旅行や出張で飛行機を予約したいとき、少しでも安くなる方法を模索する方も多いでしょう。しかし飛行機の予約は、各航空会社の直予約や予約サイトを利用する方法など豊富にあるので、比較するには手間がかかります。

「どこで予約すればいいかわからず、結局いつもの方法で予約してしまう…」なんて方も少なくないでしょう。

そこで本記事では飛行機を格安で予約できる方法を紹介し、特徴などを詳しく解説していきます。JALやANAでも安く乗れる方法がありますので、ぜひチェックしてみてください。

格安はどこ？飛行機予約おすすめサイト

まずは飛行機予約でおすすめのサイトをご紹介します。

エアトリ

「エアトリ」は、JALやANAなど大手航空会社からLCCまで網羅した、飛行機比較予約サイトです。各航空会社から自社で航空券を仕入れているため、格安のチケットを購入できます。

国内航空券が強いエアトリですが、最近では海外航空券の取り扱いも豊富になってきました。またホテルや夜行バスも同時予約できるため、旅に必要な移動や宿泊を全てエアトリで完結できます。

無料会員に登録すると購入額の2%がポイントとして加算されるサービスが魅力的。次回の予約時に1ポイント1円で利用可能ですから、利用するだけお得になります。

LCCのセールやANAの「SUPER VALUE」、JALの「先得」など各航空会社の早割サービスも対応しています。

ただし決済手数料とキャンセル手数料がかかるため、予約変更の可能性がある人は注意しましょう。

【エアトリはこちらから】

エクスペディア

格安チケットなら「エクスペディア」と言われるほど、旅好きには有名なサイトです。航空券＋ホテル予約を格安でできますが、特に航空券の安さは随一。

海外チケットは必ずエクスペディアを利用するといった口コミも多く見られます。

４割安くなる旅行割的なもので、もしかしたらじゃらんのほうがいいのかなー？と思って検索してみたらエクスペディアのほうが遥かに安かった！４割引きになってもじゃらんのほうが高い！どゆこと！？

— 中井結 (@musubu_nakai) October 5, 2022

ちなみに私も海外旅行では、エクスペディアの検索した料金をベースに、各予約サイトを比較検討します。飛行機チケットとホテルをセットで予約すると、「AIR＋割」でホテル料金が半額になるなど、かなりお得です。

カスタマーセンターの対応についてあまり良くない口コミも見られますが、日本語も通じますし、繁忙期でなければ問題ないでしょう。実際私も予約の問い合わせでカスタマーセンターを利用しましたが、流暢な日本語で詳しく説明してくれましたので、安心できました。

とはいえ、予約の変更などは柔軟に対応できないため、確約した旅行のときに利用しましょう。

エクスペディアはこちらから

ソラハピ

ピーチからANAまで国内格安航空券を比較検索できる「ソラハピ」は、サイトの使いやすさが人気です。シンプルなデザインなので、操作性がよく、初めての予約も安心。JAL、ANAなど大手航空会社はもちろん、LCCなど全ての国内線航空券を取り扱っています。

株主優待割引の航空券も予約できますから、直前予約は航空会社よりもソラハピが狙い目です。事務手数料が安く、24時間電話対応している点もメリットです。

とにかく安く航空券を買いたい人に最適です。

【ソラハピはこちらから】

NAVITIME Travel

会員登録なしで当日便の申込もOKな「NAVITIME Travel」。国内14社すべての路線・フライトを検索可能です。乗り換え便もスムーズに検索できます。

飛行機予約だけではなく、路線やフライト、ホテルなどの遅延状況なども確認できます。さらに地図機能で、おすすめのレストランやホテルを表示してくれるため、初めて訪れる場所の旅行プランが立てやすくなっています。

会員登録やログインなしで予約できますから、面倒な手間がかかりません。

トラベリスト

トラベリストは、国内のANA・JAL・LCCを一括で比較することで、簡単に最安値の航空券予約サイトです。

安心・安全な旅行をサポートする「旅行保険」、LINEを使った「値下がり通知」などサービスも充実しています。直前の申込でもお得に購入できる独自の券種「特割ワイド」などもありますから、チェックしておきたいサイトです。

ホテルはあまり安くありませんので、別サイトで予約しましょう。

パックで格安！飛行機＋宿泊予約のおすすめサイト

飛行機と一緒にホテルも予約したい場合は下記のサイトがおすすめです。

じゃらん

JALとANAの格安パックがお得な「じゃらん」。全国26,000以上の宿・ホテルが24時間予約できます。

リクルートが運営しているため、サービスもカスタマーセンターの対応も充実しており、安心感があるサイトです。支払い後も宿泊日までの一定期間、キャンセル料がかからないので、無料で取り消せます。

定期的にお得なクーポンが発行されますので、表示価格よりもさらにお得になることも。時期によっては、ホテルを最安値料金で予約できます。ポイントも貯まりやすく、次回の予約がお得になるなど、メリット満載のサイトです。

楽天トラベル

楽天が運営する「楽天トラベル」は、「ANA楽パック」「JAL楽パックなど航空券パックと、ホテル単体予約が人気のサイトです。

スーパーセールなどでお得なクーポンがあるときは、じゃらんやYahooトラベルと比較しても断然安くなるため、見逃せません。

しかもじゃらん同様、キャンセル料が一定期間かからないのも魅力。楽天ポイントが貯まる使える点も大きなメリットです。

パックで行かなきゃいいのよ。
lccのキャンペーンで安い飛行機取って、楽天トラベルかじゃらんでホテル予約。
これで十分やすいです。九州の温泉はアクセスしやすので、オススメ。 pic.twitter.com/ONUwKzqsJR

— エスパーハウス＠京都パチスロ (@esperhouse) October 14, 2022

JAL/ANAの飛行機を安く予約するポイント

「JALやANAは高い」という印象を持つ方も多いでしょう。しかし予約の方法や時期によっては、LCCよりも安く購入できることも少なくありません。

機内の広さやサービスの充実度、安心感などを総合的に判断しても、やはり大手航空会社は快適です。子供におもちゃのサービスがあったり、空いているときは好きな席に移動させてくれたり、大切な楽器や荷物を座席に置かせてくれたりと、柔軟な対応も魅力の1つです。

そこでここからは、大手航空会社を安く予約するポイントを解説していきます。

航空会社発行（提携）のクレジットカードでマイルを貯める

ANAやJALのマイルが貯まるクレジットカードを通常の生活で利用すると、貯まったマイルを航空券に交換できます。

例えばANAアメリカン・エキスプレス・カードは、1000ポイントを1000マイルに以降可能です。JALカード CLUB-Aゴールドは、1.0〜2.0%が還元されますので、マイルが貯まりやすいカードです。

家賃や携帯電話料金、食費に至るまで、マイルが貯まるカードで支払いすれば、航空券を特典として入手できます。

早割を利用する

各航空会社は搭乗日を起点にして、◯日前に予約をする条件で航空券が安くなる早割サービスを提供しています。

例えば、ANA国内線の早割「SUPER VALUE」は、最大85％ほど安くなることも。JALは「先得」プランで最大87%割引があります。

このような早割を利用すれば、ピーチなどのLCCよりも安くなることがあるためお得です。あらかじめ搭乗日が確約している旅行なら、早めに予約したほうがお得になりますので、ぜひ利用しましょう。

しかし多くの早割チケットはキャンセル、変更不可で、取り消し手数料がかかります。あくまでも変更しないことを前提として利用しましょう。

株主優待券の航空券を購入する

企業が発行する株を保有している株主に配られる株主優待券チケットは、通常料金よりも半額ほど安く購入できます。

株主優待券チケットは「ソラハピ」や「国内格安航空券スカイチケット 」を利用すると株主でなくても購入可能です。ただ、早割の方が安くなることが多いため、直前予約の際に利用するといいでしょう。

直前予約なら旅行会社が安い

早割などが利用できない直前予約の場合は、旅行会社で購入する方が安くなります。

航空券を販売する旅行会社は、チケットを在庫として購入しています。しかし、全てが売れるわけではなく、余ることもあるでしょう。そこで、直前に余っているチケットを格安で販売していることも少なくありません。

しかも宿と航空券がセットになっているものは、大幅な割引が行われていることも多いため狙い目です。

このようなチケットなら、直前でも飛行機チケットを安く購入できます。

LCCの飛行機をさらに安く予約するポイント

格安料金で搭乗できるLCCも、一工夫すればさらに安く購入できます。ここからはLCCに安く乗るポイントを解説します。

LCCのセールを利用する

ピーチセールが有名ですが、LCCも年に数回セールがあります。かなり先の予約になりますが、片道2,000円台で搭乗できるなどかなり安くなりますのでお得です。

通常では考えられないくらい大幅に値引きされるため、ピーチセールを軸に旅行を計画する人も少なくありません。

LCCによっては会員限定で先行予約をすることもあるため、メルマガなどに登録しておきましょう。

早朝や夜遅くの搭乗時間を選ぶ

飛行機の料金は、ニーズが高い時期や時間帯に高くなります。多くの人が選ぶお昼便は高くなる傾向がありますので、人が選ばない早朝や夜遅くの便を選ぶだけでも安く購入できます。

この方法はセールと併用できますから、さらに安く飛行機を予約したいときにおすすめです。

荷物を少なくする

LCCは徹底したコストダウンを図っていますので、燃料費に大きく影響する荷物の重量に厳しく、追加料金がかかります。ピーチなら1,800円〜2,800円ほどかかるため、もったいないですよね。

この料金がプラスされると、ANAやJALの早割より高くなってしまうため、注意が必要です。そもそも預ける荷物がなければ追加料金は発生しません。

LCCに乗るときは荷物を少なくして、荷物料金を無料にするのも安く乗る効果的な方法です。

飛行機を安く予約するときの注意点

飛行機を安く予約できるのはお得で嬉しいことですが、下記のような注意点もあります。

• LCCの場合、キャンセル不可払い戻しなし
• ANAやJALの早割チケットも基本的に予約変更不可
• 中継ぎ便あり海外航空券は時間がかかる
• 航空券予約サイトで購入すると取り消し手数料が高い

「安く買う」ということに関しては、格安航空券には大きなメリットがあります。しかし、購入後のキャンセルが認められないなどの制限があるため、注意が必要です。

特にLCCは、天候悪化による欠航でも払い戻しされないことがあります。旅行の計画を立てるときにLCCを選ぶデメリットをよく理解しておきましょう。

また、ANAやJALの早割チケットも予約変更不可となります。便を変更する際は、一旦取り消し手数料を払ってキャンセルし、新しい便を新たに購入するしか方法はありません。

払った飛行機代の6割程度が戻ればいいほうですから、予定が定まっていない状態で安易に予約しないようにしましょう。

先ほどご紹介した航空券を安く購入できる予約サイトも、キャンセルには高額な手数料がかかります。

宮古島旅行はコロナで中止。

エクスペディアで46,000円で予約していたが、宮古島は来るな！のスタンスなのにキャンセル理由は自己都合になり24,000円も取られるwスカイチケットは31,000円ぐらい取られるwwキャンセル処理は2〜3ヶ月もかかる！

コロナを甘く見てた僕が悪い！
楽しみ方を変えるか😌

— いなばっち (@inabatweet) August 14, 2020

口コミでは、名前のローマ字を間違えただけでキャンセル料を請求された例もあります。

スカイチケット使う人注意！

名前のローマ字間違えただけで
キャンセル不可+クソ高いキャンセル料つきます

しかも別途でチケット購入料

もう絶対使わんw w w w w w 🤮🤮 pic.twitter.com/29jPtJFKz5

— にむにむ (@moqurinkco) February 9, 2020

特に海外で運営されているサイトは、融通がきかず連絡も取りづらいため、申し込みは誤りがないように細心の注意を払いましょう。

まとめ

本記事では飛行機を格安で予約する方法をご紹介しました。飛行機はLCCが一番安いと勘違いしてしまいますが、時期によってはキャンペーンやセールが行われていますので、ANAやJALの方が安い場合もあります。

特にLCCのピーチは、席の予約や預入荷物で加算される料金が高いため、「結局あまり安くなかった」ということも少なくありません。

飛行機を予約する際は、真っ先にLCCサイト…ではなく、本記事でご紹介したサイトで比較してみてください。