サイズ未満 -1万円~-2万円 -1.5万円~-5万円
A4 ~パネル面積の半分未満 -1.5万円~-4万円
-1.5万円~-5.5万円(大型車)
-2万円~-8万円
-2万円~-11万円(大型車)
パネル面積の半分以上 -6.5万円~-18万円
-2.5万円~-24万円(大型車)

※出典:JAAI「中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕」より

これは実際に査定に使っている基準から抜粋したもので、1cm未満の小さな傷は減額対象になっていないことが分かる。

その他の場合も浅い傷なら減額の幅は大きくなく、普通に乗っている分には気にすることは無いだろう。

ちなみに、大型車というのはステップワゴンやセレナなどのミニバンを指している。

傷や凹みによる減額については、以下の記事で詳しく解説している。

ポイント4.内装の状態

外装の状態と同じくらい大事なのが、内装の綺麗さだ。

先程紹介した中古車査定基準では、以下のように定められている。

チェックポイント 標準時 プラス査定になるもの マイナス査定になるもの
シートやマット類 破損と欠品、汚れやシミが無い状態 減点の要素がない
+2万円
シミや破損
-1万円~-5万円
天井や床 汚れやシミが無い状態 なし シミや汚れ、タバコの焦げ跡がある
-0.5万円~-5万円
内張りや付属品 欠品や汚れ、シミが無い状態 なし 欠品やシミ、汚れがある
-0.2万円~-10万円

※出典:JAAI「中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕」より

内装の欠品というのは、ヘッドレストなどの標準で付いているべきパーツが無い状態を指す。

特筆すべき点はプラス査定になる条件で、減点される要素がない車は最大で2万円のプラスとなる。

プラス査定の条件あまり厳しくないが、マイナス査定になる条件には注意が必要だ。

シミや汚れがあったらマイナスになるのは当然だが、ペット同乗歴や喫煙車は大きなマイナスとなる。

タバコやペットのニオイは人によっては不快感を与えることになり、中古車としての商品価値が下がってしまう。

クリーニングをするにしても大掛かりな作業が必要になり、その経費分はマイナス査定となるのは避けられない。

特にタバコの場合、焦げ跡が付いていたら修復が必要になるため大きなマイナス査定となる。

こうした点から、筆者はなるべく車内でタバコを吸うことは避けることをオススメしている。

ポイント5.タイヤの残り溝

タイヤに関しては、ホイールのインチ数に応じて細かく基準が分かれているが、内容は非常にシンプルだ。

残り溝が1.6mm以下ならホイールのインチ数に応じて?0.9万円??3.5万円の減額となり、逆に5mm以上なら+0.2万円?+0.8万円となる。

この時点でお気づきかもしれないが、タイヤの溝がない状態でも減額は3.5万円が最大となる。

逆にプラスは最大でも0.8万円ということなので、タイヤを交換して査定に出すほどではない。

ちなみに、残り溝が1.6mm以上5mm以下であれば、プラスもマイナスもされないことになっている。

少し年式の古い車で、タイヤにひび割れや亀裂が認められる場合は、残り溝に関係なく減額されてしまうので注意が必要だ。

またタイヤ修理キットが欠品している場合はマイナス1.5万円となるため、安く用意できるようなら査定前に購入しておくことをオススメする。

ポイント6.オプションパーツ

オプションパーツに関しては、人気のパーツが付いていれば当然プラス査定となる。

これは、中古車査定基準の中で人気オプションパーツとされているものとプラス査定の額を一覧表にしたものだ。

パーツの種類 純正かどうか 取り外しの可否 査定の評価 プラスになる額 備考
レザーシート 純正 不可 プラス ~11万円
電動スライドドア 純正 不可 プラス ~2万円
特殊カラー 純正 不可 プラス ~5万円 パールホワイトが有利
カーナビ 純正/社外問わず 可能 プラス ~6万円 欠品はマイナス1万円
サンルーフ 純正 不可 プラス ~7万円
エアロパーツ 純正 可能 プラス ~9万円 フルエアロに限る
アルミホイール 純正/社外問わず 可能 プラス ~9万円
スタッドレスタイヤ 純正/社外問わず 可能 どちらでもない ?
スペアキー 純正 可能 どちらでもない ? 欠品はマイナス2,000円
チャイルドシート 純正/社外問わず 可能 どちらでもない ?
ETC 純正/社外問わず 可能 どちらでもない 数千円 大きなプラスにはならない
ドライブレコーダー 純正/社外問わず 可能 プラス 数千円 大きなプラスにはならない
安全装備 純正 不可 プラス 数万円

※出典:JAAI「中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕」より

特筆すべき点は特殊カラーで、パールホワイトは最大で5万円のプラスになる可能性がある。

パールホワイトは有料カラーで車種によって3?5万円に設定されていることが多い。

もし3万円でパールホワイトが選択できる車なら、査定時にかなり有利であることが分かる。

他にもオプション代が10万円程度に設定されていることが多いサンルーフは、最大7万円のプラス査定となっている。

実質価格で考えればかなり安価でサンルーフを装着できることになるため、車購入時の参考にしたい。

その他のオプションパーツに関しては、装着価格を考えると大きなプラスになっていないことが分かる。

ポイント7.付属品の有無

車はあらゆる部品の集合体であるため、付属品が揃っているかどうかも査定基準となっている。

欠品しているとマイナス査定になるものと、具体的な金額を一覧表で紹介しよう。

欠品しているもの マイナスになる額
スペアタイヤ 1.6万円~8.2万円
リモコンキー 2万円~4万円
灰皿 0.2万円
ヘッドレスト 1万円~4万円
保証書・整備手帳 1万円~4万円

※出典:JAAI「中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕」より

灰皿以外はどれもかなり大きなマイナスとなっており、なくした状態で査定を受けるのは不利な条件となってしまいそうだ。

もし家中を探せば出てくる可能性があるなら、査定までになんとしてでも全て揃えておきたい。

特に整備手帳に関しては、車のカルテのようなものだから必ず用意しておきたい。

ポイント8.修復歴の有無

最後に、最も査定額に大きな影響を与える修復歴について詳しく解説していこう。

先に中古車査定基準における修復歴の規定を確認しておこう。

修復歴がある箇所 係数 減額
クロスメンバー
フロントフロア
トランクフロア など
1.0 ?40万円~?110万円
フロントサイドメンバー
ピラー交換
ルーフ
リアサイドメンバー交換
1.3 ?65万円^?175万円
フレーム
フロア
フロアサイドメンバー
ダッシュパネル
1.5 ?105万円~?285万円

※出典:JAAI「中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕」より

これだけ見ると、100万円以上のマイナスが並んでいて不安になる人もいるだろうが安心して欲しい。

修復歴に関しては、下記の数式に当てはめて減額幅を決めている。

√(車の基本価格×概算修理金額)÷4.8×係数

少し分かりにくいが、基本価格というの査定額のことを指し、概算修理金額というのは査定基準で既に決められている。

ちなみに、概算修理金額は車のランク別に以下の表の通りに定められている。

修復歴がある箇所 みなし修理費
特C 特B 特A 1 2 3 4
クロスメンバー
フロントフロア
トランクフロア など
110万円 90万円 75万円 70万円 60万円 50万円 40万円 40万円
フロントサイドメンバー
ピラー交換
ルーフ
リアサイドメンバー交換
175万円 145万円 120万円 110万円 95万円 80万円 65万円 65万円
フレーム
フロア
フロアサイドメンバー
ダッシュパネル
285万円 235万円 195万円 180万円 155万円 130万円 105万円 105万円

※出典:JAAI「中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕」より

特CというのはレクサスLSなどの超高級車を指し、軽はそのまま軽自動車を指している。

クラス別の主要な車種を一覧表にまとめたので、あなたの車がどのクラスに該当するのか確認して欲しい。

クラス名 代表的な車種
特C レクサスLSなど
特A レクサスGSなど
特B セルシオなど
1 クラウンなど
2 マークXなど
3 プリウスなど
4 カローラなど
軽自動車 N-BOXなど

ここまで分かったら、後は数式に数字を当てはめていくだけなので、査定額500万円のレクサスLSのフレーム修復歴車の減額がいくらになるのか計算してみよう。

√(500×285)÷4.8×1.5=117.966163051

この結果から分かるように、117万円の減額となる。

かなりの減額でガッカリしてしまうかもしれないが、フレームの修理というのは基本的に超大掛かりな修理と思っていい。

状況によっては廃車も選択しなければいけないくらいの修理であり、117万円の減額は致し方ないといえる。

修復歴に関しては、以下の記事で詳しく解説している。

ここまでが車の査定基準なのだが、個人でこれを全て行って概算の査定額を算出するのは難しいだろう。

その上、車買取店による独自の基準が加味される場合は査定額の予測はつかないと思っていい。

どうして車買取店によって査定額に大きな差が出るのか、業界の裏事情を少し説明しよう。

3.車査定基準がありながら買取店によって査定額が異なる理由

せっかく査定基準が分かっても、買取店によって独自の査定基準があって査定額が大きく変わると言われたら、為す術もないように思える。

しかし、買取店選びを間違えなければ最高価格で車を売れる可能性がある[/maker]ことを忘れないで欲しい。

自分の車を高く売るためにも、どうして買取店によって査定額が大きく変わるのか、その事情を理解しておきたい。

車買取店によって査定額が異なる理由

まず車買取店は仕入れた=買い取った車を再販することで生計を立てているということは、簡単に想像できるだろう。

しかし実際のところ、昨今の中古車ブームの影響で「利益を上げるために売る在庫車が激減している」という状況に陥っている。

そのため車買取店としては顧客の車を確実に車査定して、買取をしたいと思っているのだ。

とはいえ車買取店の中には「自社の顧客はSUVが好きな人が多い」「自分のところではセダンばかり人気がある」というように、得意な車種というものが存在している。

その場合には得意な車種ほどよく売れるため、力を入れて仕入れも行いたいのだ。

つまり車買取店ごとにある得意車種によって、買取価格が異なってしまうということができる。

また車買取店は必ずしも買い取った車を中古車オークションに流しているわけではなく、自社で販売している「独自の市場価格」というものがある。

そのためJAAIでも定めているように、車の需要によって価格調整ができるようになっているのだ。

以上のことから買取価格に差が出てしまうのは「車買取店ごとの都合」による部分が大きく、高く売れる車両は高く車買取でき、逆になかなか売れない車に関しては安く車査定するしか無いということになる。

つまり「基準云々に関係なく、確実に高く車査定をしてくれる業者を探す」ということが、あなたにとって最も正解なのだ。

そこで次章では、確実に高価買取をしてくれる車買取店の探し方を紹介しよう。

4.査定額を上げるなら他社と競合させることが正解

前章の説明で車買取店の都合で買取価格に差が出るということは、十分に理解できただろう。

となると、あなたが次にやるべきは「複数の車買取店を比較して最も高い業者に売る」という非常にシンプルなこと。

そのためには複数の車買取店に査定の依頼をしないといけないのだが、複数の車買取店にアポを取り、それぞれで価格交渉をしていくのは「面倒くさい」というのが本音だろう。

それは当然のことで、わがままな考えかもしれないが「ほんの少しの手間で確実に最高額をゲットしたい」と思うのが人間なのだ。

そこで手間を最小限にして、最高額を得る方法をお教えしよう。

その方法とは「車一括査定」というサービスを利用することだ。

このサービスを利用することで、手間を最小限にしながら複数社を一気に競合させることができ、結果的に最高額で車査定をしてもらうことができる。

早速、次に車一括査定というサービスについて紹介していくため、そのままご覧いただきたい。

車一括査定とはどのようなサービスなのか

 車一括査定とはインターネット上のサービスのことで、サービスと提携しているいくつもの車買取店に一括して車査定の依頼をすることができるサービス
車一括査定を使わない場合、使う場合

車一括査定を使わない場合、使う場合

そしてサービスと提携しているほとんどの車買取店は、無料の出張査定サービスに対応しているため、あなたは一度の申込みをするだけで一気に複数社を自宅にて競合させることができるのだ。

そのため査定基準の異なる車買取店の中から、最も高くあなたの車を買い取ることのできる業者を割り出すことができる。

そして申込方法に関しても非常に簡単で、

  • あなたが乗っている車に関する情報(車種や年式、総走行距離など)
  • あなた自身に関する情報(出張査定先の住所や氏名など)

を入力するだけであるため、実は1~3分という超短時間で複数社への車査定依頼をすることができるのだ。

筆者としては3~5社程度の車買取店に査定依頼の申込みをして、同日同時刻にアポ取りをすることをオススメしている。

そうすることで同日同時刻にあなたの自宅で、複数の車買取店が自社の査定基準に準拠しながら、ギリギリの価格を提示してくれるからだ。

そしてその後、その場で各社を競合させていくことで、最高額を提示してくれた車買取店と売買契約を結ぶことができる。

以上のことから車一括査定は「最短時間で最高額を確実に得ることができるサービス」ということができるのだ。

本当に車一括査定は査定基準が無視されるほど高く車買取をしてくれるサービスであり、実際に車買取店ごとの大きな価格差を目のあたりにすることができるため、ぜひ一度利用することをオススメする。

とはいえ一つだけ問題もある。

その問題とは「車一括査定はいくつもの企業から提供されているサービスであるため、どの車一括査定を利用すれば良いのかわからなくなってしまう」ということだ。

あなた自身、これから利用することを考えると分かるかと思うが、複数ある似たようなサービスから一つを選択することは、非常に難しいだろう。

そこで次に、当サイトでオススメしている車一括査定サイトに関して、それぞれを車査定のプロ目線で徹底的に比較して、詳しく紹介していこう。

車一括査定を徹底比較

車一括査定をオススメしたのはいいが、じつは買取店ほどではないにしても、いくつかのサイトが存在する。

主要な車一括査定6つをまず見てほしい。

下記にそれぞれの車一括査定を比較した一覧表を載せておく。

車一括査定の比較表

車一括査定の比較表

それぞれの比較一覧表をご覧になると、例えば

  • カーセンサーの提携業者数は圧倒的に多い
  • 楽天オートは楽天ポイントがもらえる
  • ユーカーパックは買取業者からの電話がない、申込み直後に買取相場を知ることができる
  • ズバット車買取は申し込み直後に買取相場を知ることができる
  • カービューは車一括査定を最初に始めた運営サイトで歴史が長い
  • ナビクル車査定は買取業者を厳選している

という特徴に気付くことができるだろう。

実際にこれらの特徴はすべて各車一括査定の「強み」といえる部分だ。

といえば、これらの特徴をご覧になるだけでは、本当にオススメの車一括査定がどれなのか分からないはずだ。

そこで筆者が車査定のプロとして最もオススメできる車一括査定TOP3を紹介する。

車一括査定のオススメは「カーセンサー」

最もオススメの車一括査定はタイトルの通り「 カーセンサー 」と結論付けている。

なぜなら「1,000件を超える圧倒的な業者と提携しているため、最も自分に合った買取業者を探しやすく最もお得になる可能性が高い」といえるからだ。

カーセンサー

依頼でポイントがもらえる「楽天オート」

楽天オート の車一括査定は、「ポイントがもらえる」という特徴が大きい。

そして得られるポイントは

  • 申し込みをして5ポイント
  • 申し込み後に制約をしたら1,500ポイント

であり、ハードルがとても低い。

提携している買取業者数はカーセンサーと比較して見劣りする。

楽天オート

買取業者からの電話なし「ユーカーパック」

ユーカーパック は他の車一括査定とは少し色が異なる。

ユーカーパックの特徴は、車一括査定のように買取店からの電話ではなく、ユーカーパックからのみしか掛かってこない。

この車買取店から一斉に電話がかかってこない点が評価することができる。

さらには、5,000社以上もの車買取業者と提携してのも評価ポイントだ。

ただし、前述したカーセンサーと比較すると、提携している業者の多くが「大手買取業者ではない」という欠点がある

ユーカーパック

以上、筆者がオススメする車一括査定に関しての解説を終了する。

ご覧になると「いくつもある車一括査定にはそれぞれ特徴があり、ポイントを抑えておくことで確実に金銭的にも、精神的にもお得になることができる」ということが分かったかと思う。

そして再度結論を述べますが、筆者としては最もオススメな車一括査定は「 カーセンサー 」であり、確実に最もお得な車買取業者を探すことで「数十万円以上も高く車買取してもらえる」ということができる。

申し込みにかかる時間も2分程度と、本当に短時間で簡単に申し込みを完了させることができる。

そのため、ぜひ一度試してみてほしい。

「こんなにお得になるのか!」とビックリするかもしれない。

5.まとめ

以上で車査定の基準に関する解説を終了するが、ご覧いただくと

  • 車査定にはいくつかの基準があるということは分かったが、実際にはそれほど関係なかった
  • 基準については知らなくても、間違いなく最高額で車買取してもらえそうだ

と感じただろう。

その感覚は決して間違っておらず、車査定基準については基本さえ理解していれば、後は最高額で買い取ってくれるところを探すだけでいいのだ。

また最後に紹介した車一括査定に関しては正直なところ、車査定のプロである筆者でも驚きを隠せないサービスである。

実際に筆者が利用した際にも「自分の勤務するディーラーではとても出せない金額」で車買取をしてもらうことができた。

そのためぜひ一度、車一括査定を利用して、確実に最高額で車買取をしてもらうべきなのだ。

そうすることで必ずあなたの予想を超えた査定額で「基準を無視した車査定」をしてもらうことができる。

最終的には間違いなくあなたが満足のいく査定額で車買取をしてもらうことができるだろう。

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