楽天経済圏とは、日常生活における様々な場面で楽天のサービスを活用し、よりお得にポイントを貯めることを指します。

具体的にどうお得になるの?

色んなサービスを楽天に統一しておくと、お買い物や旅行・毎月の固定費の支払いなどで楽天ポイントがどんどん貯まって、年間で数万円分お得になることもあるんだ!
この記事では、普段から楽天経済圏で生活をし、多い年には70,000ポイントも獲得している筆者が、以下の点について詳しく解説していきます。
- 楽天経済圏とは何か
- 楽天市場での買い物がお得になるSPUやポイントアップイベントについて
- 楽天市場アプリを利用するよりもお得な方法
- 楽天経済圏のデメリット
楽天経済圏に興味がある方や、楽天経済圏を始めようとお考えの方は、ぜひご覧ください。
楽天経済圏とは
まずは楽天経済圏という言葉について確認しましょう。
この言葉を知らない方、知っていても十分に理解していない方は、まずはここから覚えておきましょう。
楽天経済圏は日本一の規模の経済圏
「楽天経済圏」とはその名の通り楽天が運営しているサービスで形成される経済圏です。
上の図のように、生活におけるほぼ全てのサービスが楽天でまかなえます。
ショッピング | 金融 | 電気・通信 | 生活 | その他 |
楽天市場 楽天ブックス Rakuten Fashion 楽天Kobo 楽天ビック 楽天ペイ | 楽天カード(プレミアムカード) 楽天銀行 楽天証券 楽天ウォレット | 楽天モバイル 楽天ひかり 楽天でんき 楽天ガス | 楽天生命 楽天トラベル 楽天ビューティ Rakuten Pasha ふるさと納税 楽天Car | 楽天チケット 楽天GORA 楽天競馬 楽天toto |
上記の一覧は代表例の一部です。
主にインターネットを通して利用できるものを中心に、ショッピング、金融、電気・通信、生活など多くのジャンルに渡りサービスが整備されています。
楽天経済圏は楽天独自のサービス以外にも、提携サービスも満載
楽天経済圏のメリットは、楽天独自のサービス以外にも提携サービス(加盟店)も満載であること。
誰もが普段利用する店舗が、楽天経済圏と提携してお得に買い物できます。
この広大な事業範囲は全世界で10億人超え、10兆円超えとも言われています。
楽天経済圏のメリットは「楽天ポイント」で統一して貯めやすいこと!
楽天経済圏のポイントサービスは「楽天ポイント」で統一しています。
楽天ポイントが楽天経済圏においての通貨代わりになって、色々なサービスをお得に使うことができます。
これを上手に利用すれば、生活全般がお得になって、節約にもつながるのです。
巷にはTポイントやPontaポイント、dポイントなどあらゆるポイントサービスがありますが、楽天ポイントがサービス・キャンペーンの多さから一番貯まります。
こちらが筆者が貯めているポイント数です。
◆月間ポイント獲得数(2022年6月~9月)
6月 | 14,745pt |
7月 | 7,960pt |
8月 | 9,724pt |
9月 | 10,015pt |
◆年間ポイント獲得数(2018年~2021年)
2018年 | 57,434pt |
2019年 | 57,595pt |
2020年 | 54,156pt |
2021年 | 65,748pt |
多い時には毎月10,000ポイント近くも貯まっており、毎年50,000~70,000ポイントも貯めることができています。
貯まったポイントを楽天市場で利用することで、毎月多くの商品をお得に購入しています。
サービスを利用してポイントを貯めるだけでなく、毎日楽天グループから送られてくるメールをクリックするだけでも月間300ポイント程は簡単に貯まりますよ。
このように、楽天グループのメリットを最大限に活かしたポイントサービスが、楽天経済圏に巻き込まれるメリットです。
ここまでで、楽天市場がいかに巨大でお得かを分かっていただけたかと思います。
では、ここからは楽天経済圏を上手く活用する方法を解説していきます。
楽天経済圏を利用するのは、楽天市場をどこよりもお得なECサイトに育てるため
多くの方は、楽天市場を使い始めてから楽天経済圏を意識したのではないでしょうか。
筆者も例に漏れず10年近く楽天市場を利用した後に、楽天カードや楽天銀行などのサービスを利用し始めました。
その理由は、楽天経済圏のサービスを使えば使うほど楽天市場がお得になる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」があるからです。
これを利用して、楽天市場をどこよりもお得なECサイトに育てましょう。
楽天市場ユーザーは必ず知っておきたい「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」
SPUとは、楽天経済圏の各サービスを利用すればするほど、楽天市場のポイント倍率がアップするサービスのことです。
たくさんある楽天経済圏のサービスのうち、自分の好きなものを使うのはもちろんOKです。
さらにお得に使いたいなら、サービスごとに定まっているポイントアップ倍率を見ながら利用を考えるのも良いですね。
また、SPUのポイントアップにつながる、楽天経済圏のサービスは次の項で紹介します。
SPU対象のサービス一覧
2022年9月30日現在の、楽天SPUの対象サービスは以下の通りです。
ショッピング | 金融 | 電気・通信 | 生活 | その他 |
楽天ブックス Rakuten Fashion(アプリ) 楽天Kobo | 楽天カード 楽天銀行 楽天証券 楽天ウォレット | 楽天モバイル キャリア決済 楽天ひかり | 楽天トラベル 楽天ビューティ Rakuten Pasha | 楽天市場アプリ |
※太字は定番サービス
生活で普通に利用するサービスばかりではないでしょうか。
SPUを利用する際の注意点
SPUを利用するときは以下の点に注意をしましょう。
- SPUの内容は随時変わっていくので、しっかりと確認しよう
- ポイント還元率アップのためだけに、不要なサービスを利用しない
- その月のお買い物(初日~末日まで)がポイントアップ対象
- 期間限定ポイントに注意しよう
SPUは前述の定番サービスと、楽天がその時々で売り出したいサービスの2種類で構成されます。
特に、その時々で売り出したいサービスを利用する際には気を付けましょう。
SPU目的に利用し始めた数か月後には、SPUの対象から外れてしまうということもあるからです。
SPUで必ず準備しておきたいサービス
【楽天カード】
【楽天銀行】
SPUで必ず準備しておきたいサービスは、楽天カードと楽天銀行です。
前述のように、SPUの倍率はサービスごとに変動しますが、楽天カードと楽天銀行は数年間不動です。
- 楽天カード…楽天カード(楽天ゴールドカード)を使って楽天市場でお買い物でポイント+2倍
- 楽天銀行…楽天銀行の口座で楽天カード利用代金の引き落としをすると
楽天市場での楽天カードお支払い分が、ポイント+1倍
この2つをセットしておけば、楽天市場のお買い物でポイント倍率が確実に+1倍になります。
利用していない方はぜひ準備しておくことをオススメします。
SPUでできれば利用したいサービス
定番ではないものの、余裕や機会があれば利用したいサービスが楽天証券・楽天トラベル・楽天ブックス・楽天koboの4つです。
- 楽天証券:楽天ポイントを使って500円分以上、投資信託を購入すると対象
- 楽天トラベル:当月1回5,000円以上ご利用すると対象
- 楽天ブックス:当月1回1,000円お買い物すると対象
- 楽天kobo:当月1回1,000円お買い物すると対象
余裕がなければ簡単に利用できないものもあるかもしれませんが、利用できる機会があれば狙っておきたいサービスです。
旅行をする場合は楽天トラベルでホテル予約、実店舗の本屋で買わずに楽天ブックスで購入する(電子書籍派なら楽天kobo)、という風に利用すると、年に何度かはこれらのサービスを利用できるはずです。
楽天証券に関しては、楽天ポイントの余裕がなければ利用できませんが、利用して損はありません。
筆者はこれらを利用して、ほぼ常時ポイントが6~6.5倍になっています。
楽天経済圏で生活するならポイントアップイベントに注目
楽天市場では、定期的または不定期にポイントアップイベントが開催されます。
楽天市場で買い物するタイミングをイベントに合わせるだけで、付与ポイントが5倍や10倍に膨れ上がるのです。
ここでは代表的なポイントアップイベントをご紹介しましょう。
- 毎月5と0のつく日はポイント5倍
- 楽天スーパーSALE
- お買い物マラソン
- 対象ショップ限定のポイントアップ
毎月5か0のつく日はポイント5倍
楽天市場では、5か0のつく日に楽天カードで買い物をすると付与されるポイントが5倍になります。具体的には、5日・10日・15日・20日・25日・30日です。
ポイントの内訳は以下のとおりです。
楽天会員 | +1倍 |
楽天カード利用 | +2倍 |
エントリー | +2倍 |
合計 | +5倍 |
注意が必要なのがエントリー。エントリーを忘れるとポイント5倍にはならないため、ポイントを最大限獲得するためにも、必ずエントリーをしましょう。
楽天スーパーSALE
楽天スーパーSALEは、通常の半額以下の商品が並んだりお得なクーポンが配布されたりと、お得に買い物できるイベントです。
例年3月・6月・9月・12月に開催されています。
楽天スーパーSALEでは、複数のショップで買い物をする「ショップ買い回り」で最大43倍のポイントをゲットできます。
お買い物マラソン
お買い物マラソンは不定期に行われるイベントで、ショップ買い回りを行い、利用したショップ数に応じてポイントの倍率がアップするイベントです。
1店舗につき1,000円以上買い物をするとカウントされ、2店舗で2倍、3店舗で3倍…という風に倍率が上がっていき、最大10倍までアップします。
しかも、購入した商品すべてに最終的な倍率でのポイントが付与されるので、とてもお得です。
例えば、5店舗で買い物をした場合には、1店舗目から4店舗目までに購入した商品に対してもすべて5倍のポイントが付与されます。
お買い物マラソンもエントリーが必要なので、忘れないようにしましょう。
対象ショップ限定のポイントアップ
不定期でショップ限定のポイントアップも行われています。
ショップ限定のポイントアップイベントは、都度対象ショップやポイントの倍率が変わります。
例えば2022年9月には「秋を楽しむお買い物キャンペーン」と称して、ポイント最大20倍のキャンペーンを行っていました。
クーポンが配布されていることもあるので、イベントが開催されていたら一度覗いてみるのがおすすめです。
楽天経済圏のデメリット
楽天経済圏で生活をするととてもお得ではあるのですが、楽天経済圏を始める前にデメリットも把握しておきたい方は多いはず。
ここでは、楽天経済圏のデメリットを解説します。
改悪されることがある
非常にお得な楽天経済圏ですが、お得すぎるがゆえにポイントの付与率が下げられるといった見直しが入ることがあります。
例えば、2022年4月にはポイント付与単位が税込みから税抜きに変更されました。
これにより実質10%のポイント付与が減るため、楽天ユーザーにとっては痛い変更といえます。
必要のないものまで買ってしまう
イベント中の楽天市場での買い物がお得な楽天経済圏。少しでも多くのポイントを獲得しようと、つい無駄遣いをしてしまう人もいます。
余計なものを買って出費が増えてしまっては、下手をするとポイントを考慮しても買い物しないほうがよかったなんてことになりかねません。
ポイント獲得に夢中になりすぎて無駄遣いしないよう、注意が必要です。
楽天市場アプリの利用よりもお得な方法
SPUの対象サービスの一つに「楽天市場公式アプリ経由でのお買い物で、ポイント+0.5倍」というコンテンツがあります。
筆者はこれを一度も利用したことがありません。
もちろん、これをご覧の読者の方にも楽天市場公式アプリの利用はオススメしません。
その理由は、ポイントタウン経由の方が断然お得だからです。
ポイントタウンを経由して楽天市場で買い物すると、下の画像のようにポイントが1%還元されます。
しかし、ポイント1%還元というだけなら他にも同様のポイントサイトはたくさんあります。
ポイントタウンがおすすめなのは「会員ランク制度」と「ポイント交換制度」があるからです。
ポイントタウンの会員ランク

ポイントタウンでは、広告サービスを利用して獲得したポイントに、ランクボーナスポイントが付与されます。
還元率は、レギュラー、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドの6ランクによって異なりますが、最高峰のダイヤモンドランクでは獲得ポイント数の15%が増量となります。
例えば、楽天市場で10,000円分のお買い物をすると、ポイントタウンの還元率は1%ですので、100円分のポイントを獲得できます。
さらにその100円分のポイントにランク制度の15%が付与され、15円分が追加されます。
つまり、ポイントタウンでは楽天市場でのお買い物額の最高1.15%分のポイントがもらえるということ。
これは、ポイントサイト界で最高峰の基準となっています。
ポイントタウンのポイント交換システム
さらに、その獲得ポイントを交換する際、ポイントタウンではポイント交換手数料無料となっています。
ポイント交換手数料が無料のポイントサイトは他にもありますが、ポイントタウンは100円から1円単位でポイント交換可能です。
100円から1円単位でポイント交換できるのは、ポイントタウンならでは。
楽天市場でのお買い物はポイントタウンを使うと、ポイント交換時も便利なのです。
楽天経済圏のサービスの多くはポイントタウン経由でお得になる
楽天市場以外の楽天経済圏のサービスを利用する際にも、ポイントタウンを経由するとお得です。
楽天経済圏のサービス(SPU)の多くがポイントサイト対象広告
筆者が楽天経済圏の利用でおすすめしているサービスの多くは、ポイントタウン対象広告です。
特に楽天カード、楽天証券、楽天トラベル、楽天ブックス、楽天koboはポイント還元が十分に見込めるサービスとなっています。
対象となるかどうか、ポイント数(還元率)は、その時々で異なりますので確認しましょう。
SPUの中でも特に簡単で高ポイントが見込めるのが楽天証券
楽天証券は2022年9月30日現在、楽天SPUの対象案件です。
さらに、ポイントタウン経由で口座開設後、1ヶ月以内に1万円以上入金で高額ポイントがもらえます。
筆者が利用した際には、4,000円分ものポイントをいただくことができました。
獲得ポイントは増減することがありますが、楽天証券は概ね4,000円分で固定されているようですので、目安にしてください。
ポイント獲得条件も「口座開設後、1ヶ月以内に1万円以上入金」であり「1万円以上投資」ではありません。
入金するだけなので、どなたでも抵抗なくできるのではないでしょうか。
実際に利用してみて、ここが良心的だと感じました。
※下記ポイント履歴はリニューアル前の20pt=1円表記の履歴です。現在は1pt=1円です。
電子書籍を読む方なら楽天koboもお得
楽天経済圏サービスのほとんどを掲載しているポイントタウンですが、電子書籍を読む方なら楽天koboもおすすめ。
ポイントタウンでの獲得ポイントが500円分で比較的たくさんのポイントをもらえます。
期間によってはさらに多くのポイントがもらえることも。
ポイント獲得条件は、楽天Koboで初めて電子書籍を合計500円(税込)以上購入するだけなので、ハードルも低いです。
【まとめ】楽天経済圏はポイントタウンとの相性が最高
楽天市場でお得にお買い物するには、楽天経済圏のサービスを多く利用することが攻略のコツです。
中でも、筆者が絶対におすすめするのは、楽天銀行、楽天カードです。
さらに楽天証券や楽天トラベル、楽天ブックスなどのサービスも余裕があれば利用しましょう。
するとSPUで、通常よりも6%程度お得に楽天市場でお買い物することができます。
楽天市場は、SPUだけでなくポイントタウン経由でもお得です。
会員ランクで1.15%分お得にお買い物できるだけでなく、ポイント交換が「手数料無料で100円から1円単位」で出来るのがポイントタウンの強みです。
ポイントタウンを上手く利用してお得にポイントゲットを目指しましょう。