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FC岐阜(エフシーぎふ)は、日本の岐阜県にホームを置く、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。「NPO法人FC岐阜スティックルバック」のサッカー部門のトップカテゴリーのチームである。概要
チームカラーやエンブレムなどは県花である「レンゲソウ」をモチーフとしている。 2001年4月、国体に向けて強化する目的で岐阜県サッカー協会により設立。翌2002年、岐阜経済大学が中心となって地域に根ざした総合スポーツクラブの実現を目指して設立された、「NPO法人スティックルバックスポーツクラブ(SSC)」が運営母体となった。SSCはまず陸上競技部門とサッカー部門を編成し、2004年からラグビー部門を設立。サッカー部門のトップチームはJリーグ加盟を目指すため、2006年8月30日に(株)岐阜フットボールクラブを設立し独立した形となった。 2008年Jリーグ加盟。これに伴いSSCのサッカー部門の育成普及事業を(株)岐阜FCに移管、SSCを現在の「NPO法人FC岐阜スティックルバック」に名称変更した((株)岐阜フットボールクラブとの業務提携について)。 SSCのサッカー部門は以下の編成となっている。- FC岐阜 - 2001年設立。(株)岐阜FCが運営。
- * FC岐阜 - 2008年Jリーグに加盟。
- * FC岐阜SECOND - 2006年に「FC岐阜B」として設立、2008年名称変更。2012年のぎふ清流国体を目指して編成。
- * 下部組織 - 2008年にSSCのジュニアユースおよびサッカースクールから移管。
- ** U-18、U-15、U-14、スクール
- FC岐阜教員 - 岐阜県教育委員会の教員チーム。
- FC岐阜ユニバ - 岐阜経済大学サッカー部。
- FC岐阜BELTA - 女子チーム。1985年に「岐阜女子フットボールクラブ」として設立、2005年にSSC加盟。
- FC岐阜シニア
- FC岐阜フットサル
クラブの歴史
2005年シーズン
- 元名古屋グランパスエイトの森山泰行が入団。この森山の入団がきっかけとなり、クラブはJリーグ昇格を本格的に目指す事となる。最終節前節までは3位だったが最終節に7対0の大量得点で、奇跡的大逆転の得失点差「1」で上回り東海社会人リーグ2部を2位で終え、2006年シーズンの1部リーグ昇格を決めた。これは試合会場の名前から「口論義の奇跡」として語り種になっている。
2006年シーズン
- シーズンイン前にJリーグ加盟を前提としたFC岐阜法人設立準備室(室長 吉田勝利)が出来る。
- 東海1部リーグで21世紀以後の4回中3回優勝した実力を持つ静岡FCに勝ち点差11を付けて、全14試合のリーグ戦で12勝2分け土付かずの独走で初出場優勝を決め、JFL昇格チームを決める、[[全国地域リーグ決勝大会 (サッカー)|全国地域リーグ決勝戦]]への東海リーグ枠での出場権獲得を決めた。
- 地域リーグ決勝大会の決勝リーグではTDKに次いで2位に入り、JFLに所属するロッソ熊本のJFLからJ2への昇格が見送られた為、ホンダロックとの入れ替え戦が決定した。入れ替え戦では、第1戦を4-0、第2戦を4-1で完勝して2007年からのJFL昇格が確定した。岐阜県勢のチームがJFL以上の全国社会人サッカーリーグの出場権を得たのは西濃運輸サッカー部(旧・ジャパンフットボールリーグ。1997年休部)以来のことである。
- 8月30日、運営業務会社「株式会社岐阜フットボールクラブ」(代表取締役 鈴木誠)が設立された。
2007年シーズン
Wikipedia画像へのリンク(Jリーグ入会を祝って岐阜市庁舎に掲げられた横断幕)- 2007年1月、Jリーグ準加盟申請を行うが常勤役員1名、常勤スタッフ2名の確保という条項を満たしておらず継続審議となる。しかし同年3月に行われた再審議の結果、「経営基盤の強化」という条件付で準加盟が承認された。その後8月末までに経営の改善を求め、ヒアリング審査を行った上で9月に正式な準加盟承認を目指すとしたが、Jリーグがそれを見送り、12月まで猶予することに。
- 2005年から顧問としてチーム運営に携わっていた、GM第一人者とも言われる元サンフレッチェ広島総監督今西和男が、2007年1月GMに就任した。また6月21日にJFL第17節から、戸塚哲也監督に代わって松永英機ヘッドコーチがチームの指揮を執ることになった。
- 中盤こそ2連敗の試合が続いたが、3連敗以上はせず、安定した戦いぶりを見せた。しかし11月26日にあった佐川急便SCとのホーム最終戦で大敗(1-3)を喫し、J2加盟できるかどうか微妙になったが、12月2日のアルテ高崎との対戦に勝利してシーズンを3位で終了しJ2加盟の順位上の条件を達成し、12月3日に開催されたJリーグの臨時理事会で2008年度からJ2でプレーすることが正式決定された。なおJリーグチーム誕生は東海3県においては、名古屋グランパスエイトについで2チーム目である。
- :FC岐阜からのコメント→http://www.fc-gifu.com/news/2007/12/2008j.php、Jリーグ公式サイトの関連ニュースリリース→http://www.j-league.or.jp/release/000/00002135.html
- FC岐阜からのコメント→http://www.fc-gifu.com/news/2007/12/2008j.php、Jリーグ公式サイトの関連ニュースリリース→http://www.j-league.or.jp/release/000/00002135.html
2008年シーズン
- J2に昇格して初のシーズンとなり、序盤戦はJFLからの昇格の勢いも手伝って好調な成績を残し、一時は3位(第4節)、1順目終了時には8位になったものの、シーズン中盤からは攻撃陣の決定力不足と、チーム対戦が一巡したことで戦略面での分析が他チームによって解析されたこと、さらに1順目に失点が多かったことから導入した守備重視のチーム設計が裏目に出たこともあってか、引き分けの多い試合展開、もしくはゲーム終盤に失点を招くという試合が多くなった。特に2順目終了から3順目に差し掛かった7月12日~9月23日の間までは引き分けを挟んで8連敗(うち8月24日~9月23日までは引き分けなしで6連敗)となり、9月7日のサンフレッチェ広島戦では7失点、同月15日のセレッソ大阪戦では6点を取られる大敗を喫した。これらがきっかけとなってチームが失速。成績も13位で終えることとなった。
- シーズン終盤には、折からの経営危機がチーム運営に水を差すことになり、12月1日にはレギュラー選手を含む15人の大量解雇を発表する事態になった。
- 典型的な「外弁慶」のシーズンでもあり、10勝のうち、ホームではわずか3勝しか挙げられなかったのに対し、アウェイでは7勝を挙げている。アウェイで大勝することも多いが(水戸ホーリーホックからはアウェイ2試合を3点以上挙げて勝利しているほか、アビスパ福岡や、シーズンを通じて2勝を挙げたモンテディオ山形からも大勝している)、対照的にホームでは接戦で勝つのがやっとであった。(2009年にファジアーノ岡山に4-0で大勝し、ようやく岐阜サポーターの前で、2点差以上をつけて勝利した。)また、ホーム・アウェイ関係なく大敗を食らうことも多く、特に3戦3敗を喫したセレッソ大阪からは3試合で合計12失点(得点数は0)を食らっている。
2009年シーズン
- 昇格2年目のシーズンは、昨シーズン15人の選手を解雇したため、新たに15人の選手を獲得。そのうち大学生が9人、高校生が2人と若手を中心に補強をし、Jリーグの他チームからの補強を一切しなかった。
Jリーグ参入への道のり
ホームスタジアム問題
Jリーグ参入へ様々な課題が残されていたが、そのひとつとして挙げられたのが「ホームスタジアム」の確保である。当時長良川球技メドウを主に使用していたが、長良川球技メドウの収容人数が3,560人なのに対し、Jリーグが定める規定によると- 「収容人数:10,000人以上。最低メイン、バックスタンドは個人席またはベンチシート。ただし芝生席は観客席とみなされない」
経営状態問題
- Jリーグ経営諮問委員会で経営状態が指摘され、2007年10月に岐阜市内の製菓会社社長を理事長とする「FC岐阜個人持株会」を設立し、1口5万円での出資募集を開始した(なおこの持株会には、「試合以外で個人としてもチームを支えたい」として、小峯隆幸が入会したことも有名となった)。持株会発足以降、駅前などでサポーター達が出資の呼びかけを訴える街頭活動を行っている。この結果2007年12月20日現在で180口・計900万円が集まっている。
- それでもなお苦しい状況からは脱却できず、2008年シーズンに至っては、運営にとって重要な収入源の一つであるユニフォームの胸・背中・袖にスポンサーが全く付かない状態が続くことになった。
- 2008年シーズン終了時現在、3億366万円の累積赤字と1億4,616万円の債務超過に陥っている状況である。そのため、Jリーグより公式試合安定開催基金から5,000万円の融資を借入するに至った(この事態はザスパ草津に次いで2例目)。
チーム成績・歴代監督
年度 所属 試合 勝点 勝利 敗戦 引分 得点 失点 得失 順位 監督 2001年 岐阜県 10 25 8 1 1 ? ? ? 2位 勝野正之 2002年 岐阜県
1部10 30 10 0 0 ? ? +36 優勝 2003年 10 30 10 0 0 ? ? +30 優勝 2004年 東海2部 14 24 8 6 0 22 21 +1 3位 2005年 16 25 9 1 5 27 7 +19 2位 2006年 東海1部 14 38 12 0 2 46 3 +43 優勝 戸塚哲也 2007年 JFL 34 60 17 8 9 45 31 +14 3位 戸塚哲也→松永英機 2008年 J2 42 42 10 20 12 41 69 -20 13位 松永英機 所属選手(25名)
※背番号は2009年時点。2008年以前の選手はFC岐阜の選手一覧を参照。Pos No. 選手名 前所属 備考 GK 1 Image:Flag of Japan.svg>20px 野田恭平 FC琉球 2009年新加入 21 >| 20px 水谷允俊 FC岐阜 Bチーム 22 >| 20px 重成俊弥 境高校 2009年新加入 DF 2 Image:Flag of Japan.svg>20px 野本泰崇 筑波大学 2009年新加入 3 >| 20px 菊池完 FCフエンテ東久留米 4 >| 20px 田中秀人 筑波大学 2009年新加入 5 >| 20px 川島眞也 アビスパ福岡 6 >| 20px 秋田英義 ガイナーレ鳥取 2009年新加入 17 >| 20px 野垣内俊 四日市大学 2009年新加入 19 >| 20px 冨成慎司 福岡大学 2009年新加入、岐阜県出身 25 >| 20px 橋内竜真 東海大学付属第五高等学校>東海大学第五高校 MF 7 Image:Flag of Japan.svg>20px 菅和範 高知大学 8 >| 20px 徐冠秀 :en:Suwon City>水原市庁 2009年新加入 11 >| 20px 高木和正 モンテディオ山形 14 >|20px 嶋田正吾 SAGAWA SHIGA FC>佐川急便SC 15 >| 20px 永芳卓磨 筑波大学 2009年新加入 20 >| 20px 染矢一樹 奈良産業大学 2009年新加入 23 >| 20px 橋本卓 ヴェイレBK 2009年新加入 FW 9 Image:Flag of South Korea.svg>20px 朴俊慶 九州産業大学 2009年新加入 10 >| 20px 片桐淳至 アルテ高崎 岐阜県出身 13 >| 20px 大友慧 TDKサッカー部>TDK SC 16 >| 20px 西川優大 筑波大学 2009年新加入 18 >| 20px 佐藤洸一 四日市大学 2009年新加入 24 >| 20px 片山真人 松本山雅FC 26 >| 20px 車東訓 秀岳館高等学校>秀岳館高校 2009年新加入 ユニフォーム
チームカラー
緑色ユニフォームについて
チームカラーの緑を基調としている。ユニフォームスポンサー
掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考 胸 なし 背中 なし 袖 なし パンツ なし トレーニングウェアスポンサー
掲出箇所 スポンサー名 表記 備考 胸 ピグリ PYGLI 背中 アクトス スポーツクラブ アクトス 袖 飛騨・美濃すぐれもの 飛騨・美濃すぐれもの ユニフォームサプライの遍歴
- 2006年~2007年 [[ロット (企業)|Lotto]]
- 2008年~ ミズノ
歴代ユニフォームスポンサー年表
年度 胸 袖 背中 パンツ サプライヤー 2006年 アクトス - アサヒ給湯 - Lotto 2007年 - - アクトス - Lotto 2008年 - - - 名進研 Mizuno 2009年 - - - 名進研/- Mizuno メディアについて
- FC岐阜の情報は、スポンサーでもある地元のマスコミ(岐阜新聞・岐阜放送、シーシーエヌ、中日新聞社、中日スポーツ)が主に伝える。なおそのほかのマスコミでも、特集が組まれたりすることがある。また、メ〜テレもオフィシャルスポンサーである。
- JFL時代
- 試合の中継は、地上波では岐阜放送が2006年度のシーズン中に、数回中継している程度であるが、ケーブルテレビでは、シーシーエヌにてホーム戦を主に中継される(ちなみにシーシーエヌでは、応援番組も放送中)。
- なお2006年12月17日・23日にそれぞれホーム&アウェイ方式で開催される、JFL入れ替え戦(vs.ホンダロック)の試合を、17日は岐阜放送ラジオ、シーシーエヌ、23日は岐阜放送テレビ、シーシーエヌでそれぞれ生中継された。
- Jリーグ昇格後
- 2008年シーズンでは2月24日に開催された『プレシーズンマッチFC岐阜VS名古屋グランパス』の地上波中継はメ~テレが深夜に録画中継を行ったほか、岐阜放送がスカイパーフェクTV!向けに制作し、後日パーフェクト・チョイスにて無料放送された。レギュラーシーズンはNHK岐阜放送局(J2開幕戦3月9日の生中継が最初)と岐阜放送(3月16日の生中継が最初)とメ〜テレ(3月23日の録画中継が最初)で中継が行われる。なお、スカパーでの中継では、Jリーグからの委託を受けて、業務提携関係にあるぎふチャンテレビとメ~テレが試合ごとに映像を製作している。
- ラジオ番組
- *東海ラジオ放送 週刊!サカラジ 毎週月曜日 19:20~19:45
- *岐阜エフエム放送 GO GO FC岐阜~Road To J1~ 毎週木曜日 8:45~8:50(「MORNING BIRD」内)
- テレビ番組
- *岐阜放送 ゴォール!FC岐阜 毎週金曜日 21:15~21:30
- *テレビ番組 NHK岐阜放送局 ほっとイブニングぎふ
- :毎週月曜日 18:30~19:00(challenge!FC岐阜というコーナーで主に試合のハイライトを放送)
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- 毎週金曜日 18:30~19:00(Forza!FC岐阜というコーナーで主に次節の試合告知や練習風景等を放送)
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関連項目
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





