「PayPayってテレビのCMでも流れていて有名だけど、使う意味ってあるのかな?」
「お得なメリットがあるならPayPayを一度使ってみたい!」
このようにお考えの方も多くいらっしゃるかと思います。
今や誰もが使うようになったQRコード決済。
なかでも、PayPayは知名度やユーザー数でトップクラスの規模を誇っています。チャージ方法や加盟店といった決済機能としての利便性はもちろん、還元キャンペーンが数多く実施されているので、毎日のお買い物をよりお得にすることが可能です。
今回の記事では、そんなPayPayのメリットを徹底解説していきます。
PayPayのメリット・デメリットや実施中のキャンペーン、使い方についても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそもPayPay(ペイペイ)とは?
PayPayは、ソフトバンクとヤフーの合弁会社でもあるPayPay株式会社が運営するQR・バーコード決済サービスです。2018年の秋にサービスの提供が開始され、当初は「総額100億円」という破格のキャンペーンを展開して話題を集めました。
その後も積極的な還元キャンペーンを実施することでユーザーを獲得していき、今やQR・バーコード決済サービスの中でも代表的な地位を確立しました。
さらに、決済機能だけでなく、個人間送金や予約サービス、クーポン、フリマ、ネットショッピング、資産運用など、幅広い機能を1つのアプリに集約することで利便性を高めるという展開も見せています。
PayPay(ペイペイ)のメリット
PayPayの主なメリットとしては以下の3つが挙げられます。
・導入店舗数が多い
・キャンペーン特典で買い物がお得になる
・決済手段が豊富
それぞれ解説していきます。
①導入店舗数が多い
PayPayは導入店舗数の多さに特徴があります。街中を歩いてみても「PayPay使えます」という看板やステッカーを見かけたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
最新の情報を調査してみると、PayPayの加盟店舗数は344万店を超えており、他のQR・バーコード決済と比較すると以下のようになっています。
QR・バーコード決済 | 導入店舗数 |
PayPay | 344万店以上 |
楽天ペイ | 500万店以上 |
d払い | 371万店 |
auPay | 355万店以上 |
LINEPay | 309万店以上 |
メルペイ | 234万店 |
楽天ペイが圧倒的な店舗数を誇っていますが、PayPayの店舗数も他のQR・バーコード決済に負けている訳ではありません。
むしろキャッシュレス決済やポイントプログラム業界に新規参入した立場のPayPayがこれほどのシェアを獲得しているという点は驚きです。
全国各地にこれだけの導入店舗があるので、日々のお買い物でも問題なく使える決済方法になります。
②キャンペーン・特典で買い物がお得になる
PayPayの代表的な特徴の1つに「キャンペーン・特典が豊富」という点が挙げられます。
サービスリリース当初から今までになかった還元キャンペーンを断続的に実施しており、他のサービスと比較して圧倒的にお得な特典を打ち出すことでユーザーを獲得してきました。
利用金額の5%や10%、20%が還元されるお得なキャンペーンも非常に多くありますし、対象店舗でお買い物をすると抽選で全額還元されるペイペイジャンボも好評です。
常に何らかのキャンペーンが実施されているような状態なので、最新情報を細かくチェックして、お得な買い物を楽しみましょう。
③決済手段が豊富
PayPayで支払いをする上での決済方法は以下の7種類が用意されています。
・銀行口座(チャージのみ)
・セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM(チャージのみ)
・ヤフオク!/PayPayフリマ(チャージのみ)
・ソフトバンク/ワイモバイルまとめて支払い(チャージのみ)
・PayPayカード(チャージ/支払い)
・ヤフーカード(チャージ/支払い)
・その他のクレジットカード(支払いのみ)
スマホさえ持っていればどのような方でも利用することができるという利便性の高さが魅力です。クレジットカードによる決済はもちろん、カードを持っていない方でも銀行口座を使ったチャージやコンビニのATMから現金を使ってチャージすることも可能です。
決済手段を選べる選択肢の広さが魅力なので、自分に合うものを選んでみてください。ただし、「その他のクレジットカード」を使って支払いをする場合、PayPayが実施する還元キャンペーンの対象外になるケースが多いので注意しましょう。
おすすめの決済手段は「PayPayカード」「ヤフーカード」を使ったPayPay残高へのチャージです。
デメリット
PayPayのデメリットとしては以下の3点が挙げられます。
・チャージ方法が限定的
・本人認証をしていない場合には、支払い上限が5,000円まで
・PayPay残高の使用方法が限定的
魅力的なメリットがあるPayPayではありますが、デメリットについても把握しておきましょう。
①チャージ方法が限定的
PayPayのチャージ方法には以下の5つがあります。
・銀行口座
・セブン銀行ATM
・ローソン銀行ATM
・ヤフオク!/PayPayフリマ
・ソフトバンク/ワイモバイルまとめて支払い
・PayPayカード/ヤフーカード
チャージ方法の種類が多いように見えますが、PayPayカード・ヤフーカード以外のクレジットカードからチャージすることができません。
銀行口座チャージを使う方やPayPayカード/ヤフーカードでチャージをする場合は問題ありませんが、今使っているクレジットカードをチャージに使いたいと思っていた方にとっては不便に感じるかもしれません。
特に、家計をクレジットカード1枚にまとめているようなケースだと、PayPayへのチャージのみ別の方法で決済する形になるため家計の管理が少々面倒になってしまいます。
②本人認証をしていない場合には、支払い上限が5,000円まで
PayPayにはセキュリティ対策として「本人認証サービス(3Dセキュア)」が導入されています。
本人認証をすることでクレジットカード決済時の支払い上限が以下のように変わります。
本人確認なし | 本人認証あり |
利用上限:5,000円(過去30日間) | 利用上限:20,000円(過去24時間) |
利用上限:50,000円(過去30日間) |
本人認証が行われていないと30日間でたったの5,000円しか使えません。
日々のお買い物で利用するとあっという間に使い切ってしまうので、PayPayでクレジットカード決済を利用する場合には、本人認証を済ませておきましょう。
【本人認証の手順】
①PayPayアプリを起動し、ホーム画面の「アカウント」をタップする
②「支払い管理」をタップする
③利用中のクレジットカードを選択する
④「利用上限金額を増額する」をタップする
⑤「本人認証(3Dセキュア)を設定する」をタップする
⑥「カード会社のページを確認」をタップする
⑦クレジットカードのサイトに移動し案内に従いながら設定を進める
⑧本人認証サービスの設定完了
クレジットカード会社ごとの手続き内容については「こちら」をご参照ください。
③PayPay残高の使用方法が限定的
PayPay残高には以下の4種類があります。
・PayPayマネー
・PayPayマネーライト
・PayPayボーナス
・PayPayボーナスライト
それぞれの種類の違いとしては下記を参照にしてください。
種類 | 概要 | 本人確認 | 出金 | 送金 |
PayPayマネー | ・チャージしたPayPay残高 | あり | ◯ | ◯ |
PayPayマネーライト | ・チャージしたPayPay残高 | ー | × | ◯ |
PayPayボーナス | ・キャンペーンや特典で付与 | ー | × | × |
PayPayボーナスライト | ・キャンペーンや特典で付与 ・期間限定 | ー | × | × |
基本的な棲み分けとしては、PayPay残高にチャージされたものを「PayPayマネー/PayPayマネーライト」、キャンペーンなどで付与されたものを「PayPayボーナス」「PayPayボーナスライト」と呼びます。
より細かい分類として本人確認の有無や出金や送金への対応なども異なります。
PayPay残高の種類によっては、使用方法が限定的になってしまうことがあるので、自分が使っているPayPay残高がどれに該当するかを把握しておきましょう。
お得なキャンペーン
PayPayは定期的にお得なキャンペーンを実施しています。
過去には最大50%還元キャンペーンや、抽選で100%還元がされるキャンペーンなどを実施していました。
PayPayを100%お得に利用するためにはキャンペーン情報のキャッチアップが不可欠です。
公式サイトをチェックして情報を入手してくださいね。
PayPay(ペイペイ)の始め方
PayPayの始め方について以下の3つのポイントを解説していきます。
・アプリのインストール
・残高をチャージする
・QRコードの読み取り
初めての方でもわかりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
①アプリのインストール
PayPayアプリをインストールして利用登録するまでの流れを解説します。
以下の手順で操作を行ってください。
①PayPayアプリをインストールする「GooglePlay」「App Store」
②アプリを起動して電話番号とパスワードを入力する
③SMS(メッセージ)を受け取って記載された認証コードを入力する
④登録完了
登録まで簡単なので迷う心配もありません。
②残高をチャージする
PayPay残高をチャージする流れを解説します。以下の手順で操作を行ってください。
【銀行口座を登録する方法】
①PayPayアプリホーム画面の「•••」をタップする
②「銀行口座登録」をタップする
③登録銀行を選び、支店名・口座番号・口座の名義を入力する
④登録内容を確認して「登録手続きをする」をタップする
⑤各銀行ごとの案内に従って手続きを進める
⑥口座登録完了
【PayPay残高にチャージする方法】
①PayPayアプリホーム画面の「チャージ」をタップする
②チャージ金額を入力し、チャージ方法を選択する
③「チャージする」をタップする
④チャージ完了
チャージは1円単位から行うことができ、最低チャージ金額は100円となっています。
③QRコードの読み取り
PayPayを使って支払いをする流れを解説します。
以下の手順で操作を行ってください。
【QRコードを見せる】
①PayPayアプリホーム画面の「支払う」をタップする
②画面を店員い見せてバーコードを読み取ってもらう
③支払い完了
【QRコードを読み取る】
①PayPayアプリホーム画面の「スキャン」をタップする
②お店のQRコードを読み取る
③支払う金額を入力して店員に確認してもらう
④「支払う」をタップする
⑤支払い完了
※支払い方法はお店によって異なります。
使えるお店
PayPayが使えるお店について解説していきます。
使えるお店を分類すると主に以下の3つに分けることができます。
・全国の店舗
・ネットサービス
・公共料金
では、どんなお店で使えるのか詳しくみていきましょう。
①全国の店舗
お店の店頭やレジの横に「PayPay」のマークが掲示されているお店で利用することができます。
コンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店、家電量販店、百貨店など多種多様なお店で利用できるのが特徴です。
利用可能な店舗については「こちら」を確認してみてください。
②ネットサービス
ネットショッピングやネットサービスの支払いにPayPayを利用することができます。ビックカメラ.comやユニクロオンラインストアといったネットでのお買い物はもちろん、マクドナルドモバイルオーダーやUbereatsといったデリバリー・テイクアウトサービスの支払い方法としても利用可能です。
さまざまなサービスに対応しているので「こちら」を確認して、普段利用しているお店がないか探してみてください。
③公共料金
PayPayでは、電気代・ガス代といった光熱費や健康保険料、固定資産税といった公共料金・税金の払込請求書に記載されたバーコードを読み取ることで支払いをすることができます。
コンビニや金融機関に行く手間もなくスマホ1つで支払いができるので、ぜひ活用してみてください。
なお、支払いが可能な公共料金については自治体によって異なります。
「こちら」を確認してお住まいの自治体で支払い可能な公共料金を調べてみましょう。
まとめ:PayPay(ペイペイ)のメリットを活用してお得なお買い物を楽しもう!
以上、本記事では、PayPayのメリットについて解説していきました。
「何となく良さそう。」と漠然としたイメージを持っていた方も今回の記事を読んで、PayPayがいかにお得なサービスなのかが理解できたのではないでしょうか。
導入店舗数が多くメインの支払い方法としても便利に使えますし、キャンペーンや特典が豊富で毎日のお買い物がよりお得になるので非常におすすめです。
今回の記事を参考にPayPayのメリットを活用しながらお得な買い物を楽しんでみてください。